ANACは航空会社のサービス改善要求か

民間航空庁(Anac)では、利用者からの航空会社のサービスに対するクレームが非常に多いために、先月、電話通信庁(Anatel)が大手通信企業に対して出した業務改善命令同様の措置を検討している。

7月18日、Anatelは電波が繋がらないなどの携帯電話に関する苦情が多いTIM社並びに Claro社、 Oi社に対して、23日から音声通信やデータ-通信の新規回線の販売を禁止、また電話網の品質改善並びにコールセンターのサービス向上に関する月間目標達成を義務付けた。

サンパウロ消費者保護センター(Procon-SP)には、今年上半期に航空会社に対するクレームが438件と昨年並みの件数に達して減少傾向には程遠く、またリオ消費者保護センター(Procon-RIO)では、TAM 航空並びにGOL航空に対するクレームが非常に多い。

Reclame Aquiサイトの過去12カ月間の航空会社に対するクレーム件数は1万2,000件に達しているために、各航空会社に対する業務改善命令が出されると予想されている。

7月の国内便の平均搭乗率は79.45%と統計を取り始めた2000年以降では月間記録を更新、TAM 航空の国内便のマーケットシェアは41.8%、GOL航空は32.7%、Azul航空は10.0%、その他の航空会社のシェアは25.1%と大幅に増加してきている。(2012年8月28日付けエスタード紙)

明治大学の中林真理子教授と学生10人が商工会議所を訪問

明治大学の中林真理子教授及び学生10人がサンパウロのFAAP(Fundação Armando Alvares Penteado)大学のエリオ・ミケリニ教授と現地コ―ディネート担当学生1人とともに2012年8月28日商工会議所を訪問した。はじめに中林教授が今回のフィールドトリップでは、学生たちに日伯のパートナーシップを将来的にどのように発展させていくべきか考えさせることを大きな目標に掲げており、このため、ブラジルで活動する日本企業を訪問し、何らかのヒントをつかむことを目的にしていると挨拶をした後、学生達は自己紹介を行った。

続いて平田藤義事務局長が会議所の活動についてプレゼンテ―ションし、日伯社会保障協定、商用マルチビザ、移転価格税制に関する日伯官民連携の取り組み等についても分かりやすく解説した。その後、自由闊達な質疑応答が行われ、ブラジル市場における日系企業の強みから将来社会人としての在り方等についての質問に対し平田事務局長が豊富な知識と経験をもとに回答した。

今年度は8月に明治大学生がブラジルに、そして、FAAP大学生が10月に日本を訪問、これらの相互訪問は、今年も日本学生支援機構(JASSO)のショートステイ・ショートビジットプログラムに採択されている。

(Fotos: Rubens Ito/CCIJB)

平田事務局長による会議所についてのプレゼンテ―ション

 

学生たちの質問に答える平田事務局長

 

左から中林教授、エリオ教授と明治大学生ら

 

手土産を受取る平田事務局長

 

最後に記念撮影

 

(特別記事)ブラジルが日本に豚肉を輸出へ

2007年来の協議が実り世界の最大の輸入市場の日本に輸出へ

ブラジルは、2013年の年明けにも、総額52億ドル規模という世界最大の豚肉輸入国である日本に向けて、初めて、豚肉を輸出する。27日には、日本の農林水産省の食料・農業・農村政策審議会家畜衛生部会が、サンタ・カタリーナ州産豚肉に関する評価プロセスを終了した。同州は、ブラジル国内では唯一、ワクチン接種を行わずに口蹄疫フリーと認められた地域である。

豚肉自由化のプロセスは2007年から両国間で協議が続けられてきた。2007年5月には、国際獣疫事務局(OIE)が、サンタ・カタリーナ州に対して「ワクチン接種を伴わない口蹄疫フリーの地域」として正常性を確認。 さらに12月には、ブラジルは日本から、獣医で組織された最初のミッションを受け入れた。

「日本政府の確認を受けて、ブラジルの市場もその水準が引き上げられる。将来に明るい展望をもたらすことになる」と、ブラジル豚肉生産輸出工業協会(Abipecs)のペドロ・デ・カマルゴ・ネット会長はコメント。

