ブラジル国内の貯水能力1位と2位のダムが危険水位に達している

ブラジルの貯水ダムの中で貯水能力が1位のゴイアス州セーラ・デ・メーザ貯水ダムの水位は、貯水能力の僅か8.0%まで低下しており、乾季の終わる12月1日には、貯蓄能力がゼロに相当するデッドボリュームに達すると予想されている。

また貯水能力が2位のバイーア州ソブラジーニョ市を流れるサンフランシスコ河に建設された巨大な水力発電用ダムであるソブラジーニョ貯水ダムの貯水率は、僅か5.0%まで低下しており、1年前の半分まで低下して危険水位に達している。

環境省国家水資源庁(ANA)では、貯水能力1位のゴイアス州セーラ・デ・メーザ貯水ダムの水位がデッドボリュームに達すれば同貯水ダムの水力発電所は、稼働停止を余儀なくされると説明している。

貯水能力2位のバイーア州ソブラジーニョ市に建設されているソブラジーニョ貯水ダムは、2015年末に水位が貯水能力の1.0%まで低下したが、今年の旱魃の影響で今年末には、デッドボリュームに達する予想で、水力発電所の稼働停止をANA水資源庁のジョアキン・ゴンジン取締役は危惧している。

2009年9月の乾季のソブラジーニョ貯水ダムの水位は、貯水能力の70%に達していたにも拘らず、現在の水位は僅か5.0%まで低下。また前記同様にセーラ・デ・メーザ貯水ダムの水位も53%に達していた。

貯水能力2位のバイーア州ソブラジーニョ貯水ダムの貯水池の面積は、4,214平方キロメートルで貯水能力は341億立方メートルで1980年に完成している。

また貯水能力1位のゴイアス州セーラ・デ・メーザ貯水ダムの面積は、1,784平方キロメートルでソブラジーニョ貯水ダムの半分以下にも関わらず、貯水能力は544億億立方メートルで1998年に完成している。

ロブスタ種コーヒー豆の主産地であるエスピリット・サント州は、過去数年間の干ばつの影響でコーヒー豆の生産が減少傾向となっており、2014年の同州のロブスタ種コーヒー豆の生産は、60キログラム俵で995万俵を生産していたが、2015年には776万俵、昨年は504万俵まで減少している。(2017年9月23日付けエスタード紙)

JICAブラジリア事務所の田中祐太郎所員が訪問

国際協力機構(JICA)ブラジリア事務所の田中祐太郎所員と同サンパウロ事務所の佐藤洋史次長が2017年9月25日に商工会議所を訪問、田中祐太郎所員は応対した平田藤義事務局長並びに吉田章則調査員に着任挨拶を行った。10月5日に開催される「日本の協力によるブラジル自動車部品裾野産業育成セミナー」についての打ち合わせ会合も行なった。

Fujiyoshi Hirata, Akinori Yoshida, Yutaro Tanaka e Hiroshi Sato

Foto: Rubens Ito / CCIJB

回章 CIR-098/17    リベルダージ大掃除イベントのご案内

                                             CIR-098/17
                                             2017年9月22日
会員企業 各位
                                             ブラジル日本商工会議所
                                             日伯交流委員会 委員長  安田 篤

                リベルダージ大掃除イベントのご案内

拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申上げます。

9月定例昼食会にてJCIブラジル日本青年会議所マルシア・ナカノ会頭よりご説明がございましたリベルダージ活性化プロジェクト「RevitaLiba」の一環として、大掃除イベントのご案内をさせていただきます。

サンパウロリベルダージ地区は、ブラジルにおいて日本人にとってゆかりの地域であり、この場所を清潔に保つことはリベルダージを愛する人々にとっては大変重要なことと考えております。 かかる認識の下、我々ひとりひとりが出来る範囲でリベルダージの活性化に貢献すべく、ブラジル日本青年会議所はこの度「RevitaLiba」プロジェクトを企画、ブラジル日本商工会議所は、サンパウロ総領事館とともにこのプロジェクトを後援しております。

日本の精神を受け継いでいる私たちにとって、公共施設を清潔に保つことの大切さを後世に伝えることはいわば我々の使命であると思われます。 リベルダージ地区は旧き良き素晴らしい日本の食文化の発祥の地として有名ですが、今後も日本の食文化、風習を末永く継承する場所として発展し続けることを願いつつ、今回のプロジェクトは、このような将来の夢に向けての第一歩になればと考えております。

