国産電気自転車の生産開始

ブラジル国内2位の自転車生産会社であるピアウイ州テレジーナ市に本社を置くHouston社は、マナウスフリーゾーンで2013年から自転車並びに電気自転車を生産開始、生産能力は65万台が見込まれている。

Houston社以外にもKasinski社並びに Evolubike社が電気自転車の生産を予定しているが、国内生産トップで今年は110万台の生産を予定しているCaloi社は、電気自転車の生産は予定していない。

マナウスフリーゾーンでオートバイを生産しているKasinski社は、リオ州での電気自転車生産を2011年に発表していたにも関わらず、マナウスフリーゾーンで中国の技術を導入して生産を開始する。

Evolubike社も中国からの技術を導入して、サンパウロ市内で電気自動車の生産を予定しており、2017年までに生産台数を2万台に引き上げる予定となっている。

ブラジルの自転車マーケット規模は世界で7位、販売台数は世界の7%を占めているが、トップは中国の39%、米国は27%で2位、日本とインドがそれぞれ14%となっている。

昨年のブラジルの自転車生産は463万台で2008年の530万台から減少、今年4カ月間の自転車の輸入は前年同期比26.6%増加の1,080万ドル、輸入台数は23.7%増加の11万1,500台となっている。(2012年6月10日付けエスタード紙)


 

5月の中国の輸出は予想を大幅に増加

4月の中国の輸出は前年同月比4.9%増加と予想の6.9%を大幅に下回ったが、5月の輸出は15.3%と予想を大幅に上回っており、また5月の輸入はエコノミストの予想である3.0%を大幅に上回る12.7%を記録している。

5月の鉱工業生産は4月の9.3%を上回る9.6%を記録、5月のインフレは前年同月比3.0%増加と4月の3.4%増加から減少してきている。

しかし、5月の小売の伸び率は13.8%と4月の14.1%から減少したが、自動車販売は、前年同月比22.6%増加の128万台を記録、5月の投資は前月の20.2%から20.1%と僅かに減少している。

中国政府は、国内経済活性化のために鉱工業部門並びにインフラ部門の大型投資を承認、特に投資総額が428億レアル相当で生産量が1,920万トンに達する2ヵ所の製鉄所の建設プロジェクトを発表している。(2012年6月11日付けエスタード紙)


 

(インタビュー記事)ブラジルに対する投資家の高揚感はなくなった

メイレレス氏によれば、危機と、企業に対する政府の干渉が、投資家を悩ませてはいるが、この状況は一過性の可能性もあるとのこと。
 
ブラジルに対する高揚感はなくなり、外国の投資家が見せ始めた兆候は、政府が頻繁にその意図する所を民間企業に対して課そうとする試みに対する懸念である。これは元中央銀行総裁エンリケ・メイレレス氏がブラジリアを去って以来、ジルマ・ルセフ大統領政権に関して自らに発言を許した数少ないコメントの一部であるが、「(干渉が)危機に対するリアクションであって、傾向としては通常の状態に戻るものであると信じたい」と述べる。

メ イレレス氏は民間に戻り、今日では包装食品業のJBS社のオーナーであるJ&Fグループ経営顧問団総裁、仏米系投資銀行ラザードLazardチェ アマン、航空会社アズールAzul顧問である。本インタビューで、メイレレス氏は経済だけでなく、新たな日常についても語り、次のステップとして事業家に なる可能性もあると語った。

以下はインタビューの主要部分である。

Q. 外国投資家が民間セクターへの政府の介入に対する懸念を表明し始めたというコメントが増えてきている。そのようなことを聞いたことがあるか?

◇ 外国投資家の全般的な懸念のレベルは随分高くなった。経済の状況が大きく変わり、世界中で投資家たちは以前よりかなり慎重になってきている。疑いなく、ブ ラジルに対するあの高揚感や他の国々に対する高揚感は今日もう存在しない。それは、ある意味では、健全なことだと考えている。

