(2009年9月11日)アイセックサンパウロ大学の日本学生研修受け入れ協力依頼

アイセックサンパウロ大学(USP)委員会のムリロ・ワヅツさんとカリーネ・コスタさんはアイセック東京大学委員会の高橋俊さんと小谷駿太郎さんがブラジルで先月にブラジルを訪れ、日本の学生のブラジルでの研修、USPの学生の日本での研修の実現に向けてUSPと協力体制を敷き、会員企業に日本の研修生の受け入れ協力を依頼、更に平田事務局長は国際的人材養成には良い制度であり、日本のリーダーや親日家を育てるために会員企業へ協力を依頼した。アイセックサイト http://d.hatena.ne.jp/aiesec-tolc

左からアイセックサンパウロ大学(USP)委員会のムリロ・ワヅツさんとカリーネ・コスタさん

クレジットカードの負債総額は265億レアル

中銀のデーターによると7月のクレジットカードによる金利込みクレジットは145億6,000万レアル、金利累積額は264億9,000万レアルとそれぞれ記録を更新、また90日以上の返済遅延は28.3%相当の75億レアルに達している。

クレジットカードの使用はクレジット全体の25%に達しているが、金融危機で金利の安いクレジットが信用収縮で利用できなくなったために、年利237.9%のクレジットカードの使用を余儀なくされている。

7月の個人向けクレジットは前月比0.16%、特別小切手と呼ばれる口座借越残クレジットは1.02%それぞれ減少したが、クレジットカードは15.4%増加している。

クレジットカードの負債残高264億9,000万レアルは住宅ローン負債残高の580%、口座借越残クレジット残高より54%も多い。(2009年9月23日付けエスタード紙)

 

ムーディーズはブラジルを投資適格級に引上げ

昨日、ムーディーズはブラジルのソブリン格付けを投資適格級のBaa3へ1段階引上げたが、世界金融危機の中では初めて格上げの国となった。

ブラデスコ銀行のバルベード副頭取は「投資適格級への格上げは世界金融危機の中で行なわれたことが非常に重要で注目に値する」とコメントしている。

また昨日のサンパウロ平均株価(Ibovespa)は格上げ発表後に大きく伸びて0.93%増加の6万1,494ポイント、発表時はすでに為替売買は終了していたが、ドル為替は1.0%下落のR$1.798と1.80を割っている。

昨年4月にStandard&Poor´s、続いて昨年5月にFitchが続けてブラジルを投資適格級に格上げしていたが、ムーディーズのブラジルの格付け責任者マウロ・ロペス氏は格付けが遅れたことを否定しているが、「ブラジルの金融危機に対する連邦政府の政策はわれわれが考えていたよりも良かっただけではなく、更に投資適格級のソブリン債に通常備わっている経済・金融の底堅さが見られる」と説明している。

ムーディーズはブラジルの格付けをトルコとインドネシアと同じBa3から1ランク上のメキシコ、ロシア、インドと同じBaa3に引上げたが、アルゼンチンの格付けは2段階低いB3にとどまっている。(2009年9月23日付けエスタード紙)


 

ヴァーレ社はミナス州で鉄鉱石開発に60億レアル

ヴァーレ社はミナス州イタビリトスで23億レアルを投資して、年産1,000万トンの鉄鉱石と700万トンのペレット生産するプロジェクトを開始した。

このプロジェクトでは鉄鉱石の埋蔵量が6億トンと見込まれて25年間に亘って操業を予定、ヴァーレは年間4,800万トンのペレット生産が可能となる。

同社はミナス州政府との間で60億レアルを投資する新プロジェクトで議定書にサインするが、ミナス州政府はインフラやロジスティック部門などで協力する。

アポロ・プロジェクトはサンタ・バルバラ郡とカエテ郡にまたがり、24億レアルを投資して年産2,400万トンの鉄鉱石を生産する。

またアポロ・プロジェクト、コンセイサン鉱山並びにカエウ鉱山のプロジェクトをあわせると年産5,000万トンの鉄鉱石生産が可能となる。(2009年9月23日付けエスタード紙)

 

 

メキシコと二国間自由貿易交渉

ブラジルは食料品輸出などで輸入関税削減などメキシコとの間で二国間貿易協定の締結のためにミッションをメキシコシティーに送り込んで交渉を開始するが、遅くとも1年以内の締結を目指している。

メキシコは世界でも6番目の食料輸入国でメルコスール加盟国のウルグアイなどと優遇関税を結んでおり、ブラジルは酪農製品や豚肉の輸出増加を目指している。

ブラジルはメキシコと2001年から自動車など800品目で輸入関税低減の二国間貿易協定を結んでおり、全国工業連合(CNI)では貿易促進の優先品目リストを提出している。(2009年9月23日付けエスタード紙)

 

