食品部会主催の「三井アリメントス焙煎工場見学会」に32人が参加

食品部会(齋藤孝之部会長)主催の「三井アリメントス焙煎工場見学会」に参加して2009年10月22日午前8時にマクソウド・ホテル前を出発、サンパウロ市近郊のアラサリグアマにある三井アリメントス焙煎工場に9時過ぎに到着、早々,淹れたて美味しいコーヒーを試飲後、同社の島田社長から会社の歴史、増改築などの説明を受けた。

続いて草間氏から「コーヒー入門」のビデオでコーヒーはアカネ科多年生植物、主なコーヒーの3原種として世界の生産の70%を占めるアラビア種、苦味の強く約30%を占めるカネフォラ種(ロブスタ)、病害に弱く品質面でも劣るため現在では全生産量の1%未満にすぎないリベリカ種がある。

栽培適地としてアラビア種は標高800メートルから1500メートルで温度は20度から22度、ロブスタ種は平地から標高800メートルで22度から28度、降霜なし、年間雨量2000ミリ以上、精選方法は4種類でブラジルではコーヒー豆収穫時に降雨がないために非水洗式(Unwashed Arabica)でコストが安い。

コーヒー生豆の品質決定要素として品質、標高、土壌、樹勢、完熟度、精選方法、欠点混入率、生豆の品質判定基準として概観上の選別度合い、Cup Test(風味の官能検査)、世界のコーヒー生産はブラジルが30%で世界トップ、ベトナム13%、コロンビア10%、コーヒー消費は米国に次いでブラジルは世界2位、ドイツや日本が続いている。

同社のリナウド氏の工場の製造フロー説明ではサントス港やミナス州の農場からのコーヒー生豆の受け入れチェック、ブレンド方法、異物排除や均質選定、粉砕、焙煎の処理能力、サイロの保存能力、品質管理について説明後に3グループに分かれて製造銀場を視察、コーヒー生豆の搬入部門以外は大半がオートメーション化され、その処理能力やラボラトリーの厳しい品質管理体制に感嘆、質疑応答の跡で齋藤部会長から島田社長に記念プレートが贈呈され、お土産に焙煎コーヒーパックが提供されて、見学者一向はサンパウロに正午過ぎに到着、非常に充実した見学会となった。

                  

左から歓迎挨拶をする三井アリメントス社の草間氏/島田社長

                  

左から記念プレートを贈呈する食品部会の齋藤部会長/受取る三井アリメントス社の島田社長

                  

三井アリメントス社の有名ブランドコーヒー「カフェ・ブラジレイロ」配送車の前で参加者一同記念撮影

 


今年第3四半期の業務・会計監査で監事会開催

今年第3四半期の業務・会計監査が2009年10月21日正午から2時まで監事会から山田監事会議長、中村敏幸監事、藤井敏晴監事、財務委員会から米倉立二郎財務委員長が参加して開催した。

初めに平田事務局長からこの期間中の業務の推移について説明、次いで会計事 務所が作成し、提出した貸借対照表、損益それに事務局が準備して米倉財務委員長並びに常任理事会によって承認された月別会計種目別収支明細書、予 算、実績対比表、財産目録、会費滞納現況表並びに2009年度第3四半期の各委員会や部会の予算と実績について、逐一会計担当職員も加えての事務局サイド からの報告があり、それに対する監事側からの質問などで相互間で活発な討議が行なわれて審議された結果、監事会は「2009年度第3四半期の会議所の業務 の遂行と会計処理は適正であったこと」を承認した。監事会は慣例に従い各四半期を締めた後3ヶ月おきに開催され、事務局からは平田藤義事務局長、エレーナ・ウエダ会計担当、日下野成次総務担当が参加した。

左手前から日下野成次総務担当/エレーナ・ウエダ会計担当/平田藤義事務局長/山田唯資監事会議長/米倉立二郎財務委員長/中村敏幸監事/藤井敏晴監事

(2009年10月21日)飯濱輝雄領事相談員がアンケート調査協力で表敬訪問

サンパウロ総領事館の飯濱輝雄領事相談員が2009年10月21日に商工会議所を表敬訪問、応対した平田藤義事務局長に当館の領事サービスの向上・改善を図る為に毎年実施しているアンケート調査を今年も予定、アンケート調査は総領事館を利用される幅広い方々を対象に実施するが、ブラジル日本商工会議所会員企業の協力で相談していろいろと意見交換した。

                                    

                              左から平田藤義事務局長/サンパウロ総領事館の飯濱輝雄領事相談員

 

(2009年10月21日)秋山祐子不動産鑑定士が表敬訪問

ブラジルに13年間住んだ経験のあり、ブラジル不動産鑑定協会メンバー並びにサンパウロ大学院工学研究科研究員でもある緒方不動産鑑定事務所の不動産鑑定士の秋山祐子大阪支社長が2009年10月21日に商工会議所を表敬訪問、応対した平田藤義事務局長と研究しているブラジル不動産事情などについて意見の交換を行った。秋山さんはアセット・ビジネスを考える人のコマーシャル・マガジンの「不動産鑑定」にブラジル地上権の価格、ブラジルにおける不動産鑑定評価など多数執筆している。

