Siifは風力発電所建設に20億レアル投資

今日、Siifエネルギー社はセアラー州に3ヵ所目の風力発電所網のイナグレーションにルーラ大統領が出席して開催、2010年中頃までに20億レアルを投資して400メガワットの電力エネルギー発電を予定している。

しかしブラジルの風力発電は総発電量の0.1%にしか満たないが、セアラー州カモシンの風力発電所稼動で547.6メガワットに増加する。

初めての風力発電エネルギーの入札は11月25日に予定されているが、441プロジェクトが登録、総発電量は1万3341メガワットでマデイラ河水力発電所の発電能力の2倍に達する。

Siifエネルギー社はセアラー州の230メガワット、ピアウイ州の150メガワット並びにリオ州の20メガワットの総発電エネルギー400メガワットの販売を予定している。

風力発電建設投資は1メガワット当たり500万レアル、カモシン風力発電所建設には5億レアル、リオ州アライア・ド・カーボ風力発電所には7億レアルを投資して135メガワットの発電を予定している。(2009年9月10日付けヴァロール紙)

 

鉱工業部門の売り上げは3ヶ月連続で増加

全国工業連合(CNI)の発表によると7月の鉱工業部門の売り上げは前月比0.4%増加して3ヶ月連続で増加、また設備稼働率も79.9%に達して緩やかな経済回復傾向を示している。

しかし鉱工業部門の7月の売り上げは前年同月比では9.2%と大幅に減少、設備稼働率は前年同月の83.2%を大きく下回って、金融危機前のレベルに達するのは来年の上半期になると予想されている。

7月の製造部門の労働時間は前月比0.1%増加、雇用は前年同月比5.0%、労働時間は9.5%それぞれ減少して大幅に落ち込んでいるが、下半期の更なる人員削減は予想されていない。(2009年9月10日付けエスタード紙)


 

中国製タイヤ並びに履物にセーフガード発動

ブラジル履物工業会(Abicalçados)は1年近く中国製履物輸入に対してブラジル貿易審議会(CAMEX)にダンピング法適応を訴えていたが、今月9日から1足当たり12.47ドルの輸入税徴収を決定した。

過去3年間の輸入履物の85%は中国製で今年7ヶ月間には1,750万足に達しており、また中国製のコピー商品は190%もブラジル製品よりも安いために価格競争力でマーケットシェアを失っていた。

ブラジルタイヤ工業協会(Anip)は1キロあたりの中国製タイヤに対する輸入税0.75ドル徴収を歓迎しており、過去4年間で小売販売用中国製タイヤの急増に歯止めがかかると見込んでいる。(2009年9月10日付けエスタード紙)

 

 

(2009年9月9日)アイセック・ジャパン東京大学委員会メンバー2人が表敬訪問

アイセック・ジャパン東京大学委員会の高橋俊さん(東京大学2年)、 小谷駿太朗さん(東京大学1年)、アイセック・サンパウロ州立大学(USP)のカリーネ・カノニシ・コスタさん、ムリロ・ヴァドッツさんが2009年9月9日に商工会議所を表敬訪問、応対した平田藤義事務局長、日下野成次総務担当に先月から高橋さんと小谷さんがサンパウロに滞在、研修生受け入れブラジル企業などを訪問して具体化しつつあることを報告、またアイセックUSPと協力して日本の学生のブラジルでの企業や非営利団体(NPO)での研修するプロジェクトを協力して強化していくと述べた。。


世界的なアイセックのパートナーとしてはフィリップス社、UBS銀行、マイクロソフト、ABN-AMRO銀行、HPやオラクル社、ブラジル国内のパートナーとしてゲルダウ社、IBOPE,イタウーウニバンコ銀行、BASF、METODO社が協力している。


東京 大学アイセックではブラジル企業と独自に提携を結び、多くの研修生を送り出そうと新たなプロジェクトを開始、同プロジェクトで2回目の来伯の高橋さんは 「日系人がブラジル社会で認められて誇りを持って働いているのが分かった、日系人や移民の人との交流を深めながら学ばせていただきたい」と熱い思いを語り、日本人学生にブラジルで学ぶ機会を提供したいので日系企業に協力を呼びかけている。


研修期間は2ヶ月から1年を希望
連絡先は高橋さん 11-8847-3518 
メール shun.takahashi.14@gmail.com

左から平田藤義事務局長/日下野成次総務担当/アイセックUSPのムリロ・ヴァドッツさん/カリーネ・カノニシ・コスタさん/アイセック・ジャパン東京大学委員会の小谷駿太朗さん(東京大学1年)/高橋俊さん(東京大学2年)

鉱工業部門の雇用は上昇に転じる

金融危機後の鉱工業部門の雇用は9ヶ月連続で減少していたが、7月の雇用は前月比0.4%増加に転じて国内経済の回復傾向、しかし前年同月比では7.0%減少してブラジル地理統計院(IBGE)が統計を取り始めた2001年以来では最悪を記録している。

また今年7ヶ月間の鉱工業部門の雇用は前年同期比5.4%、過去12ヶ月間では2.7%とそれぞれ減少、特に7月の自動車製造並びに自動車パーツは前年同期比12.9%減少,機械・装置部門も12.3%減少している。

7月の鉱工業部門の実質サラリーは前月比0.1%上昇、過去2ヶ月間の自動車工業は1,391人の雇用増加を記録したが、8月の雇用は前年同月比5.5%減少している。

昨年8月の自動車工業部門の雇用は11万2,640人であったが、今年8月は10万6,475人まで減少、国内の自動車販売が好調に推移したために今年8ヶ月間の雇用は2.7%増加、しかし生産は11.9%、輸出は44.4%とそれぞれ大幅に減少している。(2009年9月9日付けエスタード紙)

