2013年新年会に160人が参加して盛大に開催

2013年のブラジル日本商工会議所の新年会は1月16日正午から午後2時過ぎまでブルーツリーホテルに160人が参加して開催され、司会は平田藤義事務局長が務め、新年会開催挨拶として以下のように述べた。昨年は辰年にちなみ果敢にチャレンジしましょうと、この席上で力強く述べ、また暮れの忘年会の席上でも昨年1年間の会議所活動の総括を説明、お陰様で歴史的な多くの成果を残した年であった。昨年の辰年に続き今年は巳年で、相場の世界では辰巳天井知らずとの格言があるが、決して天井が何時までも続く保証はないので、蛇年に相応しいキーワードを敢えて、あてはめると脱皮の年、生まれ変わりの年あるいは復活・再生の年である」と説明。

続いて初めのプログラムとして、特別参加者の三輪 昭在ブラジル日本国特命全権大使 / ブラジル日本商工会議所名誉会頭、福嶌教輝在サンパウロ日本国総領事 / ブラジル日本商工会議所名誉顧問、木多喜八郎ブラジル日本文化福祉協会長、菊地義治サンパウロ日伯援護協会、園田昭憲ブラジル日本都道府県連合会(県連)会長、中谷アンセルモ 日伯文化連盟(アリアンサ)会長、後藤 隆元ブラジル日本商工会議所会頭(8代会頭)、貞方 賢彦元ブラジル日本商工会議所会頭(13代会頭)、田中 信元ブラジル日本商工会議所会頭(15代会頭)を紹介した。尚、室澤智史JICAブラジル事務所長、安井豊JBICリオデジャネイロ主席駐在員、 深野昭国際交流基金サンパウロ日本文化センター所長、ラファエル・ジュン・マベ青年会議所(JCI)新会頭も参加した。

続いて会頭挨拶で近藤正樹会頭は、新年明けましておめでとうございます。新年会への多数の参加、ありがとうございます。「一年の計は元旦にあり」の諺のごとく、すでに今年の計画を立てられていると思いますが、時はあっという間に過ぎ去るためにスタートダッシュが肝心であり、昨年は選挙の年であわただしかったが、ロシア並びにメキシコ、フランス、米国、韓国、日本で選挙があり、日本は安倍内閣としてロケットスタートして、株高や円安で流れが変わってきており、8月の参院選挙などを見据えた外交や内政で次々と手を打ってきており、久しぶりに頼もしい政権運営となっている。

また日伯国会議員連盟会長のブラキチの麻生太郎氏元総理が安倍内閣でナンバー2の副総理兼財務相を担当、また2008年の当時の甘利明経済産業大臣の来伯をきっかけに、日伯貿易投資促進合同委員会が始まり、その甘利大臣が経済再生担当相を担当しており、日伯関係に追い風が吹いている。

ジウマ・ロウセフ大統領就任の2011年のGDP伸び率は2.7%、今年は1.0%前後に留まるが、今年のGDP伸び率は中国やインドと比較して少ないが、3.0%から4.0%が予想されているためにそこそこのレベルまで伸び、今年は景気刺激策の継続、過去最低の政策誘導金利、電力料金の切下げ、大型インフラプロジェクト、5年間停滞していた石油鉱区の第11回目の入札の再開、過去最低の5.0%を割る失業率、380万台に達する自動車販売など、業界によりかなり温度差はあるが、緩やかなカーブで国内経済が浮上してゆく。。

3つの基本方針の会議所活動として、「開かれた会議所」では会議所サイトのデーター日々更新や昨年は会議所を訪問する件数が270件に達しており、「全員参加の会議所」では進出企業が40社を上回り、新たな投資をする企業が20社以上あり、その分野は資源並びに自動車、化学、食品、物流など多岐に亘っており、日本企業にとっては大きなチャンスとなっている。

