忘年会に200人以上が参加して盛大に開催

11年の忘年会は2011年12月8日午後7時30分から11時までチボリ・ホテルに200人以上が参加して開催、司会は江上知剛相互啓発委員長が日本語、事務局の中森アリッセ女史がポルトガル語でサポートした。

初めに特別参加者紹介では当会議所名誉顧問の大部一秋総領事、キングカズこと横浜FCの三浦知良氏、サンパウロ日伯援護協会の菊池義治会長、ブラジル日本都道府県人会連合会の園田昭憲会長、ブラジル日本文化福祉協会の山下譲二副会長、旭日双光章受章のブラジル日本商工会議所の田中 信元会頭、忘年会のアトラクションとして歌と舞踊満載の歌謡ショーコ-ディネーターの藤瀬圭子氏をそれぞれ紹介した。

江上相互啓発委員長は田中元会頭が2003年1月から2009年12月まで会頭を務め、日本進出企業や地場日系会員企業の事業拡大と日伯両国政府間の連携強化など日本・ブラジル経済交流促進に大きく貢献、また、会頭就任中にはブラジル日本移民百周年記念協会の副理事長に就任して同記念事業を成功に導き、それらの功績が日本でも高く評価されて、今回の旭日双光章を受章になったことを説明、参加者から大きなお祝いの拍手が送られた。

近藤正樹会頭は開催挨拶で最長3年の商用マルチビザ発給で両政府代表が覚書へ正式署名、8月にブラジル・バイア州都サルバドールで第14回日伯経済合同委員会が開催されて、様々な分野で貿易・投資促進やビジネス環境整備等に関して意見交換、記録更新に近づいてきた会議所会員数の増加のための協力、2012年の国連持続可能な開発会議(リオ+20)、2014年のサッカーW杯、2016年のリオ夏季五輪を目前に控え、両国の経済関係の発展を促進すべく積極的な貢献を続けていくと力強く誓った。

忘年会挨拶文 近藤正樹会頭

乾杯の音頭は大部総領事がとり、バックミュージック演奏の矢崎愛さん & 草村芳哉さんを紹介、その後、特別ゲストの三浦知良氏は20年前にサントスFCに在籍、その後20年が経過しているにも関わらず、ブラジルに来るたびに、日系社会が歓迎してくれることに感激していることを述べ、特別賞のサッカーボール3個にサインをして会場を後にした。

平田藤義事務局長がポルトガル語版会議所70周年記録集作成の紹介スピーチの中で、先ず当忘年会の開催にあたり、三浦知良氏を特別招待し会議所史上最多200名以上の参加を実現したハウル・タカキ氏(ニッケイ新聞社社主)の素晴らしい尽力に感謝の意を表明、また出席した三浦知良氏と尊父納谷宣雄氏にも御礼を述べた。

その後ポルトガル語版会議所70周年記録集作成で、特に各種史料の整理・分類作業から専心誠意関った柴田千鶴子事務局長補佐、また史実のチェック校正を行った編集担当のルーベンス・伊藤氏の労をねぎらい、今回発行に至った旨を発表、併せて関係者へお礼を述べるとともに、本年を以って退職する柴田千鶴子事務局長補佐のこれまでの多大な協力に感謝の意を述べた。柴田千鶴子事務局長補佐もお礼及び退職挨拶のスピーチを行った。

その後、F.Keiko Productionの6人によるダンス、歌謡ショーや三味線ショーなど賑やかに行われ、近藤会頭から藤瀬さんへ記念プレートが贈呈、その後で豪華な景品が当たる抽選会が行われて、最後に参加者全員で「蛍の光」を合唱して、楽しい忘年会は幕を閉じた。