Q. 企業の日々の活動への政府の介入に対する投資家たちの懸念が見て取れるか否か?

◇ たしかにそういう懸念はある。事実、国際的な投資家たちへの講演会において、それについて随分と質問されたものだ。投資家たちには、ブラジルの基本的な制 度問題に留意せよと言っている。ブラジルは、同等の制度的構造を持ち、市場経済を実践し、契約に対する保証が存在する。時宜に適った問題はあるかもしれな いが、そこでは、どのポイントまでが危機に対する情況的リアクションなのか、あるいは将来の傾向なのか、歴史が物を言うのである。現状は危機に対するリア クションであり、傾向としては通常の状態へ戻るものであると、私は信じたい。

Q. 第1四半期のGNP成長率はわずか0.2%だった。なぜブラジルの成長率は低いのか?

◇ 現在は重大な世界経済の収縮状態にある。それがブラジル経済に衝撃を与えたことは間違いない。政府は一連の景気対策を採っているので、今から数か月、経済 のリアクション見るために、展開を見守ってみよう。ブラジルは潜在力よりも大分低い成長しかできていない。アンバランスを産み出すようなプレッシャーなし で成長率を上げる余地はある。

Q. アンバランスとはインフラのことか?

◇その通り。私は、数半期のうちに、経済はリアクションを起こし始めると期待している。ものすごい速度にはならないだろう。漸進的なリアクションとなるだろう。

Q. 2008年に政府が行い、今また繰り返そうとしているクレジットに対する刺激は、最善の道か?

◇ ひとつの道ではあるが、十分ではない。2008年は特殊な情況にあり、国際的なクレジットの崩壊によって需要が急激に減少し、ブラジルへも影響した。現在 は多少そういったこともあるが、供給の問題にも直面している。投資を刺激して供給を上げるという段階に入っていると思う。

Q. ジルマ政権において中央銀行が自律性を失ったと理解するアナリストもいるが、同意するか?

◇私は、中央銀行を出てから少なくとも2年間は、後継者たちに対するコメントはしないという決定をし、自らに課しているので。

Q. 銀行に対する政府のリアクションは、金利のせいで、激しいものになっている。銀行は、ジルマ大統領が批判し、ギド・マンテガ財務相がプレッシャーをかけている。これは銀行とやり合うのに最も効果的な方法か?

◇その時事問題は避けたいところだ。ブラジルのスプレッドは、事実、高すぎる。然るべきタイミングでスプレッドを下げるという戦略はすべてプラスとなる。どのようにそれを行うかが現状況下の戦術の問題で、コメントは避けたい。

Q. 中銀総裁としての8年で自身の株は上がったか?

◇バンク・ボストンBankBostonを出た時期と今日との間であまり違いは感じていない。あの頃はたくさんのオファーを受けた。今は、あちこちの多国籍機関やどこかの政府から誘いがあったようだが、受けていない。

Q. 何か所から誘いがあったのか?

◇25か所ほどだ。経営顧問に入ってくれとか、顧問会の理事になってくれとか、執行役員をやってくれとか、投資ファンドの共同経営者になってほしいというものまである。

Q. ラザードは顧問として3か所目になるわけだが、プロの顧問になったのか?

◇ 顧問の一員になるのと、顧問会のチェアマンや総裁になるのは違う。前者は、1~2か月ごとに会議に出て、投票し、提案や忠告めいたことを言うというもの だ。チェアマンは、決定を行う役割があり、重要な決定事項に参加し、戦略・ガバナンス・マーケットとのリレーションシップなどに関わる。私は、ラザードの チェアマンで、J&Fの総裁顧問で、さらにアズールの顧問でもある。

Q. 中銀を出た後、日常はどう変わったか?

◇今のほうが、中央銀行の時よりも毎日が忙しい。民間は政府機関とは違う。毎日朝の8時から夜の8時までJ&Fで働き、今はラザードだ。

Q. J&Fは肉屋から始まり、強大な企業になった。自らの方法でゼロから作り上げてきて、今回外部から来た人に権限を委ねた企業家たちと、一緒にやっていくのがどのようなものか、想像するのが難しいが…

◇J&F グループはプロ化へのプロセスをますます進めている。エルドラードEldorado(建設中のセルソース会社)、フローラFlora(衛生・清掃製品)、 ヴィゴールVigor、これらは皆プロ意識が高い。米国のJBSはアメリカ人の経験豊富なエグゼクティブがいる。非常に居心地がいい。

