電力料金は最高33.71%の値上げ

国家電力庁(Aneel)では電力コンセッションの契約延長をするために、暫定令579号による電力コンセッションとの再契約並びに賠償金の支払いをしていたにも関わらず、連邦政府は今年初めに支出削減の一環として電力料金の値上げを承認した。

連邦政府は国家電力庁(Aneel)による暫定令579号の破棄承認並びに国庫庁による補助金廃止で一般消費者への電力料金の値上げを許可したために、今日からCPFL社 やEnergisa 社が臨時の値上げをする。

国家電力庁(Aneel)から一般家庭向け臨時の電力料金値上げが承認されているのはCPFL Jaguariの28%、CPFL Santa Cruzの25.42% 、CPFL Leste Paulistaの12.73%、CPFL Sul Paulistaの18.91%、CPFL Mococaの14.69% , Energisa Borboremaの33.71%とそれぞれ大幅な値上げを行う。

製造業部門の電力料金の平均値上げ率は27%を予想していたが、今では35%~40%に達するとリオ州工業連盟(Firjan)のクリスティアーノ・プラド部長は上方修正している。

一般家庭の平均電力料金はMWh当たり540レアル、商業・サービス業は517レアル、製造業は430レアルとリオ州工業連盟では予想、電力料金の値上げは国内経済の停滞で一般消費者に転嫁できないために、投資削減や雇用削減を余儀なくされるとクリスティアーノ・プラド部長は説明している。

ロンドニア州ポルト・ヴェーリョ市で建設中のジラウ水力発電所ではストライキなどによる影響で535日の遅れが発生していると建設を請け負っているコンソーシアムEnergia Sustentavel(ESBR)は国家電力庁に申請している。

しかし国家電力庁ではストライキによる遅れは157日しか認めていないために、ESBR社に対してスポット市場での34億7,600万レアルの電力エネルギー購入を命じている。(2015年2月3日付けエスタード紙)

 

2014年の国営企業の投資総額は前年比15.7%減少

2014年の石油開発や電力エネルギー開発、インフラ整備、公立銀行などの国営企業の投資総額は、前年比15.7%減少の956億4,000万レアルと2013年の1134億9,000万レアルから大幅に減少している。

2014年の国営企業の投資総額は予算の86%で2013年の予算の92.1%から大幅に減少、またペトロブラス石油公社のペルナンブーコ州Abreu e Lima製油所がほぼ完成に近づいていることも投資額の減少の一因となっている。

ペトロブラスに対する連邦警察による特別捜査ラヴァ・ジャット作戦による汚職問題の発覚で同社の信頼下落並びに石油の国際コモディティ価格下落による収益の悪化、格付け会社ムーディーズによる“Baa2”から“Baa3”への格下げなどの要因で、今年のペトロブラスの投資は必要最小限に留めるとペトロブラスのグラッサ・フォスター総裁は説明している。

今年の国営企業の投資は1,057億レアルと昨年の1,059億レアルを僅かに下回っているが、ペトロブラスのグラッサ・フォスター総裁は、石油開発部門を中心に予算の見直しを行って11億レアルの削減を発表している。

電力エネルギー部門のエレトロブラスグループの昨年の投資は予算の70.5%に相当する62億6,900万レアルと2013年の予算の82.7%に相当する72億1,800万レアルから大幅に減少している。

空港管理公社インフラエロ社の昨年の投資は予算の74.9%に相当する14億2,400万レアルと2013年の予算の80.8%に相当する16億4,000万レアルから大幅に減少しており、またジョアキン・レヴィ財務相の一連の増税政策や財政プライマリー収支の目標達成のために、今年の公共投資は大幅に削減されると予想されている。(2015年2月3日付けエスタード紙)

 

公益団体法人 国際環境技術移転センターコーディネーターで 一般社団法人日本ブラジル中央協会の岸和田仁理事が訪問

公益団体法人 国際環境技術移転センターコーディネーターで 一般社団法人日本ブラジル中央協会の岸和田仁理事並びに公益団体法人 国際環境技術移転センター地球環境部事業企画課の中丸寛仁 事業管理員が2015年2月2日に商工会議所を訪問、平田藤義事務局長が応対した。

国際環境技術移転センターは、諸外国の環境改善を目指して地球環境の保全と世界経済の健全な発展に寄与するため、日本の環境保全システムに関する技術を他の地域に移転することで諸外国及び日本における環境問題を改善し、地球環境の保全及び世界経済の持続的な発展に寄与することも目的に設立された。

