世界的に活躍する写真家田中克佳氏が会議所を訪問

主にアメリカニューヨークを拠点に世界的に活躍する写真家田中克佳氏が、2013年11月25日会議所を訪問し、平田藤義事務局長が応対した。

同氏はアメリカ同時多発テロの際にはグラウンドゼロにて撮影を続けた数少ない日本人としてその写真を国内外の多くのメディアで発表、舞台芸術への造詣も深く世界最高峰のバレエ団であるアメリカン・バレエ・シアターやメトロポリタン・オペラ歌劇場などの写真展を日米で開催。シルク・ドゥ・ソレイユのオフィシャル・フォトグラファーも務めた経験がある。他著書や写真集の出版も数多く、写真展にも精力的に取り組んでいる。

ブラジルの撮影は2001年より開始、2005年には在日ブラジル大使館と東京メトロの共催による写真展に参加し、当時ブラジル大統領を務めていたルーラ・ダ・シルバ氏の訪問を受けた。2011年にはその集大成としての写真集「BRAZIL-THE POETRY OF DIVERSITY」を出版し大絶賛を受け、期待されるその次作写真集の発表に現在取り組んでいる。

次作写真集はブラジル最大手の出版社である「Andrea Jakobsson Estudio Editorial」社より出版予定であり、このプロジェクトへの協賛を募集中であることなどを、平田事務局長に説明した

左から平田藤義事務局長/写真家田中克佳氏

韓国最大の製鉄会社ポスコがスアペ製鉄所に資本参加

韓国最大の製鉄会社ポスコ社は、投資総額が8億6,000万ドルで圧延鋼の年間生産が100万トンに達するペルナンブーコ州スアペ港湾近くに建設中のスアペ製鉄所(CSS)に資本参加すると予想されている。

スアペ製鉄所は、ペルナンブーコ州のゼネコン企業Moura Dubeux社グループがスイス資本Trasteel International社と共同で建設中であったが、 Trasteel International社が資本撤退したために、新しいパートナーを探していた経緯があった。

ポスコ社は鉄鋼製品の年間生産が3,990万トンで世界5位の製鉄会社であり、世界トップのインド資本のアーセナル・ミッタル社、日本資本の新日鉄住金社、中国資本のHebei社並びに Baosteel社に次いで世界5位となっている。

ポスコ社はスアペ製鉄所に圧延鋼コイル生産に関する技術提供を行い、10%~20%の資本参加をすると予想されており、またポスコ社はセアラー州のペセン製鉄所にも20%の資本参加を行っている。(2013年11月25日付けヴァロール紙)

89歳でCopagaz社を率いるUeze Zahran社長

89歳で家庭用のプロパンガス配給会社を率いるCopagaz社のUeze Zahran社長の口癖は、「私には死んでいる時間が無い」と89歳の高齢にも関わらず、一日中働き詰めの時間をすごしている。

またCopagaz社のUeze Zahran社長は、「競争企業がCopagaz社の買収を試みているにも関わらず、いくら提示された買収金額が大きくても売り渡す気はもうとうない」と強調している。

Copagaz社の業界内のマーケットシェアは7.9%と業界4位であるが、業界トップのウルトラガス社のマーケットシェアは23.2%、2位のスーぺルガスブラス社は22.7%、ナショナルガス社は18.9%とそれぞれ大きく水をあけられているにも関わらず、Ueze Zahran社長は自社を手放す気はもうとうない。

2012年のCopagaz社の売上げは前年比2.0%増加の12億6,000万レアル、純益はオペレーションコストが大幅に増加した影響を受けて、前年比91%減少の1,600万レアル、税引前利益に支払利息と減価償却費を加算したもので他人資本を含む資本に対して、どの程度のキャッシュフローを産みだしたかを簡易的に示すEBITDAは38%減少の3,550万レアルであった。

Copagaz社は2011年に上場を廃止して、第3者から敵対的買収されるリスクが低くなることや会社の経営者自らが株主となっていれば株主総会で経営に口出しされないメリットがある非上場企業に変更している。(2013年11月25日付けエスタード氏)

OJI PAPEIS ESPECIAIS社の藤田裕丈ジェネラルマネージャー、金子拓哉マネージャー訪問

OJI PAPEIS ESPECIAIS社の藤田裕丈ジェネラルマネージャー、金子拓哉マネージャーが2013年11月25日に商工会議所を訪問、応対した平田藤義事務局長に入会申込書を手渡した。

左から入会申込書を受取る平田藤義事務局長/OJI PAPEIS ESPECIAIS社の藤田裕丈ジェネラルマネージャー/金子拓哉マネージャー

金融部会セミナーに50人が参加して開催

金融部会(山崎 展生部会長)の保険セミナーは、2013年11月25日午後4時から6時まで50人が参加して開催、テーマは『 「保険」その重要性、仕組みの概要と注意点~「まさか」の事故の後に「まさか」と言わないために~ 』、講演者は村山 進午 氏 (Tokio Marine Seguradora S.A.)、河崎 宏一 氏 (Mitsui Sumitomo Seguros S/A)、桑原 泰治 氏 (Yasuda Seguros S.A.)、山崎部会長は、開催挨拶で参加者による講演後のアンケート用紙の記入を要請した。