また会議所の会員企業は、過去の記録である1990年の333社を突破する341社に達して記録更新しているが、まだまだ少ないので会員企業数を一挙に増やしたいと述べ、「チャレンジする会議所」では各地方の商工会議所、サンパウロ州工業連盟(FIESP)、他国の商工会議所との更なる連携をしていき、また前例、慣習にとらわれることなく会議所活動をおこない、世界のプレーヤーが集まっているブラジルでやっていきましょうと強調した。

三輪昭大使は昨年、多くの国で政権が交代、今後は中国やブラジルなど成長してきている新興国との経済・外交などでの関係が重要になってきており、ブラキチの麻生太郎元総理が安倍内閣で副総理兼財務相に就任したのは非常に心強い。

昨年12月7日に国家サニタリー庁(ANVISA)による日本からの食品輸入規制が福島県産以外は食品規制を解除したために、欧米よりも日本からの食料品輸入が緩和されたために、今後は震災以前のようにブラジルでも豊富な日本製の食品の入手が可能となると説明、また今年6月にはコンフェデレ-ションカップがブラジルで開催されるので、日本選抜チームを応援しましょうと述べた。

三輪 昭在ブラジル日本国特命全権大使並びに福嶌教輝在サンパウロ日本国総領事、近藤正樹会頭の3人で鏡開きを行い、福嶌総領事が乾杯の音頭をとった後で、平田事務局長が酒樽は東山農産の山田社長から提供、またブルーツリーホテルの広瀬純子取締役が琴と三味線の演奏を提供や、各テーブル中央のフラワーアレンジメントには日本酒が入った竹筒を置くなどの温かい配慮に対して、丁寧にお礼を述べた。

青年会議所(JCI)のラファエル・ジュン・マベ会頭の新任挨拶では JCIの目標は若者へのイニシアティブ、ミッションは発展の機会を提供して世界的なネットワークつくりであることなどを説明、また2月19日のJCIの新年会への参加を招待をした。

新入会員紹介ではTOYO SETAL EMPREENDIMENTOS LTDAの鴨島元佳氏は同社の事業として石油・天然ガスのプラントの設計、施行などを行っており、昨年9月に合弁会社を設立、以前からリオ・デ・ジャネイロ日本商工会議所に加盟しているが、今回、会議所活動が活発なブラジル日本商工会議所に加盟したことなどを説明、近藤会頭から会員証が授与された。

2013/2014年度の常任理事紹介で、副会頭の藤井晋介日伯経済交流促進委員長は、昨年11月に東京で開催された第15回日本ブラジル経済合同委員会には250人が参加、フェルナンド・ピメンテル 開発商工大臣やパートナーのブラジル全国工業連盟(CNI)などブラジルからは100人が参加して、日伯の経済会議の頻度が増加してきており、アントニオ・アナスタジア・ミナスジェライス州知事から今年の同会議はミナス州での開催要望があり、ブラジルへの関心が高まってきているために、官民の交流の活性化を支援したいと述べた。

副会頭の天野一郎 日系社会委員長は、1世から日系3世が苦労して築きあげた日系ブラジル人への信頼は我々日本進出企業にとって宝であり、日本語が堪能で勤勉で優秀な日系ブラジル人との関係を取り持ちたいと述べた。

専任理事 の上野秀雄 総務委員長は、2月に開催される業種別部会長シンポジウムの日程の変更の可能性並びに部会の開催日予定の事務局への連絡を説明、 江上知剛 異業種交流委員長は、昨年までは相互啓発委員長をやっていたが、今年は異業種交流委員長として、横軸/地場企業との交流を盛り上げたいと述べた。

伊吹洋二 特命担当委員長は、昨年ゴイアス州ビジネス投資セミナーを開催、今年は興味深いセミナーや各州/各隣国との渉外関係を積極的に進めたいと述べ、村上廣高日伯法律委員長は、ブラジルの法律は複雑で頻繁に改正がおこなわれるので、法律のエキスパートを集めてその対応を会員企業にフィードバック、また年2回の税制変更セミナー開催を継続すると述べ、林正樹 企画戦略委員長は、各国との商工会議所との交流の活性化を図り、また1月にはサンパウロ州工業連盟(FIESP)共催の会議の参加を説明した。

