事務局便り JD-040/12: JICA防災セミナーの開催のお知らせ

事務局便り JD-040/12

2012年8月1

会員各位

JICA防災セミナーの開催のお知らせ

 

在サンパウロ総領事館経由で、JICA防災セミナ―開催のご連絡を頂きました。ご参考までに会員各位へご案内致します。

 

お問い合わせ・お申込みは添付案内にあるJICAブラジル事務所へ直接お願い致します。

 

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独立行政法人 国際協力機構(JICA)

ブラジル事務所

 

3.11東日本大震災の教訓をブラジルへ

群馬大学大学院片田敏孝教授を招聘した防災教育ワークショップの開催

 

3.11東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県釜石市、同市では群馬大学が実施した防災教育の成果により人的被害が大きく軽減されたことが「釜石の奇跡」として注目されています。その奇跡の立役者である群馬大学大学院片田敏孝教授()を招聘したワークショップをサンパウロ州と共催で816()にサンパウロ市内で以下の通り開催します。

 

セミナー名:防災教育国際ワークショップ

            Workshop Internacional Educação de Prevenção de Desastres Naturais

 

主催:サンパウロ州防災局、JICA、サンパウロJICA帰国研修員同窓会

 

開催日時:2012816() 8時開場、8時半開始(15時半終了予定)

 

開催場所:Auditório do Conselho Regional de Química (CRQ), Rua Oscar Freire,

          2039 Pinheiros, a 200 metros do Metro Sumaré, São Paulo

 

参加方法:入場無料、事前登録要(定員220)

お名前、御所属、御連絡先を記載したE-mailJICAブラジル事務所小林(E-mailKobayashi.Chiaki@jica.go.jp)までお送り下さい。

 

言語:日本語、ポルトガル語(同時通訳)

 

開催プログラム(予定)

800830 入場受付

830900 開会式

900930 サンパウロ州防災局 Cel. PM Benedito Roberto Meira局長発表

9301200 群馬大学大学院 片田敏孝教授発表

               『釜石の奇跡』~2011.3.11東日本大津波における子どもたちの避難に学ぶ~

群馬大学大学院 島晃一研究員発表

『日本における新たな洪水避難対策』~適切な避難を促すリスクコミュニケーシ

ョンツールの紹介~

12001300 休憩

13001330 科学技術革新省Carlos Nobre次官発表

多年度計画(PPA)におけるブラジル政府の防災政策」

13301500 質疑応答、ディスカッション

15001530 閉会式

 

()片田敏孝群馬大学教授プロフィール:http://dsel.ce.gunma-u.ac.jp/modules/staff1/index.php?id=2

機械金属部会は2012年下期の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見交換

機械金属部会(西岡信之部会長)は、2012年8月1日午後5時から6時30分まで2012年下期の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見交換するために開催された。

2012年上期の回顧ではサンパウロ経由リオとカンピーナスを結ぶ高速鉄道の事業モデルの変更、ペトロブラスのガス供給、鉄鋼各社の設備投資の延期、製鉄コストの増加、ドル高の為替の影響、Euro5環境規制、トラックの需要低下、プレソルト関連の船舶商談、公共工事の遅延、ドル高の為替などが挙げられた。

2012年下期の展望では粗鋼生産の下方修正、8月末で中止になる自動車購入向け工業製品税(IPI)の減税政策による影響、都市交通案件、電力入札、再生エネルギー案件、大幅に下方修正されたGDP伸び率、継続するドル高の為替、セメント需要、サンタ・カタリーナ州での輸入税制インセンティブの終了などが挙げられた。

参加者は西岡部会長(三菱重工)、金丸副部会長(メタルワン)、田中副部会長(京セラ)、木村氏(CBC)、吉田氏(南米出光)、元山氏(ブラジルKBK)、中尾氏(コマツ)、西村氏(ミツトヨ)、鈴木氏(新日鐵)、杉原氏(OSG)、平井氏(MARUBENI ITOCHU)、宮崎氏(MMC METAL)中江氏(TSUBAKI BRASIL EQUIP IND)、岸氏(ユシロ)、坪井領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長