同協会はブラジルが、日本の輸入する豚肉市場で15%のシェアを確保すると予想。ただし、政府は10%を見込んでいる。メンデス・リベイロ・フィーリョ農務大臣は27日、サンタ・カタリーナ州から輸出を承認するために政府が発行する検疫認定証の詳細については、29日の日本政府高官との協議の中で、エニオ・マルケス農牧畜保護局長とケリオ・ポルト国際局長により取り決められるとコメント。 両局長は現在中国に滞在しており、これから日本入りする。

最大の輸入国が市場を開放することは、豚肉業界にとって、最大の勝利と位置付けられている。 というのも、飼料として使用されるトウモロコシと大豆の国際相場の上昇に伴い、業界は現在、価格を引き上げざるを得ない状況にあるため。豚肉価格は、わずか1か月で20%値上がりしている。日本市場の開放は、この外にも、リオ・グランデ・ド・スル州とパラナ州、マット・グロッソ州で生産された豚肉の禁輸措置を取り続けているロシアへの依存を縮小するものとしても期待されている。

輸出先
ブラジルは2012年上半期に6億8,730万ドルの豚肉を輸出しており、2011年同期の7億3,520万ドルを下回った格好。ブラジル産豚肉の最大の輸出先は、ウクライナ(1億6,930万ドル)とロシア(1億6,710万ドル)、香港(1億5,380万ドル)。数量ベースでは26万8,700トンを輸出しており、前年同期の26万6,800トンをわずか0.72%上回った。

2011年の場合、中国とEU、米国に次ぐブラジルは世界第4位の豚肉生産国。 日本の豚肉生産量は、世界第8位。

「すでに鶏肉を輸入している日本の大手企業の多くが、ブラジル産豚肉を調達するだろう」と、カマルゴ・ネット会長は分析。ブラジルが輸出する生鮮鶏肉は、日本が輸入する鶏肉の90%を占める。

日本が輸入する豚肉市場では、現在、米国が最大の相手国になっている。 日本は2011年に79万3,000トンの豚肉を輸入したが、その内32万3,700トンが米国産。「ブラジルの豚肉価格は日本市場に届けられた時点で、米国産とほぼ同じ水準になるだろう。同様に両国の豚肉に対してはカットの方法に関しても、要求に違いがあるだろう」と、Abipecs会長はコメントした。

中国
 農務省から局長2人が中国入りし、28日には、中国政府とブラジル産豚肉の輸出拡大の可能性について協議する。 ブラジル側は、このほどブラジルを訪問して食肉会社3社の検査を実施したミッションの結果について中国側に照会を求めるとともに、昨年から中断している他の事業所に関する承認作業も求める。

リオ・グランデ・ド・スル州内の食肉会社2社の輸入が承認される見通しで、政府によると、現在、中国から承認されている事業所は1か所のみ。ブラジルの豚肉業界は次の輸出目標として、韓国とEU、更にメキシコに照準を定めている。(2012年8月28日付エスタード紙)

CIR 099/12: 理事選挙説明会開催のご案内

CIR–099/12

2012828

部会長各位

ブラジル日本商工会議所

20132014年度理事選挙」選挙管理委員会

中 村 敏 幸

 

理事選挙説明会開催のご案内

 

 

拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申上げます。

 

さて、現在20132014年度理事選挙の立候補受付期間中にあり、各部会長へ部会員からの立候補を取り纏めて頂いております。選挙公示案内に添付した選挙要領規定等について色々な疑問をお持ちの方もいるかと思われますので、ショートノ―ティスで大変恐縮ではございますが96日(木)の立候補締切日に向けて規定の見直し及び立候補状況の把握も含め、理事選挙の説明会を行う所存です。

 

つきましては下記日程に従い、皆様ご参集の程宜しくお願い致します。

敬具

-記-

 

 

日時 2012 8月31日(金) 午後 4時30分~

場所: ブラジル日本商工会議所大会議室(Av.Paulista,475, 13andar. São Paulo-SP

 

