2月の個人向け年利は1994年以来の最低を記録

2月の銀行の個人向け年利は延滞率の低下や好調な個人消費などで1994年のレアルプラン以来の41.9%と最低金利を記録、1月の年利43%から大幅に減少している。

2月の個人の90日以上の延滞率は前月の5.5%から5.3%に低下した影響で銀行スプレッドが25.1%から24.3%に低下して、銀行の収益性が増加したために金利低下に結びついている。

3月初めの10日間のスプレッドは0.3%減少したが、銀行の資金調達金利が0.3%増加したために、平均クレジット金利は34.3%に据え置かれている。

しかし来月には政策誘導金利(Selic)の0.5%の引上げ予想で銀行の資金調達金利が更に上昇するために、金利は上昇に転じると見込まれている。(2010年3月24日付けエスタード紙)

 

(2010年3月23日)モジ市文協主催の秋祭りの案内で表敬訪問

モジ市文協のユージ・エダギ副会長が2010年3月23日にペドロ・コムラ市議,ミユキ・カバ女史、ハルヒコ・ヤマモト氏と共に商工会議所を表敬訪問、応対した平田藤義事務局長に4月9日から11日まで恒例の第25回モジ市文協スポーツセンターで開催される秋祭りを案内した。問合せは4791-2022 秋祭りサイト http://www.akimatsuri.com.br/

左から平田藤義事務局長/ペドロ・コムラ市議/モジ市文協のユキ・カバ女史/ユージ・エダギ副会長/ハルヒコ・ヤマモト氏 (fotos Rubens Ito/CCIBJ)

(2010年3月22日)アシックスの岡田義広社長と後任の笹田修社長が表敬訪問

日本に帰国するアシックスの岡田義広社長と後任の笹田修社長並びにニルソン・カズノリ・カネガエ財務担当取締役が2010年3月22日に商工会議所を表敬訪問、応対した平田藤義事務局長に岡田社長は帰国挨拶、笹田社長は着任挨拶を行った。

左から平田藤義事務局長/日本に帰国するアシックスの岡田義広社長/後任の笹田修社長/ニルソン・カズノリ・カネガエ財務担当取締役 (fotos Rubens Ito/CCIBJ)

製造業の設備投資が大幅に増加予定

ゼツリオ・バルガス財団(FGV)の723企業を対象にした設備投資計画調査によると14.6%は増産のための設備投資を拡大すると回答したが、昨年は11.9%に留まっていた。

また今後3年間の設備投資拡大を検討している企業は23.8%、そのうちの60%は設備稼働率が昨年の77%から84%に達しているために、今年中の設備投資拡大を計画している。

多くの企業は設備投資用機械・装置の購入では社会経済開発銀行(BNDES)の低金利で6月末まで延長された投資継続プログラム(PSI)のクレジット使用を検討している。

今年の資本財の機械・装置部門の投資は15.9%増加が見込まれており、工業製品税(IPI)の減税政策が適用された白物家電などの電気電子部門の投資は16.6%の増加が見込まれている。

今年の製造部門の投資は内需向けの増加が予想されているが、輸出比率が大きい紙・パルプ部門は9.3%、非鉄金属10.5%、繊維部門は11.3%に留まると予想されている。

IPI減税政策が適用された輸送機械部門の2012年までの設備投資は25%の大幅増加が予想されている。(2010年3月23日付けエスタード紙)

 

 

NTTが市内のホテルでグローバルICTセミナーを開催

2010年3月23日、ホテル・チボリにおいてNTTコミュニケーションズ本社から和才博美代表取締役社長が來伯、100名以上が参加する盛大なセミナーを開いた。来賓として在サンパウロ総領事館の大部一秋総領事、中山立夫ブラジル日本商工会議所会頭等の出席に加え、NTTブラジルのカスタマーや会議所会員企業が大勢参加した。

セミナー終了後、同ホテルでレショプションを開催、和才社長が挨拶、伯国での事業展開の歴史、グローバル通信戦略、クラウドサービスの展開などを説明、顧客満足度では常に世界のトップの座を目指したいと力強いメッセージを贈り、優秀な人材、技術、豊富な資源を有するブラジルと今後さらに関係を強化、一番遠くて一番近い国になりたいと期待を寄せた。

大部総領事はこれから先、逞しい成長を遂げるブラジルにおいて工業インフラや情報通信インフラの分野で日本のジャイアンツNTTの果たす役割は大きいと祝辞を述べたのに続き中山会頭が乾杯の音頭を執って立食歓談に入った。

平田事務局長談話
セミナーのテーマは2つ、『テクノロジートレンド クラウドコンピューティング ~持たないITという選択~』と題し、アクセンチュア(株)のエグジェクティブ・パートナー馬場昭文氏が、又NTTブラジルの足立幸雄代表取締役社長から『NTTが南米で目指す日本品質とは』と各々が大変興味深いプレゼンを行った。

ITの世界でクラウドと言う用語が話題になる中、素人にとってはもうひとつ雲を掴む様な
コンピューターシステムのネットワークをイメージしていたが、従来はハードやソフト・ウェアなどを各々が購入・構築していたのと違い、電気・ガス・水道のように必要な時に必要な分を利用するモデルであるとの非常に分かり易い説明で初めて納得できた。

クラウドコンピューティングが齎すものはIT投資の最適化とスピードであるとの説明を聞き、つい最近、会議所事務局に導入したばかりのPCシステムに、もう見直しの時期が来ているのではと日進月歩の世界に戸惑った。集中から分散処理、多極化した世界で伸縮自在な高度な集中処理方式に形を変え回帰したのではと勝手に想像もしてみた。