左から金丸副部会長(メタルワン)/西岡部会長(三菱重工)/田中副部会長(京セラ)(Foto: Rubens Ito / CCIJB)

 

上半期の製造業部門の対内直接投資が33%増加

ヨーロッパの債務危機や中国の国内経済の停滞などにも関わらず、ドル高の為替並びに1億9,000万人の人口を抱えて中長期的にブラジル国内の消費拡大が期待できるために、海外投資家が製造部門を中心に対内直接投資をしている。

今年上半期の海外投資家のブラジルの製造業部門へのM&Aや資本参加などの対内直接投資は、前年同期比33%増加の129億ドルに達している。

しかし上半期のサービス部門への対内直接投資は、前年同期の製造業部門の97億ドルの2倍近い180億ドルから43.3%減少の102億ドルに留まっている。

上半期の農畜産部門並びに鉱業部門への対内直接投資は、前年同期比12.7%減少の37億ドル、上半期のブラジルへの総対内直接投資額は、前年同期の321億7,000万ドルを15.9%下回る270億4,000万ドルとなっている。

今年上半期の製造業部門の対内直接投資の内訳は、金属セクターが32.6%を占めてトップ、食品セクターは21.7%、医薬品セクターは9.3%、自動車関連セクターは4.7%、その他は31.8%となっている。

今年5月に米国資本のGeneral Mills社は、ブラジル資本の Yoki社をブラジルの中間層の拡大並びに実質賃金の上昇などで今後の内需拡大が見込めるために、17億5,000万レアルで買収している。

KPMG社の統計によると、今年上半期の外資系企業によるブラジル国内のM&Aなどの件数は、前年同期比14.2%増加の433件に増加、そのうち225件がブラジル企業への資本参加であった。

昨年上半期のブラジル国内のM&A件数がトップであったIT関連は、43.3%減少の82件に後退、また石油・天然ガスセクター並びに化学セクターへの対内直接投資も減少している。(2012年8月1日付けエスタード紙)


 

7月の投資の収益率トップは株の3.21%

7月の投資の収益率の比較では、サンパウロ平均株価指数(Ibovespa)が3.21%と2月以来のトップを記録したにも関わらず、今年7カ月間の収益率はマイナス1.16%となっている。

Ibovespa指数に続く収益率は金投資の2.56%、今年7カ月間の収益率は11.58%とトップを維持、7月のドル投資は、1.84%とインフレ指数の総合市場物価指数(IGP-M)の1.34%を上回る収益率を記録、今年7カ月間では9.52%を記録している。

銀行間預金ファンド(DI)の収益率は0.54%、ポウパンサ預金は0.51%、10万レアル以上の銀行定期預金証(CDB)は0.50%、5,000レアル以下の預金証(CDB)は0.40%、今年7カ月間の確定金利付きファンドの収益率は5.15%となっている。

政策誘導金利(Selic)が0.5%引き下げられて8.0%と過去最低を記録しているために、確定金利付き投資並びにポウパンサ預金の収益率も低下してきており、インフレ懸念の減少並びに国内経済の停滞が続いているために、更なるSelic金利の引き下げの可能性も否定できない。(2012年8月1日付けエスタード紙)


 

トラック運転手のストライキが終了

7日間に亘ってリオ州バーラ・マンサ市のプレジデンテ・ヅットラ街道で続いていた、トラック運転手のストライキが連邦政府との合意で終了、一時はストライキの影響で35キロメートルに亘って停滞が発生していた。

パウロ・パッソ運輸相はトラック運転手の代表団と交渉で合意、トラック運転手に24時間おきに11時間の休憩を義務付けていたが、国道沿線の休憩所の整備が不十分であり、また11時間の休憩の義務付けは、収入減につながるとトラック運転手側では休憩時間の見直しを要求している。