Q. デルタDelta社(汚職スキャンダルに関与)との交渉に関わっているのか?

◇否。直接的な交渉には関わっていない。

Q. J&Fはなぜデルタ買収を諦めたのか?

◇J&Fグループがデルタの査定を決定した時、キャッシュフロー、資産、将来性など一連の前提を基に行った。それ以来現在までに、これらの前提が変化したため、交渉に見切りをつけたのである。

Q. デルタとの交渉は、J&Fグループがインフラ分野に参入したいという関心から来たもので、その計画は維持しているのか?

◇維持している。分析中3つの代替案があるが、いずれも公共工事の請負会社は入っていない。だが、それが何かを話すことはできない。

Q. J&Fとの契約は同グループの株式購入オプションを見込んだものになっているか?

◇それは契約にはないが、将来議論することになったとしても障壁になるものはない。

Q. 事業家になる意図はあるか?

◇ 可能性はある。何年もの間ブラジルで銀行を経営した。その後、ボストン(米)でも。これまでに立ち向かった最大の挑戦だった。当時、外国人それもラテン人 が米国の銀行を経営するというのは珍しいことだった。ブラジルに帰り、ゴイアス州から連邦議員に当選した。ボストンからゴイアニアは、またラジカルな変化 だった。中銀の総裁になり、今また民間に戻っている。次のステップが事業を起こすことだとして、何の支障もない。

(2012年6月3日、ダヴィ・フリートランダー、マリーナ・ガッツォーニ、エスタード紙)

CIR 065/12: マナウス経済特区視察見学会入札のご案内

訂正 :  見積提出 締切日 6月12日(火)

CIR –065/12

201266

会員各位

ブラジル日本商工会議所

相互啓発委員会 委員長 江上知剛

 

マナウス経済特区視察見学会入札のご案内

 

平素は当会議所活動にご協力頂き心より御礼申し上げます。

 

当所では2012年7月20日~22日マナウス経済特区視察見学会を計画しております。

 

就きましては以下の条件で入札を致しますのでご関心の当所会員旅行社は見積もりをお寄せ下さいます様お願い申し上げます。

 

― 記 ―

 

日程: 2012年7月20日(金)~7月22(日) (40人程度)

7月20日(金) サンパウロ発~マナウス (Manaus) 着 (空路

7月22日(日) マナウス発~サンパウロ着 (空路

見積もり対象

1)エアー(空路):

20

サンパウロ発~マナウス着

(午後1230分現地空港必着、定期便、GUARULHOS発を前提)

22

マナウス発~サンパウロ着 (午後当地着、定期便、GUARULHOS着を前提)

2)バス(陸路):

20

マナウス空港 → Moto Honda de Amazonia Ltda14時) → Sony Brasil Ltda16時)→ホテル →市内でアマゾナス会議所との交流会(19時) → ホテルへのトランスファー

21

(終日観光予定)

22

(午前観光予定)→ ホテル → マナウス空港へのトランスファー

3)ホテル(宿泊):

20日

IN

22日

OUT

※マナウス市内、4つ星以上のホテル、

※食事レストラン手配など諸条件は別途、落札企業と協議。

4)観光:

21日終日、及び22日午前中の観光ツアーオプション

 

応札条件

①エアー、ホテルのフリーポリシー(何乗客・何室ごとにエアチケット、ホテル客室の無料が可能か)をお知らせ下さい。

②添乗員の有無をお知らせ下さい。(サンパウロから同行あるいは現地対応か)