ご家族やご友人とお誘いあわせの参加は勿論大歓迎、是非ブラジルに短期滞在されておられる方、あるいは定住されておられる方も、この地球の反対側にある日本の一角の活性化プロジェクトにご協力いただき、今回の大掃除イベントにご参加頂ければ幸いです。

                            -記-

Projeto RevitaLiba 大掃除イベント
日時: 2017年10月28日(土) 午前7時30分~午前10時
集合場所: リベルダージ広場Praça da Liberdade
お申し込み: 青年会議所メールアドレスsecretaria@jcibrasiljapao.org.br にポルトガル語で会社名とご氏名をお知らせください(総コーディネーター: Vitor Nakamura)

(お申し込みの際、会議所事務局にもコピーしていただければ幸いですc.c.: secretaria@camaradojpao.org.br )

午前7時30分にリベルダージ広場で集合(ラジオ体操、関係者の開会挨拶の後、大掃除が開始されます)、大掃除に使われる用具、ごみ袋などはその場で全て提供されますので、当日は、軽装でお荷物は出来るだけ少なくご持参されることをおすすめします。

詳細については以下、青年会議所より頂いた案内文と別添のPDF(写真入り)をご参照ください。

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RevitaLiba

日本の社会では、保全と清潔さはすべての市民の義務とみなされています。

日本では、自宅、学校や商業施設だけでなく、道路や歩道などくらしに関わる周辺地域を常に清潔に保つことを子供のころから教えられています。
2014年ブラジルでのワールドッカップの際、サッカーの試合後にスタンドからゴミを集める日本のファンをメディアが報告し、日本のクリーニング文化は国際的に脚光を浴びました。

ブラジル日本青年会議所は、ブラジル社会にリベルダージ地区の道路、歩道を常に清潔に保つことの重要性のほか、観光客、住民、商業者など一人一人が大事な役割を担っていることを認識させるため、この度「RevitaLiba」プロジェクトを企画しました。

今後、この界隈で新たな活動や再開発プロジェクトが企画されておりますが、今回は同プロジェクトのキックオフとして、来る10月28日(土)には大掃除イベントを開催します。是非皆様もご参加ください!

Projeto RevitaLiba 大掃除イベント
日時: 2017年10月28日(土) 午前7時30分~午前10時
集合場所: リベルダージ広場Praça da Liberdade
お申し込み: メールアドレスsecretaria@jcibrasiljapao.org.br にポルトガル語で会社名とご氏名をお知らせください (総コーディネーター: Vitor Nakamura)

Na sociedade japonesa, a conservação e a limpeza são consideradas quase que um dever de todos os cidadãos.

Os japoneses são ensinados desde pequenos a manter limpos não somente sua casa, colégio ou estabelecimento comercial, mas também o seu entorno, como ruas e calçadas que vão além do seu perímetro de uso.
Internacionalmente, a cultura de limpeza dos japoneses ganhou os holofotes durante a Copa do Mundo de 2014, realizada no Brasil, quando a mídia registrou os torcedores japoneses coletando lixo das arquibancadas após a partida de futebol.

Com o intuito de influenciar positivamente a adoção do hábito da limpeza, a JCI Brasil-Japão desenvolveu o projeto RevitaLiba, cujo objetivo principal é CONSCIENTIZAR a sociedade da importância de manter as ruas e calçadas do Bairro da Liberdade limpos e do papel fundamental que cada pessoa, sejam turistas, moradores, comerciantes e demais frequentadores do Bairro da Liberdade, têm na manutenção da limpeza.

A ação de limpeza e conscientização do dia 28 de outubro é uma etapa de extrema importância para unirmos forças e dar o pontapé inicial deste grandioso projeto. Nesse dia, vamos marcar presença e reforçar a todos que estamos cuidando da Liberdade. E isto será apenas um primeiro passo de muitos outros que ainda estão por vir. Iremos continuar o trabalho para melhorarmos o local cada vez mais!
Novas ações e projetos de reurbanização serão executados no bairro! Mas só serão possíveis com a ajuda da comunidade e com o sucesso desta primeira ação!

