(2011年7月20日)第一実業株式会社の山片康司代表取締役社長一行が表敬訪問

第一実業株式会社の山片康司代表取締役社長、米国第一実業の木本創社長一行が2011年7月20日に商工会議所を表敬訪問、平田藤義事務局長が応対した。

左側4人は第一実業株式会社の山片康司代表取締役社長、米国第一実業の木本創社長一行/平田藤義事務局長(fotos Rubens Ito/CCIBJ)

(2011年7月20日)IN-PRÓ協会のマルシオ・ゴドイ取締役が表敬訪問

IN-PRÓ(Pró-Projetosムーブメント協会)のマルシオ・ゴドイ取締役並びにカリーナ・ルーフォ・コーディネーターが2011年7月20日に商工会議所を表敬訪問、応対した平田藤義事務局長にIN-PRÓでは社会的責任プロジェクト、科学・技術、教育・スポーツや環境改善プロジェクトに対して国内外の優遇税制の利用を奨励していることなどを説明、また多岐に亘って意見の交換を行い、ゴドイ取締役はルーフォ・コーディネーター並びにカーチア・セアジ女史と共著の優遇税制活用のための「103 Dicas」(103の助言)を贈呈、お礼に平田事務局長は会議所のパンフレットを手渡した。

左からIN-PRÓ(Pró-Projetosムーブメント協会)のマルシオ・ゴドイ取締役/平田藤義事務局長/カリーナ・ルーフォ・コーディネーター(fotos Rubens Ito/CCIBJ)

Chery社は中国の自動車部品メーカー20社を誘致する可能性

昨日、中国の自動車メーカーChery社はサンパウロ州ジャカレイ市で自動車工場の定礎式をジェラルド・アウキミン州知事が参加して開催、この工場には4億ドルを投資して2013年9月の完成を予定、初年度の2014年の自動車生産は5万台から6万台、2016年には15万台を見込んでいる。

生産される自動車はFulwin車もしくはA13車を予定、価格は同社の輸入車QQの2万2,990レアルよりも高額な2万3,000レアルから3万2,000レアルを予定、購買力が上昇してきているCクラス層をターゲットにしている。

また同社は地元の自動車部品メーカーの供給が価格や品質で不適当と判断した場合は、中国から系列の自動車部品メーカー20社を誘致する可能性も示している。

Chery社はブラジルのDelphi社並びにMagneti Marelli社から技術供与されて、中国本社が開発したフレックス・エンジンの搭載を予定している。

2015年までにブラジル市場に4車種のリリースを予定、またメルコスール域内への自動車輸出のためには自動車部品の国産化比率を60%まで引き上げる必要があり、また将来的にはメキシコや南アフリカへの自動車輸出も予定している。

同社の自動車工場の完成後は1,200人から1,500人の直接雇用を予想、今年はすでに9,000台を販売、年末までにはブラジルの国内マーケットシェアの1%に近い3万台を予定している。

Chery社の自動車工場建設以外にも自動車工場建設に12件のプロジェクトが発表されており、今後10年以内にブラジルの自動車生産は600万台に達すると見込まれている。

フィアット社、トヨタ、日産、現代自動車が新規工場を建設中、スズキ、BMWやLifan社も自動車工場建設を発表、プジョー・シトロエン、ルノーやGMは新規工場建設を検討中、Paccar/DAF社並びに実業家エイケ・バチスタ氏のEBX社も業界参入を予定している。

自動車メーカーによる新規自動車工場建設では各州知事や市長が優遇税制や土地提供などで誘致合戦を展開しており、トヨタはサンパウロ州ソロカバ市に2012年末の工場完成を予定、フィアット社は誘致条件次第ではペルナンブーコ州スアペ港もしくはゴイアニア市に決定する。

ワーゲン社はサンパウロ州タウバテ市で今年2月に定礎式を行い、韓国資本の現代自動車はサンパウロ州ピラシカーバ市で自動車工場を建設中である。(2011年7月20日付けエスタード紙)


 