応札資格者: 当所会員旅行社に限定

見積提出先secretaria@camaradojapao.org.br  事務局 チサト (Chisato ) 宛に月14日(木)まで

※見積受領後、当所相互啓発委員会が応札内容を確認し、必要があれば個別に聞き取り審査を行います。

以上

事務局便り JD-026/2012: 「大使館情報」の第50号(12年6月号)

事務局便り JD-026/2012

2012年6月6日

 

商工会議所会員の皆様

 

平成2465

在ブラジル日本国大使館

 

ブラジルにてご活躍の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

 

「大使館情報」の第50号(126月号)を送付させていただきます。

 

今月号より,今年4月に外務省と神戸大学との人事交流により赴任した西島章次公使のエッセイを掲載します。西島公使は、ブラジル経済の専門家として、日本のビジネス雑誌等に多数寄稿しております。他に、ピメンテル開発商工大臣の訪日(大使館からのお知らせに掲載)やパラナ州におけるバイオ気候政策等を掲載しております。

 

送らせていただく情報は,日本政府の立場を代表したものではなく,公表された情報を中心にとりまとめたものであり,皆様へのご参考として送らせていただくものです。なお,目的以外での使用(転写,引用等)を希望される場合には,あらかじめ当館にご相談くださるようお願いいたします。

 

また,今後、更に皆様のお役に立てるよう内容を充実させていきたいと思いますので、ご意見やご要望等がありましたら下記連絡先までご連絡いただければ幸いです。

 

  大使館情報の最近のバックナンバーを大使館ホームページに掲載いたしましたのでそちらも御覧ください。

在ブラジル日本大使館 www.br.emb-japan.go.jp

 

【問い合わせ・連絡先】

在ブラジル日本国大使館

書記官(経済班) 佐久間 有児

電話:(61)-3442-4215

FAX:(61)-3242-2539

Email:yuji.sakuma@mofa.go.jp

(インタビュー記事)ブラジルに対する投資家の高揚感はなくなった

メイレレス氏によれば、危機と、企業に対する政府の干渉が、投資家を悩ませてはいるが、この状況は一過性の可能性もあるとのこと。
 
ブラジルに対する高揚感はなくなり、外国の投資家が見せ始めた兆候は、政府が頻繁にその意図する所を民間企業に対して課そうとする試みに対する懸念である。これは元中央銀行総裁エンリケ・メイレレス氏がブラジリアを去って以来、ジルマ・ルセフ大統領政権に関して自らに発言を許した数少ないコメントの一部であるが、「(干渉が)危機に対するリアクションであって、傾向としては通常の状態に戻るものであると信じたい」と述べる。

メイレレス氏は民間に戻り、今日では包装食品業のJBS社のオーナーであるJ&Fグループ経営顧問団総裁、仏米系投資銀行ラザードLazardチェアマン、航空会社アズールAzul顧問である。本インタビューで、メイレレス氏は経済だけでなく、新たな日常についても語り、次のステップとして事業家になる可能性もあると語った。

以下はインタビューの主要部分である。

Q. 外国投資家が民間セクターへの政府の介入に対する懸念を表明し始めたというコメントが増えてきている。そのようなことを聞いたことがあるか?

◇外国投資家の全般的な懸念のレベルは随分高くなった。経済の状況が大きく変わり、世界中で投資家たちは以前よりかなり慎重になってきている。疑いなく、ブラジルに対するあの高揚感や他の国々に対する高揚感は今日もう存在しない。それは、ある意味では、健全なことだと考えている。

Q. 企業の日々の活動への政府の介入に対する投資家たちの懸念が見て取れるか否か?

◇たしかにそういう懸念はある。事実、国際的な投資家たちへの講演会において、それについて随分と質問されたものだ。投資家たちには、ブラジルの基本的な制度問題に留意せよと言っている。ブラジルは、同等の制度的構造を持ち、市場経済を実践し、契約に対する保証が存在する。時宜に適った問題はあるかもしれないが、そこでは、どのポイントまでが危機に対する情況的リアクションなのか、あるいは将来の傾向なのか、歴史が物を言うのである。現状は危機に対するリアクションであり、傾向としては通常の状態へ戻るものであると、私は信じたい。

