9月の鉱工業生産はCOVID-19パンデミック前の水準に戻る(2020年11月10日付けエスタード紙)

ブラジル地理統計院(IBGE)の鉱工業部門生産調査(PIM)によると、2020年9月の前月比の鉱工業部門生産は、調査対象の15地域のうち11地域で増加を記録、また9州でCOVID-19パンデミック前の水準に回復している。

9月の鉱工業部門生産がCOVID-19パンデミック前の水準に回復した州は、アマゾナス州、セアラー州、ミナス州、ゴイアス州、サンパウロ州、パラー州、サンタ・カタリーナ州、パラナ州並びに南大河州となっている。

ブラジル国内の鉱工業部門生産を牽引するサンパウロ州の9月の鉱工業生産は、前月比5.0%増加で5か月連続で増加を記録。過去5か月間の累計伸び率は46.6%増加して、COVID-19パンデミック前の2月の生産を4.4%上回っている。

9月の鉱工業部門生産で最も増加したのはパラナ州の7.7%増加、特に自動車部門並びに機械・装置部門の生産増加が牽引、COVID-19パンデミック前の2月の生産を0.5%上回っている。

9月のリオ州の鉱工業部門生産は、マイナス3.1%で州別では最悪のインパクトを記録、今年5月~8月までの4か月間の累計生産は19.8%を記録していた。また燃料・石油派生品部門の落込みが激しくCOVID-19パンデミック前の2月の生産よりもマイナス2.6%に留まっている。

9月のペルナンブーコ州の鉱工業生産はマイナス1.3%、COVID-19パンデミック前の2月の生産よりもマイナス0.3%に留まっているが、8月は2月の水準まで回復していた。

また今年9月のブラジルの鉱工業部門生産は前年同月比3.4%増加、調査対象の15地域のうち12地域で増加、2019年11月から10か月ぶりに増加に転じている。

9月のサンパウロ州の鉱工業生産は、特に砂糖生産の大幅増加を記録した食品部門並びに石油派生品部門生産が牽引して、前年同月比4.9%増加している。

前期同様にアマゾナス州は14.2%、パラー州8.1%、セアラー8.5%、サンタ・カタリーナ州7.6%それぞれ増加した一方で、エスピリット・サント州はマイナス11.0%、マット・グロッソ州マイナス6.2%、バイア州はマイナス1.9%であった。

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