石油のコモディティ価格は100ドル突破か

最近の石油の国際コモディティ価格は新興国を中心とした経済成長の回復で上昇の一途を続けており、2008年の世界金融危機以来のバレル当たり100ドル突破が見込まれている。

しかし石油価格の上昇に伴って農産物や鉱業部門のコスト上昇を引き起こすために、特に新興国を中心に大きな影響を及ぼすが、米原油在庫の減少に加え、トランス・アラスカ・パイプラインを運営するアリエスカ・パイプライン・サービスが同パイプラインで発生した原油漏れを修復するために操業を停止並び投機的な動きも価格上昇につながっている。

サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は原油価格が1バレル当たり70から80ドルが適正価格であると認識していると表明、しかし石油輸出国機構(OPEC)加盟国は1バレル当たり100ドル近い価格に満足している。

昨日の銅のコモディティ価格は日本や中国が財政危機に見舞われているヨーロッパ諸国への資金融資などの朗報で、ヨーロッパ連合国の金属類の需要減少をカバーする動きにつながって上昇している。

ロンドン金属取引所(LME)の銅の3カ月の先物取引価格は1.90%増加のトン当たり9,690ドル、ニッケルは4.50%増加の2万5,800ドル、過去12カ月間の銅のニュヨークの取引価格は32%上昇している。(2011年1月13日付けヴァロール紙)


 

(2012年1月12日)OGAWAコンサルタント社の小川俊治社長が入会申込書持参

OGAWAコンサルタント社の小川俊治社長が2011年1月12日に入会申込書持参で商工会議所を表敬訪問、応対した平田藤義事務局長に入会申込書を手渡した。

OGAWAコンサルタント社はミナス州都ベロ・オリゾンテ市に事務所を構えて、ミナス州に工場建設、事務所開設、市場調査、政府要人や諸管庁とのアポイント、通訳業務など幅広くミナス州進出する企業に対して強力なサポート業務を行う。

2005年からコスモス証券社長、2010年に小川経営コンサルタント事務所開設、公認会計士、後任企業経営士などの後任資格を擁しており、ベロ・オリゾンテ日本人会会長、ベロ・オリゾンテ日本人会付属日本語学校校長などを歴任

同社の電話 31-3224-5933
E-mail t.ogawa@cosmos-seguros.com.br

左から入会申込書を受取る平田藤義事務局長/手渡すOGAWAコンサルタント社の小川俊治社長

2011年度の新年会に170人が参加して盛大に開催

2011年度の新年会は2011年1月12日正午からブルーツリーモルンビーホテルに170人が参加して開催、特別ゲストにブラジル日本商工会議所名誉会頭の三輪昭在ブラジル日本国特命全権大使、ブラジル日本商工会議所名誉顧問の大部一秋在サンパウロ日本国総領事、芳賀克彦JICAブラジル事務所長が紹介された。

司会は平田藤義事務局長が担当、事務局長は新年会では毎年、干支に引っ掛けて随分無責任な予測をしてきたが、今年の干支は兎、やはり「兎と亀」イソップ童話と言うか寓話が頭から抜けきれず、兎は亀さんに比べ話題性がなく正直困っていたが、悩んだ挙句、私の独断偏見的な見方もあるが、1つだけ気に入ったお目出度い言葉を探しましたのでご紹介します。

それは【兎の登り坂】 であり、「兎は前足が短くて坂を登るのが巧みであることから、地の利を得て得意の力を発揮する」と云う事です。ビジネスの世界から見ると【兎の登り坂】は何か光り輝く新鮮な年頭に相応しい経営格言に聞こえます。地の利をブラジルと云う言葉に置き換えるだけです。今ブラジル経済は右肩上がりの歴史的な上り坂(あがりざか)です。会員企業の皆様、是非ともこのブラジルの地で御社が得意とする力を思う存分に発揮され、飛躍の年とされては如何でしょうか。これ、今回も何か又前回同様に100%の確立で当りそうな予感がしますと自身の予想を披露した。

初めに中山立夫会頭がブラジルは過去数年に亘り目覚しい経済成長を遂げ、世界各国からの企業進出が相次いおり、ルーラ政権後の与党PTのジルマ・ロウセフ大統領率いる新政権も引き続き力ずよい成長が期待されており、ブラジル進出を検討している日本企業も数多くあるが、決断の速い韓国企業のブラジル進出に危機感を表明しながらも、中山会頭は「われわれ日系企業にもまだまだ充分できる」と日系企業のさらなる奮起を促し、今年の商工会議所の更なる発展のために副会頭、専任理事と力を合わせて邁進したいと力強く抱負を述べた。

続いて三輪昭大使は1日にブラジリアで行われた大統領就任式に日本の特使として出席した麻生太郎元首相がブラジル政府からの厚待遇を受けたことについて、「ジルマ・ロウセフ新大統領は日本との両国協力関係の重要性を充分認識している」と述べた。