(2009年9月22日)日曹の溝口正士社長と後任の町井清貴新社長が表敬訪問

今回帰国するブラジル日曹の溝口正士社長と後任の町井清貴新社長が2009年9月22日に商工会議所を表敬訪問、応対した平田藤義事務局長に帰国挨拶に訪れた溝口社長は帰国後東京本社勤務、後任の町井社長が就任挨拶を行った。

左から平田藤義事務局長/ブラジル日曹の町井清貴新社長/帰国する溝口正士社長

ジャパンデザイン展示会のオープニング式に平田藤義事務局長が参加

ジェトロ・サンパウロセンター(佐々木光所長)は9月22日午後7時からショッピングセンター・イグアテミー(Shopping Center Iguatemi)3階でジャパンデザイン展示会のオープニング式を開催、アンテナショップでは日本の優れた伝統的なデザインの工芸品の展示並びに即売会を行った。(展示会は10月4日まで開催)

オープニング式にはジェトロ海外市場開拓部の石田靖博主幹、同課の赤澤陽平氏に交えアンテナショップのコーデネ-ター役のアンジェラ 平田(全世界にビーチサンダルを広め一躍有名)が参加者を笑顔で出迎えた。

大部サンパウロ総領事をはじめ小林首席領事、加藤経済担当領事また国際交流基金からも内山所長等も駆けつけ、大勢の一般参加者が展示会場を埋め尽くした。即売にも列が並び初日から大盛況。会議所からは平田藤義事務局長が参加した。

平田事務局長談話: 日本の中小企業の海外展開を含む活性化策としてもジェトロがいち早く取り組み、金融危機の煽りを受け元気を失っている日本の中小企業に活路を提供、国益にも沿っている企画に絶賛を表明。又ブラジル進出企業の大半は大企業で占められている現状を直視、これを機会に中小企業の進出にも弾みが付けばと期待を寄せた。

詳細はTEL 3141-0788 月曜日から土曜日 午前10時から午後10時 日曜日は午後2時から8時まで開催


アンテナショップ出展企業

インテリア/アクセサリー関係
谷口和紙 株式会社(鳥取県)
有限会社 沖宗(岡山県)
京都 舞衣夢(京都府)
有限会社 アキ工作社(大分県)
株式会社 木村桜士堂(京都府)
株式会社 細尾(京都府)

テーブルウエア/キッチン用品
三宅陶器 株式会社(岐阜県)
株式会社 添島勲商店(福岡県)
富士カトラリー 株式会社(新潟県)
盛高鍛冶刃物(熊本県)
株式会社 井助商店(京都府)

アパレル
株式会社 エコマコ(長野県)
ブルーウエイ 株式会社(広島県)
株式会社 ビッグジョン(岡山県)


3,190万人が貧困層から上のクラスに上昇

ブラジル地理統計院(IBGE)は2003年から2008年にかけて3,190万人が貧困層から上のクラスに上昇、AB並びにCクラスは社会政策センター(CPS)の予想よりも500万人増加している。

この期間の一般家庭の収入は28.32%増加、消費の14.98%増加を大幅に上回ったが、家電などの耐久消費財の消費は大きく伸びている。

貧困家庭補助金のボルサ・ファミリアー政策が大きく寄与して貧困層のEクラスから上位クラスに上昇したのは43%に相当する1,950万人、D並びにEクラスからCクラスに上昇したのは2,090万人であった。

2008年の社会における所得配分の不平等差を測るジニ係数は0.515と2001年の0.558から大幅に改善して所得格差が縮小、2001年から2008年の最も貧しい10%の貧困層の所得は72.45%上昇、しかし人口の10%の富裕層の所得は11.37%の増加にとどまっている。(2009年9月22日つけエスタード紙)

 

サンタンデール銀行は株発行で130億レアル調達か

サンタンデール銀行はサンパウロ証券取引所(BM&FBovespa)で株式発行して116億レアルから132億レアルの資金調達を計画、ブラジルの金融市場では最大の資金調達額となる。

今までの資金調達では今年6月に新規株式公開(IPO)したVisaNetが84億レアルで記録を更新、世界では中国建築工程(China State Construction)が73億4,000万ドルの資金調達で記録を更新、サンタンデール銀行も73億ドルに達する可能性がある。

今年のIPO並びに株式発行によるBM&FBovespaでの資金調達総額は205億レアル、昨年は4社のIPOを含む14オペレーションで344億レアルであった。

今後はCetip社並びにTivit社がIPOを予定、また6社が株式を発行して220億レアルの資金調達を予定、内訳は建設業が3社、中小銀行が2社、情報テクノロジー関連が2社となっている。

ナショナル製鉄(CSN)は2007年に中止したカーザ・デ・ペドラ鉱山のIPOを再度、準備しはじめて20億ドルの資金調達を計画している。(2009年9月22日付けエスタード紙)