Q. 第1四半期のGDP成長率はわずか0.2%だった。なぜブラジルの成長率は低いのか?

◇現在は重大な世界経済の収縮状態にある。それがブラジル経済に衝撃を与えたことは間違いない。政府は一連の景気対策を採っているので、今から数か月、経済のリアクション見るために、展開を見守ってみよう。ブラジルの現在の成長率はポテンシャルよりも低い推移である。今後アンバランスを産み出すようなプレッシャーなしで成長率を上げる余地はある。

Q. アンバランスとはインフラのことか?

◇その通り。私は、数半期のうちに、経済はリアクションを起こし始めると期待している。ものすごい速度にはならないだろう。漸進的なリアクションとなるだろう。

Q. 2008年に政府が行い、今また繰り返そうとしているクレジットに対する刺激は、最善の道か?

◇ひとつの道ではあるが、十分ではない。2008年は特殊な情況にあり、国際的なクレジットの崩壊によって需要が急激に減少し、ブラジルへも影響した。現在は多少そういったこともあるが、供給の問題にも直面している。投資を刺激して供給を上げるという段階に入っていると思う。

Q. ジルマ政権において中央銀行が自律性を失ったと理解するアナリストもいるが、同意するか?

◇私は、中央銀行を出てから少なくとも2年間は、後継者たちに対するコメントはしないという決定をし、自らに課しているので。

Q. 銀行に対する政府のリアクションは、金利のせいで、激しいものになっている。銀行は、ジルマ大統領が批判し、ギド・マンテガ財務相がプレッシャーをかけている。これは銀行とやり合うのに最も効果的な方法か?

◇その時事問題は避けたいところだ。ブラジルのスプレッドは、事実、高すぎる。然るべきタイミングでスプレッドを下げるという戦略はすべてプラスとなる。どのようにそれを行うかが現状況下の戦術の問題で、コメントは避けたい。

Q. 中銀総裁としての8年で自身の株は上がったか?

◇バンク・ボストンBankBostonを出た時期と今日との間であまり違いは感じていない。あの頃はたくさんのオファーを受けた。今は、あちこちの多国籍機関やどこかの政府から誘いがあったようだが、受けていない。

Q. 何か所から誘いがあったのか?

◇25か所ほどだ。経営顧問に入ってくれとか、顧問会の理事になってくれとか、執行役員をやってくれとか、投資ファンドの共同経営者になってほしいというものまである。

Q. ラザードは顧問として3か所目になるわけだが、プロの顧問になったのか?

◇顧問の一員になるのと、顧問会のチェアマンや総裁になるのは違う。前者は、1~2か月ごとに会議に出て、投票し、提案や忠告めいたことを言うというものだ。チェアマンは、決定を行う役割があり、重要な決定事項に参加し、戦略・ガバナンス・マーケットとのリレーションシップなどに関わる。私は、ラザードのチェアマンで、J&Fの総裁顧問で、さらにアズールの顧問でもある。

Q. 中銀を出た後、日常はどう変わったか?

◇今のほうが、中央銀行の時よりも毎日が忙しい。民間は政府機関とは違う。毎日朝の8時から夜の8時までJ&Fで働き、今はラザードだ。

Q. J&Fは肉屋から始まり、強大な企業になった。自らの方法でゼロから作り上げてきて、今回外部から来た人に権限を委ねた企業家たちと、一緒にやっていくのがどのようなものか、想像するのが難しいが…

◇J&Fグループはプロ化へのプロセスをますます進めている。エルドラードEldorado(建設中のセルソース会社)、フローラFlora(衛生・清掃製品)、ヴィゴールVigor、これらは皆プロ意識が高い。米国のJBSはアメリカ人の経験豊富なエグゼクティブがいる。非常に居心地がいい。

