IDEIAS CONSULTORIA LTDAのアキヒロ池田氏が訪問

IDEIAS CONSULTORIA LTDAのアキヒロ池田氏(元大蔵大臣首席補佐官、サンパウロ大学教授)並びにイジドーロ山中氏(元農務大臣補佐官)が2016年8月5日に商工会議所 を訪問、応対した平田藤義事務局長と年内に文協との共催による講演会開催について説明、また2015年10日1日発行の「Bunkyo Relações Empresariais」を手渡した。

Isidoro Yamanaka, Akihiro Ikeda e Fujiyoshi Hirata

Hirata (c) recebe de Akihiro Ikeda (d) exemplar do "Bunkyo Relações Empresariais" nº 1. Isidoro Yamanaka (e)

Fotos: Rubens Ito / CCIJB

メルセデスベンツ社はサン・ベルナルド・ド・カンポス工場従業員解雇開始か

メルセデスベンツ社をはじめ各自動車メーカーは、経済リセッションによる新車販売不振で生産調整のために集団休暇制度やレイオフ制度、希望退職制度(PDV)、雇用保護計画(PPE)の導入などを積極的に実施してきた。

しかしメルセデスベンツ社では、新車販売不振による設備稼働率が50%を割る現状では、サン・ベルナルド・ド・カンポス工場従業員の解雇以外には解決方法がないために9月1日からの解雇開始を発表、ABC金属労連は生産中止のストを継続している。

メルセデスベンツ社ではサン・ベルナルド・ド・カンポス工場では1,870人の従業員の解雇をABC金属労連に通達したが、昨日、ABC金属労連はトラックやバスの生産中止、更に操業停止を継続すると会社側に通達している。

メルセデスベンツ社総務担当のルイス・カルロス・デ・モラエス取締役は、同カンポス工場の従業員9,800人のうち余剰人員は2,500人と指摘、希望退職制度(PDV)に応募したのは僅かに630人であったために、2,000人近い従業員の解雇を余儀なくされている。

今週、ワーゲン社のサン・ベルナルド・ド・カンポス工場の従業員は3,600人の解雇につながる希望退職制度(PDV)の導入を避けるために、5か月間のサラリーの無調整などで合意している。

7月の自動車業界は1,147人の従業員を解雇、過去12か月間では8,919人が解雇され、現在の業界の従業員総数は、2009年以降で最低の12万7,986人まで減少していると全国自動車工業会(Anfavea)では発表している。

また全国自動車工業会(Anfavea)では、生産調整のために2万6,000人の業界従業員が操業時間短縮制度に組み込まれており、そのうち2万1,000人は雇用保護計画(PPE)の対象、5,000人はレイオフの対象となっている。

今年初め7か月間のトラック生産は前年同期比24.5%減少の3万6,300台、バス生産は31%減少の1万800台に留まっており、設備稼働率が50%を割って大幅な余剰人員となっている。

今年初め7か月間の自動車輸出は、前年同期比20%増加の27万2,200台に達しているにも関わらず、自動車輸出金額は8.1%減少の57億8,000万ドルに留まっている。

また今年初め7か月間の自動車生産は20.4%減少の120万台、新車の国内販売は24.7%減少の116万台に留まっており、自動車業界ではジウマ・ロウセフ大統領罷免後の早急な経済活性化政策の導入に期待している。(2016年8月5日付けエスタード紙)

今年初め7か月間のポウパンサ預金引出残高は437億レアルで記録更新

ブラジルで一番手軽な銀行での貯金オプションである1ヶ月定期預金のポウパンサ(poupança)は、最低預入額が極めて低くて非課税、毎月の満期日以前に引き出してしまうとその月の利息は受け取れないが、いつでも引き出しが可能な流動性のある預金として一般に知られている。

しかし長引く経済リセッションでブラジル国内経済が停滞、上昇を続ける失業率、継続するインフレ高、実質賃金の減少、クレジット負債増加、政策誘導金利(Selic)高に伴う他の確定金利付き投資ファンドへの流出などの要因で、ポウパンサ預金の引出が預金を上回っている。

7月のポウパンサ預金の引出は預金を11億レアル上回っており、また今年初め7か月間のポウパンサ預金引出残高は437億レアルに達して、1995年1月から統計を取り始めて最大の引出残高を記録している。

7月のポウパンサ預金の預金総額は1,597億レアル、引出総額は1,609億レアル、今年初め7か月間のポウパンサ預金の引出額は前年同期比6.6%増加、7月末のポウパンサ預金残高は6,413億レアルまで減少している。

2012年1月~7月間のポウパンサ預金は、預金総額が引出総額を237億レアル上回る黒字を計上、2013年は376億レアルの黒字、2014年は136億レアルの黒字であったが、2015年は410億レアルの赤字に転じ、今年も437億レアルの赤字を計上している。(2016年8月5日付けエスタード紙)

 