Projeto RevitaLiba
Data: 28 de outubro – sábado
Horário: 7:30 – 10:00
Ponto de encontro: Praça da Liberdade
Faça a sua inscrição no email: secretaria@jcibrasiljapao.org.br Coordenador Geral Vitor Nakamura

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Marcia Nakano – Speech para 15/09/2017 商工会議所9月定例昼食会でのマルシア・ナカノ会頭のスピーチ

ブラジル日本商工会議所会頭、松永愛一郎様、在サンパウロ日本国総領事代理関口ひとみ様、そしてご来場の皆様、こんにちは。
ブラジル日本JCIの会頭ナカノ・マルジアです。どうぞよろしくお願いいたします。

本日はわたくしどもの、リベルダージ地区の活性化プロジェクトをご紹介する機会をいただきありがとうございます。

このプロジェクトは中前隆博総領事の発案です。
ブラジル日本JCIのプロジェクトとして、チャレンジしてみてはどうかと、ご招待いただき、青年文協とInterkaikanの支援で実施することになりました。

大勢の参加者を得て企画はRevitaLibaと命名しました。リベルダージを活性化しましょう、という意味です。

日本の精神を受け継いでいる私たちにとって、この日本人の人生観を幅広く実施して、後世へ伝えていく義務があると思います。現在リベルダージ地区は日本の素晴らしい、食文化の地域として有名ですが、将来的には日本の文化、日本人の価値観を味わい、体験できる価値多き、神聖な地域として発展してゆくことを願うものです。
そしてリベルダージ地区が皆にとって模範的な地域となるためのプロジェクトなのです。
そのため今回のプロジェクトは将来の夢へ向けての第一歩です。

10月28日土曜日午前7時半よりリベルダージの大掃除を行います。

ご参加の方法はいろいろありますが、アイデアの面、ボランティアとして作業的な面、または金銭的な面で ご協力いただければ幸いです。
今年のJCIのモットーは過去を尊重し、未来へはばたく、です。この大掃除をもって私たち先人を敬い未来への夢を育てたいのです。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。
今日はリベルダージ地区活性化プロジェクトをご紹介する機会を頂き本当にありがとうございました。

 

 

回章 CIR-097/17   ブラジル日本移民史料館 改装計画に関する協力依頼の件 

                                     CIR-097/17
                                     2017年9月22日
会員各位
                                     ブラジル日本商工会議所
                                     日伯交流委員会 委員長  安田 篤

            ブラジル日本移民史料館 改装計画に関する協力依頼の件

拝啓
時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

首題の件、ブラジル日本移民史料館は、ブラジルにおける日系移民の歴史を記録に残すことを目的に、1978年6月18日に当時のブラジル・ガイゼル大統領、日本からは明仁親王殿下、美智子妃殿下のご臨席のもと開館されましたが、来年設立40周年を迎えることとなりました。

2018年は日系移民110周年という節目の年であり、内外からの史料館に対する注目度が高まる中、長きにわたる開館の影響より、現在主に以下5つの課題に直面しております。

1.エアコンシステムの老朽化
2.電気配線設備更新と消防署検査認定証の取得
3.シロアリ対策強化
4.雨水の浸透による漏水
5.展示物破壊行為に対するセキュリティー対策

かかる課題を早急に解決すべく、史料館運営委員会としては史料館40周年改装プロジェクトを立案(改装予算総額 R$2,693千)しており、当会議所に対して、当該プロジェクトに対する支援・協賛のご要請がございました。

プロジェクト詳細は別添のPDF資料及びこちらのリンクにあります紹介ビデオをご覧ください→ https://vimeo.com/229581646

ご興味・ご関心のある会員様に於かれましては、以下史料館40周年改装プロジェクト責任者の方々にご連絡いただきます様宜しくお願い申し上げます。

(ご協力を実施される際、可能な限り会議所事務局にもご一報いただければ幸いですc.c.: secretaria@camaradojpao.org.br )

Ignacio Tadayoshi Moriguchi
森口忠義イグナシオ
史料館運営委員会委員長
Presidente da Comissão de Administração do
MUSEU HISTORICO DA IMIGRAÇAO JAPONESA NO BRASIL
museu@bunkyo.org.br

Lidia Reiko Yamashita
山下玲子リジア
同副委員長
Vice-Presidente da Comissão de Administração do
MUSEU HISTORICO DA IMIGRAÇAO JAPONESA NO BRASIL
museu@bunkyo.org.br

Roberto Yoshihiro Nishio
西尾義弘ロベルト
同副委員長
Vice-Presidente da Comissão de Administração do
MUSEU HISTORICO DA IMIGRAÇAO JAPONESA NO BRASIL
museu@bunkyo.org.br

