ブラジル日立の70周年記念パーティに300人が参加して開催

ブラジル日立(西岡勝樹社長)の70周年記念パーティが2010年11月8日午後6時30分からブッフェ・ローザ・ロザルムに300人が参加して開催、本社から森和廣副社長、サンパウロ総領事館の大部一秋総領事、商工会議所から中山立夫会頭、平田藤義事務局長が参加した。

(森副社長)日立Gr100周年/ブラジル進出70周年パーティー ご挨拶

ボア ノイチ (こんばんは)

 ご紹介頂いた日立製作所の副社長の森です。


ヒカルド トレド シウバ    サンパウロ州 衛生・エネルギー局副局長
ほか 州政府関係者の皆様、

大部一秋(おおべ かずあき)在サンパウロ日本総領事を始めとした日本政府
関係者の皆様、

中山立夫(なかやま たつお) ブラジル日本商工会議所会頭の皆様をはじめとした
多くの顧客、事業パートナー、サプライヤ、そして銀行、法律事務所や会計士事務所の皆様に、日立グループ100周年/ブラジル進出70周年のイベントに
お越しいただきましたことを心より感謝申し上げます。

 日立の創業は1910年です。この年は日本から最初のブラジル移民の2年後です。
創業時は鉱山会社の機械修理工場が原点です。
「日本人の手で海外メーカーに負けない機械を創る」 と言う創業者の志で設立されました。
その後、重電、機械、家電、コンピューター、エレクトロニクスと事業を拡大してきました。
現在 売上 1,100億米ドル、従業員35万人のグローバル企業へ成長しました。

 ブラジル進出は70年前です。1939年 マカブ発電所のペルトン水車の受注が契機で、
1940年には事務所を開設致しました。ターンキー方式で日本で最初のプラント輸出と言われています。大変好評だったようで、増設ユニットの受注、電話器、交換機も輸出を始めました。
現在 日立空調を始め 7法人が進出しております。

 101年、即ち 次の世紀を迎えて日立は「社会イノベーション事業」に注力します。
経営は「グローバル」「環境」「融合」にフォーカスしていきます。
即ち、グローバルに低炭素社会実現に貢献する企業を目指します。
電力、鉄道システム等の社会インフラとITの融合されたソリューション、例えば、スマートグリッド、スマートシティ-等、世界各地の計画に既に参加しています。
「確かな技術で次の100年へ」のスローガンで取り組んで参ります。

 今後のブラジルへの取り組みに関して決意を含めて申し述べます。
一昨日日本を出発した日に大変嬉しい記事を目にしました。日本最大の読者を持つ新聞の
社説が「21世紀の世界経済をリードする大国ブラジル」のタイトルで、日本にとって重要な国、100年を越す日本からの移民の歴史を通じてなじみが深い そのきずなを最大限 生かしたい。」とありました。

当社にとりましてもグルーバルな事業拡大の最重点地域の一つとして取り組んで参ります。
電力、高速鉄道、モノレールや オイル&ガス機器、日伯方式の地上波デジタル機器等の事業を拡大させます。

日立創業100周年、ブラジル創立70周年の歴史のきずなを大切にして ブラジルの発展に
貢献する日立グループを目指して参ります。
また 長年一生懸命に働いてくれた従業員とその家族の皆様に感謝申し上げます。

最後に今後のご指導・ご鞭撻を切にお願い申し上げまして御礼のご挨拶とさせていただきます。
有難うございました。
ムイト オブリガード(大変ありがとうございました)


- 以 上 -

 

日立ブラジル 70周年 日立製作所 100周年 記念式典 スピーチ

ご臨席の皆様 本日はありがとうございます。
日立ブラジル社の西岡でございます。
Senhoras e Senhores: Boa Noite
Meu nome é Katsuki Nishioka da Hitachi Brasil Ltda.

本日は日立製作所 創業100周年 及び 日立ブラジル社 創立70周年の記念式典に
多数のご出席を賜り、誠にありがとうございます。
心から御礼申し上げます。
Fico profundamente agradecido pela presença de um grande número de convidados, no aniversário de 100 anos desde a fundação da Hitachi Limitada do Japão, e também, ao aniversário de 70 anos desde a inauguração da Hitachi Brasil.

1940年にここブラジルにおきまして 日立ブラジルは産声を上げました。
あれから70年の月日が経ちました。
No ano de 1940, no Brasil aqui mesmo, nossa Hitachi Brasil teve seu nascimento.
Desde então, se passaram 70 anos.

当地ブラジルに進出している日立グループ各社とともに 更なる発展を目指して、
「ブラジル社会に貢献を」をモットーに 社員一同 一丸になって取り組んで参りたいと思います。 
Visamos um crescimento ainda maior, juntamente com o nosso lema: “Contribuir para a sociedade brasileira”, unindo os esforços com os membros do Grupo Hitachi presentes no Brasil.

本日はこのようなささやかな式典を催させて頂きました。
最後まで お楽しみいただければと思います。
Agradeço mais uma vez pela sua presença nesta solene festividade.
Tenham todos, uma excelente festa!