特別景品 提供者
1等賞 KLMサンパウロー東京 往復航空券おひとり様 エアーフランスKLM (ファビアノ さん)
2等賞 40インチテレビ ソニー(筒井 さん)
3等賞 チヴォリPRAIA DO FORTE(バイ-ア)リゾート2泊宿泊+往復航空券(QUICKLY TRAVEL 提供)お二人様 チヴォリホテル(カツコ さん)クイックリー旅行社(マミ さん)
4等賞 ブルーツリー・フロリアノポリス2泊宿泊+往復航空券(ANA 提供)お二人様 ブルーツリー(広瀬 さん)
5等賞 8ボトル用ミニ・ワインクーラー 三井物産(藤井 さん)
6等賞 高級和牛2セット ヤクルト(貞方さん/天野 さん)
7等賞 スキャナー 富士通(西口 さん)
8等賞 ゴールド製ジュエリー1 ジョイア・ロレ―ナ(石井 さん)
9等賞 ゴールド製ジュエリー2 ジョイア・ロレ―ナ(石井 さん)
10等賞 エスパッソ和・ラーメン和お食事券 日通(和田 さん)
11等賞 Ipod用ポータブルTVチューナー/携帯電話用ポータブル充電器 Qualicable(中谷 さん)
<特別サプライズ賞>
特別賞1 カズのサイン入りサッカーボール1 (三浦知良 さん)
特別賞2 カズのサイン入りサッカーボール2 (三浦知良 さん)
特別賞3 カズのサイン入りサッカーボール3 (三浦知良 さん)

左から近藤正樹会頭/記念プレートを掲げるキングカズこと横浜FCの三浦知良さん (Foto: Rubens Ito / CCIJB)

左から平田藤義事務局長/大部栄子夫人/三浦知良氏/近藤正樹会頭/大部一秋総領事

左から三浦知良氏/ニッケイ新聞社社主のハウル・タカキ氏(写真提供 望月二郎氏)

左から三浦知良氏の尊父納谷宣雄氏左/ニッケイ新聞社社主のハウル・タカキ氏(写真提供 望月二郎氏)

左から大部栄子夫人/三浦知良氏/大部一秋総領事/忘年会司会者の江上知剛相互啓発委員長

左から後藤隆第8代会頭/旭日双光章受章のブラジル日本商工会議所の田中 信第15代会頭夫妻

左から3人目が江上知剛相互啓発委員長/F.Keiko Productionのショウ出演者の皆さん

200人が参加した忘年会の様子

200人が参加した忘年会の様子

 

 

 

JD 132/11: 2011年度日本政府秋の叙勲祝賀会のご案内

事務局便り JD–132/2011
2011年12月8日

会員各位

ブラジル日本商工会議所

2011年12月13日(火)19時30分より2011年度日本政府秋の叙勲受章者祝賀会が開催されますので、ご関心の向きは直接文協へお申込みの上奮ってご参加下さい。

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2011 年11 月30 日

各位

ブラジル日本文化福祉協会

会長 木多 喜八郎

2011年度日本政府秋の叙勲祝賀会のご案内

謹啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

平素よりブラジル日本文化福祉協会にご支援ご協力を賜り大変ありがとうございます。

さて、この度、平成23 年度日本政府秋の叙勲において、在サンパウロ総領事館管内では

遠藤浩氏が旭日単光章、田中信氏が旭日双光章を受章されました。

つきましては、別紙の35 団体共催で、下記のとおり叙勲祝賀会を催したいと存じます。

ご多忙のところ恐縮ですが、万障お繰り合せの上、ご臨席を賜りますようお願い申し上げます。

敬具

記

日時 2011 年12 月13 日(火) 午後7 時30 分

会場 ブラジル日本文化福祉協会・貴賓室(2 階)

Rua Sao Joaquim, 381-2o andar – Liberdade

会費 R$ 60,00

12 月8 日(木)までに、出席者氏名と役職を事務局(担当:ヘジーナまたはアウローラ)までご連絡下さい。

連絡先 電話(11)3208-1755、E メールevento@bunkyo.org.br

以上

自動車業界の雇用は現状維持

全国自動車工業会(Anfavea)の発表によると、11月の自動車業界の労働者総数は14万5,386人と在庫増加で新規雇用が無くなったために前月と同じ水準で推移、10月にはGM社がすでに希望退職者を募っていた。

