大手食品メーカーでYoki 及びKitanoブランドを擁するGeneral Mills社の2023年第1四半期の純益は 17.9%減少の6億7,350万ドルに留まっている。
General Mills社の今年6月~8月の四半期の売上は、前年同期比4.0%微増の49億ドルを記録している。
インフレの緩和、サプライチェーンの安定化、慎重ながらも回復力のある消費を特徴とする経営シナリオの中でも、今年第1四半期は売上高増加ができたとJeff Harmening 最高経営責任者(CEO)は説明している。
今年第1四半期の本業売上高の伸びは、為替の影響を除いて4%を記録。販売量は 2% 減少したが、商品価格と製品構成が 7% 改善したことで収益に結び付いている。
ブラジルを含む世界市場では、General Mills の売上高は 前年比 10% 増加の7 億 1,580 万ドルに達し、本業の観点から見ると、売上は 9%増加 した。同期間の販売量は5%減少したが、価格と構成比は10%上昇している。
同社は、今年の売上高は前年比3%~4%増加と調整後営業利益の4%~6%増加などの目標を改めて表明。ゼネラル・ミルズはまた、良好なフリーキャッシュフロー変換が継続し、為替レートや売却による業績への影響が少なくなると予想している。
調整後の1株当たり利益は1.09ドルで、「“FactSet”ファクトセット」機関がインタビューしたアナリスト予想の1.08ドルをわずかに上回った。売上高も予想の48億8,000万ドルを上回った。