Q. デルタDelta社(汚職スキャンダルに関与)との交渉に関わっているのか?

◇否。直接的な交渉には関わっていない。

Q. J&Fはなぜデルタ買収を諦めたのか?

◇J&Fグループがデルタの査定を決定した時、キャッシュフロー、資産、将来性など一連の前提を基に行った。それ以来現在までに、これらの前提が変化したため、交渉に見切りをつけたのである。

Q. デルタとの交渉は、J&Fグループがインフラ分野に参入したいという関心から来たもので、その計画は維持しているのか?

◇維持している。分析中3つの代替案があるが、いずれも公共工事の請負会社は入っていない。だが、それが何かを話すことはできない。

Q. J&Fとの契約は同グループの株式購入オプションを見込んだものになっているか?

◇それは契約にはないが、将来議論することになったとしても障壁になるものはない。

Q. 事業家になる意図はあるか?

◇可能性はある。何年もの間ブラジルで銀行を経営した。その後、ボストン(米)でも。これまでに立ち向かった最大の挑戦だった。当時、外国人それもラテン人が米国の銀行を経営するというのは珍しいことだった。ブラジルに帰り、ゴイアス州から連邦議員に当選した。ボストンからゴイアニアは、またラジカルな変化だった。中銀の総裁になり、今また民間に戻っている。次のステップが事業を起こすことだとして、何の支障もない。

(2012年6月3日、ダヴィ・フリートランダー、マリーナ・ガッツォーニ、エスタード紙)

5月の新車販売は前月比11.5%増加

全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の調査によると5月のバスやトラックを含む新車販売は、工業製品税(IPI)の減税政策並びに金利の低下などが牽引して、前月比11.5%と大幅に増加している。

しかし、5月の新車販売は、前年同月比では9.7%減少の28万7,590台、今年5カ月間では、前年同期比4.8%減少の136万台、5月のバスやトラックを除く新車販売は、前月比12.11%増加の27万4,490台を記録している。

5月の新車の国内マーケットシェアではフィアット社が21.67%でトップ、GM社が19.96%で2位、ワーゲン社は19.8%と僅かにGMに及ばず3位、4位にはフォードが8.84%で続いている。

5月のトラック販売は、前年同月比28.67%減少の1万790台、バス販売は20.29%減少の2,310台、Fenabrave連盟では、今年の新車販売を昨年比4.5%増加から3.5%増加に下方修正している。

5月のオートバイ販売は、前年同月比12.7%減少の14万9,880台、5月のホンダのマーケットシェアは79.61%、ヤマハは10.34%と2社で90%のマーケットシェアを独占している。

連邦政府は、販売不振で在庫が積み上がって生産調整を余儀なくされている自動車業界の新車販売を促すために、27億レアルに相当する時限的減税措置を5月21日に発表して、新たな景気刺激策の導入で低迷する国内製造業界の活性化を図る。

時限的減税措置では、一部の大衆車の工業製品税(IPI)並びに消費者向けクレジットにかかる金融取引税(IOF)が8月31日まで引下げられるが、ギド・マンテガ財務相の要請によって、金融機関はクレジット増加並びに自動車向けクレジット条件の緩和を受け入れていた経緯があった。(2012年6月5日付けヴァロールサイト)


 

ジウマ大統領は公共投資拡大を約束

ジウマ・ロウセフ大統領は、世界環境の日の式典で 「4年前の世界金融危機の時と同様に、ブラジル国内に投資をしない企業経営者は再びチャンスを失う」と演説して、2009年2月のルーラ前大統領が行った演説を繰り返した。

ヨーロッパの財政危機並びに米国の景気の先行き不透明感、中国の景気減速などで世界的な景気減速傾向となっているにも関わらず、ブラジルの経済ファンダメンタルズは堅調であるために、ジウマ大統領は、連邦政府による果敢な公共投資の拡大並びに内需拡大を体系的に進めると強調して、民間部門の投資を促している。

連邦政府の今年5カ月間のインフレ指数を差引いた実質公共投資支出は、143億レアルと昨年の147億レアル、大統領選挙があった2010年の177億レアルを下回っている。