左から公益団体法人 国際環境技術移転センターコーディネーターで 一般社団法人日本ブラジル中央協会の岸和田仁理事/公益団体法人 国際環境技術移転センター地球環境部事業企画課の中丸寛仁 事業管理員/平田藤義事務局長

第5回インフラWGの勉強会を開催

機能強化委員会(村田 俊典委員長)の第5回インフラWG(室澤智史グループ長)の勉強会は2015年2月2日午後3時から5時30分まで開催、TOZZINI FREIRE弁護士事務所の幕田潤弁護士並びにガブリエラ・リマ弁護士が講演を行った。

ガブリエラ・リマ弁護士は、英語でブラジルの労働ビザとしてパーマネントビザ並びにテンポラリービザ、テクニカルビザの取得や有効期間、リスク、連邦警察のアポイントメントなどについて説明、幕田潤弁護士はブラジルにおけるインフラ整備プロジェクト向け環境ライセンスの取得に関する注意点、プライマリーライセンス並びにインスタレーションライセンス、オペレーティングライセンスなどの違いについて説明した。

最後に幕田潤弁護士は、「インフラプロジェクトを始める前に知るべき法律-8,666号、コンセッション、PPP法」について、コンセッション入札では価格が技術よりも優先されるために、技術の数値化の必要性、附合契約、落札者の選択基準、ブラジル企業と外国企業の取り扱い、ナショナル・コンテンツ、インフラプロジェクトは初めに公聴会から開始、ビジネスプランの分析、マーケット・リサーチ、主観評価、クオリフィケ-ション、過去の経験や実績、一般的な契約条件などについて説明した。

参加者リスト
JICAブラジル事務所                室澤智史
ブラジル住友商事会社          飯田俊太郎
日立南米社                   岩山明郎
ブラジル三菱重工業              中島毅行
ケミカルグラウト(CGC)           藤井健
戸田建設                             奥地正敏
ジェトロ・サンパウロ               栗原環
ブラジル三井住友銀行           甲斐中哲也
ブラジル三菱東京UFJ銀行     青山健太郎
国際協力銀行(JBIC)            安井豊
TOZZINIFREIRE                    幕田潤
TOZZINIFREIRE                    ガブリエラ・リマ
ブラジル日本商工会議所      大角総丙
ブラジル日本商工会議所      天谷浩之
ブラジル日本商工会議所      吉田章則

左から講演者のTOZZINI FREIRE弁護士事務所のガブリエラ・リマ弁護士/幕田潤弁護士

CIR 024/15 第35回Camaraゴルフ会開催について

CIR 024/15

 

2015年2月2日

会議所会員および会員企業社員の皆様へ

ブラジル日本商工会議所

相互啓発委員長 奥村 幹夫

                                  

 

第35回Camaraゴルフ会開催について

 

第35回Camaraゴルフ会を下記の通り開催いたします。

初参加、女性の方、参加大歓迎です。奮って御参加下さい。

 

 

  1. 開催日時 : 2015年2月28日(土)7時15分スタート(第1組)

 

  1. 場所 : PLゴルフクラブ LILY-PANSY 白ティー

 

  1. 参加費 : R$130
    (上記会費は表彰式での飲食代、賞品代も含みます。プレー費、キャディー費は各自負担)

 

  1. 参加対象者 : 会議所会員、会員企業社員およびその家族

 

  1. 参加申込要領 : お名前、連絡先(個人のメールアドレス)、ハンディキャップを記載してお申し込みください。申込先:事務局テイコ(E-MAIL secretaria@camaradojapao.org.br

 

※下記すべてのデータを必ずご記入の上、会議所メールへ送付願います。

お名前

 

組み合わせ表送り先(E-MAILアドレス)

 

ハンディキャップ

 

 

※参加費を銀行振込でのお支払いの場合、E-MAIL: secretaria@camaradojapao.org.br 又はファックス:(11)32840932 にて振り込み証明書をお送り願います。

<口座番号> Banco do Brasil Agência: 1196-7 C.C: 14650-1
CNPJ : 61.009.031/0001-06
Câmara de Comércio e Indústria Japonesa do Brasil

 

※ご自身のHCをご確認の上でご連絡いただきます様お願いします。 

注)LILY-PANSY 白ティーのHCにてお願いします。

 

6.  申込締切日 : 2月19日(木)。 但し、定員(56名程度)になり次第、締め切らせていただきます。尚2月19日(木)以降に申込みを取消される場合、参加費は返金できませんのでご了承願います。       