西岡信之企業経営委員長は毎月、労働問題研究会を開催、色々な労務問題を取り上げたいと説明、遠藤秀憲相互啓発委員長はゴルフ会、忘年会、国内視察、業種別部会長シンポジウムなどの開催、昨年はマナウスへの視察見学会であったが、今年は7月に現地の会議所との交流などの視察旅行を予定していると説明した。

最後に監事会の中村 敏幸 監事会議長は、山田唯資前監事会議長から引き継いだことを説明、また昨年まで監事会で活躍した堀内勝監事に丁寧にお礼を述べ、藤井敏晴 監事は商工会議所のために頑張りたいと述べ、原 敬一監事は4年前までジュッセルドルフの商工会議所で監事を務めた経験から開かれた監事会を目指すと述べ、2013年の新年会が終了した。

近藤正樹会頭

三輪 昭在ブラジル日本国特命全権大使

左から鏡開きをおこなう福嶌教輝在サンパウロ日本国総領事/三輪 昭在ブラジル日本国特命全権大使/近藤正樹会頭

乾杯の音頭をとる福嶌教輝在サンパウロ日本国総領事

新年会の様子

左から三輪 昭在ブラジル日本国特命全権大使/近藤正樹会頭/福嶌教輝在サンパウロ日本国総領事

2013/14年度の常任理事の紹介

2013/14年度の監事会メンバー紹介

関係者一同で記念撮影

新年会の様子

(Fotos: Jiro Mochizuki e Rubens Ito/CCIJB)

 


 

昨年11月のIBC-Brは前月比0.4%増加

ブラジル地理統計院(IGBE)のGDP伸び率の発表前に、中銀は先行指標として経済活動指数(IBC-Br)を発表するが、昨年11月のIBC-Br伸び率は、前月比0.4%と2カ月連続で0.4%増加している。

昨年11月の過去12カ月間のIBC-Br伸び率は前年同期比1.66%増加、昨年1月から11月までのIBC-Br伸び率は1.68%を記録、また昨年9カ月間のIBC-Br伸び率は、ブラジル地理統計院(IBGE)の0.7%を大幅に上回る1.2%となっている。

LCAコンサルタント社のチーフエコノミストのブラウリオ・ボルジェス氏は、IBC-Brは経済活動のインジケーターであり、11月のIBC-Brが予想を上回ったため昨年のGDP伸び率予想1.0%を1.1%に上方修正している。

Planner Investimentos社のチーフエコノミストのエドアルド・ヴェーリョ氏は、昨年12月のGDP伸び率が11月並みであれば昨年1年間のGDP伸び率を0.98%と予想、また今年のGDP伸び率は、製造業部門への投資が回復すれば4.0%近い伸び率の可能性があるとコメントしている。

昨日、中銀の発表によると今月2週間のドルの流入は23億1,300万ドル、流出は20億5,800万ドルと対内直接投資並びに海外での資金調達などの要因で、ドルの流入が流出を上回っている。

国際通貨基金(IMF)は、今年の南米のGDP伸び率予想でブラジルのGDP伸び率は、アルゼンチン並びにヴェネズエラを上回ると予想しているが、チリ並びにコロンビア、ペルー、ウルグアイ、パラグアイのGDP伸び率はブラジルを上回ると予想している。

ブラジルのGDP伸び率は、ヨーロッパの債務危機並びに米国のリセッションよりも最大の輸出先の中国経済に大きく左右されるために、今年の中国経済が停滞すればブラジルのGDP伸び率が予想よりも0.4%減少する可能性がある。

IMFは今年の世界のGDP伸び率を前回予想の2.7%から2.4%に下方修正しており、今年のブラジルのGDP伸び率は、アルゼンチンの3.2%、ヴェネズエラの2.5%を上回ると予想している。(2013年1月17日付けエスタード紙)

 

