事務局便り JD–043/18 在サンパウロ日本国総領事館における知的財産担当官についてのご案内

                                                                                       事務局便り JD–043/18
                                                                                       2018年6月29日
会員各位

在サンパウロ日本国総領事館における知的財産担当官についてのご案内を頂きましたので、会員企業各位に転送させて頂きます。
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ブラジル日本商工会議所会員の皆様へ

平素より大変お世話になっております。
在サンパウロ日本国総領事館からのお知らせです。

海外進出をする日本企業にとって、進出先での模倣品・海賊版への対応は重要です。また、日本企業が有する技術、ブランド、魅力あるコンテンツといった知的財産を海外で収益につなげていくためには、知的財産権の適切な保護と活用が不可欠です。

そのため、外務省では、海外における日本企業の知的財産関連の相談対応窓口として、各在外公館(大使館、総領事館等)に知的財産担当官を配置しているところであり、当館では上田領事(経済班)が知的財産担当官を務めています。

ご相談をいただいた場合、JETROサンパウロ、ブラジル日本商工会議所、外務本省等とも連携し、可能な限りのサポートをさせていただきますので、知的財産権侵害の被害を受けた際には、下記連絡先までご連絡をいただけますと幸いです。

【連絡先】
在サンパウロ日本国総領事館
領事(経済班) 上田 基仙
電話:(11) 3254-0100
FAX:(11) 3254-0110
Email:motonori.ueda-2@mofa.go.jp

皆様、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

※ 外務省における知的財産保護の取組については以下の外務省ホームページに掲載されておりますので、ご参照下さい。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/chiteki/index.html

 

 

Visacomp Consultores Associados LtdaのCeci Mizumoto Gimenez共営者が訪問

弁護士でVisacomp Consultores Associados Ltdaの水本セシ共営者と実業家の岩山明郎氏が2018年6月29日に商工会議所を訪問、応対した平田藤義事務局長並びに日下野成次総務担当と会議所入会などについて話し合った。

Toshiro Iwayama, Ceci Mizumoto Gimenez, Seidi Kusakano e Fujiyoshi Hirata

Foto: Rubens Ito / CCIJB

運輸サービス部会主催セミナーで意見交換会開催

運輸サービス部会の矢澤 吉史部会長(NTTブラジル)が2018年6月29日午後に商工会議所を訪問、平田藤義事務局長並びに日下野成次総務担当と運輸サービス部会主催のITセミナーについて意見交換を行った。

左手前から平田藤義事務局長/日下野成次総務担当/運輸サービス部会の矢澤 吉史部会長

Foto: Rubens Ito / CCIJB

インド資本Sterlite社が主要な電力エネルギー送電網を落札

昨日28日に国家電力庁(Aneel)は、サンパウロ証券取引所(BM&FBovespa)と証債権取引決済・保管センター(Cetip)が合併して設立されたB3で実施した電力エネルギー配電網の20ロットの入札を7時間遅れで実施した。

昨日の電力エネルギー配電網20ロットの入札には47企業が入札に参加したが、そのうち12企業は初めての参加、平均落札価格は入札価格を54.99%下回っている。

特にインド資本Sterlite社は、主要な電力エネルギー配電網の6ロットを落札、落札した電力エネルギー配電網の総延長距離は、全体の72.6%に相当する1,859キロメートル、予定投資総額は、全体の60.6%に相当する36億レアルが見込まれている。

今後3年間のSterlite社のブラジル国内向け投資は15億ドル、過去数年間のブラジル国内の投資総額は17億ドル、2022年までのラテンアメリカ地域の投資総額は40億ドルに達するとSterlite社のPratik Agarwal社長は説明している。

またブラジルの電力エネルギー部門向け投資は有望であり、数年後の投資残高は32億ドルに達すると説明、また電力エネルギー送電コンセッションの20年契約は、唯一ブラジルだけであるとAgarwal社長は説明している。

Sterlite社は、セアラー州と北大河州にまたがる541キロメートルのロット3を入札価格を58.54%下回る価格で落札、またペルナンブーコ州内の130キロメートルのロット4を入札価格を57.16%下回る価格で落札している。

またSterlite社では、セルジッペ州とバイア州にまたがる454キロメートルのロット7を入札価格を60.59%下回る価格で落札、パラー州内374キロメートルのロット15を入札価格を60.59%下回る価格で落札している。(2018年6月29日付けヴァロール紙)