初めに村山 進午 氏は、「大口事故例とブラジルにおける保険上の注意点」と題して、ブラジルでは真っ先に金利、為替、インフレなどが話題に挙がるが、保険に関しては忘れがちであり、重要なことは契約している保険の内容を理解しておかなければならないと説明、世界で発生した大口事故例として、2010年4月のメキシコ湾原油量出事故による原油流出防止の損害は4兆円、保険金支払いは2000億円、2011年3月の東日本大震災の経済的損害は20兆円、保険金支払いは1兆2000億円、2011年のタイの大洪水の経済損害は4兆円、日本の保険会社の保険金支払いは9000億円、ブラジル国内の大口事故例として、2013年9月のクリチーバ市の家電倉庫の火災、サントス港湾ターミナルの砂糖倉庫火災による18万トンの焼失によるコモディティ価格の上昇、2009年のサンベルナルド・ド・カンポの洪水による自動車メーカーの新車水没被害などブラジルは意外と洪水や風災が多いと説明した。

また転売可能な家電製品などの輸送中の強盗被害では、ブラジルはメキシコ並びに南アフリカと共に世界でも最も多発、2013年上期のサンパウロ州の輸送中の強盗被害は3743件発生、ブラジルの保険の注意点として、損害貨物を受取った受取人は、輸送会社に対して貨物の受取りから10日以内にClaim Noticeを出状&受領( Carta Protesto Protocolado)されることが義務付けされており、義務不履行の場合は、輸送会社に対する請求権及び保険請求権が失われると説明した。

河崎 宏一 氏は「リスクマネジメント」について、リスクマネジメントとは、企業の諸活動に及ぶ悪影響を低減させるため、リスク要因を特定し、資産・活動・稼働力を保護するために必要な機能と説明、また保険管理型並びに経営管理型、経営戦略型に分類され、リスクマネジメントサイクル、リスク算定マトリックス、リスク対策の中の損害保険の位置付け、リスク対策ポイントとしてリスク回避→低減(予防→防御)→移転(保険)→保有、保険の効用、積極的保有と消極的保有、リスクマップの作成、事業中断とボトルネック関係などについて説明した。

桑原 泰治 氏は、「ブラジルの企業経営と損害保険」について、工場建設中の保険として建設工事保険、工場稼働後の保険として、火災保険、輸入・国内運送保険、施設等の管理に起因して第三者に損害を与えた場合の賠償責任保険、製造販売した商品に起因して第三者に損害を与えた場合の賠償責任保険PL、共通保険として従業員が事故で怪我、死亡した場合の生命保険・傷害保険、従業員が車を運転中に事故を起こした場合の自動車保険、健康保険、歯科保険、火災保険における一般的なカバー、保険金額の設定のためには保険対象物を決め、一般的には建物・什器・備品と分けて保険金額を算定、利益損出が特約で補償することが可能な利益保険などについて説明、また講演後、情報交換のため懇親の場が設けられた。

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開催挨拶を行う山崎 展生部会長

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講演中の村山 進午 氏 (Tokio Marine Seguradora S.A.)

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50人が参加した金融セミナーの様子

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左から山崎 展生部会長 (Banco Bradesco), 桑原 泰治 氏 (Yasuda Seguros), 河崎 宏一 氏 (Mitsui Sumitomo Seguros), 村山 進午 氏 (Tokio Marine Seguradora), 高橋大輔氏 (Banco Bradesco), 古沢邦浩氏 (Tokio Marine Seguradora) 、平田藤義事務局長

Fotos: Rubens Ito/CCIJB

第30回カマラゴルフ会 開催

2013年11月23日(土)、第30回カマラゴルフ大会がサンパウロPLゴルフクラブで盛大に開催されました。今回は42名の皆様のご参加を頂きました。また表彰式も大盛況の内に終了いたしました。
優勝は青木さん(HITACHI HIGH-TECHNOLOGIES)がLILY46、PANSY49、HC32、ネット63のスコアーで優勝されました。2位には藤井さん(CGC GEOTECNIA E CONSTRUÇÕES)、3位には松山さん(FUJITSU DO BRASIL)が入りました。

   ベストグロス賞は伊吹さん(MARUBENI BRASIL)がLILY41、PANSY39で獲得されました。

 当日の運営におきまして、皆さんのご協力に対し心より厚く御礼申し上げます。

 誠にありがとうございました。       

   相互啓発委員会一同

左から優勝者の青木さん(HITACHI HIGH-TECHNOLOGIES)/優勝者同伴者賞の福田さん(丸紅ブラジル)/同じく伊藤さん(KDDI)/同じく山本さん(Toyobo)