以上

 

 

 

1月の投資収益率トップは金投資の7.5%

ヨーロッパ連合や米国の経済指標の悪化や格付け会社ムーディーズによるペトロブラス石油公社の格下げ、ジョアキン・レヴィ財務相によるドル介入の縮小発言などの影響で、1月の金投資の収益率は7.5%でトップとなっている。

外部監査もなく連邦警察のラヴァ・ジャット作戦で判明した汚職による損失計上もない昨年第3四半期の決算を発表、ペトロブラス石油公社の昨年第3四半期の純利益は前月比38%減少の30億9,000万レアル、前年同期比では9.0%減少などの要因で、1月のサンパウロ平均株価(Ibovespa)はマイナス6.20%と3カ月連続でマイナスを記録している。

またラヴァ・ジャット作戦で判明した汚職で大手ゼネコンの投資減少やジョアキン・レヴィ財務相によるドル介入の縮小発言、水不足による節水制限や電力エネルギー制限の可能性などの影響で、1月30日のドルの為替は2.95%上昇してR$2.68%まで上昇して、1月のドル投資の収益率は1.13%増加している。

1月のインフレ指数の総合市場物価指数(IGP-M)は0.76%を記録、確定金利付きファンド(RFファンド)の収益率は0.96%でIGP-M指数を上回ったが、10万レアル以上の銀行定期預金証(CDBs)の収益率は0.75%とIGP-M指数を下回った。

また1月の大口の銀行間預金ファンド(DI)の収益率は0.74%、ポウパンサ預金の収益率は0.61%、小口の銀行間預金ファンド(DI)の収益率は0.59%とインフレ指数の総合市場物価指数(IGP-M)をそれぞれ下回っている。(2015年1月31日付けエスタード紙)

 

39億レアルを投資したアスー港湾の第1期工事は4月に完成

世界トップテンの資産家まで上り詰めた実業家エイケ・バチスタ氏が開発に着手していた総合工業コンビナートのリオ州サン・ジョアン・ダ・バーラ市に位置するアスー港湾の第1期工事は4月に完成が見込まれている。

ニューヨークのマンハッタン島よりも広いアスー港湾の面積は90キロ平方メートルでヨーロッパ最大のオランダのロッテルダム港湾の105キロ平方メートルに匹敵する規模の港湾となっている。

アスー港湾はエイケ・バチスタ氏のグループ企業LLX社が手掛けていたにも関わらず、信用下落の影響でPrumo社に買収されて投資を継続、2007年から2014年までの投資総額は39億レアルに達している。

アスー港湾のターミナル1はアングロ社の鉄鉱石パイプラインが占めており、ターミナル2は、岩塩層下(プレソルト)石油開発のロジスティックハブ港湾になる予定となっている。

アスー港湾はプレソルトのカンポス海盆から128キロメートルに位置しており、190キロ離れているリオ州マカエ市や230キロメートル離れているニテロイ市、340キロメートル離れているエスピリット・サント州のヴィトリア市よりも地理的に有利な条件を備えている。

グループXの各企業への投資に対する海外投資家による資本参加のキャンセルが相次いでおり、2012 年には中国の武漢鋼鉄股份有限公司(Wisco)はアスー港のMMX社との製鉄所建設のジョイントベンチャーをバチスタ氏が約束していた港湾内の鉄道やターミナルのロジスティック整備をしなかったために解消している。

また中国資本JACモーターズは、アスー港での自動車生産を予定していたにも関わらず、バイア州カマサリ市での自動車生産に変更、10億レアルを投資して2015年下半期からJ3型のセダン車を生産する予定となっている。

2016年からアスー港湾では1日当たり120万バレルの原油の取り扱いが予定されており、また2017年から2020年には船舶の修理並びに自動車や穀物、鉄鋼製品、肥料などの輸出開始が予定されている。(2015年2月2日付けエスタード紙)

今年の大企業の配当金支払いは軒並み減少か

国内経済の停滞による企業の収益性の悪化、ラヴァ・ジャット作戦による汚職問題によるクレジットの縮小、節水制限や電力エネルギーの消費制限の可能性などで、今年はブラジル企業に対する悪影響の要素が非常に大きいと予想されている。

2009年から2013年にかけてペトロブラスの利益・配当金支払い総額は475億レアルに達していたにも関わらず、ラヴァ・ジャット作戦による汚職問題の発覚での信頼の下落並びに石油の国際コモディティ価格の下落による収益の悪化、格付け会社ムーディーズによる“Baa2”から“Baa3”への格下げなどの要因で今年は同社の配当金の支払いが難しいと予想されている。

