(2009年12月2日)ブラジルNGKの景山吉信取締役が「ブラジル特殊陶業50年の歩み」贈呈で訪問

ブラジルNGKの景山吉信取締役が2009年12月2日にCのために商工会議所を表敬訪問、応対した平田藤義事務局長に今年8月1日の設立50年を記念して作成された「ブラジル特殊陶業50年の歩み」を3冊贈呈、平田事務局長は商工会議所の記念誌編纂に非常に参考になると丁寧にお礼を述べた。

            

左からブラジルNGKの景山吉信取締役が「ブラジル特殊陶業50年の歩み」を受取る平田藤義事務局長/贈呈するブラジルNGKの景山吉信取締役

ベロ・モンテ水力発電所の環境ライセンス問題でIbamaの担当者が辞任

パラー州シングー河のベロ・モンテ水力発電所建設のための環境ライセンス許可問題で、環境保護局(Ibama)の環境ライセンス担当のセバスチアン・クストジオ・ピーレス取締役並びに電力エネルギーインフラ担当のレオジルド・ベンジャミン主任が辞任した。

ピーレス取締役とベンジャミン主任は連邦政府から発電所建設のために早期の環境ライセンス許可を求められていたが、環境保護団体や先住民から建設反対で板ばさみになっていた。

ルーラ政権にとって発電能力が1万1,200メガワットのベロ・モンテ水力発電所は最後の大型プロジェクトにも関わらず、同シングー地域には多くの先住民が住んでいるために環境保護団体が反対運動を続けている。

英国の歌手スティング氏も熱帯雨林保護を訴える先住民・カヤポ族の指導者・ラオニ族長と共に建設反対を訴えて世界的に知られているために、両氏は連邦政府の圧力との板ばさみになっていて辞任に追い込まれたと関係者は予想している。(2009年12月2日付けエスタード紙)


 

自動車業界の投資は目白押し

今年11ヶ月間の自動車販売は284万8,000台で年末には300万台を突破して世界6位の生産国に上昇、またブラジルのマーケット規模は世界5位と潜在規模の大きさが注目を集めている。

国内経済が好調に推移して世界金融危機から最も早く脱出して1990年代終盤の自動車投資ブームの再来が予想され、全国自動車工業会(Anfavea)では2008年から2012年の投資総額230億ドルの見直しを迫られている。

先週、フォード社とワーゲン社は新プロジェクトの投資について発表,両社の投資額は102億レアル、現代自動車は金融危機で中断されていたピラシカーバ工場建設に6億ドルを投資、中国の自動車メーカーもブラジルに進出を予定している。

ブラジルは国内自動車市場が中国並びにドイツと共に拡大してきており、2015年の自動車生産台数は500万台に達すると市場関係者は見込んでいる。

今年のルノー社はパラナ工場に10億レアルを投資、ワーゲン社は2011年から2015年にかけて62億レアルをクリチーバ工場建設などに投資、フォード社は2011年から40億レアルを投資する。

GM社は7月に20億レアルの追加投資を発表、ミナス州ベッチン工場の操業率は限界に来ているために来年は18億レアルを投資、金融危機の影響を受けて今年の自動車パーツ業界の投資は前年比40%減少の9億ドルにとどまると予想されている。

しかしエンジン関連パーツ製造のElring Klinger社は来年に1,500万レアルと今年の700万レアルの2倍の投資を予定、大手パーツメーカーのDelphi社は4,000万ドル、タイヤメーカーのMichelin社も2億ドルを投資して、リオ州に工場に建設して2011年の操業を予定している。(2009年12月2日付けエスタード紙)

 

11月の貿易収支は僅かに6億1,500万ドルの黒字

11月の輸出は全般的に低調に推移したために、貿易収支は6億1,500万ドルの黒字にとどまって1月に次ぐ低い黒字となった。

11月の輸出はオレンジジュースや重機などの製品輸出が落込んだ影響で前年同月比18%減少,今年の輸出総額はドル安の為替で価格競争力が低下して年頭予想の1,600億ドルを下回る1,510億ドル前後と見込まれている。

11月の粗鋼や圧延鋼などの半製品輸出は前年同月比44%減少、また今年11ヶ月間の米国向け輸出は43.7%減少、しかし中国向けは鉄鉱石や大豆などのコモディティ製品を中心に21.6%増加した。