出欠確認事務局チサト宛(電話: 31786233 または E-mail: secretaria@camaradojapao.org.br 出来るだけお早めにご連絡お願い致します。

 

以上

明治学院大学経済学部の神門善久農学博士が訪問

 

明治学院大学経済学部の神門善久農学博士並びにパナソニックの篠原一宇副社長が2012年8月28日に商工会議所を訪問、応対した平田藤義事務局長と世界の食糧問題など農業分野に焦点を絞り、原発事故による日本からの食料品輸入上の問題、ブラジル産豚肉の日本向け輸出、気候変動による食糧の爆食危機はあり得るのか、玉蜀黍からのバイオエタノール生産、先進諸国の農業補助政策など幅広く意見交換を行った。

左から明治学院大学経済学部の神門善久農学博士/パナソニックの篠原一宇副社長/平田藤義事務局長(Foto: Rubens Ito / CCIJB)

上智大学の堀坂浩太郎名誉教授が訪問

訪伯の度に商工会議所を訪問されるブラジル政治経済の権威である上智大学の堀坂浩太郎名誉教授が2012年8月27日に商工会議所を訪問、応対した平田藤義事務局長に自身の著書である「ブラジル 跳躍の軌跡」(岩波書店)を贈呈、また8月21日に開催された業種別部会長シンポジウムに参加できなかったことを非常に惜しんでいた。

堀坂浩太郎名誉教授は一般社団法人日本ブラジル中央協会の常任理事、公益財団法人 海外日系人協会の理事、(社)ラテンアメリカ協会の常任理事を務めている。

左から平田藤義事務局長/上智大学の堀坂浩太郎名誉教授(Foto: Rubens Ito / CCIJB)

事務局便り JD-046/12: 山田唯資氏の初七日の法要のお知らせ

 

事務局便り JD-046/12

2012年8月27日

各位

 

当所前監事会議長であられる山田唯資(やまだ・ただし)氏が過日825日にご逝去されました。(同氏は1977年より監事会メンバー、また81年~2010年には監事会議長を務められました。)

 

初七日の法要が下記日程で行われる旨、御子息のReinaldo Yamada氏より御連絡を頂きましたので、会員各位へ謹んでお知らせ申し上げます。

 

日時:201291日(土)17時より

 

場所: Paróquia de São Gabriel Arcanjo

Av. São Gabriel , 108 – Jardim Paulista, TEL : (011) 3887-4839

 

※下記メールもご参考までにあわせて転送致します。

 

 

  —– Original Message —–

From: reinaldo

To: secretaria@camaradojapao.org.br

Sent: Monday, August 27, 2012 12:13 PM

Subject: Missa 7º Dia de Tadashi Yamada.

 

Prezado Sr. Hirata.

 

Informo que a Missa do 7º dia do Sr.Tadashi Yamada será:

 

Dia 1/9

Paróquia de São Gabriel Arcanjo

Av. São Gabriel , 108 – Jardim Paulista.

Horário: 17h.

 

Reinaldo Yamada

 

—– Original Message —–

From: Secretaria

To: – AA – Camara Japonesa

Sent: Sunday, August 26, 2012 10:49 AM

Subject: 訃報(山田唯資ご逝去)

 

各位

 

8月25日(土)夜、山田唯資 前監事会議長のご逝去の訃報を奥さま(山田 イネス)から受けましたので、謹んで関係各位にご通知申し上げます。(取り敢えず生前、特にご関係ご親交のありました方々にお知らせさせて頂きます。)

Hirata

 

喪主:目下確認中

山田様方の電話番号:011-5212-2027

 

お通夜

日 時:8月26日(日)9:00~14:00

場 所:Cemitério Congonhas

       Rua Ministro Álvaro de Souza Lima 101, Jardim Marajoara

       Tel: 5522-0911

       Site: www.cemiteriocongonhas.com.br

 

