ペトロブラス石油公社は、傘下の石油製油所のディーゼル燃料価格の1リットル当たりの卸値価格を5日から3.5%に相当する20センターボス値下げの5.41レアルに設定、同社のディーゼル燃料価格は約50日間にわたって据置されていたが、国際コモディティ価格並みの価格への変更で交渉が行われていた経緯があった。
8日のブラジル燃料輸入業者協会(Abicom)の発表によると、ペトロブラスが傘下の石油製油所のディーゼル燃料価格を1リットル当たり0.2レアル切下げて4日が経過したが、石油の国際コモディティ価格の減少及びレアル通貨に対するドルの為替の減少で、ブラジル国内のディーゼル燃料価格は、海外よりも14.0%と依然として大幅な価格差が生じている。
ブラジル国内のディーゼル燃料価格を海外との価格差を失くするためには、1リットル当たりの国内のディーゼル燃料価格は0.64レアル値下げする必要があるが、ペトロブラスは、今月5日からディーゼル燃料価格は3.5%引き下げていた経緯があった。
ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、石油の国際コモディティ価格の変動が激しにも拘らず、最近の石油の国際コモディティ価格は、1バレル当たり100ドルを割り込んで推移している。
今年7月末にペトロブラスは2回連続で値下げ、1リットル当たり0.35レアル値下げしたが、ブラジル国内のガソリン価格は、メキシコ湾岸価格よりも依然として8.0%に相当する1リットル当たり0.28レアル高い。
昨年末に民営化されたMataripe製油所をコントロールしているAcelen社は、ブラジル国内の石油派生品の14.0%のマーケットシェアを持っているが、毎週ガソリン及びディーゼル燃料価格を調整。同社の卸売価格は海外市場価格よりも僅か5.0%高いが、ペトロブラスの価格を下回っている。
5日 Acelen社はディーゼル燃料価格を7.5%、ガソリン価格を9.0%それぞれ値下げ、ペトロブラスの価格をそれぞれ下回っている。