三輪大使はジウマ大統領就任後の麻生太郎元首相との会談では充分に話合う時間が取れて、麻生元首相が大統領選挙を勝ち上がったジウマ大統領に対して「選挙は人を磨く」と優秀な行政官から偉大な大統領になったと語り、ジウマ大統領は非常に満足顔の様子で、打ち解けて充実した話合いができたエピソードなどを披露、また今後も日伯経済関係強化に向けた官民一体となった大使館が大いにサポートすることを強調して新年の挨拶を終えて、三輪大使、大部一秋総領事並びに中山会頭と3人で鏡開きを行い、大部総領事がブラジル式の乾杯の音頭を取った。

連絡事項ではサンパウロ総領事館の加藤秀雄領事が「日伯社会保障協定に関するアンケート調査」で協力を以来、3分間スピーチではデロイト・トーマツ社の小川陽一郎開発国際本部長がブラジルへの投資拡大についてスピーチ、代表者交代ではトヨタの長谷部省三社長が5年前にブラジルに赴任したが、光陰矢のごとしの通り、あっという間に過ぎ去ったと語り、今回のヘアーカットによるイメージチェンジではよく仏門に入るのかと聞かれると困惑しているエピソードを披露してウイットに富んだ話術で笑いを誘い、後任の中西俊一社長はブラジル駐在は初めてであり、ブラジルをよく知りたいと意欲を示していた。

2011年/12年度常任理事紹介では中山会頭をそれぞれ副会頭、専任理事を紹介、それぞれ今後2年間の会議所活動への取組を披露、監事会は中村敏幸監事会議長が監事を紹介、

会頭

中山立夫

 

ブラジル三井物産

副会頭

近藤正樹

総務委員長

伯国三菱商事会社

杉山俊美

環境委員長

南米新日鐵

松田雅信

日伯法律委員長

パナソニック

鷲巣寛

企画戦略委員長

伊藤忠

専任理事

前田一郎

日系社会委員長

丸紅ブラジル会社

伊藤友久

渉外広報委員長

ブラジル住友商事

和田亮

異業種交流委員長

ブラジル日本通運

西岡勝樹

相互啓発委員長

日立ブラジル

澤田吉啓

日伯経済交流促進委員長

ジェトロ・サンパウロ

村田俊典

財務委員長

ブラジル三菱東京UFJ銀行

上野秀雄

企業経営委員長

クラシキ・ド・ブラジル・テキスタイル

中西俊一


ブラジルトヨタ自動車

監事会

中村敏幸

 

デロイト・トウシュ・トーマツ   (監事会議長)

藤井敏晴

 

KPMG                       (監事)

堀内勝

 

みずほコーポレート          (監事)

ブラジル日本青年会議所のファービオ・カワウチ新会頭が就任挨拶、事務局の中森アリッセ・アシスタントが年勝の忘年会の余剰景品の抽選会の司会を担当した。

左から鏡開きの後で固い握手を交わす中山立夫会頭/三輪昭在ブラジル日本国特命全権大使、ブラジル日本商工会議所名誉顧問の大部一秋在サンパウロ日本国総領事(写真は望月二郎さん提供)

新年会で挨拶を行う三輪昭大使

新年会で挨拶を行う中山立夫会頭

2011年/12年度常任理事紹介

左から2011年/12年度の藤井敏晴監事/堀内勝監事/中村敏幸監事会議長

お雑煮を食べて盛り上がる新年会

左から3人目の三輪昭大使を囲んで記念撮影

 


 

 

 

昨年のクレジットは16.4%増加

銀行業務集中サービス会社(Serasa)の調査によると昨年のクレジットは低所得層が牽引して前年比16.4%増加、世界金融危機の2008年は6.4%増加、2009年は民間銀行の信用収縮の影響でマイナス1.2%となっていた。

昨年の国内総生産(GDP)伸び率は7.5%前後が予想されているが、今年は持続的経済成長が可能となる4.5%に設定するために、中銀はクレジットの縮小、インフレ抑制などのために金融引締め政策を採用する。

昨年の500レアルまでの所得層のクレジットは前年比46.3%と大幅に増加、1,000レアルから2,000レアルは10.6%と増加幅が最低、5,000レアルから1万レアルは27.9%、1万レアル以上は25.8%とそれぞれ大幅に増加している。

地域別では北東部地域が17.7%と最も増加、南東部地域17.4%、中西部地域15.2%、南部地域14.1%、北部地域が13.5%と最も増加率が低かった。(2011年1月11日付けエスタード紙)


 

フォーカスレポートではSelic金利は3回連続で上方修正か

中銀の今年初めてのフォーカスレポートによると通貨政策委員会(Copom)の政策誘導金利(Selic )は3回連続で上方修正されて4月には12.25%に上昇、この金利は年末まで継続すると予想している。

年末の広範囲消費者物価指数(IPCA)は前回の5.32%から5.34%に上方修正、また来年のIPCAを中央目標値4.5%に引き下げるためにSelic金利10.75%と予想している。

今年のレアル通貨の為替はR$1.75、貿易収支黒字は87億5,000万ドル、対内直接投資は400億ドル、来年はR$1.80 、50億ドルの黒字、420億ドルを見込んでいる。

