今年4カ月間の貿易黒字は132%増加

鉱業や農産物などの国際コモディティ価格の上昇に伴ってブラジルの貿易黒字も増加、今年4カ月間の黒字は50億ドル、輸出は前年同期比31.3%増加の714億ドル、輸入は27.1%増加の664億ドルとなっている。

しかし今年4カ月間の第一産品の輸出比率は全体の47.3%と前年同期の41.3%から大幅に上昇、鉄鉱石の輸出は113億ドルと輸出比率の15.8%を占めて前年同期を63億ドル上回っている。

4月の鉄鉱石の輸出金額は前年同月比129%増加したにも関わらず、輸出量は22%、コモディティ価格は88%増加したために輸出金額が大幅に増加している。

また今年4カ月間の大豆輸出は40億ドル、コモディティ価格は22.8%増加したが、輸出量は9%増加に留まっている。

4月の輸入では完成品の資本財が38.8%と大幅増加の37億6,300万ドル、原材料並びに中間財が25.2%増加の81億1,300万ドル、消費財47.2%増加の31億7,300万ドル、そのうち耐久消費財は54.5%増加の19億3,700万ドル、非耐久消費財は37.1%増加の12億3,600万ドル、燃料・潤滑油は69.9%増加の32億6,100万ドルであった。(2011年5月3日付けヴァロール紙)

 

フォーカスレポートでは年末のSelic金利を12.50%に上方修正

昨日、中銀が発表した最終フォーカスレポートによると通貨政策委員会(Copom)の議事録では金融引締め政策が予想よりも長引くために、年末のSelic金利を12.25%から12.50%に上方修正している。

また2012年末のSelic金利も11.75%から12%に上方修正されて、インフレ抑制のために金融引締め政策の長期化を予想、今年の平均Selic年利は12.06%から12.16%、来年は12.13%から12.25%とそれぞれ上方修正されている。

今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は8週間連続で6.34%から6.37%に上方修正、しかし来年のIPCAは4週連続で5.0%に据え置かれている。(2011年5月3日付けエスタード紙)



 

(2011年5月2日)米国日経新聞社の丸山昭治副社長が表敬訪問

米国日経新聞社の丸山昭治副社長が2011年5月2日に商工会議所を表敬訪問、応対した平田事務局長に日本経団連・日本ブラジル経済委員会(槍田松瑩委員長)は大手町の経団連会館で、ブラジル全国工業連盟(CNI)と第13回日本ブラジル経済合同委員会が2010年5月17日から18日にかけて開催、日本経済新聞は同17日に6ページを割いてブラジル特集を掲載、今年も「輝かしいブラジルの未来」と題して特集を組む予定を案内した。

左から平田藤義事務局長/米国日経新聞社の丸山昭治副社長

BNDES銀行は業界リーダー企業に積極的に資本参加

社会経済開発銀行(BNDES)は業界の有望企業に積極的に資本参加して、企業の体質改善や海外進出を後押しして、ブラジル企業の世界的企業育成のためにサポートをしている。

BNDES銀行はペトロブラス石油公社、世界3大鉱業メジャーのヴァーレ社、Oi社、CPFLエネルジア社、エレトロブラス社や成長の目覚ましいIT企業などに資本参加して、経営方針などに影響を及ぼしている企業もある。

同銀行はペルジガン社とサジア社の合併によるBR Foods社、ヴォトランチン・パルプとアラクルース社の合併によるFibria社の誕生に積極的に関与、それぞれ2.5%と30%の資本参加をしている。

オートメーション装置やソフト開発企業でクリチバ市に本社を置くBematech社やダータスルを買収してメキシコ、チリやアルゼンチンでの海外戦略を展開するソフトウエアトップ企業Totvs社にも資本参加している。

同銀行は傘下のBNDESparを通して資本参加しているが、最大でも33%以下の資本参加にとどめ、資本参加企業の体力増強や企業戦略を指導、収益体質を確保すれば、平均5年以内に資本を引上げている。

BNDES銀行はHypermarcas社に対して11億レアルを投資して社債を購入、医薬品研究所Neo Quimica社の買収をバックアップして、ブラジル企業の医薬品業界でのトップシェア獲得を支援している。

連邦政府はブラジルの食肉企業を世界トップ企業にするために、Marfrig社やJBSフリーボーイ社に社債購入で資本参加、国内大手のSeara社やBertin社、米国のキーストーン社やPilgrim´s Pride社の買収をサポートしている。

過去2年間にBNDESparはCSN、Light、LLX、Oi、ブラジル銀行やRio Polimeros社の持株放出で40億レアルの収益を上げ、昨年のペトロブラスの持株の配当金は10億レアル、ヴァーレは2億8,000万レアルであった。(2011年5月2日付けエスタード紙)

 

中国からの輸入が米国を追い越す

今年第1四半期の中国からの輸入総額は米国を追越してトップとなり、今後もこの傾向が継続すると予想、特に中国製の自動車やエアコンなど付加価値の高い耐久消費財の輸入増加が顕著になってきている。