戸田建設の今井雅則代表取締役社長一行が訪問

戸田建設㈱の今井雅則代表取締役社長並びに西村正海外事業部次長、ブラジル戸田建設の奥地正敏社長、同後藤秀真佐氏が2016年8月4日に商工会議所を訪問、応対した平田藤義事務局長と最近のブラジルやアルゼンチン、パラグアイなどの政治経済などについて意見交換を行った。

左から平田藤義事務局長/ブラジル戸田建設の後藤秀真佐氏/戸田建設㈱の西村正海外事業部次長/戸田建設㈱の今井雅則代表取締役社長/ブラジル戸田建設の奥地正敏社長

23人が参加して機械金属部会開催

機械金属部会(池辺 和博部会長)は、2016年8月4日午後2時から4時30分まで23人が参加して開催、今月25日に開催される2016年下期の業種別部会長シンポジウム発表資料作成では、参加者が各社の上期の回顧並びに下期の展望について説明した。

上期の回顧では、ラヴァ・ジャット関連汚職問題の産業界への波及、壊滅的なペトロブラス関連投資の減少、継続する粗鋼生産減少、電力需要の減少、BNDES銀行からの資金調達困難、インフラ設備投資向け大型プロジェクトの中止や先送り、レアル通貨に対するドル高の為替、クレジット縮小、延滞率増加、石油開発関連企業の企業再生・破産法申請、セメントプラント拡張計画の先送りなどが挙げられた。

下期の展望では、ジウマ・ロウセフ大統領弾劾プロセスの行方、ミッシェル・テーメル政権誕生による新経済政策の発表、地方統一選挙、オリンピックの影響、年金改革、インフレ鎮静化、レアルに対するドル為替の行方、原油・鉄鉱石などの国際コモディティ価格の変動の影響などが挙げられた。

また副題の「どん底の時期ならではの戦略 課題整理と対処方策」として、ペトロブラスやヴァーレ社の自社資産売却による負債軽減、テーメル政権の規制撤廃、民営化コンセッションプロジェクトの促進、業界再編による業界地図の変化、人件コスト・製造コスト削減、事務処理作業の効率化、顧客満足度アップ、ビジネスパートナーの選定、為替変動への耐性強化、ロジインフラ整備強化の要請などが挙げられた。

参加者は池辺部会長(日立サウスアメリカ)、馬場副部会長(kobelco)、渡辺氏(カワサキ)、成塚氏(キョーセラ)、馬場氏(三菱重工)、牧野氏(CBC)、根岸氏(AZBIL)、木村氏(KITO)、戸山氏(KOMATSU)、岡本氏(MMC)、WAKI氏(NSK)、菅井氏 (ナガワ)、伊藤氏(SINTO)、小湊氏(KBK DO BRASIL)、末次氏(オリエンタルモーター)、金剛氏(宇部興産)、高橋氏(JFE SHOJI)、長谷川氏(ユシロ)、高橋氏(荏原製作所)、平田事務局長、天谷アドバイザー、吉田調査員、大角編集担当

リオオリンピックはブラジル防衛産業にとってはショーウインド

8月5日から開催されるリオオリンピック期間中、連邦政府は警察や軍部隊も総動員して8万5,000人体制で警備にあたり、更なる治安強化で無事にオリンピック終了できると宣言している。

一方で8月5日から開催されるリオオリンピック期間中は、ブラジル防衛産業にとって自社のテクノロジー技術を世界中に披露するためのショーウインドの役割を果たすと期待されている。

世界の防衛産業マーケット規模は1兆5,000億ドルに達するにも関わらず、ブラジルの防衛産業のマーケットシェアは僅かに2.0%に留まっているために、オリンピック期間中はブラジルの防衛産業の製品輸出拡大のチャンスとなる。

ブラジルの防衛庁では防衛システム向けのFT システムの一つである監視用小型無線機(ドローン)のVANT FT-100 などをすでに開発、エンブラエル社グループ企業Atech社では、Sagitario 並びにSigmaテクノロジーをオリンピック施設向け監視などに投入する。

オリンピック関連施設や防衛上の重要施設とその周辺でのドローンの飛行規制、ドローンによる犯罪や事故を防ぐための免許制導入課題の検討、また大型ドローンは危険物を運びやすくて落下した場合の影響が大きいため、免許制や機体の登録制、製造時の技術基準の整備に対する取組など早急な規制の策定が必要となっている。

GPSジャマー(GPS Jammer)とは、微弱な電波を発生させてGPSの電波を妨害し、自動車並びに船舶、飛行機等に搭載したGPS受信機への電波を遮断することができる装置で、その遮断範囲は装置によっては1~2Kmに及ぶ機能を擁しているものもある。

ドローンの産業向け利用では点検や測量の用途が先行、日本では太陽光発電所の点検サービスもすでに開始、また火山噴火や集中豪雨の現地調査でも多くのドローン機体が使われるが、自然災害の少ないブラジルでは農業分野での利用が進んでいる。(2016年8月4日付けエスタード紙)