Toshiro Iwayama
岩山明郎
同副委員長
Vice-Presidente da Comissão de Administração do
MUSEU HISTORICO DA IMIGRAÇAO JAPONESA NO BRASIL
museu@bunkyo.org.br

敬具

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ブラジル日本商工会議所

副会頭 安田 篤 様、

ブラジル移民史料館一部改築、近代化について

拝啓

時下、貴所ますますのご盛栄のこととお喜び申し上げます。
さて、ブラジル移民史料館も皆様の温かいご支援のもと、1年後の2018年6月に設立40周年を迎えることと成りました。同じく、来年の6月には、 ブラジル日本移民110周年祭典委員会主催のイベントが開催される運びになっておりますこと、ご承知の通りです。
一方、ブラジル移民史料館では、時の流れとともに老朽化し、雨漏りなどを起こしている建物の基礎改修『電源設備の改良、照明器具 、空調システム 、防火システム等の更新等々』に加え、展示方法の近代化を目標とした改修計画を進めております。しかしながら、この様な改修計画も在ブラジル日系企業の皆々様のご支援無くしては資金調達も難しく、ブラジル日本商工会議所様のご支援の下で、各企業様への説明をお願いしたいと思います。
また、ブラジル市場では、既に100年近い歴史を持って活躍されている日系企業様が数社あります。その内の幾つかの会社は戦前に設立され、戦時中の激動の波に揉まれながら、生き延びて来られました。そして、戦後70年の間、新たに数100社の日系企業がブラジル進出を実施、日々変わりゆくブラジルと共に生き、この国の発展に大きく貢献して参られました。ブラジル日本移民史料館はこの真実をIT技術を使ったマルチメデイーアで放映する最新システムを検討しております。110年と言う長い歴史の中で生き抜いてきた日本移民と、同じく長い歴史を誇る日系企業各社の一部をこの映像を通じて次世代まで残すことが出来ればと思っております。
日系企業各社の皆々様におかれましても大変ご多忙中と思い、まずはブラジル日本商工会議所を通じて、ブラジル移民史料館の改修計画を説明頂き、各企業様のご支援を賜ることが出来れば幸甚です。
敬具

平成29年9月21日

ブラジル日本移民史料館
森口イグナシオ忠義
運営委員会委員長

 

 

 

回章 CIR-096/17   日本の協力によるブラジル自動車部品裾野産業育成セミナー 

                                   CIR-096/17
                                   2017年9月22日

ブラジル日本商工会議所 会員企業各位
                                   ブラジル日本商工会議所 政策対話委員会
                                   産業競争力強化・中小企業育成ワーキンググループ
                                   竹内パウロ グループ長

       -日本の協力によるブラジル自動車部品裾野産業育成セミナーのご案内-

日頃は、ブラジル日本商工会議所政策対話委員会のAGIR活動に関し、ご協力を頂き改めて御礼申し上げます。当委員会の産業競争力強化・中小企業育成ワーキンググループは、ブラジル自動車部品工業会(Sindipeças)と共催で、「日本の協力によるブラジル自動車部品裾野産業育成セミナー」を10月5日に開催することと致しました。
これまでも、日伯経済合同委員会、そして日伯貿易投資促進・産業協力合同委員会等において、裾野産業育成の為AGIR提言を行なってきており、更なるビジネス環境改善に努めるところで御座いますが、今回のセミナーではブラジル自動車部品工業会の会員企業も招待し、ブラジル側より、ブラジル開発商工サービス省(MDIC)、ブラジル産業開発機関(ABDI)、全国産業職業訓練機関(SENAI)、また日本側からは、JICA、JETROより、各機関の裾野産業育成の取組みについて発表し議論を行う貴重な機会となっております。

申し込み方法:
ご関心の向きは、下記の添付案内状内の申込リンクボタン( Inscreva-se Aqui)、またはサイトhttp://www.sindipecas.org.br/eventos/detalhes.php?cod=595&t=5より
参加申込を行って頂く様お願い申し上げます。お申し込みの際はアルファベットでご入力下さい。

                                                        以上

― プログラム(案) -
【日時】
2017年10月5日(木)、午前9時~12時(コーヒーブレイクをはさむ)

【会場】
ホテル インターコンチネンタル Sala Di Cavalcanti(Alameda Santos 1123, São Paulo)