本日はありがとうございます。
Muito obrigado.

挨拶を行う森和廣副社長(fotos Rubens Ito/CCIBJ)

鏡割り

 

 

10月のドル流入残高は69億1,700万ドル

キャリートレードなどの金融投資によるドル流入で一層のレアル高の為替傾向を阻止するために、ギド・マンテガ財務相は10月上旬に2回に亘って海外投資家に対する金融取引税(IOF)を引上げた。

しかし10月下旬から再びドル流入に拍車がかかって25日から29日の間には株投資、国債や対内直接投資に対して12億3,600万ドルが流入、10月のドル流入残高は69億1,700万ドルを記録している。

10月上旬の1日当たりのドル流入は1億2,400万ドル、しかし最終週には2億4,700万ドルとドル流入残高は過去数カ月間の平均水準まで戻っている。

同月の株式、国債やファンドなどの金融投資は51億4,100万ドルと9月に実施されたペトロブラスの大型増資などによる167億1,600万ドルに次ぐ、今年2番目の流入残高を記録している。

また10月の輸出は171億9,500万ドル、輸入は154億1,800万ドルと5月以来の貿易黒字を計上、また中銀は同月に75億9,300万ドルのドル介入を行った影響で外貨準備高は2849億3,000万ドルに膨れ上がっている。(2010年11月5日付けヴァロール紙)

 

ルピ労働・雇用相は来年の最低サラリーを560から570レアルを予想

カルロス・ルピ労働・雇用相は来年1月の最低サラリーを560レアルから570レアルの間を予想、正規計算方法による最低サラリーは538.15レアル、しかし切り上げて540レアルに設定している。

しかし連邦政府の予算基本法に沿った最低サラリー540レアルに対して、加盟800組合以上で2大中央労組の一方といわれるForça Sindical(組合の力)は580レアルを要求している。

大統領決選では野党のブラジル社会民主党(PSDB)のセーラ候補は選挙公約として600レアルを強調していたために、野党との国会での駆引きも注目される。

上院のジョゼ・サルネイ議長は金融取引税(IOF)の引上げや国内経済が好調で大幅な歳入増加などの要因で、Força Sindicalの要求している580レアルが通る可能性を述べている。

最低サラリー調整はインフレ指数の全国消費者物価指数プラス2年前の国内総生産(GDP)伸び率で計算され、2009年のGDPはマイナス0.2%であったためにINPCのみで調整される。(2010年11月5日付けエスタード紙)

 

韓国で鉄鋼最大手のポスコがペセン製鉄所に資本参加

韓国の鉄鋼最大手ポスコ製鋼はヴァーレ社が50%、韓国の東国製鋼が20%資本参加するセアラー州のペセン製鉄所に20%の資本参加でブラジルに進出することが決まった。

ヴァーレのアグネリ会長は世界金融危機後に世界的に鉄鉱石や鉄鋼需要が大幅に減少して価格が下落したために投資を中止して、ルーラ大統領からおおいに批判されていた。

ブラジルの国内経済の回復に伴ってヴァーレの今年の投資総額は129億ドル、来年は240億ドル、ペセン製鉄所建設には40億ドルの投資が予定されている。

アグネリ会長は鉄鉱石生産地のブラジルでの鉄鋼生産は低コスト、輸出先の欧州などに近いために世界で最も条件の整った国であり、また経験が豊富で技術力の高いポスコの参加は海外からの投資を更に促すと述べている。

昨年のポスコの鉄鋼生産は3,110万トンとアルセロール・ミッタル、上海宝鋼集団(Baosteel)に次いで世界で3位、2014年のペセン製鉄所の鉄鋼生産は300万トンが見込まれている。(2010年11月5日付けエスタード紙)


 

9月の鉱工業生産はマイナス0.2%

ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると9月の鉱工業部門の生産は在庫調整、輸入の増加、石油化学部門の一部操業停止などの影響で前月比マイナス0.2%と2カ月連続でマイナスを記録している。

しかし第3四半期の鉱工業部門の生産は前四半期比マイナス0.5%、前年同期比では13.1%、今年9カ月間では7.9%とそれぞれ大幅に増加している。

石油化学や製油所の操業停止が通知されていた鉄鋼業界では鉄鋼製品を輸入して在庫を調整、しかし樹脂や化学肥料部門は操業停止の影響を受けてマイナス4.0%、石油精製やエタノール部門はマイナス1.5%となった。

全国工業会(CNI)の発表によると9月の鉱工業部門の売上は前月比1.9%、前年同月比10%、今年9カ月間では11.3%とそれぞれ大幅に増加、しかし9月の設備稼働率は前月の82.2%から81.9%に減少している。(2010年11月5日付けエスタード紙)


 

(2010年11月4日)財団法人 国際金融センター中南米部の藤川久美研究員が表敬訪問

財団法人 国際金融センター(JCIF)中南米部の藤川久美研究員が2010年11月4日に商工会議所を表敬訪問、応対した平田藤義事務局長にブラジルの政治経済などの調査担当を報告、平田事務局長に今後のブラジルの景気見通しなどについて話し合った。