トラック運転手は、輸送運賃代がトラックのメンテナンスコストをカバーするには不十分であり、また高速道路の徴収料金並びに燃料代に対しても料金の引き下げを要求している。

南大河州からリオ中央卸売市場(Ceasa-RJ)に酪農製品や鶏卵を配送しているトラックはストライキの影響で大幅に到着が遅れ、またサンパウロ州並びにミナス州、パラナ州から出荷されるジャガイモが不足したために、通常は1袋が40レアルから50レアルの取引価格は、100レアルから110レアルと2倍以上に高騰、かんきつ類も30%から40%値上がりしていた。

エスピリット・サント州ヴィトリア市のスーパーのミナス州から出荷されるジャガイモの店頭価格は1.69レアルから1.99レアルに値上がりして、一般消費者はしわ寄せを受けていた。(2012年8月1日付けエスタード紙)


 

日経ビジネス・パブリケ-ションズ・アメリカの北村達也上級副社長が訪問

日経ビジネス・パブリケ-ションズ・アメリカの北村達也上級副社長が2012年7月31日に商工会議所を訪問、応対した平田藤義事務局長に、2012年5月28日午前9時半~午後17時、グランドハイアット東京3階で開催されたブラジル大使館並びに日経ビジネス企画編集センター主催の「日本ブラジル経済交流会議」の報告並びに当商工会議所の後援へのお礼を述べ、また今後ブラジルで同会議を開催するにあたり両国にとってWin-Winの関係を構築する為、テーマの選定、人材交流など多岐に亘って平田事務局長と意見交換を行った。

から日経ビジネス・パブリケ-ションズ・アメリカの北村達也上級副社長/平田藤義事務局長(Foto: Rubens Ito / CCIJB)

 

渉外広報委員会は略語集改訂版の出版で意見交換

渉外広報委員会(中西俊一委員長)が2012年7月31日午後6時から7時まで関係者が参加して、略語集改訂版の出版並びにパンフレット改訂版について意見交換を行った。

略語集改訂版の出版について、2002年の終わりに出版されてすでに10年が経過しており、この間に色々な略語を追加してきたが、改訂版では略語の簡単な説明や発音表記などの追加などで立派な略語集改訂版の出版するために、エスタード紙へも協力要請したことなどを平田藤義事務局長が説明した。

サンパウロ新聞社の鈴木雅夫社長がブラジル略語集改訂版の作成費用の見積並びに略語集作製工程などについて説明、パンフレット改訂版について参加者は大いに意見交換した。

参加者は中西俊一委員長(トヨタ)、井上徹哉副委員長(ジェトロ)、岐部ルイス副委員長(UBIK)、都築慎一副委員長(デロイト)、アンジェラ・マスオカ氏(トヨタ)、鈴木雅夫社長(サンパウロ新聞)、堀江剛記者(ニッケイ新聞)、平田藤義事務局長、日下野成次総務担当

進行役の中西俊一委員長(Foto: Rubens Ito / CCIJB)

略語集改訂版の出版並びにパンフレット改訂版について意見交換

 

7月の自動車販売は好調に推移

大衆自動車向けの工業製品税(IPI)の減税政策延長並びに自動車在庫が43日まで減少したために、自動車メーカーは6月から自動車の生産を拡大したにも関わらず、人気のあるモデルの自動車の受取りに90日以上待たなければならない。

今月26日までの新車登録台数は29万9,000台、1日当たりの販売台数は前年同月比18%増加の1万6,730台に達しているが、過去2番目の月間販売の34万600台を記録した前月比ではマイナス6.3%となっている。

IPIの減税政策延長並びに政策誘導金利(Selic)の切下げ、自動車販売向けクレジットの拡大などの要因で自動車販売が好調に推移しており、フィアット社のSiena 車並びにPalio車の受取りには2カ月間、Grand Siena 1.6車は3カ月間それぞれ待たなければならない。