【共催機関】
ブラジル日本商工会議所、ブラジル自動車部品工業会(Sindipeças)、JICA、JETRO
後援:開発商工サービス省(MDIC)、ブラジル産業開発機関(ABDI)、全国産業職業訓練機関(SENAI)、Centro Paula Sousa、ブラジル協力機関(ABC)

【テーマ】
日本の協力によるブラジル自動車部品裾野産業育成セミナー

【目的】
中小企業からなるブラジル自動車部品裾野産業は、イノベーションや技術革新を常に必要としている。その為、国際競争力強化には欠かせないビジネス環境改善にむけて様々な産業施策がなされている。その一例として、日本政府とブラジル政府の招待を受けたコンサルタント一行が、一ヶ月間日本での研修プログラムに参加し、自動車産業の世界レベルにある日本で「日本生産方式」を学んだ。このセミナーは、自動車部品のブラジル中小企業におけるビジネス環境改善に向けた数々の施策を議論することを目的としている。

【言語】
ポルトガル語(日本語同時通訳つき)

【プログラム内容】(案) ※プログラム、講演者には変更の可能性も御座います旨予めご了承下さい。
1.  開会挨拶
a.  ブラジル日本商工会議所政策対話委員会/産業競争力強化・中小企業育成ワーキンググループ  竹内パウログループ長
b.  ブラジル自動車部品工業会 アリ・ハジ ダイレクター

2.  基調講演
a.  Rota 2030プログラム(WG1中小企業育成グループ)
開発商工サービス省(MDIC)生産開発局 マルガレッチ・ガンディ二自動車部門ダイレクター

3.  ブラジル中小企業産業競争力強化に向けて-人材育成についての提言
a.   ABDI
b.   SENAI
c.   産業競争力強化・中小企業育成WGからの提言  – 産業競争力強化・中小企業育成WG

4.  産業育成に関する各機関の取組み
a.   ブラジル自動車部品産業におけるJICAの協力 –宮本義弘JICAブラジル事務所次長
JICA研修紹介と参加者からの報告(Sindipeças、Senai、Centro Paula Souza)
b.   Sindipeçasの今後のプロジェクト計画について
c.   JETROの取組みについて – 大久保 敦ジェトロサンパウロ所長

5.  人材育成成功事例紹介 – Emicol Eletro Eletrônica S.A.(Sindipeças会員企業)

6.  質疑応答

またご質問等ございます方は、会議所事務局(メール:secretaria@camaradojapao.org.br 電話:11-3178-6233)までご連絡下さいます様どうぞ宜しくお願い致します。

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 Seminário:
Cooperação do Japão para o Desenvolvimento das PMEs Brasileiras
do Setor de Autopeças
Outubro de 2017
 
 

 

 

論評【インフレのミステリー】

セルソ・ミンギ

文明世界において、そして今では同様にブラジルにおいても発生している低インフレは、まだ完全にそのメカニズムが説明されているわけではないが、急激に低下する要因のいくつかは明らかにされている。

この9月20日、米連邦準備制度理事会(FRB)のジャネット・イエレン議長は、アメリカにおいてこの低インフレは「恐らく一時的」なものだと理解されるものの、上昇圧力の弱さの原因は「謎」だという見解を示した。その翌日、ブラジル中銀インフレ四半期白書で、我が国におけるインフレの驚くべき特徴について指摘した。そして、下振れしたインフレを計測し、これが、インフレの想定と実際に起こった現実の乖離だとする極めて興味深い表を発表した(表を参照のこと)。

下振れは、目新しいことではない。例えば90代末から2000年代の初頭にかけて、ブラジルにおける中銀通貨政策委員会(Copom)と同じ役割を担う米連邦公開市場委員会(FOMC)で、当時のアラン・グリーンスパン議長は、実際のインフレが想定から下振れしたことに当惑した。金利も同様に低利で推移し、求人は拡大、失業率が低下、しかも財とサービスに対する需要が拡大する中、インフレが低水準で推移した。「私は、何が起きているか理解できない」と、グリーンスパン議長は認めた。それから、紆余曲折の後、ひとつの糸口が見えてきた。説明のひとつは、IT分野で雇用が拡大していたことだ。

