5月の国庫庁の歳入は779億7,100万レアル

5月の国庫庁の歳入は、前年同月比3.82%増加の779億7,100万レアルと5月の歳入の月間記録を更新したにも関わらず、前月比では16.13%と大幅に減少している。

5月のタバコ関連の工業製品税(IPI)は、価格の値上がりなどの影響で前月比129.73%増加の6億3,200万レアルを記録、しかし5月の自動車のIPI税は、4月の自動車販売が前年同月比12.2%減少した影響で、24.55%減少の4億6,400万レアルに留まった。

5月のその他のIPI税は、4月の鉱工業部門の生産減少並びに白物家電や家具などのIPI税減税による歳入減が影響して、11.7%減少の14億1,200万レアルに留まっている。

5月の輸入税(II)は20.57%増加の27億4,000万レアル、輸入に関するIPI税は、ドル高の為替の影響を受けて44.25%増加の15億8,200万レアルを記録している。

社会保険融資納付金(Cofins)は4.56%増加の138億8,100万レアル、社会統合基金(PIS)並びに公務員厚生年金(Pasep)関連の歳入は、4月の国内の消費増加に伴って2.88%増加の37億レアルとなっている。

第1四半期の国庫庁の歳入は前年同期比7.32%増加、今年初めの4カ月間の歳入は6.28%増加、今年5カ月間では5.83%増加、国庫庁では、今年の歳入を前年比4.0%から4.5%の増加を予想している。(2012年6月27日付けエスタード紙サイト)


 

ブラジル印刷工業会のプリニオ・グラマニ・フィーリョ代表が訪問

CLEMENTE E GRAMANI EDITORA E COMUNICAÇÕES LTDAのプリニオ・グラマニ・フィーリョ並びにセーザー・マンジャカヴァニ氏がブラジル印刷工業会(ABIGRAF)を代表し2012年6月27日に商工会議所を訪問、日系移民100年の歴史に敬意を表して、月間ABIGRAFに掲載したブラジルの日系人と印刷の歴史について纏めた「O Japão nas Páginas da Revista Abigraf」並びに「200ANOS INDÚSTRIA GRÁFICA NO BRASIL」を応対した平田藤義事務局長に贈呈した。

左から平田藤義事務局長/ブラジル印刷工業会(ABIGRAF)のセーザー・マンジャカヴァニ氏/プリニオ・グラマニ・フィーリョ氏(Foto: Rubens Ito/CCIJB)

グラマニ・フィーリョ氏から「200ANOS INDÚSTRIA GRÁFICA NO BRASIL」を受取る平田事務局長

平田事務局長が毎日新聞社「エコノミスト」誌向けの取材に応対

2012年6月26日、ルシエネ・アントゥネス記者(Exame PME 誌所属)が会議所を訪問、毎日新聞社「エコノミスト」誌向けのインタビューを平田藤義事務局長に行った。主なインタビュー内容は日本の企業文化の特徴などについてであった。

アントゥネス記者のインタビューに応対する平田事務局長 (Foto: Rubens Ito)

 

ペトロブラスはガソリン価格を再度値上げか

ペトロブラス石油公社のグラッサ・フォスター総裁は、2012年から2016年の投資計画を予定通り進めるためには、ガソリン価格の再度の値上げをする必要があると強調しており、連邦政府に再度の値上げを要請する。

ペトロブラスは、今月25日からガソリンの製油所の卸価格を7.83%、ディーゼル燃料価格を3.94%それぞれ値上げしたが、通称燃料税と呼ばれる経済支配介入納付金(Cide)を引き下げたために、一般消費者向けの最終価格への価格転嫁は行われない。

国際石油コモディティ価格と国内の石油価格は17%、ディーゼル燃料は21%と大きくかけ離れているために、ペトロブラスでは、ガソリン価格の15%値上げを経営審議会で承認されていたが、ガソリン価格の15%の値上げはインフレにつながるために、国庫庁の歳入減少につながるにも関わらず、連邦政府はCide税の引下げを決定していた。

ペトロブラスのアルミール・バルバッサ財務取締役は、ガソリン価格の再値上げは中長期の目標達成には欠かせないとコメント、石油開発部門の投資をさらに140億ドル増加したにも関わらず、2020年までの石油生産は14%も下方修正している。