 

 

ブラジルの競争ランキングは56位

世界経済フォーラムの今年の競争力ランキングでブラジルは昨年の64位から56位にランクが上昇して初めてメキシコを追い越したが、BRICs諸国では中国とインドに抜かれている。

中南米ではチリが28位、プエルトリコやコスタリカもブラジルより上位にランク、南アフリカ、タイ、インドネシア、アゼルバイジャンなどもブラジルよりも競争力がある。

競争力ランキングトップはスイス、続いて昨年1位の米国、シンガポール、スエーデン、デンマーク、ドイツ7位、日本は8位、台湾17位、韓国19位、中国は29位であった。

ブラジルの金融市場の競争力は過去12ヶ月間にブラジル国内の銀行破綻がなかったために64位から51位と大幅にランクが上昇、マクロ経済の安定性では122位から109位に上昇している。

しかしブラジルの税制、規制やブロクラシー部門の評価では最悪の部類に属しており、汚職では最悪13カ国にランク付けされているが、教育システムは117位から103位にランクを上げている。(2009年9月9日付けエスタード紙)

 

ペトロブラスは岩塩層下原油埋蔵量を20億バレル増加

ペトロブラス石油公社はサントス海盆のグアラ・プロジェクトで生産性の高い岩塩層下原油の埋蔵量が11億から20億バレルと見込まれる油田を発見した。

グアラ油田はツピー油田の南東55キロのBM-S-9鉱区にあり、ペトロブラスが45%、米国資本BGが30%、スペイン資本Repsolが25%それぞれ権益を擁している。

岩塩層下原油埋蔵量はグアラ油田の11億から20億バレル、ツピー油田50億から80億バレル、イアラ油田30億から40億バレル、エスピリット・サント州のパルケ・ダス・バレイアス油田の15億から20億バレルとなり、106億から160億バレルの埋蔵量が見込まれている。(2009年9月9日付けエスタード紙)

 

 

ルーラ大統領支持率に若干のかげり

8月31日から9月4日まで2,000人を対象としたCNT/Sensus調査ではルーラ大統領の個人評価は5月の81.5%から76.8%、ルーラ政権の評価は69.8%から65.4%とそれぞれ減少に転じて若干のかげりが現れてきている。

支持率減少は新インフルエンザへの対応、ジウマ・ローセフ官房長官のサルネイ上院議長ファミリー企業監査介入指示、連邦歳入局のリナ・ビエイラ元局長の解雇などが支持率低下を招いている。

新インフルエンザの影響が大きい南部や南東部地域の高学歴の支持率低下が大きく、41.1%は連邦政府の対応を評価していない。

2010年の大統領選挙ではジョゼ・せーラ候補が39.7%の支持率を確保、2位のジウマ候補は19.0%、エロイザ・エレーナ候補9.7%、マリーナ・シルバ候補は4.8%となっている。(2009年9月9日付けヴァロール紙)

 

国内経済刺激のためにGDP比5.6%に相当する減税政策

国内経済刺激するために連邦政府はGDP比5.6%に相当する減税政策を採用して米国、フランス、英国や日本を上回っているが、今年のブラジルのGDPはマイナス0.8%で世界平均のマイナス2.5%よりも減少幅が少ないと予想されている。

ブラジルの減税政策は新興国平均のGDP比4.7%、並びに先進国の3.7%をそれぞれ上回っており、米国はGDP比5.5%と大幅な減税政策を採用している。

国連貿易開発会議(UNCTAD)では金融危機後の銀行救済でブラジルはGDP比1.5%、インドは6.0%を注入したが、アイスランドは263%、アイルランド230%米国81%、ドイツは22%を注入した。

先進国の平均はGDP比32%を注入しているが、クレジットは収縮を継続、失業率は拡大して消費は落ち込んだままとなっている。

ラテンアメリカの今年のGDPはマイナス2.0%、特にメキシコはマイナス7.0%が見込まれているが、中国は7.8%、インドは5.0%それぞれ増加すると予想されている。

今年の南米の平均GDP伸び率は国際コモディティ価格の下落や輸出の減少でマイナス0.3%、南アフリカは1.8%、米国3.0%、ロシア8.0%、ドイツは6.1%とそれぞれマイナスが予想されている。

今年の世界貿易は金額では20%、取扱量では11%それぞれ減少して世界のGDPはマイナス2.5%が予想されているが、来年はGDP比1.6%の増加が見込まれている。(2009年9月8日付けエスタード紙)

 

ブラジルの銀行のスプレッドは世界平均の6倍

ブラジルの銀行の昨年最終四半期の平均不渡り率は2.9%、アルゼンチンやメキシコ2.5%、ベネズエラの2.3%とほぼ同率であるが、ブラジルの銀行スプレッドは国際通貨基金(IMF)が42カ国を対象にしたスプレッドの平均を6倍上回る26.6%となっている。

アルゼンチンのスプレッドは8.4%、ロシア6.5%、インド3.8%、中国3.1%米国2.0%、英国は1.2%とブラジルを大幅に下回っている。

ブラジルの銀行の収益率はスプレッドが26.6%にも関わらず19%、ベネズエラのスプレッドは6.2%で収益率は28%、コロンビアは7.4%で21%とスプレッドが低いが、収益率はブラジルを上回っている。(2009年9月8日付けエスタード)紙