FRB自身の研究で、この現象は、パラダイムシフトだと説明された。従来の生産システムは、ピーク時の需要に対応するのに大きな在庫を確保する必要があった。仮にその在庫を確保していなければ、企業は市場を競合社に奪われる。この在庫には、倉庫と管理人、その他のコストが発生する。例えば、日々、従業員のグループがスーパーマーケットの棚をチェックし、シャンプーや歯磨き粉、食用油などの棚の状況を確認する。サプライヤーへの発注を担当する部門に判断を通知するスプレッドシート分析部署があった。送り状は、客先に届くまでに数日を要した。このようにして、製造業の販売部門は発注処理をこなしてきた。このシステムにはさらに運営部隊が必須であり、より多くの人員と手続き、時間を要した。一方、サプライヤーは、最終製品と原料の在庫と、(需要のピークに対応するために)より多くの機械・設備、より大きな運転資金などを必要とした。このような状況が当然と考えられてきたので、誰も、これら全ての必要性に対して疑問を持たなかった。

だが今では、生産システムと生産チェーンには、従来と異なる流れが生まれている。最終消費者がスーパーマーケットで商品を購入してレジを通ると、サプライヤーはオンラインで顧客のニーズに関する情報を受け取ることができる。販売店とサプライヤーは、もはや、大量の在庫と倉庫、人員、設備を必要としない。コストは急激に低下し、インフレにもそれが反映され始めた。

ITは、これを説明する要因のひとつにすぎない。この外にも、次のような要因がある。すなわち、アジア諸国の人件費が世界中の最終商品の価格を崩壊させたこと、とりわけブラジルにおける農業生産が大きく伸びて食品の価格が下落したこと、市場に潤沢な資金が供給されて(我が国ではそれほどでもないが)信用コストとインフレを低下させたことなどだ。

しかも、恐らく、要因はこれだけではない。それらすべての要因が与える影響についてイエレン議長は理解しているが、しかし、インフレの天井と底、その発生の原因に関する「ミステリー」の新たな内訳については説明しない。(2017年9月22日付けエスタード紙)
 

 

ブラジル労働法改正セミナーはピネイロ・ネット法律事務所に200人が参加して開催

企業経営・地場企業推進委員会(鈴木ワグネス委員長)並びにピネイロ・ネット法律事務所(Pinheiro Neto Advogados)との共催のブラジル労働法改正セミナーは、2017年9月22日午前9時から正午近くまで、ピネイロ・ネット法律事務所大講堂に約200人が参加して開催、初めに鈴木ワグネル委員長並びに同法律事務所ジャパンデスクの大野由香コーディネーター弁護士が開催挨拶を行った。

ピネイロ・ネット法律事務所のルイス・アントニオ・メンデス パートナー弁護士並びにチアゴ・テノ弁護士、マウリシオ・ギジ弁護士は、ブラジル労働法改正について、主に規制モデルや裁判紛争、労働法改正に関する12重要ポイント、今後の見通しなどについて講演した。

労働法改正に関する説明では、改正法の現行モデルの労働組合負担金は年1回1日分の支払いが義務付けされていたが、改正の変更として組合負担金の徴収には加入者の同意が必要となり、期待される結果として、組合とその加入者との関係改善につながることを挙げた。また賃金規定、賃金に含まれない補助費用の食事手当、賞与、ボーナスなど現行労働法及び労働改革案の相違点。雇用主の継承における前身企業並びに後続企業の連帯責任。断続的労働の時給の記載、最低3日前までの招集通知義務、回答期限、罰金規定。協約並びに協定の相違点、勤務時間の交渉、時間貯蓄銀行(Banco de Horas)の振替制度、小休止時間の設定、就業保証プログラムへの参入、職務制度、テレワーク制度、パートタイム制度、スタンバイ制度及び断続的労働制度の導入、賃金制、退勤管理記録モード、休日振替。企業利益・業績分配。解雇罰金として積み立てられるFGTS、最低賃金、13か月サラリーの額面価格、割増の夜勤手当、家族手当、残業手当、年次有給休暇。休暇分割では18歳未満並びに50歳以上の労働者の休暇規定の変更。合意による労働契約の解約では、雇用主と労働者の合意で解約可能もFGTS積立残高の20%支払い義務及びFGTS積立残高の80%までの引出可能。仲裁条項では、最高年金給付金額の2倍以上の月給を受給している労働者の個別労働契約と仲裁条項。労働契約書の解除並びに労働協約及び労使協定。労働者委員会の選出などについて説明した。質疑応答では200人以上の従業員を擁する労働者代表と組合との主従関係の有無、裁判官の采配、休暇の分割、労働時間の変更、残業、エグゼクティブクラスのベネフィットの変更などが話題となった。

