今年1月の歳入は前年同月比0.91%増加の1236億6,700万レアル

1月の連邦政府のインフレ指数を差引いた実質歳入総額は、法人所得税(IRPJ)並びに純益に対する社会納付金(CSLL)は減少したにも関わらず、社会保障院(INSS)の納付金が増加したために、前年同月比0.91%増加の1,236億6,700万レアルとなっている。

国庫庁のルイス・フェルナンド・テイシェイラ・ヌーネス次官は、今年の歳入総額は企業の負債返済額の低減措置を利用したRefis da Criseによる国庫庁の臨時歳入40億レアルを見込んで前年比3%から5%の増加を予想、1月のRefis da Criseによる国庫庁の臨時歳入は3億8,900万レアルであった。

1月の社会保障院への納付金総額は、前年同月比4.26%増加の287億1,900万レアル、1月の法人所得税(IRPJ)並びに純益に対する社会納付金(CSLL)は、集団休暇や在庫調整などの影響を受けて5.46%減少している。

1月の減税政策導入による国庫庁の歳入減少は82億レアル、そのうち企業側の社会保障院(INSS)への従業員給与額20.0%の納付率の免税に対して、売上の1.0%から2.0%の課税で企業負担を軽減する減税政策による歳入減は15億レアルに達している。

 

ジウマ大統領はEUのWTOへのブラジル工業政策についての相談を不信視

ベルギーの首都ブリュッセル市で、メルコスールとヨーロッパ連合との自由貿易協定(FTA)に関する首脳会合で、ヨーロッパ連合は、ブラジルの国内企業に対する優遇税制や輸入関税、マナウスフリーゾーンの優遇税制の規定改革の実施などを要請して、世界貿易機関(WTO)に相談していたことにジウマ大統領は不信を抱いている。

ジウマ大統領は、ジョゼ・マヌエル・バローゾ欧州委員会委員長とヘルマン・ファン顧問との会談で、マナウスフリーゾーン並びに燃費改善やテクノロジー投資に対する減税並びに自動車パーツ並びにパーツ供給能力部門への投資を促すプログラム(Inovar-Auto)の重要性や必要性を説明した。

ジウマ大統領は、マナウスフリーゾーンは温暖化効果が発生しない電気電子製品を生産してアマゾン地域の発展に大きく貢献、またInovar-Autoプログラムは、ブラジルの自動車産業の発展に欠かせないプログラムであると説明している。

過去数年間にブラジルにAudi 社並びにBMW社、 Mercedes-Benz 社、Land Rover社などのヨーロッパの自動車メーカーが進出してきており、ヨーロッパメーカーは、ブラジルの自動車市場で大きな存在になってきているとジウマ大統領は説明している。

バローゾ欧州委員会委員長は、ヨーロッパ連合はマナウスフリーゾーンの重要性は認識しているが、熱帯雨林の伐採拡大を憂慮していると説明、全国工業連合(CNI)の関係者は、60日以内の自由貿易協定の合意に期待している。(2014年2月25日付けエスタード紙)

ブラジルの中小企業は中国製品に対抗するためにパラグアイで生産検討

全国工業連合(CNI)は、ブラジルの中小企業80社の経営陣180人を3日間に亘ってパラグアイに経済ミッションを派遣、パラグアイ経由でブラジルへ輸出される安価な中国製品に対抗するために、マキラ制度を活用してパラグアイでの生産を検討する企業がでてきている。

マキラ制度は、パラグアイに所在する企業が輸出用の資本財やサービスを生産するシステムであり、生産は国際契約を通じて海外の親会社が行い、世界中のすべての国に出荷することができ、マキラ制度を活用してパラグアイをブラジル向け生産加工拠点とする際に、利用価値が高いと企業の関心を呼んでいる。

パラグアイの労働者関連の税金は労働者のサラリーの16.5%、付加価値税(IVA)は10%、所得税は10%、労働組合は組織的に弱く、また若者が多くトレーニングが容易であり、電力料金はブラジルよりも60%安いなど中小企業にとっては収益率を大幅に上昇させることが可能となるが、しかし製品輸送のインフラの不備の問題は依然として存在する。