今年上半期の歳入は12.7%増加

連邦政府の今年上半期の税収、社会保障院(INSS)の積立金やロイヤリティ収入などを含む歳入総額は前年同期より771億レアル増加の4,656億レアルを記録、名目歳入は19.8%、インフレ指数などを差引いた実質歳入は12.7%それぞれ増加している。

6月の名目歳入は前年同月比31.3%、実質歳入は23.1%それぞれ増加、今年の国庫庁の実質歳入は9%から10%増加を予想、しかし10.5%まで拡大すると予想している。

6月の歳入増加に大きく寄与したのは法令11941号/2009による「危機のリフィル」に対する連邦税分割払いの特例適用による罰金に対する90%,負債金利に対する40%までの免除による歳入が月間平均の10倍以上の68億レアルであった。

今年上半期の輸入税(II)は前年同期比19.48%増加の121億6,200万レアル、工業製品税(IPI)は16.49%増加の224億5,900万レアル、金融取引税(IOF)は14.7%増加の150億1,100万レアルであった。

また所得税(IR)は18.32%増加の1290億1,800万レアル、そのうち個人所得税(IRPF)は25.8%増加の120億5,200万レアル、法人所得税(IRPJ)は18.63%増加の552億2,700万レアル、源泉徴収所得税(IRRF)は617億3,900万レアルであった。

雇用の拡大などで社会保険融資納付金(Cofins)は8.98%増加の771億3,000万レアル、企業の収益増加で純益に対する社会納付金(CSLL)は12.36%増加の277億9,600万レアルであった

社会統合基金(PIS)/公務員厚生年金(Pasep)は10.82%増加の206億2,400万レアル、INSSへの積立金は9.42%増加の1248億5,500万レアル、一般的に燃料税と呼ばれる経済支配介入納付金(Cide)は16.15%増加の45億4,300万レアルとなっている。(2011年7月20日付けヴァロール紙)


 

今年の新規雇用は141万5,000人

就労・失業者管理センター(Caged)の発表によると6月の新規雇用は21万5,400人、今年6カ月間では前年同期の163万4,000人を20万人以上下回る141万5,000人に留まっている。

カルロス・ルピ労働・雇用相は国内経済が減少傾向を示してきているにも関わらず、雇用市場は昨年から継続して増加傾向にあることを強調して、今年は300万人の新規雇用を見込んでいる。

しかしサンタンデール銀行のエコノミストのクリスチアーノ・ソウザ氏は売り手市場の雇用状況で実質賃金の上昇による企業のコスト増加で収益が圧迫され、さらに政策誘導金利(Selic)の更なる引上げで下半期の雇用減少を見込んでいるために、今年の新規雇用を昨年の250万人以下と予想している。

今年6ヵ月間のサービス部門の新規雇用は56万4,000人と部門別ではトップ、鉱業26万2,000人、農畜産23万5,000人、建設業18万6,000人、商業部門は12万1,000人であった。

地域別では南東部地域が86万4,000人でトップ、特にブラジルの鉱工業部門の40%を占めるサンパウロ州が52万2,000人と牽引、インフレ指数を差引いた平均実質賃金は3.04%増加の1,578.50レアルとなっている。

昨年6月の失業率は7.0%、今年5月は6.4%、6月は6.2%と同月としては2002年以来で最低の失業率を記録、6月の新規雇用は農畜産部門が7万5,277人、サービス5万3,543人、建設業3万531人、商業2万9,967人,工業2万2,618人,鉱業部門が1,752人であった。(2011年7月20日付けエスタード紙)

 

(2011年7月19日)日本経済新聞の檀上誠サンパウロ支局長が表敬訪問

日本経済新聞の檀上誠サンパウロ支局長、コンサルタント部会長の都築慎一部会長が2011年7月19日に商工会議所を訪問、応対した平田藤義事務局長と、講演者の檀上サンパウロ支局長、同部会主催の都築慎一部会長とセミナー「ブラジル・中南米報道 行間の読み方」について打合せを行った。