連邦政府は都市交通料金値上げの先延ばしを要請

毎年1月に都市交通料金の値上げが行われるにも関わらず、昨年末からインフレ圧力が上昇してきているために、ギド・マンテガ財務相は、与党並びに野党の州知事や市長に都市交通料金の値上げの先延ばしや値上げ幅の減少を要請している。

今月15日、マンテガ財務相は与党のサンパウロ市のフェルナンド・ハダジ市長に1月のバス料金の値上げを6月まで先伸ばすように要請、また野党のサンパウロ州のジェラルド・アルキミン州知事に対して、2月に予定されている地下鉄料金の値上げの見直しを要請しているにも関わらず、アルキミン州知事からの回答は得られていない。

連邦政府は第1四半期の都市交通などの値上げを極力抑えて、今年のインフレ指数を抑制するために、過去10年間据え置かれているガソリンポストのガソリン価格の7.0%の値上げを承認したが、値上げの時期は4月以降に先送りされると予想されている。

連邦政府は、昨年に国内の41業種の製造業部門に対して、企業の従業員に対する社会保障院(INSS)への20%の負担金免除の代りに、売上の1.0%~2.0%の支払いでの減税措置を発表、INSS負担金免除が適用されるセクターは、すでに適用されている履物セクター並びに繊維セクター以外に、機械・装置、家具、エネルギー発電・送電、プラスティック、バスメーカー、航空機メーカーに適用されている。

また連邦政府は企業の競争力並びに雇用維持するためINSS負担金免除の政策を導入しており、都市交通料金並びに航空運賃、資本財、消費財の節度のある値上げを各関係部門に要請している。

2011年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は連邦政府の目標上限値の6.5%に達したが、昨年のIPCA指数は5.84%と減少、今年は更に目標中央値4.5%に近いインフレ指数の低減を目標にしている。(2013年1月17日付けヴァロール紙)


 

 

IT部門のM&A件数が3年連続でトップ

コンサルタント会社PwC社の調査によると、昨年のIT部門のM&A件数は3年連続でトップとなっており、昨年のM&A件数770件のうち96件と全体の13%を占めて2011年の79件を21.5%上回っている。

ブラジル国内のIT部門のM&Aは、中小企業が競争力をつけるために盛んに実施されており、大半のIT部門のM&Aの平均金額は1,000万ドル以下とM&Aの平均金額1億3,700万ドルを大幅に下回っている。

昨年のIT部門のM&Aでは、9月にCCEブランドを擁する Digibras 社が中国資本のLenovo 社に1億4,700万ドルで買収され、ITサービス業のPolitec社がスペイン資本のIndra社に1億3,000万ドルで93.43%の株式を譲渡している。

昨年のM&A で10億ドルを上回ったのは16件、M&Aの内訳はIT部門が13%、小売り部門が10%、化学/石油化学部門が8%、サービス部門が8%、公共サービス部門が7%、食品部門が7%、金融部門が5%、鉱業部門が4%、その他が30%となっている。(2013年1月17日付けヴァロール紙)

 

(論評)不透明感が強く煮え切らないブラジルの展望

世界銀行(世銀)が16日に発表した新たな予測によると、2013年のブラジルは、経済成長に弾みがついて3.4%の成長を達成、更に2014年と2015年におよそ4%を記録する。2012年の成長率は0.9%にとどまった模様で、これは、国内の金融機関の多くが想定する数字と極めて近い。国際経済も、新興国市場が成長を後押しするが、そのペースは控えめで、2013年に2.4%、その後の2年間は3%をやや上回る水準にとどまる見込み。全くもって誇張の一切ない予測でありながら、この数字ですら依然として、米国経済の回復と欧州におけるより深刻なリスクの克服という不確定要素に左右されるリスクが残されている。さらに、今後数年にわたり投資比率が落ち込む可能性がある中国の経済成長は、主に同国工業に原材料を供給する新興国と途上国に打撃を与えかねない。その新興国のリストには当然、中国市場とラテンアメリカ市場の大部分に大きく依存しているブラジルが含まれる。