                                     

    左から平田藤義事務局長/緒方不動産鑑定事務所の不動産鑑定士の秋山祐子大阪支社長

9月の国庫庁の税収は11.29%減少

国内経済の回復基調にも関わらず、9月の国庫庁のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)を差引いた実質税収は前年同月比11.29%の515億レアルにとどまり、前年同月比では11ヶ月連続で減少している。

今年9ヶ月間の税収は4,836億レアルで連邦政府の今年の目標税収7,370億レアルから大幅に減少しているために、最終四半期の月間平均税収は845億レアルの税収を上げないと目標に達しない。

しかし国庫庁では今年の税収は前年比では5.0%から6.0%減少の6,750億レアルを見込んでおり、今年9ヶ月間の税収は企業の収益低下による税収減が195億レアル、法人税の延滞33億レアルなどで前年同期比7.83%減少している。

金融危機後のサンパウロ州政府の今年3月の税収は予想を13億レアル下回っていたが、ジョゼ・セーラ知事は脱税防止強化などで今では4億レアルの減少にとどまっており、目標の1,160億レアルに達すると見込んでいる。

自動車や家電を対象に減税政策を採用した今年9ヶ月間の全体の工業製品税(IPI)は-29.80%、自動車部門だけのIPIは-75.14%、所得税(IR)-7.87% ,金融取引税(IOF)は-15.78%とそれぞれ大幅に減少している。(2009年10月21日付けエスタード紙)

 

 

株価と為替の大幅変動もIOF税徴収の影響は少ない

昨日のサンパウロ平均株価(Ibovespa)はマイナス2.88%と大幅に下落、為替はドル通貨がレアルに対して1.93%と大きく上昇したが、海外投資家に対するブラジル国内での金融取引に対する金融取引税(IOF)2.0%徴収の影響は少ないと見込まれている。

Fator銀行のチーフエコノミストのジョゼ・リマ・ゴンサルベス氏はIOF税徴収の影響は一時的なものであり、南米の株式市場への投資はブラジルが圧倒的であり、ブラジルからチリまたはメキシコの株式市場への投資移動は考えにくい。

また同氏はIOF税2.0%では海外投資家の意欲を削ぐほどの税率ではなく、海外投資金流入をコントロールするためには大幅なIOF徴収が必要であり、昨日のIbovespa の下落は利益確保並びに海外送金のためにドル購入でドル高に傾いたと見込んでいる。

Renascença Corretoraのジョゼ・カルロス・アマード氏は米国の建設部門の指標が予想よりも悪かったために、リスク回避並びに利益確保でIbovespaが下がったと見ている。

他の為替業者は昨日のドル通貨の値上がりはスペキュレーション要素が強く、僅かな利ざやを狙ったデイトレードであり、IOF税徴収の影響は非常に低いと予想している。(2009年10月21日付けエスタード紙)

 

ゲルダウはミナス州で17億5,000万レアルの投資再開

金融危機で大幅な投資計画中止が余儀なくされていたブラジルの製鉄会社は投資を再開、ゲルダウ社はミナス州オウロ・ブランコで17億5,000万レアルを投資して2012年操業でフラットスチールを100万トン生産を予定、今までは米国の子会社で生産したものを輸入していた。

またナショナル製鉄所(CSN)もミナス州コンゴニアスで62億レアルを投資して自社所有のカーザ・ダ・ペドラ鉱山の近くに製鉄所を建設、プロジェクトは2007年に発表されていたが、金融危機で先送りされていた。

ブラジル鉄鋼院(IBS)では7月のブラジルの粗鋼生産は前月比28.5%増加の250万トンに増加、しかし前年同月比では依然として15.2%減少、7月の販売は前月比9.1%増加している。

今年上半期は14高炉のうちで6高炉が停止されて各鉄鋼会社は一斉に増産計画を中止、鉄鋼輸出増加は見込めないが、国内経済の回復による需要増加、サーカーのワールドカップやオリンピックなどインフラ部門の需要が見込めるために増産計画を再開しだした。(2009年10月21日付けエスタード紙)


 

コンピューター生産向けPIS/Cofins優遇税措置延長か

2005年に採用されたコンピューター生産向け社会統合基金(PIS)/社会保険融資納付金(Cofins)の優遇税措置11,196号に替わる科学技術省が作成した延長案を3週間以内に国会に提出する。

連邦政府は今年末で期限切れとなる優遇税措置にたいしてコンピューターメーカーから圧力を受けており、暫定令か緊急措置採用での延長が見込まれている。

PIS/Cofinsは売上げの10%に相当するために効果が大きく、2005年のコンピューター生産は630万台であったが、昨年は1,200万台と大幅に増加している。

また同部門の雇用は10万人増加、連邦政府の税収も10億レアルから18億レアルに増加、優遇税措置採用で消費者への販売価格は15%減少している。

優遇税措置で密輸や脱税も減少傾向となっているが、昨年の不正規輸入は2億6,300万ドル、密輸製品はチリやアマパ州のルートからグレイマーケットに流れている。(2009年10月21日付けヴァロール紙)