左からセミナーの打合せをする平田藤義事務局長/日本経済新聞の檀上誠サンパウロ支局長/コンサルタント部会長の都築慎一部会長(fotos Rubens Ito/CCIBJ)

日本経済新聞の檀上誠サンパウロ支局長を招いて、セミナー「ブラジル・中南米報道 行間の読み方」を開催

コンサルタント部会長(都築 慎一部会長)主催で日本経済新聞の檀上誠サンパウロ支局長を招いて、セミナー「ブラジル・中南米報道 行間の読み方」を2011年7月19日午後4時から5時30分まで43人が参加して開催した。

壇上支局長は2007年9月にサンパウロに赴任、メキシコ以南33ヵ国を一人でカバーしており、ペルーの大統領選や世界的に有名となったチリの鉱山落盤事故なども取材している。

取材の現場編として日本国内の特徴としてマンツーマン、記者クラブ、朝回り・夜回りなど人海戦術、海外では新聞社、テレビの多くはAPやロイターなどの通信社から情報を購入していると違いを説明した。

また何を伝えるかでは大きな流れの中でとらえる「意義付け」、その先の流れを予想、ブラジルは資源供給国として世界的に有名であるが、GEやIBMなど世界の大手企業はブラジル国内で研究所を設立して技術開発を進めており、将来的に頭脳供給国に変貌する可能性なども伝える必要性なども説明した。

また壇上支局長はコロンビアでは大統領・国会議員選挙などが行われる際の選挙前後は「禁酒令(Ley Seca)」が発動され、スーパーや商店におけるアルコール類の販売及び購入が禁止されるが、もともとこの禁酒令は昔のアルゼンチンで選挙時に大農場主が小作人に酒を飲ませて、選挙に行かせないように企んだ民主化の攻防で生まれた令であると、真実が意外なところに宿ると説明した。

日本のメディアにとってブラジル・中南米は「台頭する新興国」、海外メディアの報道ぶりとして、新興国の台頭→影響力拡大→先進国とは対立、インフレ→金利上昇→景気失速懸念、「反米左派」対「親米政権」、また情報の出所は非常に重要であり、意図をもった情報やメディアの悩み、統計の数字の書き方の選択など一般的に知られていないことなどを詳しく解説して、参加者は報道の裏面など面白い知識が取得できて、有意義なセミナーとなった。

「ブラジル・中南米報道 行間の読み方」(2011年7月19日 日本経済新聞の檀上誠サンパウロ支局長 )

講演中の日本経済新聞の檀上誠サンパウロ支局長(fotos Rubens Ito/CCIBJ)

43人の参加者にとっては報道の裏面など面白い知識が取得できて、有意義なセミナーとなった

左から講演者の日本経済新聞の檀上誠サンパウロ支局長/コンサルタント部会長の都築慎一部会長

 

上半期の輸出増加はコモディティ価格が牽引

貿易研究センター(Funcex)の発表によるとレアル高の為替にも関わらず、ブラジルの上半期の輸出はコモディティ価格の上昇が牽引して前年同期比32.5%増加の1,184億ドルを記録、しかし輸出量は3.8%増加に留まっている。

また輸入はレアル高の為替で付加価値の高い資本財を中心に輸入製品が増加して20.5%増加、しかし輸入量は9.5%の増加に留まっている。

鉄鉱石や非鉄金属などの鉱業セクターのコモディティ価格は74%増加と第一次産品のコモディティ価格を牽引、農畜産コモディティは36.9%、石油34%、平均コモディティ価格は44.2%増加している。

今年上半期の第一次産品輸出価格は前年同期比44.2%、輸出量は僅かに0.8%増加、半製品は21.1%、8.0%、完成品は13.2%、5.9%とそれぞれ増加している。

二桁の経済成長を維持している中国向け鉄鉱石並びに大豆が輸出総額の25%以上に達しており、過去12カ月間の貿易黒字は253億ドル、昨年は203億ドルを記録、しかしコモディティ価格の減少は貿易黒字の減少につながる。