11月の第一次産品の輸出は15%減少、毎年12月には農業製品輸出が減少する傾向となっているが、貿易収支は黒字を維持すると見込まれている。

今年の貿易収支黒字は昨年の247億5,000万ドルを下回ると見込まれているが、今年11ヶ月間の貿易黒字は232億ドルと前年同期の226億ドルを上回っている。

11月の鉱工業部門向け機械・装置などの資本財輸入は前月比1.0%減少、今年11ヶ月間では18%減少、原材料並びに中間財は29.5%減少している。(2009年12月2日付けヴァロール紙)

                  

 

 

EMS製薬はジェネリックでトップを狙う

EMS製薬はジェネリック部門でトップの座を不動にするために来年は6億レアルを投資、また新薬開発に1億5,000万レアルを投資して国内での市場競争力を増加する。

ブラジル国内のジェネリック部門は大幅に伸びてきており、EMSの同部門の売上げは国内2位、同社の売上げの50%を占めている。

昨年のEMSグループの売上げは20億レアル、今年は25%増加の25億レアルを予想、売上げの6%を製品開発、27%をマーケティングや販売促進に投資している。

同社の医薬品の25%は循環器系、13%は産婦人科、9%は精神病関連であり、医薬品マーケットでは7位であるが、トップグループ入りを目指して大型投資を継続する。(2009年12月2日付けヴァロール紙)


 

(2009年12月2日)在ブラジル日本大使館の宮地修平二等書記官が表敬訪問

在ブラジル日本大使館農務担当の宮地修平二等書記官がサンパウロ総領事館の佐々木真一郎副領事と共に2009年12月2日に商工会議所を表敬訪問、平田藤義事務局長が応対した。

左から平田藤義事務局長/在ブラジル日本大使館農務担当の宮地修平二等書記官/サンパウロ総領事館の佐々木真一郎副領事

ブラジル銀行は買収したノッサ・カイシャ銀行に集中投資

ブラジル銀行は76億レアルで買収したサンパウロ州立銀行(ノッサ・カイシャ)に今後5年間で8億レアルを投資して銀行システムの更新並びに統一、支店網の拡大などを進めてサンパウロ州内のマーケットシェア拡大を図る。

現在のサンパウロ州内のノッサ・カイシャ銀行の支店数は774店舗、ブラジル銀行は560店舗、マーケットシェア拡大のために来年中に新たに83店舗を開設、そのうち23店舗は富裕層の取り込みを図る店舗が予定されている。

ブラジル銀行はノッサ・カイシャ銀行との銀行システム統一を来年末までに完成を予定、ブラジル銀行の給与・年金口座天引き型クレジットの95%はコンピュータ化されているが、ノッサ・カイシャ銀行は90%がマニュアル方式で自動化が大幅に遅れていた。

ブラジル銀行がノッサ・カイシャ銀行を買収後のクレジット部門は40%、売上げは20%とそれぞれ増加、9月末のクレジット残高は193億レアルまで増加している。(2009年12月1日付けエスタード紙)


 

(2009年12月1日)EYN社のノブオ・ナラワ取締役が表敬訪問

モジ・ダス・クルーゼス市のEYN装置工業のノブオ・ナラワ取締役、サンパウロ市のナッセンテ代理店のマナブ・オオヤマ氏が2009年12月1日に表敬訪問、応対した平田藤義事務局長にカタログで高度な技術を擁する自社製品の紹介を行った。

左からEYN装置工業のノブオ・ナラワ取締役/平田藤義事務局長/ナッセンテ代理店のマナブ・オオヤマ氏

業況判断指数が109.6ポイントに上昇

ゼツリオ・ヴァルガス財団(FGV)の1,122社対象11月の鉱工業部門企業の景況感を示す業況判断指数(ICI)は109.3ポイントと10ヶ月連続で前月を上回った。

11月のICIは金融危機前の昨年9月の109.3ポイントを上回り、又昨年11月を35.1%も上回って2004年7月以来のレベルに回復している。

国内需要が鉱工業部門の景況感を牽引、11月の国内需要の指数は前月比1.8%増加、前年同期比では42.7%と大幅に上昇している。

しかし10月までの海外需要は7ヶ月連続で上昇、しかし11月は更なるドル安の為替と回復しない海外需要で一転して前月比1.1%減少、輸出の回復は来年の下半期まで延びると予想されている。(2009年12月1日付けエスタード紙)