2007年に中国はアルゼンチンを追越して米国に次ぐ輸入相手国に上昇、今年は米国を抜いて首位になると予想、テレビ、機械・装置、電子回路基板やセルラーの輸入が急増している。

第1四半期の中国からの自動車輸入は2,640万ドルと前年同期を大幅に増加して、ブラジル国内で安価な中国製自動車が受け入れられれば、今後の自動車輸入の急増が予想、また中国メーカーはブラジル市場参入のために、国内生産開始する可能性も否定できない。

中国からの自動車輸入増加に伴ってタイヤの輸入も前年同期の2,030万ドルから3,050万ドルに増加、セルラー電話も3,000万ドルから8,340万ドル、電話関連パーツは8,640万ドルから1億3,380万ドルに増加している。

また付加価値の高いエアコン輸入は4,020万ドルから8,590万ドルと倍増、オートバイ関連部品も2,500万ドルから4,230万ドルに増加、レアル高の為替並びに元通貨の人工的な為替操作で益々、中国からの輸入の増加が余儀なくされる。(2011年5月2日付けヴァロール紙)


 

農産物コモディティ価格上昇でインフレは2012年まで影響を受ける

今日、米州開発銀行(IDB)は発表を予定しているが、ブラジルは農産物の国際コモディティ価格の上昇で食料品輸出国にも関わらず、今年のインフレは1%上昇の影響を受けると予想、またコロンビアやメキシコも1%前後のインフレ上昇の影響を受けると予想している。

今年2月の農産物の国際コモディティ価格は2008年のピークの水準まで達しており、ラテンアメリカやカリブ諸国はブラジルよりもインフレ圧力が強くなる懸念があり、バハマ諸島、パナマやペルーでは2%から5%のインフレ指数を押し上げると予想されている。

またボリビア、ドミニカ共和国、グアテマラやホンジュラスは5%以上のインフレ圧力が懸念されているが、インフレ指数を操作するヴェネズエラやアルゼンチンの予想は含まれていない。

農産物輸出や為替の変動相場制を採用しているブラジルやメキシコは食料品輸入国よりも国際コモディティ価格の国内への影響は緩和されるが、レアル高の為替に直面しているブラジルの輸出競争力並びに収益は圧迫されている。(2011年5月2日付けエスタード紙)


 

CIR-048/11 : 5月定例懇親昼食会開催ご案内

 

CIR-048/11

2011429

会員各位

ブラジル日本商工会議所

会 頭        近藤 正樹

 

5月定例懇親昼食会開催ご案内

 

拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申上げます。

 

さて、当所では、5月定例懇親昼食会を下記の通り開催致します。

 

今回はSilval Cunha Barbosa マットグロッソ州知事のご講演を盛り込んでおりますので皆様奮ってご参加ください。

 

この懇親昼食会にも日ポ、ポ日の同時通訳が付きますので、対会議所代表者以外の社員の方多数のご参加をお待ち致しております。

敬具

‐ 記 ‐

 

日時:2011年 5月13日 () 12時~14時 (カクテルは1130分から)

会場:インターコンチネンタル・サンパウロ InterContinental São Paulo Alameda Santos, 1123 – Tel: (11) 3179-2600

参加費:お一人 R$ 150,00

 

講演テーマ マットグロッソ州への投資について

 

講師Silval Cunha Barbosa マットグロッソ州知事

 

講師略歴(マットグロッソ州政府サイトから抜粋

1993年~1996年州都クイアバ市から695キロ離れたマツパ市の市長を務め、1998年マットグロッソ州議員選挙に当選。2010年同州知事に就任。企業家としても活躍している。

 

 

申込み下記申込書に参加費を添えて、月11日までに事務局宛お申込下さいAv. Paulista,475  協栄ビル13階 担当:テイコ

 

なお、5月11日(水)以降に申込みを取消される場合、参加費は返金できませんのでご了承願います。

 

銀行振り込みの場合、E-mail: secretaria@camaradojapao.org.br 又はファックス: (11) 32849424 宛て 社名を添えて 振り込み証明書をお送り願います。

 

口座番号

Banco do Brasil
Agencia: 1196-7
C.c: 14650-1
CNPJ : 61.009.031/0001-06
Camara de Comercio e Industria Japonesa do Brasil

 

定例行事:定例行事の際に代表交替(会社代表、対会議所代表)の挨拶をご希望の方は予め事務局まで御連絡下さい。(担当:SEIDI Tel32876233

 

お願い:会場の駐車場は有料につき、料金は各自ご負担願います。

 

以上

会議所サイトwww.camaradojapao.org.br/jp

 

…………………… 切り取り線 ……………………….