帰国するEY社の林裕孝氏一行が訪問

5年間勤務後に帰国するEY社の林裕孝シニアマネージャー並びに後任の坂本融シニアマネージャー、同税務担当の西口阿弥パートナー、同税務担当の諸岡 朱美シニアマネージャーが2018年6月29日に商工会議所を訪問、林裕孝シニアマネージャーは応対した平田藤義事務局長に帰国挨拶、後任の坂本融シニアマネージャーは着任挨拶を行った。帰国後の林裕孝氏は、EY新日本有限責任監査法人 監査第5事業部 兼 JBS海外デスク 南米担当 hirotaka.hayashi@jp.ey.com

Fujiyoshi Hirata, Yu Sakamoto, Hakemi Morooka, Hirotaka Hayashi e Aya Nishiguchi

Foto: Rubens Ito / CCIJB

2018年5月の財政プライマリー収支は110億レアルの赤字に留まる

中銀の発表によると、2018年5月の中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支は、金融市場の予想220億レアルの赤字を大幅に下回る110億2,400万レアルの赤字に留まった。

今年5月の中央政府の財政プライマリー収支赤字110億2,400万レアルは、前年同月の293億8,700万レアルの約1/3まで減少して、5月としては2015年以降では最低の赤字幅を記録している。

5月下旬から11日間継続した全国規模のトラック運転手の国道封鎖抗議デモに対する連邦政府の終止対策として、ディーゼル燃料に対する補助金の年内の支出総額が95億レアルに達すると予想されているために、今年の中央政府の財政プライマリー収支の許容赤字1,590億レアルに接近すると予想されている。

また昨日中銀は、今年のGDP伸び率を2.5%から1.6%と大幅に下方修正したために、国庫庁の大幅な歳入減少が余儀なくされていることも中央政府の財政プライマリー収支の赤字幅拡大に繋がる。

5月の過去12カ月間の財政プライマリー収支赤字は、GDP比1.4%と許容範囲のGDP比2.2%を大幅に下回っていると国庫庁のマンスエット・アルメイダ長官は説明している。

今年初め5か月間の中央政府の財政プライマリー収支赤字は164億4,900万レアル、国庫庁のインフレ指数を差引いた実質歳入総額は35億レアルの連邦政府系ファンド(FSB)の支出にも拘らず、滞納税回収計画(Refis)並びにディーゼル燃料に対する社会統合基金/社会保険融資納付金(PIS/COFINS)の引上げ等で、前年同期比7.9%増加の5,112億9,400万レアルを記録している。

また今年初め5か月間の国庫庁の実質歳出総額は、各省庁の支出が予算を128億レアルと大幅に下回っているために、前年同期比3.8%増加の5,312億4,300万レアルに留まっている。

社会経済開発銀行(BNDES)は、今年初めに連邦政府に国庫庁からの1,300億レアルに達する供与金返済プログラムを提示、今年上半期に300億レアル、残り1,000億レアルは今年下半期に返済することで合意していたが、昨日300億レアルの返済を承認、今年はゴールデン・ルール遂行できるとマンスエット・アルメイダ長官は強調している。(2018年6月29日付けヴァロール紙)

中銀は今年のGDP伸び率を2.6%から1.6%と大幅な下方修正発表

昨日中銀は、2018年のブラジルのGDP伸び率を、5月下旬から11日間継続した全国規模のトラック運転手の国道封鎖抗議デモによる悪影響や予想を下回る景気回復や景況感悪化などの要因で、前回予想の2.6%から1.6%と大幅な下方修正を余儀なくされている。

財務省では5月のトラック運転手の国道封鎖抗議デモの影響で、今年のGDP伸び率に与える直接的な影響をGDP伸び率マイナス0.2%と予想しているものの、間接的な影響は未だに集計していない。

しかし中銀では、今年の農畜産部門のGDP伸び率を前回予想のマイナス0.3%から一転して、第1四半期の穀物生産が予想を大幅に上回ったために1.9%と大幅増加予想に変更している。

また今年の鉱工業部門のGDP伸び率は、前回予想の3.1%増加から1.6%増加と約50%の下方修正を余儀なくされており、サービス部門のGDP伸び率も2.4%増加から1.3%増加に下方修正している。

中銀では今年の住宅投資、設備投資や公共投資などの国内総固定資本形成(FBCF)部門のGDP伸び率を前回予想の4.1%から4.0%増加と僅かに下方修正している。

また連邦政府の公共投資向け支出を前回予想の0.5%増加から更なる財政悪化の影響でマイナス0.2%に下方修正、一般家庭の消費は、景況感の悪化に伴って3.0%から2.1%増加に下方修正している。

5月下旬から11日間継続した全国規模のトラック運転手の国道封鎖抗議デモの影響で、生鮮食料品並びに燃料価格の値上げのインパクトで、6月のインフレ指数は急上昇。また米国の金利上昇予想に伴ってレアル通貨に対するドル高の為替もインフレ指数を押し上げる要因となっている。(2018年6月29日付けヴァロール紙)