ペトロブラスの石油生産は過去8年間連続して目標を下回っており、フォスター総裁は、現実的な石油生産の目標に切り替える必要があるために、2020年までの石油生産目標を大幅に下方修正している。

同社の石油精製所建設は、ペルナンブーコ州のアブレウ・エ・リマ精製所、マラニャン州のプレミアム1精製所、セアラー州のプレミアム2精製所、リオ州の石油コンビナートのComperjとなっているが、全てで建設計画が遅れている。

これらの4石油精製所は、2020年までに完成が予定されているにも関わらず、すべてで計画の見直しを余儀なくされており、ブラジル国内の石油需要を満たすために、今年初めの4カ月間の石油製品の輸入は、1日当たり8万バレルとなっている。

ペトロブラスの2012年から2016年の投資総額は2,365億ドル、そのうち石油開発並びに生産部門には、1,428億ドルの投資が予定されており、石油精製・輸送・コマーシャル部門は655億ドル、ガス・エネルギー部門は138億ドル、石油化学部門は50億ドル、ディストリビューション部門は36億ドル、バイオ燃料部門は38億ドルなどとなっている。(2012年6月26日付けエスタード紙)

 

ブラジルはアルゼンチンの自動車輸入で報復措置

ブラジル政府は保護貿易主義を採用してセーフガードを敷いているアルゼンチン政府に対する報復措置として、アルゼンチンからの自動車輸入に対して、世界貿易機関(WTO)が認めている60日を上回る90日間に及ぶ通関手続きの遅延措置を採用している。

ブラジルはアルゼンチンのブラジルの繊維製品並びに履物、機械・装置、食料品に対するセーフガード採用に対する報復措置のために、ブラジル向け自動車輸出のライセンス許可の遅延措置を採用している。

今日、アルゼンチンのメンドーサ市でメルコスール会議の開催前に、両国の政府高官がこの問題について話し合うが、今年5カ月間のブラジルのアルゼンチン製自動車の輸入は、前年同期比13.8%減少の20億5,000万ドル、ブラジルからの自動車輸出は1.7%減少している。

ブラジルは、アルゼンチン製の自動車輸入に対するライセンス許可の遅延措置を昨年5月から採用、自動車並びに自動車パーツの両国の貿易に占める割合は、47%に達しているために影響が大きい。

ブラジル履物工業協会(Abicalçados)によると、ブラジルのアルゼンチン向け履物169万足がライセンス許可待ちであり、そのうち1万2,000足は、1年以上足止めされている。

今年5カ月間のアルゼンチン向け履物輸出は、前年同期比59%減少の139万2,000足と大幅に減少して、中国製履物にマーケットシェアを奪われており、南大河州のペガーダ履物社は、ブエノス・アイレス支店の従業員を帰国させている。

今年5カ月間のアルゼンチン向け繊維製品の輸出は24%減少、また800万ドル相当の繊維製品が輸入ライセンスを待っているとブラジル繊維工業協会( Abit )のドミンゴス・モスカ氏は説明している。(2012年6月26日付けエスタード紙)


 

フォーカスレポートではGDP伸び率を2.18%に下方修正

昨日発表された中銀の最終フォーカスレポートによると、鉱工業部門の停滞が国内経済の拡大に足掛けとなっているために、今年のGDP伸び率を2.18%と今月初めの2.72%から大幅に下方修正している。

フォーカスレポートの最も悲観的なエコノミストの今年のGDP伸び率は1.6%とクレディ・スイス銀行のエコノミストグループの今年のブラジルのGDP伸び率予想の1.5%に近づいている。

クレディ・スイス銀行の2.0%から1.5%の下方修正の発表に対して、ギド・マンテガ財務省は、「これは笑い話だ。ブラジルのGDP伸び率がこんな程度に留まるわけがない」と一蹴、マンテガ財務相は3.5%のGDP伸び率を予想している。

4週間前のフォーカスレポートの鉱工業部門の今年のGDP伸び率は1.58%であったが、最終レポートでは0.5%と大幅に下方修正、ヴォトランチン・コレトーラ社のチーフエコノミストのロベルト・パドヴァーニ氏は、今年のGDP伸び率を2.2%と予想している。

インフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)は、政策誘導金利(Selic)の更なる引下げで、昨年3月からでは初めて5.0%を下回る4.95%を予想、来年のIPCAは5.50%が予想されている。

また今年のSelic金利は、現在の8.5%から更に1.0%引き下げられて7.5%、来年は9.0%がそれぞれ予想されており、今年末のレアルの為替はR$1.95、来年末はR$1.90が予想されている。(2012年6月26日付けエスタード紙)


 

CIR 068/12: 2012年度第3四半期会費ご依頼の件

CIR068/2012

2012626

会員各位 ブラジル日本商工会議所

会頭   近藤正樹

財務委員長 村田俊典

 

2012年度第3四半期会費ご依頼の件

 

拝啓  時下益々ご繁栄のこととお慶び申し上げます。

各位におかれましては、常日頃より当会議所事業にご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、2012年度第3四半期の会費に就きましては、下記の通り、2012年第2四半期と同額でお願い致します。

 

                            クラス                                           四半期分の額(R$

                                   A                                 564,00  (月額) X 3  =  1.692,00 

                                   B                                 472.00(月額) X 3  =  1.416.00

                                   C                                 472.00  (月額) X 3  =  1.416.00

                                   D                                 283,00  (月額) X 3  =     849,00

                                   E                                 187,00  (月額) X 3  =     561,00

                        個人                      113,00  (月額) X 3  =     339,00

 

                     

なお、お支払に就きましては別途ブラジル銀行の方から請求がまいりますので宜しくお願

い申上げます。

今後とも何卒宜しくお願い致します。

敬具

 

大部一秋在サンパウロ総領事(会議所名誉顧問)の送別行事

2012年6月26日、大部一秋在サンパウロ総領事(会議所名誉顧問)の送別行事が執り行われ、公邸には日系コロニアをはじめ政治家、各界の著名人などが大勢駆け付け、また同日夜に文協貴賓室で日系主要5団体(文協:木多喜八郎会長、援協:菊池義治会長、アリアンサ:アンセウモ中谷会長、県連:園田昭憲会長、商工会議所:近藤正樹会頭)がイニシアティブをとり日系30数団体共催で送別会を開催。地方からも日系諸団体が大勢詰めかけ会場は超満席で近年には無い盛大な歓送会となった。

来賓として澤田吉啓JETROサンパウロ所長、国際交流基金の深野昭所長、ヴァウテル・イホシ連邦下議、ジョージ羽藤州議、ウシタロウ神谷市議がまた会議所からは両送別行事に近藤正樹会頭を始め天野一郎日系社会委員長、澤田吉啓企画戦略委員長、上野秀雄企業経営委員長、平田藤義事務局長など会員企業の代表者等が出席した。   

夜の送別会では最初に共催団体を代表して文協の木多会長が挨拶、続いて大部総領事へ5団体が感謝状を授与、近藤会頭が日本語文を、ポルトガル語文をアンセルモ会長が読み上げ、総領事のこれまでの尽力へ感謝の意を表し授与のセレモニーが行われた。栄子夫人には花束が贈呈され、夫人は別れを惜しみ涙ぐみながら「美しき日本の心、ブラジルに! 心から皆様のご健勝とご多幸を祈ります!!」と別れの挨拶を述べた。
 
大部総領事は、在任中に管轄州域内にある106の市への計164回に及ぶ訪問のうち幾つかの地名を挙げながら移民104年の歴史の重み、開拓先亡者へ衷心の敬意、訪問先での合唱「うさぎ追いしかの山、月は出た出た、」等々を惜別の思いで回想。病に倒れた際、栄子夫人が公務を代行したエピソードを語り、無事に精一杯仕事ができたのは、いつも一緒になって助けてくれたお陰と内助の功を称え、深々とお礼、出席者全員が沸き立ちあがり拍手喝さいの感動の場面もあった。「サンパウロとの出会いは運命と思っている!忘れることは不可能!感謝の念で一杯だ!ありがとう!ビバ!万歳!」と挨拶を締めくくった。総領事夫妻のこれまでの功績と人柄が忍ばれる会となった。