公共投資の牽引役は運輸省であるにも関わらず、輸送インフラ局(Dnit)の役員とデルタ建設会社による汚職事件の関与問題で、ワールドカップ向けの競技場の建設などが遅れている。

デルタ建設会社は輸送インフラ局(Dnit)と99件の契約を締結して契約総額は25億レアルに達しているが、汚職事件への関与で連邦政府との契約が破棄されるだけでなく、既に建設中の工事も中止される可能性がでてきている。

ジウマ大統領は、公共投資を拡大するために大型プロジェクトの入札加速を運輸省に命じており、3万4,000キロメートルに及ぶ国道のメンテナンスや建設の契約を予定している。

サンタ・カタリーナ州の国道101号のイマルイ湖の架橋工事には5億レアル、同州の国道280号の工事には8億レアル、国道470号には10億レアルの投資が予定されている。

またバイア州の国道381号の工事には30億レアル、国道235号には4,000万レアル、マット・グロッソ州の国道242号には3億5,000万レアルの投資が予定されている。(2012年6月6日付けエスタード紙)

 

4G周波数入札に6社が参加予定

来週、国家電気通信庁(Anatel)は、4G周波数(2.5GHz帯)の入札を予定、第3世代(3G)携帯電話のデータ通信を高速化した規格のLTEに利用されるこの周波数帯の落札を狙っているのは6社と予想されている。

通信大手4社のOi社並びにClaro社、 Vivo社、 TIM社、ハンガリー出身の大富豪ジョージ・ソロスが最近、買収した Sky社 並びにSunrise社の4G周波数の入札参加が予想されている。

Sky社はMais TVを買収後に、昨年12月からすでにブラジリア市並びに22の近郊都市向けに4Gサービスを商業化しており、Sunrise社は、サンパウロ州の内陸部で有料テレビサービスを行っている。

入札参加予定のこれら6社は、すでにAnatelに自社の入札書を提示、また同時に広いカバレッジを活かして格安の音声と低速データ通信(256kbps)の組み合わせが可能な農村地帯向け簡易無線の450MHz帯の入札も予定されている。

TIM社並びにOi社にとって4G周波数の入札参加は、現在の通信インフラの改善並びに高収入の顧客獲得につながり、Claro社並びにVivo社にとっては、付加価値のあるサービス提供に結びつく。(2012年6月6日付けエスタード紙)


 

事務局便り JD-025/12: サンパウロ州議会でのブラジル日本移民104周年記念式典のご案内

JD-025/12
2012年6月6日

会員各位

ブラジル日本商工会議所

 

 

サンパウロ州議会でのブラジル日本移民104周年記念式典のご案内

 

 

 

過日サンパウロ州議会(羽藤ジョージ州議会副議長・州議員事務所)よりブラジル日本移民104周年記念日式典へのご招待をいただきましたのでご案内致します。

(サイト記事 http://jp.camaradojapao.org.br/news/visitas-a-camara/?materia=10225 を参照)

 

同式典の中では商業、文化、経済面における日伯関係強化といったサンパウロ社会へ大きく貢献した団体を対象とした表彰式が行われ、当商工会議所も表彰いただくとの事ですので皆様奮ってご参加下さい。

 

式典後、和食のカクテルもご用意されるとの事です。

 

(別添のポルトガル語オリジナル版のPDFファイルもご参考下さい)

 

- 記 -

 

日時 : 2012618日(月) 20時~

場所 : サンパウロ州議会 – Assembléia Legislativa de São Paulo – Plenário Presidente Juscelino Kubitschek de Oliveira (Av. Pedro Álvares Cabral, 201 – Ibirapuera – São Paulo/SP

 

参加申し込み: ( お願い: 州議会への連絡と共に会員参加者把握の為、会議所事務局にもコピー又はお知らせ願います )

 

E-mail: hato@al.sp.gov.br  州議会Cristina / Dilma宛て (TEL: 3886-6407/3886-6408C.c.: secretaria@camaradojapao.org.br  会議所事務局アリセ宛て

以上