ヴァーレ社は社債発行で10億ドル調達

昨日、資源大手ヴァーレ社は償還期間が10年物の社債発行で10億ドルを調達、年利は6.25%と前回の社債発行時の5.875%を大幅に上回ったために30億ドルの購入需要があった。

今回の償還期間が2026年の社債発行は、鉄鉱石の国際コモディティ価格が低調に推移しているために、償還期間が迫っている社債の償還を伸ばす目的で発行、スプレッドは470.3ポイントとなっている。

ヴァーレ社では今年初めての社債発行として、6月7日に償還期間が2021年の5年物の社債12億5,000万ドルを発行、年利は5.875%であったが、今回の社債発行は北半球が夏季休暇に入る前に発行している。

現在のブラジルの社債や国債、貸付債権などの信用リスクに対して、保険の役割を果たすデリバティブ契約のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は、今年初めには政治経済の混乱の影響で500ポイントに達していた。

しかしジウマ大統領の停職によるミッシェル・テーメル暫定政権誕生後のCDSは、300ポイントを割って資金調達コストが大幅に減少、現在は295ポイントまで低下している。

鉄鉱石の国際コモディティ価格停滞や中国経済停滞による需要減少、為替変動などの要因で累積負債が上昇しており、負債軽減並びにコア事業への資本投入のために150億ドルに相当する自社資産の売却を今後も進めるとヴァーレ社のムリロ・フェレイラ社長は強調している。

昨日の社債発行による10億ドルの資金調達達成のニュースで、ヴァーレ社の普通株価は4.61%上昇、優先株価も5.53%上昇、ヴァーレ社の負債総額は275億ドルに達しており、負債軽減のために鉄鉱石の長期契約販売で100億ドルの資金調達を検討している。

ヴァーレ社では、大型顧客の中国企業との間で今後30年間にわたって鉄鉱石販売の長期契約締結を検討、今年の鉄鉱石の生産は昨年の3億4,600万トンを僅かに下回る3億4,000万トンを予定している。(2016年8月4日付けエスタード紙)

イタウー銀行では来年のクレジット部門伸び率を6.0%と予想

ペトロブラスのラヴァ・ジャット作戦汚職問題による政治不信や継続する経済リセッション、失業率の上昇、企業経営者の景況感の悪化、高金利、クレジット部門の縮小などで、今年のクレジット部門は公立銀行並びに民間銀行ともに昨年を下回る可能性が大きい。

民間最大のイタウー銀行では、今年のクレジット部門は前年比11.0%減少を予想しているが、2017年のブラジルのGDP伸び率を1.0%と予想して、クレジット部門伸び率は6.0%と見込んでいる。

今年第2四半期末のイタウー銀行のクレジット残高は、延滞率の上昇に伴って与信強化を余儀なくされて前年同期比4.5%減少の6,086億レアル、過去12か月間では5.4%減少となっている。

しかしクレジット残高減少の影響で、イタウー銀行の主要国の金融監督当局で構成するバーゼル銀行監督委員会が2010年9月に公表した、国際的に業務を展開している銀行の健全性を維持するための新たな自己資本規制バーゼル3は14.3%から14.8%に上昇している。(2016年8月4日付けヴァロール紙)

 

回章 CIR-090/16 医療セミナーの開催案内

                                                CIR-090/16
                                                                                           2016年8月4日
メディカル分科会メンバー各位
                                                メディカル分科会 会長
                                                鈴木 政行
メディカル分科会アドバイザー会員のサンタクルス病院より、以下の医療セミナーの開催案内をいただきました。ご興味・ご関心のある方は、北原先生まで、直接ご連絡ください。

                            - 記 –

日時 : 2016年8月26日(金) 9時~18時 (受付開始 8時30分、カクテルパーティー 18時~)

場所 : Blue Tree Premium Paulista, Grand auditory (Rua Peixoto Gomide, 707 – Cerqueira César, São Paulo – SP, 01409-001 Telefone: (11) 3147-7000)

※出席希望の方は、8月19日迄に、サンタクルス病院 北原先生( akkitahara@hospitalsantacruz.com.br )まで連絡お願いします。

プログラム : 詳細は添付を参照ください。また講演される大阪大学の演者の先生方の履歴書(CV)を戴いています。ご参考まで。

主なプログラム
Health Care system in Brazil: present and future
Regenerative medicine and advanced athletes' care in sports medical science
Health Care attendance to Nikkey and Japanese Immigrants in the southern Brazil
Foreign Patients in Japan: Current situation, Concerns and Prospects
Health Care attendance to Nikkey or Japanese population in Pará
Infertility treatment in Japan: the dilemmas between new technologies and social/ethical concerns
Recent studies of Cancer detection in Digestive Tract in Brazil
Nursing engineering
Demential disorders in older population
Challenge to read minds: Brain-Machine Interface for paralyzed and locked-in patients
Nursery care for geriatric patient in Brazil
Angiography exams in Brazil and in Hospital Santa Cruz,
Made in Japan retrograde approach and XACT for coronary chronic total occlusion

                                                        以 上