中銀は今年のクレジット伸び率を11.0%と予想

ブラジルの経済停滞並びにインフレ指数を抑制するための政策誘導金利(Selic)の高止まり、延滞率の上昇を防ぐための与信強化などの要因で、今年の商業銀行の平均クレジット伸び率は前年比11.0%増加にとどまると中銀では予想している。

今年の商業銀行の平均クレジット伸び率が11.0%増加にとどまれば世界金融危機が発生した2008年以降では最低の伸び率を記録すると予想されており、また2月の過去12か月間のクレジット伸び率は11.0%増加にとどまっている。

今年のGDP伸び率は製造業部門の停滞が牽引してマイナス1.0%を記録すると予想されており、2月のクレジット残高はGDP比58.6%に相当する3兆260億レアルとなっている。

2月の商業銀行の平均クレジット年利は40.6%と過去4年間で最高の金利を記録、一般消費者向けの平均クレジット年利は54.3%と過去最高の金利まで上昇して記録を塗り替えている。

2月の一般的に特別小切手税と呼ばれる口座借越残クレジット年利は214.2%、クレジットカードの借越残クレジット年利342.2%を記録、しかし中銀のツーリオ・マシエル経済班主任はSelic金利が12.75%に達しているにも関わらず、延滞率は過去最低水準で推移していると説明している。(2015年3月26日付けエスタード紙)

 

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