設備投資用機械・装置の購入増加傾向

ブラジル機械・装置工業会(Abimaq)では過去2ヶ月間の設備投資用機械・装置購入のためのクレジット相談件数が3万5,000件に達して、昨年1年間の3万7,000件に匹敵するほど増加してきている。

設備投資傾向が顕著になってきているが、今年の鉱工業部門の生産は前年比では7.0%から9.0%の落ち込みが見込まれており、来年の国内総生産(GDP)が5.0%増加すると設備投資用機械・装置は12.5%の売り上げ増加が見込まれている。

設備投資用機械・装置の売り上げ増加は家電メーカー部門、原油・天然ガス開発、上下水道や繊維部門向けで増加、また設備稼働率は昨年11月の84%から下落を続けてきたが、8月は81.3%まで回復してきている。

今年12月の設備稼働率は82%に達すると見込まれており、第3四半期の設備稼働率は前四半期比10%増加、前年同期比ではマイナス7.0%がそれぞれ予想されている。

今年4月の設備投資用機械・装置の発注は前年同月比40%と大幅に落ち込んでいたが、5月から8月までには30%増加して回復傾向が明らかになってきている。(2009年9月14日付けエスタード紙)

 

鉱業部門の規制強化か

連邦政府は岩塩層下原油開発の新石油法に続いて鉱業部門の新規定をコントロールする公社を設立して、連邦政府の鉱物開発期間の短縮やロイヤリティー収入の増加を図って社会開発部門向けファンドに投資する。

また電力部門ではブラジル中央電力公社(Eletrobras)の送電部門での落札拡大でマーケットシェアの引き上げ、ルーラ大統領はヴァーレ社に対して金融危機後に人員削減や投資減少を非難、また鉄鉱石輸出する代わりに製鉄所建設で付加価値をつけなければならないと批判している。

岩塩層下原油開発はペトロブラスが独占、Petro-Sal公社を設立して民間石油開発企業のコントロールを行い、石油化学部門でもペトロブラスがTriufo石油化学並びにスザノ石油化学への投資を拡大している。

連邦政府は今後、郵便輸送部門ロジスティック公社、ブラジル版Eximbank,鉄道公社などの設立で公社によるマーケットシェア拡大路線を採用する。(2009年9月13日付けエスタード紙)

 

 

8月の中国の鉄鋼生産は記録更新

8月の中国の鉄鉱石輸入は前月比15%減少したが、鉄鋼生産は22%増加の5,230万トンと記録を更新して5ヶ月連続で増加、今年の鉄鋼生産は6億1,600万トンまで達する可能性がある。

鉄鋼生産拡大は中国政府の景気刺激策や鉄鋼輸出増加が要因となっており、8月の鉄鋼輸出は前月比15%増加している。

また中国は鉄鋼輸出では世界トップとなっているが、海外の鉄鋼生産が上昇に転じれば、鉄鉱石の国際コモディティ価格の上昇する可能性がある。(2009年9月14日付けヴァロール紙)

 

(2009年9月11日)ブラジル日本研究者協会共催のシンポジウムの案内

ブラジル日本研究者協会(仁井山進会長 SBPN)の佐藤直専任理事は9月26日から 28日まで昨年に引き続いて商工会議所やジャイカとパートナーを組んでブルーツリーホテルでSBPNシンポジウムを開催、竹中平蔵元経済財政政策担当大臣、ジェラルド・アルキミン元聖州知事などが講演、シンポジウムの詳細はサイト http://www.japao.org.br/simposio/

ブラジル日本研究者協会(仁井山進会長 SBPN)の佐藤直専任理事

(2009年9月11日)日本語スピーチコンテスト案内

国際交流基金サンパウロ文化センターの内山直明所長は日本語スピーチコンテストについて11月14日に全国大会コンテストがサンパウロで開催、ブラジルの日本語学習者は非日系を中心に増加、ドナルド・キーンは戦争中にロンドンで読んだアーサー・ウェイリー訳『源氏物語』に感動して世界に日本文学を紹介したが、日本語スピーチ大会の商品の提供を依頼した。
サイト http://www.jpf.go.jp/world/jp/americas.html#f