葬儀・告別式

日 時:8月26日(日)15:30~

場 所:Crematório Memorial Embú

       Rua Dr. Jorge Balduzzi, 520

       Embu das Artes/SP

       Tel: 4704-4922

      Site: www.grupomemorial.net

第2四半期の公立銀行のクレジットは640億レアル増加

民間銀行は、延滞率の上昇に伴って与信を強化してクレジットが縮小傾向となっているにも関わらず、ブラジル銀行並びに連邦貯蓄金庫は、ジウマ・ロウセフ大統領の要請を受けてクレジットの拡大を継続している。

第2四半期のブラジル銀行並びに連邦貯蓄金庫のクレジットは、全体の増加率の70%に相当する657億レアル増加、中銀の調査によると第1四半期のクレジット残高は2兆740億レアル、第2四半期は2兆1,670億レアルに増加している。

第2四半期の連邦貯蓄金庫のクレジットは、政策誘導金利(Selic)の低下に伴って純益低下を補うために、クレジットが290億レアル増加、ブラジル銀行は350億レアル増加している。

連邦貯蓄金庫の上半期のクレジットは前年同期比51.5%増加、住宅向けクレジットを除くクレジットの残高比率は、商業銀行全体の7.1%と昨年末の5.9%から大幅に上昇している。

第1四半期のブラジル銀行のクレジット残高比率は全体の19.2%、第2四半期の残高比率19.5%に上昇して、公立銀行のクレジット比率が上昇の一途をたどっている。(2012年8月27日付けエスタード紙)


 

マンテガ財務相は今年のGDP伸び率を楽観視

財務省経済政策担当のマルシオ・オランド局長は、8月のブラジル経済見通しレポートで、今年のブラジルの国内総生産(GDP)伸び率を3.0%、GDPに対する投資比率を8.8%とそれぞれ下方修正した。

しかし財務省ではブラジル経済見通しレポートの数字は再度見直されて数日後に再発表すると訂正、前回のGDP伸び率4.5%並びにGDPに対する投資比率10.8%に据え置かれると予想されている。

ブラジル地理統計院(IBGE)の職員によるストライキで、第2四半期のGDP伸び率の発表が大幅に遅れているが、今週の金曜日に発表が予定されており、製造業部門の生産が大幅に落ち込んでいるために、年率換算でも2.0%に達しないと予想されている。

予算管理省並びに中銀の今年のGDP伸び率は2.5%を僅かに上回ると予想、中銀の最終フォーカスレポートでは1.75%を予想、マンテガ財務相は5月末に初めて今年のGDP伸び率を4.5%から4.0%に下方修正したが、昨年のGDP伸び率2.7%は確実に上回ると楽観的な見方を修正していない。

スイスクレジット銀行のエコノミストが6月にブラジルの今年のGDP伸び率を2.0%から1.5%に下方修正した際に、マンテガ財務相はそんな僅かな数字の伸び率に留まるわけはないと一蹴していた。(2012年8月25日付けエスタード紙)

 

今週のCopom委員会でSelic金利を0.5%切下げか

AE Projeções社が81銀行に対して実施した政策誘導金利(Selic)の切下げ調査によると、80銀行が28日並びに29日の中銀の通貨政策委員会(Copom)でSelic 金利が0.5%切下げられて7.5%になると予想している。

7月の広範囲消費者物価指数(IPCA-15)は0.33%であったが、8月には0.39%と大幅に上昇してインフレ圧力が強くなってきているために、唯一、リベイロン・プレト銀行がSelic 金利は0.25%切下げられて7.75%になると予想している。

Fair Corretora社のマリオ・バチステル為替部長は、70%の確率でSelic 金利は0.5%切り下げられると予想、Leme Investimentos社のパウロ・ペトラシ共営者は、第2四半期のGDP伸び率が0.2%と非常に低いために、0.5%の切下げを予想している。

昨年から継続して切下げられているSelic 金利の効果並びに連邦政府がブラジルの国内経済の活性化のために導入一連の経済政策効果が下半期から表面化すると予想されているために、多くのエコノミストは、今回のSelic 金利の切下げは最後になると見込んでいる。(2012年8月25日付けエスタード紙)