世銀は、経済展望に関して定期的に予測を発表しており、修正版として今回発表された最新の世界経済展望もその成果の1つ。経済予測については国際通貨基金(IMF)も、間もなく世界経済見通しを発表する。

この見通しでは、EUにおける不安要素と、米国の深刻な財政問題のようなリスクといった、懸念事項に対してスペースが設けられ詳述される見込み。米国経済の一大危機は一時的に回避されたものの、バラク・オバマ大統領は今後も、国債の上限を再度引き上げることなど、重要な対応に関して国会と交渉しなければならない。

世銀は、欧州の地域経済が再びマイナス成長を記録すると予想しており、2013年については-0.1%を見込む。米国経済に対しては、2012年の水準(2.2%)をやや下回る1.9%の成長を予想しつつも、その後の2年は成長が加速すると分析。経済が継続的に成長するかは、いずれの場合においても、財政状況の改善と、一部の国では、労働分野と社会保障分野に対する困難な改革が推進できるかどうかに左右される。

こうした改革に対しては、新興国と途上国においても確実に推進していくことが求められている。一般的にこれらの国々は2008年から2009年にかけて経済危機からいち早く脱することに成功したのだが、現段階では、潜在的な成長余力を高めることが求められている。さらに世銀は、ブラジルに関して、2013年に経済が加速する理由を過去2年に導入された税制優遇措置と金融刺激策の成果と位置付けている。世銀の分析によると、これらの一連の対策の効果は、これまでのところ部分的にしか現れていないが、今後数か月にわたって引き続き、プラスの効果が見えてくる。こうした判断は、とりわけブラジル中央銀行の首脳部にも根強い。

だが中期的には、世界経済展望の執筆者らは、政府の対策の及ぶ範囲が拡大するにつれて成長が継続すると判断している。今回のレポートでは、「ブラジル・コスト(中間投入財のコストと税負担が高いことと、官僚主義的な煩雑な手続き、不適切なインフラの状況)の低減を通じて経済効率を高める政府の努力は、中期的には、労働力の向上が鈍化するにもかかわらず、製品の可能性を高めることになる」と指摘。

世銀のエコノミストは、ブラジルが抱える重大な構造的問題について十分に認知している。だが、ブラジルの生産性の向上と潜在的成長余力の拡大に向けた政策の実現について、彼らは極めて楽観的なようだ。

政府は、こうした問題の解決について、まだ端緒についたばかりなのだ。輸送部門の事業推進に向けた事業認可とパートナーシップは、依然として予定されているだけの段階であり、実際に契約が交わされるまでに長い時間を要する。電力業界の事業認可契約の更新は、短期的には電気料金の値下がりにつながるが、少なくとも現時点では、投資に必要とされる適切な期間にわたって実現するかについては、何らの保証もない。税制改革は限定的なままで、より深く切り込もうとしている部分は付け焼き刃で対応している。

ブラジルの場合、中期展望は依然として、不透明感が強く煮え切らない状態である。(2013年1月17日付けエスタード紙)

(論評)不透明感が強く煮え切らないブラジルの展望

世界銀行(世銀)が16日に発表した新たな予測によると、2013年のブラジルは、経済成長に弾みがついて3.4%の成長を達成、更に2014年と2015年におよそ4%を記録する。2012年の成長率は0.9%にとどまった模様で、これは、国内の金融機関の多くが想定する数字と極めて近い。国際経済も、新興国市場が成長を後押しするが、そのペースは控えめで、2013年に2.4%、その後の2年間は3%をやや上回る水準にとどまる見込み。全くもって誇張の一切ない予測でありながら、この数字ですら依然として、米国経済の回復と欧州におけるより深刻なリスクの克服という不確定要素に左右されるリスクが残されている。さらに、今後数年にわたり投資比率が落ち込む可能性がある中国の経済成長は、主に同国工業に原材料を供給する新興国と途上国に打撃を与えかねない。その新興国のリストには当然、中国市場とラテンアメリカ市場の大部分に大きく依存しているブラジルが含まれる。