国際交流基金サンパウロ文化センターの内山直明所長

 

(2009年9月11日)希望の家の第31回緑フェスティバル案内

希望の家のジャイロ・ウエムラ新理事長は同施設には91人が入院、障害者一人当たり月間1900レアルの経費がかかるが、経費の1/3は年間8回のイベント開催で賄うが、9月26日と27日に開催される第31回緑フェスティバルのリッファ購入協力を依頼、フェスティバルでは日本食、サンドイッチ、パステル、マーサージ、無農薬野菜販売,日系人歌手によるショーなどが予定されている。サイト www.kibonoie.org.br

希望の家のジャイロ・ウエムラ新理事長

 

(2009年9月11日)松山大学の経営学部教授の鳥居鉱太郎博士が表敬訪問

松山大学経営学部教授の鳥居鉱太郎情報科学博士が2009年9月11日に商工会議所を表敬訪問、応対した平田藤義事務局長にIT関連でブラジルとパートナーシップの検討などについて意見交換した。

                                  

                                   左から平田藤義事務局長/)松山大学経営学部教授の鳥居鉱太郎博士

9月の懇親昼食会はサンパウロ州政府のオズワルド・ルコン環境局補佐官をゲストに迎えて開催

9月の懇親昼食会は2009年9月11日正午からマクソウドホテルに112人が参加して開催、サンパウロ州政府のオズワルド・ルコン環境局補佐官をゲストに迎えて「サンパウロ州における気候変動政策-2009年法案001号」と題して講演した。

初めに環境委員会の内田肇副委員長が講演者のルコン補佐官の略歴を紹介後にルコン補佐官は政策立案の理由、機構変動と地球温暖化のエビデンス、緊急かつ施行措置の必要性、特に市民や脆弱性のある生態系に対する今後の気候変動インパクト、サンパウロ州における気候変動政策との関連項目として排水と固形廃棄物の管理、土壌利用と輸送計画、緊急時と災害への対応、生物多様性および水資源保護の重要性を強調した。

基本原則として予防、汚染者負担と使用者負担、透明性と教育、次世代へも含めた持続可能な開発、プロアクティブな手段で分担化された共同責任、業種別温室効果ガス排出量の算定、脆弱性マッピング及びインパクトへの適用と予防対策案、戦略的環境アセスメント、環境に対する質的指標と基準、排出量算定録及び計画作成における市町村への協力、持続可能な開発の地域モデル、排出量の公式登録、排出量ベースラインの保護、土壌利用の規制、北東部のリアルタイム温暖化監視プログラムなどについて説明した。

プレゼンテーション資料 サンパウロ州における気候変動政策

懇親昼食会に先立って臨時理事会・総会が開催、田中信会頭が開会挨拶を行った後で、米倉立二郎財務委員長が商工会議所70周年記録集作成事業について電子媒体として残すために資料の整理や編纂を外部業者に委託するために公開入札を実施したことなどを説明後に、田中会頭は挙手による追加予算承認は満場一致で承認された。

懇親昼食会の司会は平田藤義事務局長が勤め、初めに平田事務局長が過去の歴史を残すことは未来のビジョンのためになり、会議所の70年の歴史で今回初めて記念集を発行するが、将来の記念誌の発行の参考のために会員企業が作成した記念誌の寄贈協力を依頼した。

3分間スピーチではブラジル日本研究者協会(仁井山進会長 SBPN)の佐藤直専任理事は9月26日から28日まで昨年に引き続いて商工会議所やジャイカとパートナーを組んでブルーツリーホテルでSBPNシンポジウムを開催、竹中平蔵元経済財政政策担当大臣、ジェラルド・アルキミン元聖州知事などが講演、シンポジウムの詳細はサイト http://www.japao.org.br/simposio/

続いて国際交流基金サンパウロ文化センターの内山直明所長は日本語スピーチコンテストについて11月14日に全国大会コンテストがサンパウロで開催、ブラジルの日本語学習者は非日系を中心に増加、ドナルド・キーンは戦争中にロンドンで読んだアーサー・ウェイリー訳『源氏物語』に感動して世界に日本文学を紹介したが、日本語スピーチ大会の商品の提供を依頼した。
サイト http://www.jpf.go.jp/world/jp/americas.html#f