 

5月定例懇親昼食会参加申込書

 

氏名:………………………………………………………………………………

 

会社名:……………………………………………………………………………

国際協力銀行(JBIC)業務説明会に20人が参加して開催

国際協力銀行(JBIC)業務説明会が2011年4月29日午前の部と午後の部にそれぞれ20人が参加して開催、JBICリオデジャネイロ事務所の細島孝宏首席駐在員 、根本政毅駐在員が詳細に説明を行った。

初めに細島主席駐在員は日本からブラジルへの輸出の促進、ブラジル連邦政府・州政府関連プロジェクトへの日本企業の投資・輸出支援、世界最先端技術を擁する日本の優れた技術による環境改善事業支援について説明した。

またJBICのミッションである資源確保、日本企業の国際競争力の強化や輸出・投資促進、地球環境保全、有事の金融危機対応支援について説明、ペトロブラス関連の大型投資、ヴァーレ社と日本企業とのアフリカでの事業支援、パッケージ型インフラ海外支援制度である「JBICインフラ・投資促進ファシリティ」や社会経済開発銀行(BNDES)との提携などについても詳細に説明した。

続いて根本駐在員は輸出バンクローンの概要と活用方法について、ブラジル銀行・ブラデスコ銀行に対する日本製品輸出に係るクレジットライン、円ファシリティ-やドルファシリティ-の資金の流れ、融資条件のクレジット枠、金利、償還期間、与信機関、融資形態、融資対象輸出入契約条件、輸出対象金額の算出方法について説明、今後のJBICのブラジルでの業務展開の参考に各種事業計画やファイナンスニーズについてのアンケート調査を依頼した。

左からJBICリオデジャネイロ事務所の根本政毅駐在員/細島孝宏首席駐在員

20人の参加者は配布資料を見ながら、PPTプレゼンテーションでの説明を熱心に聞いていた

 

 

4月の労働問題研究会に27人が参加して開催

企業経営委員会(上野秀雄委員長)の労働問題研究会は2011年4月28日午後4時から6時まで27人が参加して開催、司会は破入マルコス副委員長が務め、初めに上野委員長は開会挨拶で東日本大震災の発生後に社用で日本に出張したが、毎日、余震が続いており、東京でも駅、レストランや繁華街での照明を落として節電や自粛ムードで全体的に暗いが、日本人の震災に対する毅然とした態度や規律正しい行動、我慢強さや思いやりには改めて日本人の良さを再認識させられ、またブラジルなど海外からの支援にも感謝を述べ、また早急の復興を成し遂げると確認したことを強調した。

初めにSOUZA, CESCON, BARRIEU & FLESCH ADVOGADOSのDARIO RABAYパートナー及びALDO MARTINEZ NETO弁護士が「労使関係に於けるプライバシーの権利」について、 FERREIRA, RODRIGUES SOCIEDADE DE ADVOGADOSのWILIAM APARECIDO RODRIGUESパートナーが「労働・雇用省(MTE) 及び労働検察庁(MPT) の監査と履行の対象として焦点が当てられている労働時間の課題」と題して講演した。

左から上野秀雄委員長/破入マルコス副委員長

FERREIRA, RODRIGUES SOCIEDADE DE ADVOGADOSのWILIAM APARECIDO RODRIGUESパートナー

左からSOUZA, CESCON, BARRIEU & FLESCH ADVOGADOSのDARIO RABAYパートナー及びALDO MARTINEZ NETO弁護士

CIR 047/11 – 異業種交流委員会5月度勉強会のご案内

CIR 047/2011

 

2011428

 

会員各位

 

ブラジル日本商工会議所
異業種交流委員長 和田 亮

 

 

異業種交流委員会5月度勉強会のご案内

  

  

ブラジル日本商工会議所異業種交流委員会の勉強会につき、以下ご案内申し上げます。

 

よろしくご参加いただきますようお願い申し上げます。

 

 

タイトル: 「ブラジル文化と経済の歴史的関係について」


ブラジルでの事業経験が長い、現サンパウロ人文科学研究所 監査役の辻哲三氏をスピーカーに迎えて
ブラジル文化(習慣、風習など)を如何に理解、認識することが事業の成功に繋がるか、というお話をしていただこうと思っております。

スピーカー紹介: 辻 哲三 氏


1962年、神戸市立六甲工業高校 卒
1962-1972年、()建材社 空調部門
1973-1976年、伯国、ジャチック商工、空調設備部長 (麻生セメント子会社)
1977-1996年 、ARMOTEC CLIMATIZACAO LTD  設立 工業空調、乾燥機、加湿装置、設計施工

1997-2006年、大氣社 ブラジル代表 塗装設備、設計施工
現在、サンパウロ人文科学研究所 監査役、METALTECNICA SUL LTDA. 顧問

  

日時:5月11日(水)19:00~20:00

 

場所:ブラジル日本商工会議所 会議室

  Av. Paulista, 475 – 13º andar

参加費:無料

  

申込み:5月9日(月)までに事務局宛お申込下さい(Av. Paulista, 475  協栄ビル13階 担当:テイコ secretaria@camaradojapao.org.br / Tel: 3287-6233)。

 

以上