金利低下に伴って海外投資家のブラジル国債所有比率が減少

継続する経済リセッションやラヴァ・ジャット汚職問題関連の政治危機などの要因で、2015年下半期から海外投資家のブラジル国債の所有比率が継続して低下、更に2016年10月まで維持していた政策誘導金利(Selic)14.25%が減少サイクルに突入して現在は8.25%まで低下している。

政策誘導金利(Selic)の減少サイクル入りで、今年9月の海外投資家のブラジル国債所有比率は、8月の12.66%から12.57%に低下して資金が海外に逃避しており、昨年12月の海外投資家のブラジル国債所有比率14.33%から2ポイント以上減少している。

海外投資家のブラジル国債所有比率が18カ月連続で減少する一方で、9月のブラジル国内の年金ファンドのブラジル国債所有比率は、25.2%と8月の25.05%から上昇している。

今年9月の今後12カ月間に償還期間を迎えるブラジル国債は17.57%と前月よりも1.0ポイント増加、また平均償還期間も短縮してきている。9月のブラジル対内債務残高は前月比0.79%増加の3兆4,300億レアル、今年の国庫庁の年間ファイナンスプラン(PAF)では、ブラジル対内債務残高を3兆4,500億レアル~3兆6,500億レアル以内で収めなければならない。

国庫庁では8月の過去12カ月間の対内債務残高の利払いは10.85であったが、9月には政策誘導金利(Selic)の低下に伴って10.68%まで低下している。(2017年10月24日付けヴァロール紙)

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