 

(2009年10月20日)サンスイ・プラスティックの平崎靖之社長補佐が表敬訪問

サンスイ・プラスティックの平崎靖之社長補佐が2009年10月20日に商工会議所を表敬訪問、応対した平田藤義事務局長と11月10日(火)、午前9時~12時まで大統領のサンパウロ事務所 (Av. Paulista nº 2.163 – 3º andar , São Paulo)で国家統合省のJOÃO REIS SANTANA FILHO事務次官によって行われるサンフランシスコ河流域開発プロジェクトのセミナー開催について打ち合わせを行った。同氏はブラジル上下水道衛生設備材料生産業者協会の理事も務めている。

サンフランシスコ川はミナス州を源に数多くの支流を集めながらバイア州を2分し北上、バイア州とペルナンブコ州の州境を中流域とし下流はアラゴアス州とセルジッペ州の境を流れ大西洋に注ぐ東北伯部最大、全長3160Kmにおよぶ南米で4番目に長い河川です。

サンフランシスコ河流域開発の経緯については、かれこれ60年の歴史があり、アメリカのTVAをモデルに灌漑農業を推進するサンフランシスコ河流域開発委員会が設立され1948年に遡る。

その後1967年SUVALE(サンフランシスコ河流域開発庁)へ改組、一様、灌漑農業プロ ジェクトが始動。SUDENE(1959年設立された東北伯開発庁)がFAO(国連食糧農業機関)と共同で「サンフランシスコ河中流域灌漑基本プ ラン」を1967年に発表。1974年政府はSUVALEをCODEVASF(サンフランシスコ河流域開発公社)に改組し現在に至る。1978年の人造湖・ダムの完成以降に真の灌漑農業がスタート。

現在、サンフランシスコ河流域ではミカン、ゴヤバ、バナナ、カジュー等のトロピカル果実に加え葡萄の栽培からワインやラム酒の製造も大々的に行われています。魚の養殖、養蜂、牧畜以外に観光産業も盛んです。

長い河川流域では数々の灌漑用水路プロジェクトが始動している一方、CODEVASFでは20年先を見据えた流域開発計画を作成、流域都市や農村地帯の汚水処理、河川の浄化、植林や森林再生事業、バイオ燃料事業など又京都議定書にそった温室効果ガス排出削減プロジェクトも2年計画で取り組んでいます。(詳細はhttp://www.mi.gov.br/をクリックしご参照下さい。)

                                

                                左から平田藤義事務局長/サンスイ・プラスティックの平崎靖之社長補佐

 

 

第23回(平成21年度)貿易会議は聖市内ホテルで開催

第23回(平成21年度)貿易会議が2009年10月20日午前9時から午後5時30分までサンパウロ市内インターコンチネンタル・ホテルに社団法人日本産業機械工業会代表、経済産業省、サンパウロ総領事館、数多くの日本企業の代表者が参加して開催、田中信会頭初め7人のブラジル日本商工会議所関係者が日伯経済関係やブラジルでのビジネス展開などについて講演した。

〔10月20日(火)〕
09:00~09:20
挨拶 日納 義郎 社団法人日本産業機械工業会 会長

挨拶 米村 猛 経済産業省製造産業局産業機械課 課長

挨拶 大部 一秋 在サンパウロ日本国総領事

挨拶 ウェウバー・バハウ ブラジル開発商工省 貿易局長

09:20~10:00
講演 田中 信 ブラジル日本商工会議所 会頭
「日伯経済関係の変遷について」

プレゼンテーション 日伯経済動向の変遷

原稿「日伯経済動向の変遷」

10:00~10:40    

講演 佐々木 光 ジェトロ・サンパウロ・センター 所長
 「ブラジルの景気動向と同国市場の魅力について」

10:40~11:00    

    Coffee break

11:00~11:40    

講演 伊藤 友久 ブラジル住友商事 社長

 「ブラジルでのビジネス展開について-事業経験から-」

11:40~12:20   

講演 峯川 尚 ホンダ サウス アメリカ 社長
 「ブラジルでのビジネス展開について-事業経験から-」

12:20~13:30 昼食

 

13:30~14:10  

講演 西岡 勝樹 日立製作所 ブラジル事務所 所長 
 「ブラジルでのビジネス展開について-事業経験から-」

14:10~14:50  

講演 松田 雅信 パナソニック ド ブラジル 社長
 「ブラジルでのビジネス展開について-事業経験から-」

14:50~15:30   

講演 鈴木 雅雄 ブラジル三井物産 副社長

「ブラジル新幹線の概要」

14:50~15:30  
  講演 鈴木 雅雄 ブラジル三井物産 副社長>

「ブラジル新幹線の概要」

15:30~15:50   

 Coffee break

15:50~16:40  

講演 ファビオ・マルティン・ファリア ブラジル開発商工省

海外開発計画部長
 「世界同時不況下におけるブラジル経済の回復状況」

16:40~17:30    

意見交換(質疑応答)≪30~50分≫委員会総括挨拶 同会議貿易委員会委員長 安元 豊

所感 米村課長

18:00~20:00 レセプション