希望の家のジャイロ・ウエムラ新理事長は同施設には91人が入院、障害者一人当たり月間1900レアルの経費がかかるが、経費の1/3は年間8回のイベント開催で賄うが、9月26日と27日に開催される第31回緑フェスティバルのリッファ購入協力を依頼、フェスティバルでは日本食、サンドイッチ、パステル、マーサージ、無農薬野菜販売,日系人歌手によるショーなどが予定されている。サイト www.kibonoie.org.br

アイセックサンパウロ大学(USP)委員会のムリロ・ワヅツさんとカリーネ・コスタさんはアイセック東京大学委員会の高橋俊さんと小谷駿太郎さんがブラジルで先月にブラジルを訪れ、日本の学生のブラジルでの研修、USPの学生の日本での研修の実現に向けてUSPと協力体制を敷き、会員企業に日本の研修生の受け入れ協力を依頼、更に平田事務局長は国際的人材養成には良い制度であり、日本のリーダーや親日家を育てるために会員企業へ協力を依頼した。アイセックサイト http://d.hatena.ne.jp/aiesec-tolc

112人が参加した懇親昼食会

左からサンパウロ州政府のオズワルド・ルコン環境局補佐官/田中信会頭

左から三井住友銀行地球環境部のチアゴ・ロッケ部長/平田富士義事務局長/サンパウロ州政府のオズワルド・ルコン環境局補佐官/環境委員会の内田肇副委員長/ブラジル日本研究者協会(SBPN)の佐藤直専任理事

 


 

9月の日伯法律委員会に51人が参加して開催

9月の日伯法律委員会(松田雅信委員長)が2009年9月10日に51人が参加して開催、クラウジオ・ヤノ副委員長が司会を務め、初めに  カナマル&クレッセンチ弁護士事務所のルイス・バセッチ弁護士が「新権利保障令状法」と題して、人身保護法、情報公開保障令、安全保障委任、判決前の保護処分などについて説明した。

ブラガ&マラフォン弁護士事務所のマウリシオ・バーロス弁護士が「輸入に対する商品流通
サービス税(ICMS)に関わるサンパウロ州とエスピリトサント州間の論争の終始」と題して間接的注文による輸入、貿易会社が輸入サービス代理、代理輸入による副作用効果、商品流通サービス税(ICMS)の恩典による誘致合戦などについて説明、ピニェイロ・ネット弁護士事務所のフェリッペ・バルシメリ弁護士が「運送料に対する社会統合基金(PIS)/社会保険融資納付金(COFINS)クレジットの利用:ブラジル連邦国税庁見解の矛盾」について、デロイトのロサノ・ジアン氏が「2009年の法律第11962号と海外へのブラジル人派遣に対する新しいルール」と題してサラリー、ベネフィットや13ヶ月目のサラリーの支給、社会保障院(INSS)への納付金や勤続期間保障基金(FGTS)の積み立てなどについて説明した。

左から2人目は司会のクラウジオ・ヤノ副委員長と4人の講演者

会場一杯の51人が参加して開催

8月のドル流入は29億5,000万ドル

8月のドル流入は製造部門や金融投資を中心に29億5,000万ドルと3ヶ月連続で黒字を計上、前月の12億7,000万ドルの132%、6月比では3倍に増加している。

8月のサンパウロ証券取引所(Bovespa)への投資や国債購入に16億1,000万ドルの外貨が流入して、世界金融危機からもっとも早く脱出すると見込まれているブラジルへの投資が増加してきている。

輸出業者はドルを海外の口座からブラジル国内口座に移動したために8月は前月比30.1%増加、更に輸入は9.3%減少してドルの流入が大幅に増加した。

しかし9月初め4日間は海外投資家が株式投資の利益確保売りで11億ドルが流出、また輸出業者もドル流入を減少、ドル安の為替で輸入が1日当たり6億ドル以上に増加している。

8月末の外貨準備高はドル為替介入の継続で2,157億4,400万ドル、9月4日は2,165億1,800万ドルと増加の一途を辿っている。(2009年9月10日付けエスタード紙/ヴァロール紙)