世銀は、経済展望に関して定期的に予測を発表しており、修正版として今回発表された最新の世界経済展望もその成果の1つ。経済予測については国際通貨基金(IMF)も、間もなく世界経済見通しを発表する。

この見通しでは、EUにおける不安要素と、米国の深刻な財政問題のようなリスクといった、懸念事項に対してスペースが設けられ詳述される見込み。米国経済の一大危機は一時的に回避されたものの、バラク・オバマ大統領は今後も、国債の上限を再度引き上げることなど、重要な対応に関して国会と交渉しなければならない。

世銀は、欧州の地域経済が再びマイナス成長を記録すると予想しており、2013年については-0.1%を見込む。米国経済に対しては、2012年の水準(2.2%)をやや下回る1.9%の成長を予想しつつも、その後の2年は成長が加速すると分析。経済が継続的に成長するかは、いずれの場合においても、財政状況の改善と、一部の国では、労働分野と社会保障分野に対する困難な改革が推進できるかどうかに左右される。

こうした改革に対しては、新興国と途上国においても確実に推進していくことが求められている。一般的にこれらの国々は2008年から2009年にかけて経済危機からいち早く脱することに成功したのだが、現段階では、潜在的な成長余力を高めることが求められている。さらに世銀は、ブラジルに関して、2013年に経済が加速する理由を過去2年に導入された税制優遇措置と金融刺激策の成果と位置付けている。世銀の分析によると、これらの一連の対策の効果は、これまでのところ部分的にしか現れていないが、今後数か月にわたって引き続き、プラスの効果が見えてくる。こうした判断は、とりわけブラジル中央銀行の首脳部にも根強い。

だが中期的には、世界経済展望の執筆者らは、政府の対策の及ぶ範囲が拡大するにつれて成長が継続すると判断している。今回のレポートでは、「ブラジル・コスト(中間投入財のコストと税負担が高いことと、官僚主義的な煩雑な手続き、不適切なインフラの状況)の低減を通じて経済効率を高める政府の努力は、中期的には、労働力の向上が鈍化するにもかかわらず、製品の可能性を高めることになる」と指摘。

世銀のエコノミストは、ブラジルが抱える重大な構造的問題について十分に認知している。だが、ブラジルの生産性の向上と潜在的成長余力の拡大に向けた政策の実現について、彼らは極めて楽観的なようだ。

政府は、こうした問題の解決について、まだ端緒についたばかりなのだ。輸送部門の事業推進に向けた事業認可とパートナーシップは、依然として予定されているだけの段階であり、実際に契約が交わされるまでに長い時間を要する。電力業界の事業認可契約の更新は、短期的には電気料金の値下がりにつながるが、少なくとも現時点では、投資に必要とされる適切な期間にわたって実現するかについては、何らの保証もない。税制改革は限定的なままで、より深く切り込もうとしている部分は付け焼き刃で対応している。

ブラジルの場合、中期展望は依然として、不透明感が強く煮え切らない状態である。(2013年1月17日付けエスタード紙)

CIR 005/13: 2013年上期業種別部会長シンポジュームに向けての部会懇談会開催のお願い

CIR-005/13

2013116

部会長各位

ブラジル日本商工会議所

総務委員会 委員長 上野 秀雄

企画戦略委員会 委員長 林 正樹

 

2013年上期業種別部会長シンポジュームに向けての

部会懇談会開催のお願い

 

総務委員会と企画戦略委員会の共催で恒例の業種別部会長シンポジュームを2013222()或いは26日(火)に開催致します。諸般の事情により日程が流動的なので決定次第ご連絡いたします。

従いまして同シンポジュームに先立って部会懇談会の開催を下記の要領でお願い致します。

既に5部会より予約済みですが、残りの部会は下記のカレンダーに記載されている時間帯が空いていますので疑問等御座いましたらあわせて会議所事務局へ問い合わせの上、会議室をご予約下さい。事務局担当 チサト:メールsecretaria@camaradojapao.org.br またはTel: 31786233

  

 

1

 

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23

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2

 