アジアからブラジルへ輸出する場合は輸入税が23%と非常に高いが、パラグアイ経由では輸入関税が不要であり、安価な中国製品と対抗するには、パラグアイでの生産の検討の必要性がある。

昨年、パラグアイで工業製品を生産しているブラジル資本32社のブラジルへの輸出は全体の20%に相当する2億800万ドル、パラグアイでの通信用ケーブルの生産コストはブラジルよりも45%低い。

2013年のパラグアイのGDP伸び率は13%、インフレは3.7%、最低サラリーは380ドル、MW/h当たりの電力料金は、ブラジルの110ドルに対して、パラグアイは40ドルとなっている。(2014年2月25日付けヴァロール紙)

今年のGDP伸び率は1.7%を下回ると予想

中銀の最終フォーカスレポートによると、今年の国内総生産(GDP)伸び率は、前回予想の1.79%から1.67%と大幅に下方修正されたが、1カ月前の予想では1.91%であった。

今月27日、ブラジル地理統計院(IBGE)は、2013年のGDP伸び率を発表、金融市場関係者はGDPの2.2%の伸び率を予想しており、過去3年間のジウマ政権の平均GDP伸び率は1.9%と非常に低い伸び率に留まっている。

ルーラ大統領の8年間の平均GDP伸び率は4.0%、1995年から2002年のフェルナンド・エンリケ・カルド―ゾ政権の平均GDP伸び率は、2.3%とジウマ政権の平均GDP伸び率を上回っている。

テンデンシア・コンスルトリア社のエコノミストのシルヴィオ・カンポス・ネット氏は、インフレを抑制するために金融引締め政策の採用を余儀なくされるために、年内の国内経済の活性化政策の採用は難しいとコメントしている。

今週、中銀は通貨政策委員会(Copom )で政策誘導金利(Selic)を0.25%引上げて10.75%にすると予想されており、来年のインフレ指数は5.7%を予想、また今年は公共料金の値上げが予想されている。(2014年2月25日付けエスタード紙)

 

OKI Brasil S.A.の中野善之チェアマンが訪問

4月から最高経営責任者(CEO)に就任するOKI Brasil S.A.の中野善之チェアマン並びに沖電気工業株式会社のシステム危機事業本部ブラジル準備室の冨澤博志室長が2014年2月25日に商工会議所を訪問、平田藤義事務局長が応対した。

左から平田藤義事務局長/OKI Brasil S.A.の中野善之チェアマン/沖電気工業株式会社のシステム危機事業本部ブラジル準備室の冨澤博志室長

 

As Gêmeas社のシモーネ・フイース女史が2014年2月25日に商工会議所を訪問

As Gêmeas社のシモーネ・フイース女史が2014年2月25日に商工会議所を訪問、対応した平田事務局長と中森アリセ総務アシスタントに、O Globo新聞社の記者で特派員として4年前東京に滞在したクラウディア・サルメント女史が著者である書籍のプロジェクト「Um Passeio afetivo pela Tóquio Moderna e Tradicional」(心に響く東京モダンと伝統ツアー)を紹介した。

当プロジェクトは国際交流基金サンパウロより支援を受けているが、具体化するには更なるスポンサー支援の確保によると同氏は説明した。

書籍のタイトルに示されている通り、観光ガイドや旅日記とは異なり、魅力的でユニークな東京へ読者と一緒に散歩をする事が著者の目的である、とシモーネ女史が語った。

「東京のみではなく、日本の文化、習慣と伝統を詳しく知ることができる本である」と絶賛しながら平田事務局長は述べた。

左からAs Gêmeas社のシモーネ・フイース女史/平田事務局長

【EUとの協定は重要なシグナル】

ブラジル経済研究所(Ibre)の貿易研究コーディネーター、リア・ヴァルス・ペレイラ氏へのインタビュー

エコノミストは、EUとの協定は連邦政府が保護貿易主義的な政策の見直しへと政策を転換していることを示すと指摘する。

ゼツリオ・バルガス財団ブラジル経済研究所(Ibre/FGV)の貿易研究コーディネーター、リア・ヴァルス・ペレイラ氏は、貿易における保護主義政策をブラジルが放棄する方向に進んでいることを、EUとの協定が強烈に印象付けるものになると受け止めている。だが、その前にブラジルは、アルゼンチンとの難局を解決しなければならない。

●ブラジルとEUの協定についてあなたはどのように評価していますか?