また資源大手ヴァーレ社の2009年から2013年にかけて利益・配当金支払い総額は469億レアルに達していたが、中国の経済停滞による鉄鉱石需要の下落に伴って鉄鉱石の国際コモディティ価格が低迷しているために、今年の配当金支払いは大幅に減少すると予想されている。

電力エネルギーカ社のCemig社の2009年から2013年にかけて利益・配当金支払い総額は111億レアルに達していたが、今年の配当金支払いは利益の25%以下にとどまると予想されている。(2015年2月2日付けエスタード紙)

第4回外交関係樹立120周年記念実行委員会に出席 2015/02/02

2015年日ブラジル外交関係樹立120周年記念事業ブラジル実行委員会(委員長:梅田在ブラジル日本国大使)は2月2日(月)、サンパウロ総領事館の多目的ホールに於いて第4回会合を開催した。

会合には梅田大使、福嶌総領事および日系主要団体長の他、8月頃サンパウロ大学と慶応義塾大学が共催検討中のオープニングセレモニーについて説明のため渡辺元高等判事も参加、会議所からは藤井会頭(会議所修好120周年委員長)、矢部 健太郎 同副委員長と平田事務局長が参加した。

以下の7項目について協議を行った。

(1)募金の状況、(2)特別事業の準備状況及び経費支出について、(3)120周年認定事業の状況、(4)親善大使の検討状況、(5)マスコット・キャラクターについて、(6)今後の会合日程、(7)在外公館長表彰式(ロゴマーク作成者)

募金状況の中では寄付表明企業の一覧(個々の金額を伏せ受け付け順45社)が紹介された。また会議所内で1月に修好120周年委員会が設置された事も報告された。寄付額に見合う今後の事業計画について討議された他、修好100周年同様、他の日系諸団体や非会員企業からも広く寄付を募ることも話し合われた。

今後の募金の在り方として協賛企業については企業名のみならず適正公正なサイズの企業ロゴをパンフレットや広報媒体などで積極的に掲載して行く事が決まった。2月末にミナスジェライス州の日本祭りを皮切りに実施される日伯共同プロジェクト展覧会については2月上旬時点の寄付表明企業名を掲載する。

花火イベントや日伯共同プロジェクト巡回展の事業計画、実施要領また、その経費支出の詳細について報告された。

リオにおける120周年記念事業の進捗状況については山元総領事が説明、また今回の特別事業以外に募金額次第にもよるが、3つ目の事業としてイブラプエーラ公園内の日本館の永久保存を前提とした改修工事を挙げ協力を要請した。

質疑応答では今年8月末から9月初旬に掛け日伯経済合同委員会が開催される時期に合わせ、修好120周年記念経済セミナーを具体化するにあたって会議所の共催者となる日本の政府機関やマスコミの紹介を要請した。(第3回の会合で要請済み案件)

最後にロゴ・マークに応募、88作品の中から見事選ばれた折り紙の鶴をイメージした作者のブルーノ・ヒトシ・テルヤ氏(グラフィック/ウェブ・デザイナー、日系3世、27歳)に梅田大使から在外公館長表彰状および記念品の授与が行われた。

第5回通関ワーキンググループ会合開催

機能強化委員会(村田 俊典委員長)の第5回通関ワーキンググループ(石嶋勇グループ長)会合は2015年1月30日午後4時から6時過ぎまで9人が参加して開催、日伯双方がウィンウィンの関係を築けるような内容とするために、税関手続きの迅速化、柔軟化、簡素化項目ではその改善に向け日本官民の重要性、通関の一層の簡素化を図るために日伯間でのOEA制度の相互承認、教育支援制度などについて積極的な意見交換が行われた。

参加者リスト

日本郵船ブラジル            矢田俊夫 ダイレクター

山九ロジスティクス          森田透 取締役

山九ロジスティクス     アべリーノ・デ・ジェズス氏

ブラジルヤクルト商工        石嶋勇 取締役

サンパウロ総領事館     坪井俊宣 経済班領事

ブラジル日本商工会議所      平田藤義 事務局長

ブラジル日本商工会議所      大角総丙 編集担当

ブラジル日本商工会議所      天谷浩之 アドバイザー

ブラジル日本商工会議所      吉田章則 調査員

左から石嶋勇グループ長/森田透副グループ長(山九)/アべリーノ・デ・ジェズス氏(山九)