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お願い:各部会懇談会終了後、パワーポイントにてシンポジューム発表資料をご準備下さい。またワードの発表原稿も任意でご用意下さい。
219日(火)必着で事務局へファイルを送付願います。

(担当:大角 secretaria@camaradojapao.org.br


■尚、パワーポイント資料は、当日ペンドライブ(USB)にてバックアップデータをお持ち下さい。また、ワードの発表原稿は、約2千字程度としメールで事前にご提出頂きますようお願い致します。

 

2013年上期業種別部会長シンポジューム

テーマ:「2012年の回顧と2013年の展望」 (副題は無し)

予定日時(現時点): 2013222()或いは26日(火)13時~18(途中コーヒーブレイクが入ります)

会 場:決定次第追ってお知らせします。

 

以上

CIR 004/13: 第27回Camaraゴルフ会開催について

CIR-004/2013

2013115

会議所会員および会員企業社員の皆様へ

ブラジル日本商工会議所

相互啓発委員長 遠藤秀憲

 

27回Camaraゴルフ会開催について

 

第27回 Camaraゴルフ会を下記の通り開催いたします。

奮って御参加下さい。 初参加、女性の方、参加大歓迎です!

 

 

 

1.  開催日時 217日(日)7時15分スタート(第1組)

 

2.  場所 : PLゴルフクラブ LILY-PANSY 白ティー

 

3.  参加費 : R$100
(PLゴルフクラブの要請で食事代込みとなります。表彰式での飲物および賞品代も含みます。プレー費、キャディー費等は各自負担となります。)

 

4.  参加対象者 : 会議所会員、会員企業社員およびその家族

 

5.  参加申し込み : 連絡先(個人のメールアドレス)とハンディキャップ、参加費を添えて、会議所 テイコさんへお申し込みください。

TEL 3178-6233 secretaria@camaradojapao.org.br

お願い: 下記すべてのデータを必ずご記入の上、会議所メールへお送り願います。

 

お名前

 

 

組み合わせ表送り先

E-メールアドレス (E-mail)

 

 

ハンディキャップ

 

 

 

銀行振り込でのお支払いの場合、E-mail: secretaria@camaradojapao.org.br 又はファックス: (11)32840932 にて振り込み証明書をお送り願います。

 

口座番号

Banco do Brasil
Agência: 1196-7
C.c: 14650-1
CNPJ : 61.009.031/0001-06
Câmara de Comércio e Indústria Japonesa do Brasil

 

6.  ハンディキャップは自己申告制としますので ご自身のHCをご確認の上、ご連絡いただきます様お願いします。

注)LILY-PANSY 白ティーのHCとなります。

 

7.  申込締切日 26日(水)。 但し、定員(56名程度)になり次第、締め切らせていただきます。

尚、2月6日(水)以降に申込みを取消される場合、参加費は返金できませんのでご了承願います

以上

松尾治 元百周年記念協会実行委員長が移民百年史を手渡し

2013年1月15日、松尾治 元ブラジル日本移民百周年記念協会実行委員会委員長が会議所を訪問、ブラジル日本移民百年史 第一巻 農業編出版の報告を行い、同書3冊を応対した平田藤義事務局長へ手渡した。また後日の17日は、生活と文化編もあわせて贈呈された。

ブラジル日本移民百周年記念事業の一環である同百年史の編纂・出版プロジェクトは会議所が管理していた日伯修好百周年記念基金より2009年に17万5千レアイスの助成を受けている。

左から平田藤義事務局長/松尾治 元ブラジル日本移民百周年記念協会実行委員会委員長(Foto: Rubens Ito / CCIJB)

 

KDDIブラジルが入会手続のため訪問

2013年1月15日、KDDIブラジルの伊藤鉄幸社長が会議所を訪問、平田藤義事務局長が応対した。同社は会議所へ再入会のため申込書を持参、現在入会手続を進めている。

左から平田藤義事務局長/再入会のため申込書を手渡すKDDIブラジルの伊藤鉄幸社長(Foto: Rubens Ito / CCIJB)