鉄道民営化コンセッション期間を35年に延長

連邦政府は、海外投資家のブラジル国内のインフラ整備部門への投資を促すために、鉄道民営化コンセッションの期間を30年から35年に延長すると発表した。

初めの鉄道民営化コンセッションは、マラニョン州ヴィラ・デ・コンデ港とパラー州アサイを結ぶ鉄道で、農産物並びに鉱業関連の生産物の輸送をおこなうが、試験的なプロジェクトとなる。

連邦政府は海外投資家を呼び込むために、すでに道路民営化コンセッションの期間を20年から25年に延長しており、ニューヨーク並びにロンドン、東京、シンガポールで道路民営化コンセッションの説明会を予定、また中国並びにドイツ、ポーランドでロジィスティック関連投資の説明会を予定している。

連邦政府は投資総額が670億レアルに達する30件のインフラ整備関連プロジェクトを承認、投資総額の20%は債券発行を予定しているが、昨年のブラジルのGDP伸び率が1.0%前後に留まったために、資金調達には向かい風となっている。

30件のインフラ整備関連プロジェクトのうち、セウ・アズール水力発電所並びにフェレイラ・ゴメス水力発電所、ベロ・モンテ水力発電所、ディモティオ・メスキータ送電網、原子力発電所アングラ3号などが工事着工で承認を得ている。(2013年2月19日付けエスタード紙)


 

2011年のエンブラエル社の軍需部門の売上が30%増加

ヨーロッパの債務危機や米国の景気減速などの要因で、世界的に軍需部門の売上が低下しているにも関わらず、2011年のエンブラエル社の軍需部門の売上は前年比30%増加している。

ストックフォルムの世界平和調査機関の発表によると、2011年の世界の軍需部門の売上は、アフガニスタン並びにイラク、リビア向けの軍需品の需要減で、前年比5.0%減少している。

世界100軍需企業の2011年の売上は4,100億ドル、米国の44企業の売上は全体の60%を占め、ヨーロッパの30企業の売上は29%を占めているが、ヨーロッパ諸国は軍需の予算を一斉に削減している。

2010年のエンブラエル社の軍需部門の世界の売り上げランキングは81位、2011年は67位まで上昇、2010年のエンブラエル社の軍需部門の売り上げは6億7,000万ドル、2011年は8億6,000万ドルに増加、エンブラエル社の軍需部門の売上は同社の15%を占めている。(2013年2月19日付けエスタード紙)

 

JCI(ブラジル青年会議所)の新会頭就任式に出席

2013年2月19日、サンパウロ市内で行われたJCI(ブラジル青年会議所)新会頭の就任式に会議所から平田藤義事務局長が出席した。2012年のダニエル・カワチ氏に代わり、2013年はラファエル・ジュン・マベ氏が新会頭へ就任、式典の中で平田事務局長は近藤正樹ブラジル日本商工会議所会頭からの祝辞を代読し、新会頭の就任を祝った。

近藤正樹会頭の祝辞

                     

近藤正樹会頭のメッセージを代読する平田藤義事務局長

                         

ラファエル・ジュン・マベ氏新会頭

ラファエル・ジュン・マベ氏新会頭を囲んで記念撮影

Foto: JCI Brasil-Japão

部会長シンポジウム発表資料作成のため自動車部会開催

業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために、自動車部会(武田川雅博部会長)が2013年2月18日午後5時から6時すぎまで開催された。

ドラフト資料を基に昨年の回顧並びに今年の展望では、四輪車並びに二輪車の販売台数の推移並びに生産台数、Inova-Autoプログラムの概要、輸入枠、輸出台数、クレジット形態、工業製品税(IPI)減税の税率並びに減税の効果、在庫の推移、リースの動向、クレジット供給の推移、不履行の推移、個人の負債と不履行の関係、部品売上高の推移、中古車市場の動向、Chery 、JAC 、BMWなどの新規投資計画、バス並びにトラックの販売の大幅減少、ブラジルコスト、燃費の改善、米国とヨーロッパ連合のFTA、 ヨーロッパ連合とメルコスールのFTAの影響、保護貿易主義、ブラジルと日本との投資協定の締結について、参加者は大いに意見の交換を行った。

参加者は武田川部会長(ホンダ・サウスアメリカ)、中西副部会長(トヨタ)、福井副部会長 (デンソー)、末氏(ホンダ・サウスアメリカ)、岡本氏(ホンダ・サウスアメリカ)、杉浦氏(マツダ)、金原氏(トヨタ)、吉田氏(南米出光)、杉浦氏(マツダモーター)、二木氏(ミドリアト ランチカ)、野地氏(三菱コーポレーション)、辻氏(長瀬産業)、加藤氏(NGK)、宮崎氏(NGK)、金城氏(Nitto Denko)、森川氏(豊田通商)、平田事務局長

左から福井副部会長 (デンソー)/中西副部会長(トヨタ)/武田川部会長(ホンダ・サウスアメリカ)