世界金融危機後の2009年7月から自動車業界の雇用は増加の一途をたどって2万5,800人の新規雇用が生まれて、1986年の15万7,600人に次ぐ記録となっていた。

Anfaveaでは来年の自動車販売は今年を4%から5%上回る377万台から381万台を見込んでいるが、今年は前年比3.3%増加で鉱工業部門のGDPの23%を占めると予想している。

今年11カ月間の自動車販売は前年同期比14.6%増加の321万6,000台、自動車メーカーやディ-ラーの自動車在庫日数は前月の40日から35日に減少、12月の自動車販売は34万5,200台と今年の月間記録を更新すると予想している。

また自動車生産台数は前年比1.1%増加の342万台を予想、来年は2%増加の349万台、自動車輸出は前年比7.6%増加の54万台で152億ドルを見込んでいるが、来年の自動車輸出は5%前後減少すると予想している。

今年11ヶ月間の自動車輸入はレアル高の為替が大きく影響して、前年比32.3%増加の76万3700台で全体の販売比率は23%まで上昇、国産自動車の販売は1.4%減少の252万1000台となっている。

今月16日から自動車部品の国産化比率が65%以下の輸入自動車に対して、工業製品税(IPI)30%増加が実施される影響で輸入自動車が減少すると予想、自動車貿易協定を結んでいるメキシコ並びにアルゼンチンからの輸入比率は85%を占めている。

今年10カ月間のアルゼンチンからの輸入自動車の比率は全体の44%とトップ、韓国はメキシコの13%を追越して19%と飛躍的に伸びて2位を確保、中国も9.3%とヨーロッパ7.7%、日本3.7%を追越して、地図を塗り替えている。(2011年12月8日付けエスタード紙)

 

11月の外貨流出は流入を9億4,200万ドル上回る

中銀の統計によると11月の外貨流出は、何時まで継続するか見通しのつかないヨーロッパの債務危機の影響を受けて流入を9億4,200万ドル上回って、前月に続いて2カ月間連続で外貨流出となった。

外貨流出を牽引したのはヨーロッパ企業を中心とした利益・配当金の本国への送金で、11月初めの22日間の送金額は33億ドルと、10月の送金総額の2倍以上を記録している。

11月の外貨流出総額は34億7,000万ドルで本国への利益・配当金送金以外にも、世界的な経済の先行き不安で短期の金融投資からの逃避となる、確定金利付きファンドやサンパウロ証金取引所(Bovespa)の株式投資からの引上げも含まれている。

また世界経済の不安定な見通しから金属類や農産物のコモディティ価格は下落傾向を示しており、11月の中銀のコモディティ指数(IC-Br)は前月比1.7%減少、今年11カ月間では6.14%の下落を記録している。

11月のコモディティ価格下落は鉄鉱石価格が3.8%と牽引、農産物コモディティでは牛肉、豚肉、大豆、トウモロコシ並びにコーヒーなどを中心に1.46%下落している。(2011年12月8日付けエスタード紙)


 

10月のサンパウロ州の鉱工業部門生産は4.6%減少

ブラジル全国の鉱工業部門の40%を牽引するサンパウロ州の10月の鉱工業部門の生産は、前月比では全国平均2.2%減少を大幅に上回る4.6%と大幅に落ち込んでおり、20セクターのうち14セクターで減少している。

特に自動車セクターは9月からの大手自動車メーカーがサラリー調整でストライキを継続していたために、自動車生産台数は前月比ではマイナス2.6%、前年同期比では13.2%と大幅に落ち込んでいる。

10月のサンパウロ州の鉱工業部門では自動車セクター以外では印刷・製品セクターが11.6%、化学製品7.3%、ゴム・プラスチック7.1%、機械・装置3.6%、電気材料5.6%、食品2.1%、繊維10.9%とそれぞれ大幅に落ち込んでいる。

サンパウロ州以外ではリオ州が前月比0.9%減少、ミナス州は連続4カ月間の減少から一転して1.6%増加、ゴイアス州は8.0%、サンタ・カタリーナ州は3.4%とそれぞれ大幅に落ち込んでいた。(2011年12月8日付けエスタード紙)


 