事務局便り JD-042/18    第12回日伯貿易投資促進・産業協力合同委員会のご案内

                                      JD-042/18
                                      2018年06月29日
進出企業会員各位
                                      ブラジル日本商工会議所 事務局

       第12回日伯貿易投資促進・産業協力合同委員会のご案内

経済産業省より、来る7月25日(水)に「第12回日伯貿易投資促進・産業協力合同委員会」が東京にて開催されるとのご確認がございましたので、ご案内させて頂きます。

本件の傍聴を希望される方は、以下の参加者リストにご記入いただき、7月18日(水)までにTo: 会議所事務局(secretaria@camaradojapao.org.br) C.c.: 経済産業省森崎様(morisaki-tomoya@meti.go.jp) へご連絡くださいますようお願いいたします。

ご連絡いただいた後、当方にて纏めたリストを期日までに経産省あてに送付いたします。

会場の都合上、人数制限がございますので、予めご了承ください。

また、下記のとおり、現時点での議事もございますのでご参照ください。

                        
第12回日伯貿易投資促進・産業協力合同委員会    
12th Meeting of the Japan-Brazil Joint Committee on Promoting Trade, investment Industrial Cooperation
        
                        
Tokyo, July 25th, 2018    
Member List    
                        
                        
No.    氏名    カタカナ    役職    NAME    TITLE    E-mail
1                             
2                             
3                             
4                             
5                             

 

Ⅻ REUNIÃO DO COMITÊ CONJUNTO MDIC-METI
 Promoção Comercial, Investimento e Cooperação Industrial
第12回日伯貿易投資促進・産業協力合同委員会(案)

Agenda 議事

Data: Quarta-feira, 25 de julho de 2018, das 14h00 às 16h00
開催日時:2018年7月25日(水)、14時~16時
Local: Ministério da Economia, Comércio e Indústria (METI) – Sala de reuniões internacionais
会場:経済産業省国際会議室
Idioma: português e japonês com tradução simultânea
言語:ポルトガル語、日本語(同時通訳)

Reunião presidida por:       出席者           

BRASIL:      Margareth Gandini – Diretora do Departamento de Indústrias para a Mobilidade e Logística do MDIC
ブラジル:     マルガレッチ・ガンジーニ 産業貿易省自動車輸送機器部長
JAPÃO:      Tsutomu Nakagawa – Vice-Diretor-Geral para Políticas de Comércio Exterior do Ministério da Economia, Comércio Exterior e Indústria (METI).
日本:           中川勉 経済産業省大臣官房審議官(通商戦略担当)

Sessão conjunta públic 政府間セッション (14h às 14h50)

Sessão conjunta pública-privada 官民セッション (15h00 às 16h)

1. Palavras de abertura
1. 冒頭挨拶
1.1 Sr. Tsutomu Nakagawa – Vice-Diretor-Geral para Políticas de Comércio Exterior do METI.
1.1 中川勉 経済産業省大臣官房審議官(通商戦略担当)
1.2 Sra. Margareth Gandini – Diretora do Departamento de Indústrias para a Mobilidade e Logística do MDIC
1.2 マルガレッチ・ガンジーニ 産業貿易省自動車輸送機器部長

2. Descrição do lado do Japão
2.  日本側の説明
2.1 Presidente do subcomitê de Planejamento (Keidanren)
2.1 経団連
2.2 JETRO
2.2 日本貿易振興機構

3. Apresentações CNI (Brasil)
3.3  CNI

4. Sessão de perguntas e respostas
4. 質疑応答

Considerações finais クロージング(15hxx às 16h)

            Margareth Gandini – Diretora do Departamento de Indústrias para a Mobilidade e Logística do MDIC
マルガレッチ・ガンジーニ 産業貿易省自動車輸送機器部長
            Sr. Tsutomu Nakagawa – Vice-Diretor-Geral para Políticas de Comércio Exterior METI.
            中川勉 経済産業省大臣官房審議官(通商戦略担当)

 

 

パラグアイビジネスミッションに関する意見交換会開催

ジェトロサンパウロ事務所(大久保敦所長)と会議所企画戦略委員会共催の今年下半期に予定されているパラグアイへのビジネスミッション派遣についての意見交換会は、2018年6月28日午前に、ジェトロサンパウロ事務所の大久保敦所長並びに辻本希世ダイレクター、商工会議所から平田藤義事務局長並びに日下野成次総務担当が参加して開催した。

Fujiyoshi Hirata, Seidi Kusakano, Atsushi Okubo e Kiyo Tsujimoto

Foto: Rubens Ito / CCIJB