もし実際に締結に至るなら、これは、ブラジル政府が、保護主義的バイアスのかかった現在の貿易政策を見直すことを意味しており、重要なシグナルになるだろう。

●協定に不足しているものは?

ヨーロッパとブラジル、双方の提案は十分に満足のいくものだったと考えているが、メルコスルの側にまだ解決すべき問題がある。要は、アルゼンチンをどうするべきか、ということだ。ブラジルは協定の締結にアルゼンチンも呼び込めるだろうか?もしブラジルが非常に強力な政策を打ち立てているのなら、アルゼンチンを含めて合意することは可能だろう。だがそうでなければ、アルゼンチンを置き去りにして合意するだろうか? この問題は明確になっていない。

●首脳会議でジルマ大統領がEUを批判したことについて、あなたはどう見ますか?

外交的な「ふり」だ。欧州がWTOに持ち込んだ不満点は、今後の交渉ですべて議題に上がってくるのは明白だ。そこで、合意に至らない場合に、こうして批判したことが免罪符になり得るだろうか?

●するとそれは、意図的なものでしょうか?

表面上はそうでもない。なぜならブラジル政府は合意を望んでおり、財界にはこれを歓迎する意見があるとコメントしているからだ。輸出の拡大が難しい状況にある。方向の転換の背後には政治的な強い思惑があるかも知れない。大きな経済開放が求められる協定のインパクトは、広範囲に及ぶだろう。そして、将来的にはアメリカとの協定に至る道を開くことになる。

●協定に向けた最低限の条件とは?

農畜産物の自由化(関税と取引枠)で、この内、センシティブなごくわずかな品目に対しては、より長期の、最大で10年をかけて自由化する可能性がある。その埋め合わせとしてブラジル側は、工業製品の流通を交渉のテーブルに置くことになる。
(2014年2月25日付けエスタード紙、クレイデ・シルバ記者)

【WTOにおける摩擦はEUとメルコスルの自由貿易協定に影響せず】

ジウマ・ロウセフ大統領によると、ヨーロッパとブラジルはパートナーとして徹底した議論を好むのであり、それにより関係が悪化することはないとしている。

ブラジルの工業政策に関して欧州連合(EU)が世界貿易機関(WTO)に申し立てをしたことは、メルコスルとEUが進める自由貿易協定に向けた交渉に影響しないと見られる。欧州の首脳との協議に続いて欧州とブラジルの財界関係者との懇談を終えたジウマ・ロウセフ大統領が協議の継続を確約した。他方で、この交渉には、交渉を取りまとめるまでの期間も条約の締結時期に関しても、取り決めはない。

ジウマ大統領によると、WTOに対する今回の申し立てはEUによるものだが、ブラジルも同様に貿易相手国に対しWTOに申し立てをしている。「1つの出来事が他方に影響するということはない。申し立てとパネルの設置は、各国間の貿易関係の1つだ」と強調、この問題を扱っている欧州委員会のジョゼー・マヌエル・ドゥラン・バローゾ委員長と欧州理事会のヘルマン・ファン・ロンパウ議長に対して、一連の対応で払われた注意に感謝した。大統領は、「彼らは極めて慎重に、これは協議プロセスに至る最初のステップなのだということを示した。私は、連鎖的な状況が発生するとは受け止めていないし、そうあってはならないものは、そうあるべきではない」とコメントした。

ジウマ・ロウセフ大統領はさらに、可能な限り迅速にメルコスルとEUが貿易協定を締結するというブラジル財界関係者の要望についても理解を示したが、交渉完了に具体的な日限を切るべきではないと受け止めていると付け加えた。これに関連して全国工業連合(CNI)の役員らが2月23日にはブリュッセルで、欧州議会の選挙が実施される予定の5月22日から25日まで、最大60日以内に条約を締結することを期待するとの声明を発表している。しかし大統領は、「議会の選挙実施が何らかの障害になるとは、私には思えない。こちらからは一切そのことに触れてこなかったし、そういう考えは邪推にすぎない」と反論した。