左から遠藤委員長/松山さん(FUJITSU DO BRASIL)

左から藤井さん(CGC GEOTECNIA E CONSTRUÇÕES)/遠藤委員長

 

 

第13回鈴木孝憲フォーラムに参加

2013年11月22日に午後5時からシントリで開催された第13回鈴木孝憲フォーラムに会議所から平田藤義事務局長が出席した。

いつもの通り植木シゲアキ元鉱山動力大臣がコーディネーター兼モデレイター役になり 、池田アキヒロ元大統領府企画庁経済特別補佐官、イジドーロ山中元農務省特別補佐官等が講師を勤め、特に池田氏によるマクロ経済分析資料を基にブラジルの製造業の衰退と米国を凌駕する農業生産を対比、その明暗や将来展望について活発な討議が行われた

 

日本ポルトガル商工会議所会頭が会議所を訪問

ポルトガル リスボン市の日本ポルトガル商工会議所のネルソン・ファリア・デ・オリヴェイラ会頭が2013年11月22日に商工会議所を訪問、応対した平田藤義事務局長に2014年にリスボン市で世界の日本商工会議所関係者との会合、2015年にはサンパウロで同じタイプの会合開催予定を説明した。

左から平田藤義事務局長/日本ポルトガル商工会議所のネルソン・ファリア・デ・オリヴェイラ会頭

連邦最高裁判所は銀行に対してヴェランプランやコロールプランの通貨価値修正支払いを決定するか

今月27日、連邦最高裁判所(STF)は、1987年のブレッセルプラン並びに1989年のヴェランプラン、1990年のコロール1プラン,1991年のコロール2プランのポウパンサ預金(利率保証付き貯蓄預金)の通貨価値修正の支払いを当時のポウパンサ預金者に命じる判決を下す予可能性が濃厚となってきている。

商業銀行によるポウパンサ預金の通貨価値修正の支払いが決定されればその支払い総額は、1,500億レアルに達するために、商業銀行による融資の停止などによる銀行業務が壊滅的な影響を受けるために、商業銀行の代表団は、プラナルト宮や財務省、中銀などに陳情詣でをしている。

商業銀行によるポウパンサ預金の通貨価値修正の支払い1,500億レアルは、銀行システム資産4,800億レアルの1/3に達するが、ブラジル銀行並びに連邦貯蓄金庫はポウパンサ預金全体の52%を占めており、特に連邦貯蓄金庫のポウパンサ預金は、498億レアルに達するために最も大きな影響を受ける。

商業銀行は20年以上に亘って各プランのポウパンサ預金の通貨価値修正の支払いを先送りしてきたために、連邦最高裁判所が通貨価値修正の支払いを命じれば、ブラジルの銀行システムにとって壊滅的な打撃となる。

2007年には100万人以上のポウパンサ預金者がブレッセルプランの通貨価値修正を求めて裁判所に駆け込んでいた経緯があったが、ブラジル銀行協会連盟(Febraban )では、通貨価値修正の支払い総額は180億レアルと最高裁判所との間に大きな隔たりがある。(2013年11月22日付けヴァロール紙)

10月の失業率は5.2%と統計を取り始めて以来過去最低

ブラジル地理統計院(IBGE)の調査によると、一般家庭の実質収入増加に伴って若者を中心に慌てて就職する必要がなく、就職活動から遠ざかる傾向となってきているために、10月の就職活動を停止している労働人口は、前年同月比4.9%増加の1672万6000人に達して、10月の失業率は5.2%と統計を取り始めた2002年以来では過去最低を記録している。

また国内経済の停滞に伴って製造業並びに建設業では解雇が徐々に増加してきている一方で、クリスマス商戦向けの商業部門の雇用が増加傾向となっているが、10月の過去12カ月間の就職活動を停止した労働人口は、78万9,000人増加して労働市場への参入の先送りをしている。

10月のインフレ指数分を差引いた実質平均サラリーは、1,917.30レアルで前月の1,920レアルから僅かに減少したにも関わらず、前年同月の1,883レアルから大幅に増加している。

10月の製造業の雇用数は前月比マイナス2.4%、前年同月比マイナス2.4%、前記同様に建設業の雇用数はマイナス2.8%、マイナス4.0%、商業の雇用数は3.9%増加、1.0%増加、アウトソーシングの雇用数は0.7%増加、1.5%増加している。

また前記同様に教育・保健・公務員の雇用数は1.3%増加、3.1%増加、ハウスキーパー(家政婦)の雇用数は0.1%増加、マイナス8.4%、その他のサービス部門の雇用数はマイナス1.0%、マイナス0.9%となっている。(2013年11月22日付けエスタード紙)