マリンガ市の日本公園担当責任者が表敬訪問

 パラナ州の日本移民百周年二大プロジェクトの一つであるマリンガ市の日本公園建設のための造成の進行状況報告を兼ねて、マリー・クリスチーナ・吉井・富居チーフマネージャー、マリンガ市のSISA建設エンジニアのクラウジオ・春雄・向井氏、SUPRARSC社のカーチア・ロッシャ女史、エレーナ・コダマ女史が8月15日に商工会議所を訪問、平田事務局長が応対した。

マリンガ市役所では専門の職員を雇い率先して計画を推進、既に公園の運営および維持管理のために公益民間団体(OSCIP)「ジャパン・パーク―移民百年記念祭」が発足、日本庭園は約5万2,000平米と最大の面積を占め、桜広場、池と浮島、石庭、茶室、観月台や日本レストランの建設が予定され、また庭園内には約1キロに及ぶ散策道も造成され、また移民記念会館、移民モニュメントも造成され、公園保全として公園内の樹木の選定や盆栽教室などもすでに実施されており、将来を見据えた素晴しいプロジェクトが進んでいる。

庭園の横には劇場を含んだ1,500人収容の文化センターを建設、560人収容の劇場はオーケストラボックスを備え、イベントエリアには4つに区切ることのできる大広間と4つの教室を造り、生け花や折り紙、陶芸、墨絵などの日本文化を市民に提供、駐車場はテントを取り付けられるように設計、屋外イベントにも対応を予定している。

 移民100周年記念プロジェクトーマリンガ日本公園

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コダマ女史/平田事務局長/クリスチーナ吉井チーフマネージャー/ロッシャ女史/向井春雄技師

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=31580