先週、フィアット社は、ミナス州ベッチン自動車工場での自動車の増産のために600人の従業員を雇用、メキシコで生産しているマーチ車並びにVersa車が人気を集めているにも関わらず、日産ディーラーでの輸入自動車の受取りには3カ月間を要している。

IPI減税が適用されているメキシコからの自動車輸入は、各メーカーに割当制が導入されて月間の輸入台数に制限が設けられているために、各メーカーは輸入コントロールを強いられている。

メキシコで生産されているワーゲン社のJetta車並びにフィアット社の Fiat500車もブラジル国内の在庫がないために受取りに時間を要しているが、8月末で大衆自動車向けIPI減税政策は終了するために、8月の駆け込み需要が期待されている。

今年の第1四半期の自動車販売は、ヨーロッパの債務危機並びに鉱工業部門の不振などで自動車の在庫が増加したために、特に自動車パーツセクターの上半期の雇用は7,800人減少、トラックセクターも2,700人減少、しかし自動車メーカーは3,600人の雇用増加をしていた。(2012年7月31日付けエスタード紙)

 

7月のインフレ指数のIGP-Mは1.34%

7月のインフレ指数である総合市場物価指数(IGP-M)は、農産物並びに燃料価格の高騰で1.34%上昇して2010年11月の1.45%に次ぐ記録となり、6月の0.66%の2倍を記録している。

2010年11月のIGP-Mが1.45%を記録したのは、世界金融危機からの回復による各国の穀物需要増加による国際コモディティ価格の高騰が要因となっているが、7月のIGP-Mが1.34%を記録したのは、米国の旱魃による穀物価格が高騰したためとなっている。

大豆やトウモロコシの価格高騰がインフレ指数を押し上げているにも関わらず、穀物の卸売価格を全て一般消費者に価格転嫁するのは非常に難しい。

米国の旱魃による7月の大豆価格は、14.89%上昇して過去10年間で最も値上がり率が高く、今年7カ月間の大豆価格は62.63%も高騰、7月のトウモロコシ価格は6.74%上昇している。

また7月のトマトの卸売価格は、93.12%と高騰して月間の値上がり率では記録を更新しているが、小売価格は51.28%の上昇に留まっており、ガソリン並びにディーゼルの燃料価格は5.14%上昇したにも関わらず、連邦政府による一般的に燃料税と呼ばれる経済支配介入納付金(Cide)の調整で、最終価格は同じレベルに維持されている。

7月の卸売物価指数(IPA)は1.81%上昇、そのうち大豆価格は14.89%、ディーゼル燃料価格は5.96%、トウモロコシ価格は6.74%、トマト価格は93.12%それぞれ上昇している。

7月の消費者物価指数(IPC)は0.25%上昇、トマト価格は51.28% 、都市バス料金は0.95%、住宅賃貸料は0.51%、ニンジン価格は28.70%それぞれ上昇している。(2012年7月31日付けエスタード紙)

 

ペトロブラスはカンポス海盆の油田向けに56億ドルを投資

ペトロブラス石油公社はカンポス海盆の古い油田の生産性を上げるために、56億ドルを投資して今年は13億ドルの売上増加、2016年には33億ドルの売上増加を見込んでいる。

カンポス海盆のMarlim油田並びに Albacora油田などの原油生産量は、ブラジル国内の25%に相当、原油の生産性を上げるために最新鋭のテクノロジーを搭載した機械・装置を投入する。

カンポス海盆の原油増産計画(Proef)では、操業期間が13年から30年の31基のプラットフォームのエフィシエンシーレベルは71%、2016年には同レベルを90%まで引き上げる。

初めに生産性が低下している15油田への最新鋭テクノロジー搭載の機械・装置を投入するための入札を予定、またメンテナンスのためのシステムの改善も予定されている。(2012年7月31日付けエスタード紙)