業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために意見交換

サービス部門の貿易収支赤字が大幅に増加

ブラジルの経常収支のうちサービス部門の赤字が過去10年間で720%増加、特にブラジル人の海外旅行による支出並びにインフラセクターや岩塩層下(プレソルト)原油開発向けの機械・装置の賃貸料が大幅に増加してきている。

中銀の統計によると、昨年のブラジルの海外旅行による支出並びに機械・装置の賃貸料、外国船籍による輸送料、その他のサービス部門などの経常収支赤字は、前年比6.8%増加の410億ドルに達している。

2005年から2008年のサービス部門の経常収支赤字はGDP比1.0%前後で推移していたが、2011年にはGDP比1.5%、2012年にはGDP比1.8%に増加、2009年のサービス部門の経常収支は60億ドルの黒字を計上していた。

昨年のブラジル人の海外旅行の支出は、レアルの為替が15%下落したにも関わらず、222億ドルに達している一方で、外国人のブラジル国内の支出は66億ドルに留まっている。

昨年のインフラ整備部門やプレソルト原油開発向けの機械・装置の賃貸料は188億ドル、外国船の賃貸料などの輸送関連支出は142億ドル、コンピュータ並びに通信機器などのサービス部門向け支出は44億ドルであった。(2013年2月18日付けヴァロール紙)


 

2014年末までに20%の砂糖・エタノール工場が閉鎖

今後数年間に砂糖・エタノール生産の90%を占めるサトウキビ栽培の中心地帯であるブラジル中央部地域並びに南部地域の全体の約20%の砂糖・エタノール工場は、負債で閉鎖に追い込まれるとサンパウロ州サトウキビ加工業者連合(Unica)では予想している。

この地域の砂糖・エタノール工場は330カ所あるが、そのうち今後数年間に60工場が2008年の世界金融危機の影響で、砂糖・エタノール価格の下落や負債に対する金利上昇などの要因で、負債の返済で圧迫されている。

過去5年間に36工場は負債の返済を達成したにも関わらず、43工場は倒産に追い込まれており、サンパウロ州のフロリダ・パウリスタ市のFlooralco社は、昨年12月に操業停止を余儀なくされ、約2,000人の従業員は、12月のサラリー並びに第13サラリーをいまだに受取っていない。

Flooralco社の負債は2億ドル以上に達しており、米国資本の商社Lanetrade社は1億4,800万ドルでの買収を提案しているが、債権者側の同意が必要となっている。

2011/12年度のこの地域のサトウキビの生産は4億9,300万トン、砂糖・エタノール工場負債総額は520億レアル、2012/13年度のサトウキビの生産は5億3,100万トン、砂糖・エタノール工場負債総額は560億レアルが予想されている。(2013年2月18日付けエスタード紙)

 

今年の国道の複線化は1,038キロメートル

連邦政府は総延長距離が7,500キロメートルに達する国道民営化プロジェクトの入札を計画しているが、今年は1,038キロメートルの国道の複線入札の実施を予定している。

この1,038キロメートルの国道の複線入札の投資総額は70億レアルに達すると予想されており、ミナス州ゴヴェルナドール・ヴァラダーレスとヴァリアンテ・サンタ・バルバラ間38.8キロメートルの国道381号の複線化工事は10億レアルが見込まれている。

今年の国道の複線化工事は最低15国道の入札が予定されており、バイア州イリェウスとイタブーナ間33キロメートルの複線化工事、セアラー州ペセン港につながる国道222号などが予定されている。

バイア州のフェイラ・デ・サンタナ市とセルジッペ州境を結ぶ169.2キロメートルの国道101号線、サンタ・カタリーナ州ジャラグア・ド・スールとサン・フランシスコ・ド・スールを結ぶ国道280号線などの複線化が予定されている。(2013年2月18日付けヴァロール紙)


 

天野日系社会委員長が上田雅三司連邦高等裁判所判事の顕彰式典に出席

2013年2月18日午後7時30分から日系諸団体共催による上田雅三元連邦高等裁判所判事の顕彰式典が文協ビル2階貴賓室にて行われた。

1994年にサンパウロ大学法学部で博士号を取得、35年間法律関係の仕事を務め、2006年には日系人として初めての連邦高等裁判所判事となり、これまでブラジルの法曹界に多大なる貢献をしてきた。

天野一郎日系社会委員長が商工会議所からの代表として出席、当日は約100人の関係者らが参加した。

 

業種別部会長シンポジウム案内に邦字新聞社2社訪問

2013年2月22日午後1時から6時まで、インタ-コンチネンタル・ホテルで開催される商工会議所の伝統行事でメイン行事の一つであり、一般の人にも参加を公開している2013年上期の業種別部会長シンポジウムの案内に、上野秀雄総務委員長並びに平田藤義事務局長が2013年2月18日午前に邦字新聞社のニッケイ新聞社並びにサンパウロ新聞社を訪問した。

今回のシンポジウムは各業界の状況を知り尽くした11部会長がテーマ「2012年の回顧と2013年の展望」について、各部会でまとめたプレゼンテーションを発表並びに質疑応答を行う。またシンポジウム終了後には懇親カクテルパーティ-が開催される。