「ブラジルにおけるインフラに関する市場調査」報告会開催

大使館及び総領事館、ブラジル日本商工会議所共催による「ブラジルにおけるインフラに関する市場調査」報告会は、2023年6月21日及び22日午前10時から正午まで商工会議所大会議室にそれぞれ25人以上が参加して開催、進行役は在ブラジル日本国大使館の小宮允一等書記官が務め、講師は実際に調査したデロイト社の池谷裕一パートナー(ブラジル日本商工会議所 インフラWG 元副グループ長)及び同社日系企業サービスグループの森川裕太マネジャーが担当した。

21日午前は都市交通セクター、港湾セクター及び鉄道貨物セクター、22日午前は上下水道セクター及び再生可能エネルギーセクターについてPDF資料に沿って詳細に説明した。

質疑応答では、2020年に制定された上下水道規制は不透明な点があり、入札が不安。また政権交代で法律の変更による投資不安。漏水防止向け投資効果。アグリ部門のバイオマス生産の少ない理由。グリーン水素エネルギーの将来性。風力発電および太陽光発電プロジェクトに対するインセンチブ。ごみ処理場のバイオガスに対する規制管理。RenovaBiono規制管理や会計上の処理。ごみ処理場のごみ分別処理状況。バイオガスの再生可能エネルギーマーケットの比率などが挙げられた。中野大輔公使は閉会の辞で、関係者の協力で報告会が成功裏に終了したことに対して丁寧にお礼を述べた。

PDF1-1港湾セクター

PDF1-2.貨物鉄道セクター

PDF1-3.都市交通セクター

PDF2-1.上下水道セクター

PDF2-2.再エネセクター

写真左から講師のデロイト社の池谷裕一パートナー及び同社日系企業サービスグループの森川裕太マネジャー

写真左から在ブラジル日本国大使館の中野大輔公使及び小宮允一等書記官

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