本日はたまたま終日、会議所のコンピューターシステムがダウン、平日なら何百通も入るメールが何一つ受信出来ず困り果てていたが、このセミナーを聴講し解決のヒントを得ることが出来、救われた思いであった。特に日本並みの品質とサービスの提供に期待するのは進出日本企業のみならず全ての在ブラジル企業の願いでもあろう。是非、同社が得意とするデータ通信サービスの提供を通じ和才社長の印象的な言葉「一番遠くて一番近い国」の実現に期待したい。

100人以上が参加して開催されたセミナー

乾杯の音頭をとる中山立夫会頭

 

2月の経常収支赤字は32億5,000万ドル

2月の経常収支は32億5,000万ドルの赤字、また中銀は3月の経常収支も40億ドルの赤字を予想、今年の経常収支赤字は22.5%上方修正して490億ドルの赤字を見込んでいる。

中銀は製造部門やサービス部門への対内直接投資を450億ドルと予想、経常収支赤字をカバーするには40億ドルが不足しているが、海外投資家の金融投資によるドル流入でカバーすると見込んでいる。

外貨準備高が2,437億ドルと大幅に増加して経常収支赤字は同準備高の20%前後と1970年代の50%近くから大幅に減少しているために、多少の経常収支赤字の増加は危惧する必要がない。

2月のブラジル企業の対外直接投資は41億8,000万ドル、今年初めの2カ月間では54億2,000万ドル、特にブラジル資本のJBS社による米国資本Pilgrim´s Pride社の買収8億ドルが特筆される。

中銀では今年の対外直接投資の当初予想50億ドルから3倍に相当する150億ドルに上方修正、2月の中国企業の対内直接投資は3位に相当する3億5,400万ドルであった。

中国のWisco社はMMX社の21.5%の株式を買収して、今後20年間に亘ってミナス州のセーラ・アズール鉱山の鉄鉱石の供給を受けるが、着々と資源確保では先進国に先駆けて布石を打っている。(2010年3月23日付けエスタード紙)

                                            

 

高速鉄道の乗客数が予想を下回ればクレジット金利減少

サンパウロ経由のカンピーナス-リオを結ぶ高速鉄道の入札公示は今月中に行われるが、国家陸運庁(ANTT)では乗客数が予想を大幅に下回った場合は社会経済開発銀行(BNDES)が60%まで提供するクレジットの金利減少での対応が検討されている。

BNDES銀行の長期大型クレジット向けの年利は長期金利(TJLP)プラス1%が適応されているが、今回の高速鉄道プロジェクトへの適用は明確ではない。

ANTTでは2015年の乗客数が年間3,300万人または2044年に1億1,000万人を下回った場合は、クレジット金利の削減やコンセッション期間の30年から40年の延長を検討している。

高速鉄道の建設費は346億レアル、リオ-サンパウロ間のエコノミークラス料金は217.50レアル、エグゼクチブクラスは380.60レアル、入札予定は今年5月で建設終了は2015年5月が予定されている。(2010年3月23日付けエスタード紙)


 

今年3月21日までの貿易黒字は7億6,100万ドル

今年3月21日までの貿易黒字は輸入の増加比率が輸出を大幅に上回っているために、前年同期の22億7,300万ドルから66.5%減少の7億6,100万ドルに縮小している。

通商産業開発省(MDIC)の統計では3月21日までの貿易総額は前年同期比27.1%増加の666億7,900万ドル、輸出総額は337億2,000万ドルで1日当たりの輸出額は25.6%増加の6億3,620万ドル、輸入総額は329億5,900万ドル、1日当たりの輸入額は33.9%増加の6億2,190万ドルとなっている。

3月の第3週の輸出は34億1,600万ドル、輸入は34億6,400万ドルで4,800万ドルの貿易赤字を計上、3月の貿易収支は僅かに5億3,400万ドルの黒字を計上している。(2010年3月23日付けエスタード紙)

 

会議所70周年記念委員会に9人が参加して開催

70周年記念委員会(佐々木光委員長)が2010年3月22日午後12時30分から1時30分まで9人が参加して開催、記録集の編集、製本、監修、精査方法、今後のスケジュールや懸案事項などについて意見の交換を行った。

参加者は、70周年記録集担当の鈴木雅夫社長(サンパウロ新聞社)、佐々木光委員長(ジェトロ)、鈴木徹副委員長(電通)、和田亮副委員長(日通)、原宏副委員(ジェトロ)、田中信名誉会頭(リベルコン)、山田唯資監事会議長(個人会員)、平田藤義事務局長、柴田千鶴子事業班主任

70周年記念集製作で盛んに意見交換(fotos Rubens Ito/CCIBJ)

 

公立銀行の金利が民間銀行を上回る

昨年末から公立銀行の金利が民間銀行を上回ってきており、ブラジル銀行並びに連邦貯蓄金庫(Caixa)の金利がイタウー-ウニバンコ銀行、ブラデスコ銀行並びにサンタンデール銀行を上回っている。

金融危機後の公立銀行は民間銀行が一斉にクレジットを縮小したために、連邦政府の要請を受けてクレジットを拡大、金利も民間銀行を大幅に下回っていたが、ブラジル銀行の自動車ローン金利は今年に入って3.0%上昇して、22.9%と5大銀行の中では最も高くなっている。

ブラジル銀行の平均クレジット金利は昨年末よりも15%上昇、Caixa金庫も1.7%上昇、ブラデスコ銀行の金利は1.2%上昇に留まっているが、イタウー銀行の金利は2.0%減少している。

Caixa金庫とブラジル銀行の特別小切手と呼ばれる口座借越残金利は5大銀行の中でも最も低率であるが、資本財購入クレジットではCaixa金庫の金利が最も高い。(2010年3月21日付けエスタード紙)