【抵抗】大統領は、欧州側が条約署名に関する具体的な日程の設定に抵抗しているともコメントした。「あちらは、様々な事情を持つ国々をまとめている事情があり、具体的な日限を切るのを嫌がっており、我々はそれを受け止めるべきだ」と説明、メルコスルとEUの双方が提案を持ち寄り議論するために3月21日に予定される高官による実務者協議では、大きな進展があるものと期待をにじませた。

しかし、大統領の発言のなかでは合意の見通しについてのその楽観性は低い。大統領の主張は、「大きな進捗を見た我々の側だけでなく、相手側も含め、これほど締結の可能性が高まったのを私は知らない。最善の道を進んでいるが、細心の注意を払い、かつ慎重に進めている」という繰り返しになった。そして「私は、すぐにでも結果が出るように思う。私の直観だ」と主張した。

メルコスルとEUの自由貿易協定は、ブラジルとEUがこの時期に議題とすべき最大の懸案ではあるが、24日に開催されたブラジルとEUの首脳会談では具体的な進捗は確認できなかった。バローゾ委員長とフォン・ロンパウ議長は共に、3月21日に実施される実務者協議について、双方が貿易の自由化に向けた条件を交換して枠組みを決定する場になるとしてその重要性を強調した一方、今回の首脳会談では目立った進捗はなく、発表できるようなものはなく終了した。(2014年2月25日付けエスタード紙)

 

平成25年度官民合同会議に約50人が参加して開催

平成25年度官民合同会議は、2014年2月24日午前9時から正午までマツバラホテルに約50人が参加して開催、初めに三輪昭大使が開催挨拶を行い、山田彰中南米局長がブラジルや中南米への関心をいかに高めていくか、昨年は岸田文雄外務大臣、茂木敏充経済産業大臣、新藤義孝総務大臣が相次いでブラジルを訪問してブラジルが注目されており、また4年ぶりに賢人会議を開催、安倍晋三首相は中南米の訪問しか残っていないために、ブラジルへの訪問の可能性があるが、ブラジルは遠いうえに重要性が分かりにくいために、いかに説明していくかが重要であり、また2014年のワールドカップ、2015年の日伯修好120周年、2016年のリオのオリンピック開催とイベントが続いてブラジルへの関心が高まっており、日伯EPAへの取り組み、また日本政府は官民挙げて医療分野のビジネス拡大や輸出をサポートしているが、ブラジルコストの改善など粘り強くビジネス環境改善など一層の経済交流促進のために、日伯両国一緒に取り組んでいかねばならないと説明した。

小林和昭参事官は在ブラジル日本大使館からの報告として、ブラジル経済トピックスとして、最近のブラジルレアル市場を巡る動き、レアルの対ドルレートの推移、現状及び今後の見通しに関する市場関係者の見方、重くのしかかる財政目標、金融取引税(IOF)の税率変更、失業率と労働市場の現状、将来のインターネットガバナンスに関するグローバルなマルチステークホルダー会合、ブラジルの電力事情、ブラジルによる国際協力と日伯三角協力、農林水産物・食品関連の二国間協議について説明、また日本企業支援として、現地政府等に対する是正の申し入れまたは働きかけ、事業の相手方とのトラブルを解決するための働きかけ及び支援、ビジネス環境の改善、広報等の取組、ODA等を活用した民間企業による海外展開への支援、現地での情報提供、人脈形成への協力、ジャパンブランドの発信によるソフトパワーの強化に資する活動への支援などについて説明した。

藤井晋介会頭は、商工会議所の会員数は記録を更新、また日本からの投資も活発になってきているが、一方で投資環境の整備でハードルを低くする必要があり、ブラジルは新興国の中でも構造改革やEPAへの取り組みが遅れているが、中長期的にみるとブラジルのポテンシャルは魅力的であり、官民一体となって取り組んでいきたいと述べ、また3年半に亘ってサポートしていただいた三輪大使に対してお礼を述べた。