また大部総領事は総領事館主催送別行事の挨拶の中で、「昨年の日本からの直接投資が75億ドルというおそらく過去最高の数字を記録し、飛躍的に拡大する日伯経済関係。こうしたすばらしい時期に日本の総領事として思う存分仕事をすることができたことは本当に幸せであり、幸運でした。(中略)明後日私は妻と共にサンパウロを去りますが、既にブラジルは私たちの第二の故郷となっており、サンパウロは私たち夫婦の心の中に消えることなく永遠に存在し続けます。この3年半は本当に感動と感謝の日々の連続でした。これも全て皆様のおかげであり、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。(在サンパウロ日本国総領事館サイトより抜粋http://www.sp.br.emb-japan.go.jp/jp/sobre/mensagem_jp.htm)」と述べ、サンパウロでの任務を回顧し出席者へ感謝の意を表した。

 

感謝状を朗読する近藤正樹会頭とアンセルモ中谷アリアンサ会長

大部総領事夫妻へ感謝状を手渡し記念撮影

 

日中の総領事公邸送別会の様子  ( Foto: Jiro Produções)

ペトロブラスは製油所のガソリン卸価格を7.83%値上げ

ペトロブラス石油公社は、ガソリンの製油所の卸価格を7.83%、ディーゼル燃料価格を3.94%それぞれ値上げしたが、通称燃料税と呼ばれる経済支配介入納付金(Cide)を引き下げたために、一般消費者向けの最終価格への価格転嫁は行われない。

Cide税の引下げによる連邦政府の歳入減少は、月間当たり4億2,000万レアルに相当、今回の値上げでは、ペトロブラスのガソリン関連製品の輸入金額をすべてカバーできない。

国際石油コモディティ価格と国内の石油価格は17%、ディーゼル燃料は21%と大きくかけ離れているために、ペトロブラスでは、ガソリン価格の15%値上げを経営審議会で承認、しかし、連邦政府は最終価格の値上げはインフレ増加につながるために、国庫庁の歳入減少につながるにも関わらず、Cide税の引下げを決定していた。

ペトロブラスのガソリン価格の据置の影響で、今年5カ月間の収入減は76億レアルに達していたが、今回のガソリン価格の7.83%の値上げで下半期の収入減少は半減すると予想されている。

2003年のCide税は、1リットル当たり0.5レアルで年間10億レアルの歳入に結びついていたが、昨年は91億レアルまで増加、昨年11月には、製油所のガソリンの卸価格は10%、ディーゼル燃料は2%とそれぞれ値上げされていた。(2012年6月23日付けエスタード紙)


 

コロンビア並びにヴェネズエラ向け輸出が増加

通商産業開発省(Mdic)の調査によると、保護貿易主義を採用しているアルゼンチン政府は、財政プライマリー収支の黒字幅を拡大するために、ブラジルからの輸入に対してセーフガードを強化している。

今年5カ月間のメルコスール域内のブラジルの輸出は、前年同期比10.3%減少の94億ドル、そのうち75億ドルはアルゼンチン向け輸出で、南米地域ではトップとなっている。

昨年同期のブラジルからのアルゼンチン向け輸出は、84億ドルで今年は9億ドル減少、パラグアイ向けが10億9,400万ドルで僅かに増加、ウルグアイ向けは、昨年の8億3,800万ドルから9億3,200万ドルに増加している。

今年5カ月間のアルゼンチン向け輸出は、昨年同期から9億ドル以上減少、ヴェネズエラ向け輸出は、前年同期比では5億5,700万ドル増加して19億3,300万ドル、コロンビア向け輸出は、11.5%増加の11億1,000万ドルに達しており、南米向け輸出は120億ドルと昨年並みとなっている。

今年5カ月間のエクアドール向け輸出は、4億900万ドルで昨年同期と変わらず、ペルーは、9億2,700万ドルから9億300万ドル、ボリビアは、10億9,400万ドルから10億4,000万ドル、チリ向けは、19億1,100万ドルと昨年同期の21億4,300万ドルからそれぞれ減少している。(2012年6月25日付けヴァロール紙)