Pdf労働改正セミナー(ピニェイロ・ネット弁護士事務所)のテープおこし記事

 

回章 CIR-95/17     2017年度第4四半期会費ご依頼の件

                                           CIR-95/17
                                           2017年09月21日

会員各位
                                           ブラジル日本商工会議所
                                           会頭 松永愛一郎
                                           財務委員長 讃井慎一

              2017年度第4四半期会費ご依頼の件

拝啓 時下益々ご繁栄のこととお慶び申し上げます。

各位におかれましては、常日頃より当会議所事業にご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

2017年度第4四半期の会費に就きましては、2017年第3四半期と同額でお願い致します。

                          記

                     
なお、お支払に就きましては別途ブラデスコ銀行の方から請求がまいりますので宜しくお願い申上げます。

今後とも何卒宜しくお願い致します。

                                                          敬具

 

 

 

 

日本ナレッジ・マネジメント学会の植木英雄 専務理事が訪問

日本ナレッジ・マネジメント学会の植木 英雄 専務理事が2017年9月21日に証拠会議所を訪問、応対した平田藤義事務局長とブラジル日系企業の現状並びに自動車産業の課題などについて意見交換を行った。植木 英雄 専務理事は筑波大学経営情報学部の特別招聘教授並びに知の創造研究部会長、経営関連学会協議会副理事長を牽引している。

Fujiyoshi Hirata e Hideo Ueki

Hideo Ueki e Fujiyoshi Hirata

Fotos: Rubens Ito / CCIJB

8月の10.78%の歳入増加は景気回復サイクル入りを明記

自動車生産並びに販売増加、好調な小売販売、失業率低下、実質賃金上昇などの要因で、経済リセッション脱出から経済上昇サイクル入りに伴って、2017年8月の国庫庁の歳入は大幅に増加している。

景気回復に伴う法人税やブラジル国内企業の純益増加、連邦政府による新しい滞納税回収計画(Refis)の臨時歳入増加も後押しして、今年8月の国庫庁の歳入は、前年同月比10.78%増加の1,042億600万レアルを記録している。

今年8月の滞納税回収計画(Refis)による臨時歳入は、30億1,700万レアルを記録、今年初め8か月間の滞納税回収計画(Refis)による累計臨時歳入は54億5,500万レアル、新しいRefis加入申請は9月29日まで適用される。

国内経済の回復に伴って、8月の国庫庁の法人所得税(IRPJ)並びに純益に対する社会納付金(CSLL)による歳入総額は、前年同月比24.6%増加の127億1,100万レアルを記録している。

また8月の国庫庁のガソリンやディーゼル燃料に対する社会統合基金/社会保険融資納付金(PIS/COFINS)による歳入は、前年同月比72.71%増加の18億5,100万レアルとなっている。

8月の国庫庁の一般家庭消費に連動する社会統合基金/社会保険融資納付金(PIS/COFINS)/公務員厚生年金(PAES)による歳入は、11.12%増加の235億8,600万レアルを記録している。

前記同様に社会保障院(INSS)の積立金総額は、4.4%増加の326億8,100万レアル、輸入税(II)並びに輸入に係わる工業製品税(IPI-Inportação)は、6.52%増加の41億9,700万レアルとなっている。

今年初め7か月間の国庫庁の歳入総額は、前年同期比マイナス3.1%であったが、今年初め8か月間ではマイナス1.2%まで縮小して、国庫庁の歳入増加傾向となっている。

今年の連邦政府による零細・小企業向け簡易税務申告制度(Simples Nacional)、マナウスフリーゾーン、ブラジルの自動車産業向けのイノベーション・科学技術・裾野産業振興プログラム(INOVAR-AUTO)など11特別減税政策による歳入減少は2,850億レアルに達している。

現在の連邦政府の対内公的債務残高はGDP比73.8%に達しているが、年金・恩給改革や税制改革など一連の構造改革が実施されなければ2020年~2021年にはGDP比100%に達すると予想されている。

今年の連邦政府の財政プライマリー収支は、景気回復に伴う歳入増加に伴って赤字許容値1,590億レアルを下回る1,562億レアルに留まる可能性があると予想されている。(2017年9月21日付けヴァロール紙)