定例理事会・第71回定期総会は、2021年3月19日午前からオンライン形式で開催、司会は平田藤義事務局長が務め、委任状も含めて145社が出席、これは会員企業数1/3を優に上回る数字で、定款変更承認に必要な人数に達して成立、定例理事会・定期総会が開始された。
初めに村田俊典会頭が開催挨拶で、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、引続きオンラインのZoomを利用しての開催を説明、2020年度事業報告として、会議所の活動では、米中の貿易摩擦、3月11日のパンデミック宣言、3月以降の昼食会中止、会員へのHPによる告知活動および緊急アンケート実施、4月以降基本的にリモートワーク、JETRO報告会に参加・情報共有、年2回開催の業種別部会長シンポジウムは「webフォーラム」名称を変更、8月から12月まで計6回開催。在サンパウロ桑名総領事とネットワーキングなどについて説明。昨年はCOVID-19の影響で会員企業38社が退会。2021年の会議所活動は基本方針に変更はないが、更なる情報提供、ネットワーキングの活性化、更なる日伯両政府との連携強化。4月から新体制を軸に、タイムリーな情報提供、地場企業のメリット向上を図ると説明した。
続いて福元信義財務委員長は、2020年度収支決算報告及び2021年度収支予算計画案を発表。続いて二宮正人監事会議長は、監事会意見として、商工会議所の2020年1月1日より同12月31日までの事業報告書並びに貸借対照表、収支決算書、財産目録(什器及び機材類)および業務を監査、適切であると認め、ここに報告すると説明。また天野ウーゴ監事並びに三原フェルナンド監事と一緒に監査を行ったことを報告した。村田会頭は、2021年度事業・収支予算計画書案のオンライン形式による投票では、理事会の承認及び総会として会員全員の賛成で承認されたと説明した。
讃井慎一総務委員長は、会議所の定款変更案について説明、主な変更点として、①カマラの活性化、ステアリングコミティの設立。②バーチャル会議開催。③その他の条文の表現の簡素化などを説明した。村田会頭は、定款変更についてのオンライン形式による投票では、理事会の承認及び総会として会員全員の賛成で承認されたと説明。またその他の議題でも意見や異議もなく、第71回定期総会は無事終了した。