会議所70周年記念集のポルトガル語版が完成

2009年からブラジル日本商工会議所70周年委員会(和田亮委員長)で進めていた70周年記念集のポルトガル語版が完成し、2011年12月8日の会議所忘年会で出席者に紹介を行う運びとなった。

会議所は1940年の正式設立から70周年目の節目を迎え、2010年に日本語版の記録集を編纂、その後ポルトガル語への翻訳作業を行っていた。翻訳にあたっては各種史料の整理・分類作業から柴田千鶴子事務局長補佐が中心となり、また史実の校正チェックは編集担当のルーベンス・伊藤が行った。

忘年会では本記録集の出版にあたり多大な理解とご指導並びにご協力を賜った執行部及び関係者へ感謝の意を表するとともに、出席者へ広く紹介し配布する予定。

(2011年12月7日)PWCが訪問

PWCブラジル日系企業ビジネス・サポートのカロリーナ・サカマ リーダー、矢萩信行氏が2011年12月7日に商工会議所を訪問、来年の会議所新年会の場で参加者に無償譲渡を予定している日・英・ポ語3ヵ国語「Accouting Poket Guide」(会計用語・略語集ポケットガイドブック)のゲラ刷りを持参し応対した平田藤義事務局長に提示、また同伴の片岡万枝氏(アドバイザリー)と同社の日本法人大阪事務所パートナー(移転価格税制コンサルティンググループ)の野田幸嗣氏を紹介し、意見交換を行った。

左からPWCブラジル日系企業ビジネス・サポートのカロリーナ・サカマ リーダー/平田藤義事務局長/矢萩信行氏/日本法人大阪事務所パートナー(移転価格税制コンサルティンググループ)の野田幸嗣氏/片岡万枝氏(アドバイザリー) (Foto: Rubens Ito / CCIJB)

(2011年12月7日)英雄『カズ』突然の訪問

2011年12月7日、『キングカズ』こと横浜FCの三浦知良選手が商工会議所を訪問。

ブラジルサントスFCでの活躍、またその後の日本での活躍ぶりを平田事務局長と回顧、日本またブラジルの諸般について懇談を行った。

三浦氏は1986年サントスFC に入団、それ以前にもサッカープレーのため幼少期に来伯経験があり、また同じく来所した御父様の納谷氏も長年ブラジルに居住するなどブラジルとの関わりは 大変深い。平田事務局長は三浦氏の誕生間もない翌日の1967年2月27日、神戸港を出発、単身で来伯、キング・カズの年はそのまま在伯年数そのものである。同席の納谷宣雄氏(カズの尊父)とも何かの縁を語り合いながらブラジルをめぐる多岐に渡ったテーマで懇親を深めた。訪問の終わりには三浦氏著の『KAZU 魂のメッセージ 底力』(PHP研究所発行)がご本人より贈呈された。

文化・スポーツ・芸術の交流は、政治経済外交の潤滑油とも言える大変重要な役割を担っており、今回の訪問には平田事務局長も感激、感謝の意を表明。今月8日に行われる会議所忘年会の招待状を併せて手渡した。

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左から平田事務局長、三浦知良氏 (Foto: Rubens Ito / CCIJB)
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平田事務局長と会議所事務局の職員、納谷宣雄氏、三浦知良氏 (Foto: Rubens Ito / CCIJB)

第3四半期のGDP伸び率はゼロ

ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると第3四半期の国内総生産(GDP)伸び率は今年初めから8月末まで継続した政策誘導金利(Selic)の利上げ、ヨーロッパの債務危機やクレジット部門のマクロ・プルーデンス政策採用効果などの影響で、前四半期比ではゼロと停滞、GDP総額は1兆500億レアルであった。

鉱工業部門は製造セクターがマイナス1.4%と大幅に落ち込んだ影響でマイナス0.9%、サービス部門もマイナス0.3%とそれぞれ落ち込んだが、輸出が好調だった農畜産部門は3.2%増加、一般消費マイナス0.1%、公共支出マイナス0.7%、固定資産形成投資(FBCF)マイナス0.2%、輸入マイナス0.4%、輸出は農産物のコモディティ製品が好調で1.8%増加した。