今年上半期の石油派製品の輸出量は8.1%、大豆の輸出量は6.16%とそれぞれ減少、鉱物輸出量は僅かに5.8%増加に留まっている。

7月3週目までの輸出額は前年同期比32%増加の1,306億3,000万ドル、輸入額は27.9%増加の1,148億8,600万ドル、貿易収支は前年同期の92億2,300万ドルから157億1,700万ドルとコモディティ価格の上昇に伴って、大幅に増加している。(2011年7月19日付けヴァロール紙)


 

中国はエネルギーと農業部門の投資増加

欧米は債務問題を抱えて経済成長が停滞しているにも関わらず、13億人の人口を抱える中国は好調な経済成長を維持するために、天然資源確保並びに食糧確保に躍起となっている。

昨年の中国のラテンアメリカへの投資総額は150億ドル、そのうちブラジルへの投資は70%以上に相当する110億ドル、特にエネルギー部門と農業部門への投資を行っている。

昨年のブラジルと中国の貿易は前年比56%増加、ブラジルの貿易黒字は52億ドル、今年初めにバイア州バレイラス市に40億ドルを投資して大豆加工工場や肥料工場建設、サイロやロジスティック部門への投資を発表している。

71億ドルを投資してレプソルに40%資本参加している中国石油化工業団公司(SINOPEC)はリオ州カビウーナスとエスピリット・サント州ヴィトリア間並びに同州のリニャーレスとバイア州ポジュカ間のパイプラインを所有している。

今年はジウマ・ロウセフ大統領の訪中で投資傾向に変化が表れてきており、テクノロジー部門への投資が増加、テレコンZTE社はサンパウロ州オルトランジアに2億ドル投資してセルラー工場を建設、Huawei社は3億5,000万ドルを投資して、カンピーナス市に研究センターを建設する。

今日、中国の自動車メーカーChery社はサンパウロ州ジャカレイ市で自動車工場の定礎式を予定、この工場には4億ドルを投資して2013年の完成を予定している。

2009年の中国のブラジル国内の投資はエネルギー部門が45%、農業20%、鉱業20%、鉄鋼部門が10%、中国からの投資はサンパウロ州、ミナス、リオ、ゴイアニア、バイア並びにペルナンブーコ州に集中、また昨年の中国とラテンアメリカの貿易総額は1800億ドルであった。(2011年7月19日付けヴァロール紙)


 

ヴェネズエラの原油埋蔵量がサウジアラビアを上回る

石油輸出国機構(OPEC)は年次統計報告で昨年のヴェネズエラの原油確認埋蔵量がサウジアラビアの埋蔵量を超えて、世界最大の原油埋蔵量国になったことを発表した。

昨年のヴェネズエラの原油埋蔵量は前年比40.4%と大幅増加の2,965億バレルとサウジアラビアの2,645億バレルを超えたにも関わらず、埋蔵量の大半がオリノコ地帯の重質油や超重質油が占めているために、石油抽出するのは難しい上に、生産コストが非常に高くて、採算性が疑問視されている。

このランキングは長期的にはイランやイラクの埋蔵量の増加で順位が変わる可能性があり、昨年のイラクの埋蔵量は24.4%増加の1431億バレル、イランは10.3%増加の1512億バレルであった。

OPEC加盟国の原油埋蔵量は12.1%増加の1兆1,930億バレルと世界の埋蔵量の81.3%に相当、2009年の79.6%からヴェネズエラの埋蔵量増加で比率が上昇している。

昨年のイランのヨーロッパ向け石油輸出は34.5%増加の1日当たり76万4,000バレル、アジア・太平洋地域向け輸出は11%増加、天然ガスの埋蔵量は11.8%増加、輸出は48.7%増加している。

OPEC加盟国の石油輸出額は27.2%増加の7,451億ドル、また加盟国のGDP総額は11.2%増加、米ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の8月の原油先物相場はバレル当たり93.93ドル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の9月の北海ブレント先物は116.05ドルとなっている。(2011年7月19日付けエスタード紙)