左から平田藤義事務局長/財団法人 国際金融センター中南米部の藤川久美研究員(fotos Rubens Ito/CCIBJ)

 

 

海外投資家の債券購入のIOF税引き上げでレアル通貨上昇に歯止めか

昨日、米連邦準備理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)声明で景気てこ入れに向けて、来年の半ばまでに6,000億ドルの国債を追加で買い入れる方針を表明した。

米国の超低金利が長期間続くとの観測を背景に投資金が新興市場に流入して、新興国の通貨を押し上げて輸出競争力低下が懸念されている。

昨日のレアルに対してドルの為替は前日比マイナス0.47%のR$1.699、過去6週間ではレアルの為替は海外投資家へのブラジル国債購入などに対して、2回連続で金融取引税(IOF)を引き上げたために1%の上昇に留まっている。

9月21日からドルはレアルに対して6.5%下落、CRB指数と呼ばれる米国内の各商品取引所等で取引されている先物取引価格から算出される国際商品先物指数は9.7%と大幅に上昇している。

同期間のオーストラリアドルは5.8%上昇、コモディティ商品の輸出国であるブラジル、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、ノルウエーやカナダの通貨が上昇している。

海外で金利の安い資金を調達して実質金利が世界トップのブラジル国債などの確定金利付き投資を行うキャリートレードなどによる外資流入を阻止するために、金融取引税(IOF)を2度に亘り6%に引上げた。

しかし今後も海外投資家のブラジル国内の金融投資金流入が継続すれば、連邦政府では国債向けIOF効果は薄れたと見込んで、果敢に株式投資へのIOFや所得税の徴収に踏み込むと予想されている。(2010年11月4日付けエスタード紙)

 

10月は輸出の伸び率が輸入を上回る

通商産業開発省(MDIC)の統計によると、10月の輸出の伸び率は前年同月比37.1%と輸入の伸び率35.9%を今年初めて上回った。

今年10カ月間の貿易収支黒字は146億2,700万ドルと前年同期の224億9,500万ドルを大幅に下回っているが、今年の輸出額を1,800億ドルから1,950億ドルに上方修正している。

10月の輸出は183億8,100万ドル、1日当たりの輸出額は鉄鉱石や農産物の輸出が牽引して、9億1,910万ドルと2008年5月並びに8月に次ぐ輸出額を記録している。

10月の一次産品輸出は前年同月比58.1%、半製品は31.9%、完成品は21.2%とそれぞれ大幅に増加、インドやパキスタン向け砂糖の輸出増加などでアジア向け輸出は75.8%増加、特に鉄鉱石を中心に中国向けが87.3%増加している。

今年10カ月間の輸入は43.8%増加、年末のクリスマス商戦向け輸入がすでに終わっているために、今後の輸入の伸び率はそれほど伸びないと予想されている。(2010年11月4日付けエスタード紙)

 

第3四半期のイタウー-ウニバンコ銀行の純益は33.8%増加

第3四半期のイタウー-ウニバンコ銀行の純益は前年同期比33.8%増加の30億3,400万レアル、今年9カ月間では37.7%増加の94億3,300万レアル、総資産は6,760億レアルとなっている。

第3四半期の同銀行のクレジット部門の伸び率は前年同期比16.6%増加、前四半期比では5.7%増加して3,132億レアルに達している。

個人向けクレジットの延滞率は世界金融危機直後の6.9%から6%に低下、法人向けは金融危機時の大企業向けクレジットが90%に達していたために1.2%であったが、今では大企業向けが55%まで低下しているために2.9%に上昇している。

イタウー銀行ではブラデスコ銀行やサンタンデール銀行同様に年金・給与口座天引き型クレジットや住宅購入向けクレジットを拡大しているために、個人向けクレジットの延滞率は減少傾向を見込んでいる。(2010年11月4日付けエスタード紙)


 

今後5年間でエタノール生産の40%は外資系企業

サンパウロ州サトウキビ加工業者連合(Unica)では今後5年間でエタノール部門に外資系企業がM&Aなどで積極的に事業に参入して、生産の40%を占めると見込んでいる

特に石油・天然ガス部門からの外資系企業のエタノール分野の参入が予想されるために、M&Aなどで業界が様変わりすると見込まれており、過去5年間では200億ドルの投資で100のエタノール工場が建設されている。

世界金融危機後のエタノール工場の経営者は資金繰りに行き詰って、多くの工場は吸収・合併されたが、10大手エタノール企業の生産シェアは28%に過ぎない。

ペトロブラスは2014年までにエタノール部門に35億ドルを投資して生産を193%増加、また輸出を135%増加、また今年5月にはフランス資本Tereos社傘下のグアラニー社を買収して2013年までに24億ドルを投資する。

シェルはエタノール生産大手のCosan社とのジョイントベンチャーに120億ドルを投資して、ブラジルでのエタノール生産に参入している。(2010年11月4日付けエスタード紙)