しかし最低サラリーが連邦政府の設定540レアルを上回る調整の可能性、インフレ圧力増加やヨーロッパ財政問題再燃など金利上昇の不確定要素が払拭できていない。(2011年1月11日付けヴァロール紙)


 

サンパウロ州の自動車生産シェア増加

1990年代のサンパウロ州の自動車生産は全国の74.8%、ミナス州は24.5%と独占、しかし2010年にはサンパウロ州のシェアは45.4%と大幅に減少している。

ミナスは横ばいの24%を維持、しかし各州政府の自動車メーカーの優遇税制などによる誘致合戦でパラナ州が10.9%、南大河6.9%、バイア6.5%、リオ5.1%並びにゴイアス州が1.2%とサンパウロ州からシェアを奪っている。

しかし韓国の現代自動車、中国のChery社の新工場建設並びにトヨタの第2工場建設後にはサンパウロ州の自動車生産シェアは50%をオーバー、またワーゲン、フォード並びにGM社のサンパウロ市近郊の増産でシェアは55%に達すると予想されている。

州政府間の優遇税制などによる自動車メーカーの誘致合戦でサンパウロ州並びにミナス州に集中していた自動車工業は消費地に近い州に拡散、しかし自動車部品工業は依然としてサンパウロ州に集中している。

GM社は南大河州グラバタイ市工場の生産コストがサンパウロ州サンカエターノ市の半分であり、また消費地に近い立地条件などで同工場の生産能力を24万台から35万台に引き上げる。(2011年1月9日付けエスタード紙)


 

昨年のエタノール燃料販売は前年比10%減

燃料・潤滑油ディストリビューター組合(Sindicom)の予想によると昨年のエタノール燃料販売は記録を更新した2009年の165億リットルを10%下回ると予想、ガソリン燃料は300億リットルを予想している。

ブラジル石油監督庁(ANP)では昨年11ヶ月間のエタノール燃料販売を135億リットル、ガソリンは2009年の254億リットルをすでに上回る269億リットルと発表している。

昨年のガソリン燃料販売は好調な新車販売並びにエタノール燃料価格の上昇で前年比18%増加して、300億リットルを上回ると予想している。

昨年12月のエタノール燃料価格は6州のみでガソリン価格の70%以下で価格的に優位となっていたが、大半の州では消費者はガソリン燃料の選択を余儀なくされていた。

昨年のガソリン、ケロシン、ジーゼルやLNGなどの燃料の販売量は前年比9.5%増加の1,080億リットル、そのうちジーゼル燃料が全体の46%を占めている。(2011年1月10日付けヴァロール紙)


 

業種別部会長シンポジウムの打合せ会議開催

近藤正樹総務委員長、鷲巣寛企画戦略委員長並びに平田藤義事務局長が2011年1月10日午後5時から会議所で2月15日午後1時から6時までインターコンチネンタル・ホテルで開催される2011年度上期の業種別部会長シンポジウムの打合せ会議を行い、更なる素晴らしいシンポジウムにするために大いに意見の交換を行った。

左から近藤正樹総務委員長/平田藤義事務局長/鷲巣寛企画戦略委員長

CIR 002/11 法律関係月例会案内

CIR002/2011
2011月10日

 

各位

ブラジル日本商工会議所

委員長 松田 雅信

 

 

拝啓

 

時下益々ご清栄のこととお慶び申上げます。

 

さて、当委員会ではの月例会を下記の要領で行ないますので会員各位奮ってご参加いただきますようご案内申し上げます。

 

会合はポルトガル語で行われ、日本語への通訳は付きません。しかし、経営に有用な情報交換が出来ますので、出来るだけ担当者に出席させ、翌日社長などに報告させることをおすすめします。

 

敬具

 

日時:2011年1月20日(木)16時 18時

場所当所会議室

 

議題:

 

1.「ネット上の“BR”ドメイン名に係る管理システムに於けるコンフリクト(”SACI-ADM”

ERICA AOKI (AOKI ADVOGADOS ASSOCIADOS パートナー)

 

2.「連邦最高裁判所(STF)による工業製品税(IPI)に関する諸討論を終決に向け取組み中、判決に至るまでのペンディングは僅少」

     BRUNO ACCIOLY (ERNST & YOUNG 租税コンサルタント部門のシニア・マネージャー)

 

3.「倫理とコンプライアンス」

JOÃO ROBERTO LIÉBANA COSTA (MIGUEL NETO ADVOGADOS ASSOCIADOS パートナー)

 

4.「インフラのコンソーシアムに関わる租税及び年金問題」

FERNANDO OSÓRIO (AVVAD, OSORIO, FERNANDES, MARIZ, MOREIRA LIMA & FABIÃO – ADVOGADOS パートナー)

 

 

各講演後に参加者間での討論が行なわれます。

 

参加者リスト作成のため、下記の通り出席のご確認をお願い致します。

 

·         ALICE

·         Tel.: 3287-6233 または

·         E-mail: secretaria@camaradojapao.org.br

 

ブラジル日本商工会議所