また第3四半期のGDP伸び率は前年同期比では2.1%増加、農畜産が6.9%増加して牽引、鉱工業部門1.0%、サービス部門は2.0%それぞれ増加している。

鉱工業部門のマイナス0.9%は製造セクターの落ち込みが牽引したが、鉱業セクターが0.9%、電力、ガスや都市関連衛生セクター0.8%、建設セクターが0.2%それぞれ増加、サービス部門は商業がマイナス1.0%、情報サービスがマイナス0.3%となったが、金融仲介や保険セクターは1.7%と増加している。

第3四半期の一般消費は前年同期比2.8%増加、インフレ分を差引いた実質サラリーは2.6%増加、クレジットは18.3%増加、過去12カ月間のGDP伸び率は3.7%、今年9カ月間では3.2%増加している。

また第3四半期のFBCF伸び率は前年同期比では建設セクターや国産の設備投資向け機械・装置セクターが牽引して2.5%増加、輸出は4.1%、輸入はレアル高の為替で5.8%増加、特に自動車、電機製品、電気材料、繊維・衣料、プラスティックや化学製品の輸入が伸びている。

第3四半期の投資はGDP比20%と前年同期の20.5%、貯蓄率は18.8%と19.6%からそれぞれ僅かに減少、ギド・マンテガ財務相は第3四半期のGDP伸び率の停滞はそれほど悲観的になる必要はなく、連邦政府は来年のブラジルのGDP伸び率は4.0%から5.0%伸びるための内需拡大のメカニズムを擁しているとコメントしている。

連邦政府はヨーロッパの債務危機、米国の景気不透明感などの要因で、今年のGDP伸び率を4.5%から3.8%と大幅に下方修正しているにも関わらず、大半のエコノミストはGDP伸び率を3.0%前後と予想している。

第3四半期の前四半期比のブラジルのGDP伸び率はゼロに留まったが、日本は1.5%とトップの伸び率を記録、ノルウエー1.4%、メキシコ1.3%、韓国0.7%、チリ0.6%、ドイツ、米国並びに英国は0.5%フランス0.4%ベルギー並びにスペインはブラジルと同率、オランダはマイナス0.3%であった。

また一人当たりのGDP比較ではブラジルが1万900ドルに対して、ノルウエーが5万8,600ドル、米国4万7,400ドル、オランダ4万500ドル、ベルギー3万7,900ドル、日本3万4,200ドル、韓国3万200ドル、チリ1万5,500ドル、メキシコが1万3,800ドルであった。(2011年12月7日付けエスタード紙)


 

中国鋼鉄、鉄鉱石価格の20%から25%引き下げでヴァーレと合意

世界の鉄鋼業界は世界的な景気減速の中で需要鈍化と価格下落に直面しており、台湾最大の中国鋼鉄は、ブラジルのヴァーレとの間で、最終四半期の鉄鉱石価格を前四半期比で、20%から25%の引き下げることで合意した。

世界の鉄鉱石生産大手のリオ・チントやBHP、ブラジルのヴァーレは昨年に約40年間続いた鉄鉱石の年次価格設定システムを廃止して、価格上昇を見込み、スポット価格指数に連動する四半期ベースのプラッツ指数を採用している。

今回の中国鋼鉄の合意で他の中国系の製鉄会社も同じシステムを採用すると予想されており、ヴァーレは中国鋼鉄の30%の鉄鉱石を供給、残りの70%はリオ・チントやBHPが供給している。

10月初めの鉄鉱石価格は1トン当たり180ドルを記録していたが、月末には142ドルまで減少、世界経済の減速傾向が明らかになってきており、また中国でも鉄鉱石需要の減少に伴って、11月の平均価格は125ドルと大幅に下落している。

また中国鋼鉄はリオ・チントやBHPと価格引下げ並びに鉄鉱石や石炭供給の先送りなどで交渉を行っているにも関わらず、合意に至るのは容易でないと予想されている。(2011年12月7日付けエスタード紙)