廣瀬 孝専任理事は、2012年より、2年経過後にVISAを延長する場合は、永久VISAへの切替申請が必要となるが、手続きの進展が極めて遅く、切替までに1年半~2年が経過している駐在員もおり、切替手続き中に日本への出張や一時帰国などがある際は、念のため、日本で観光VISAを取得して再入国するよう推奨しているが、出国時、サンパウロGRU空港にてVISA切れということで出国審査官にRNE(外国人身分証明書)を取り上げられる問題や観光VISAの取得はあくまでもブラジル入国時に有効なVISAが必要との法に基づく一過性措置であるにも関わらず、観光VISAで許可されている期間を過ぎてブラジルに滞在していたと主張され、在日ブラジル領事館から観光VISA発給を拒否される問題などが発生しているので、ビザ切替申請の迅速化や入国審査官や在日領事館職員とビザ申請実態の正確な共有化を図ってもらいたいと説明した。

村上 廣高専任理事はInmetro(国家規格院)の家電販売の承認取得に要するリードタイムが長く、ラボでの認証にもばらつきがあり、また省エネの認証では大半がAランクに入っているために、製品の差別化ができていないのが現状であり、日本政府からブラジル政府に電力消費削減のための省エネについて説明してほしいと要請、また藤田 誠メディカル分科会長は、医療機器でもインメトロの表示問題が発生しているので、一緒に取り組んでゆきたいと説明した。

上野 秀雄副会頭は、繊維製造業では特に人材育成・技術伝承が難しい“専門技術者”は、危険の伴う作業従事者ということで、25年で年金受給資格を得て退職するが、危険作業従事の専門技術者は、法律上、年金受給開始後 継続して同一職場で働けないので、事務職や機械運転作業者と同様に、本人が希望すれば働ける制度への変更を要請した。

林 正樹専任理事は、ブラジルは国際免許が有効でない為、着任後外国人登録証、CPFを取得後、現地の運転免許証を取得するまで、手続きと試験で長い間車無しの生活を余儀なくされ非常に不便を強いられており、二国間協定で日本の運転免許が有れば、実地試験、筆記試験棟を免除するようにしてほしいと要請、平田藤義事務局長は、アンケート調査でも数社から運転免許取得で、企業活動に障害がでていることを紹介した。

藤田 誠メディカル分科会長は、2013年10月に貿易部会の中にメディカル分科会を設立、17社が参加しており、ANVISAの許認可のリードタイムの短縮並びに簡素化を官民一体となって取り組んでいることを説明した。

三輪大使はブラジルの行政組織を変えてゆくのは辛抱が必要で、フラストレーションがたまるが、商用マルチビザをようやく解決できたが、運転免許、規格認証などそれぞれの国で問題があり、色々な形で申し込んでゆかなければならないと説明した。

近藤 剛史専任理事は、中古機器輸入に関しては、現在ブラジル国内で生産不可能な製品のみ可能となっているが、類似品がない場合は60日で許可がおりるが、実際には殆どのケースで類似品があるとみなされ、膨大な書類提出と長期の審査が必要なっており、中古機器の輸入は建設投資の削減、それによる各企業の投資機会、意欲増に重要であるにも関わらず、煩雑な手続きと長期間且つ不透明な審査のため、有効に利用できていないので改善してほしいと要請、平田事務局長は、2009年の貿投委でも中古機械や設備輸入には時間がかかると話題になったが、古くて新しい命題であり、訴え続けていかなければならないと説明した。

グスタボ・フォンテネリ輸出加工区国家審議会副総裁は、輸出加工区の輸出プロセスについて初めに各国の輸出加工区を紹介、輸出加工区の特徴、税制恩典、イノベーション技術、輸出プロモーション、アクレ州の輸出加工区やピアウイ州の輸出加工区の紹介、エデルベルトン・サントス物流システム企画公社(EPL)ディレクターは、道路並びに鉄道港湾民営化コンセッションについて、新道路民営化コンセッションのモデル、ブラジルコストの削減などについて説明、福嶌教輝 在サンパウロ日本国総領事は、ブラジルコストの削減に向けて忍耐強い努力の継続などについて説明、最後に三輪大使の3年半のブラジル勤務に対してお礼を述べ、帰国後もブラジルへの支援を要請した。