連邦政府は電力配電コンセッションの再契約内容の変更を検討

2015年から2017年にかけて42電力エネルギー配給コンセッション契約が終了するが、契約延長をするためには2012年までに電力コンセッションに関する規則を変更する必要があった。

2015年から2017年にかけて電力配給コンセッション契約が終了するコンセッションの再契約では、連邦政府はコンセッション期間を50年に延長、また古い契約の電力配給コンセッションに対して再入札の実施を検討している。

電力配給コンセッションで再契約の対象となるのは、ミナス・ジェライス電力公社(Cemig )並びにパラナ電力公社(Copel)、サンタ・カタリーナ電力公社(Celesc)、ゴイアス電力公社(Celg)などとなっている。

またブラジル中央電力(Eletrobras)のアラゴアス州並びにロンドニア州、アマゾナス州、アクレ州、ローライマ州、ピアウイ州の電力配給会社が対象になると予想されている。

電力配給コンセッションの新規則では、サービスの質の向上並びに投資促進で電力エネルギー料金の値下げを促進する政策が検討されているが、再契約後は国家電力庁(Aneel)による監査が強化される。(2013年9月18日付けエスタード紙)


 

Silvio Barros元マリンガ市長が訪問

2013年9月17日、マリンガ市のSilvio Barros元市長が会議所を訪問、同行した高橋ジョー氏とマリー・クリスチーナ・吉井・富居チーフマネージャーとともに、完成間近のマリンガ市日本庭園について応対した平田藤義事務局長へ説明を行った。

左から平田藤義事務局長/高橋ジョー氏/Silvio Barros元市長/マリー・クリスチーナ・吉井・富居チーフマネージャー

今年の国内総生産伸び率を上方修正

中銀の最終フォーカスレポートによると、今年の国内総生産(GDP)伸び率は、第2四半期のGDP伸び率が前四半期比1.5%と予想を上回る伸び率を記録したために、2.4%に上方修正されている。

2014年のGDP伸び率は2.22%、製造業部門のGDP伸び率は、前回予想の3.0%から2.65%に下方修正、今年のインフレ指数はドル高の為替で上方修正されている。

ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)のインフレ指数である総合物価指数(IGP-DI)並びに総合市場物価指数(IGP-M)は4.0%で推移していたにも関わらず、今では5.0%近くまで上昇している。

来年のIGP-DI物価指数は5.80%、IGP-M物価指数は5.79%とそれぞれ上方修正、今年の広範囲物価指数(IPCA)は5.82%、来年のIPCAは5.85%から5.90%に上方修正されている。

(2013年9月17日付けエスタード紙)

 

連邦政府は道路民営化コンセッション入札を変更

今月13日、連邦政府は、国道50号線と国道262号線の道路民営化コンセッション入札を実施、国道50号線の入札には8社が参加したにも関わらず、国道262号線の入札には興味を示す企業がなかったために、今後は複数の国道線の入札は実施しない。

セザール・ボルジェス運輸相は、国道262号線の入札が失敗した要因として入札参加企業が入札条件を分析する時間がなかったことと輸送インフラ局(DNIT)リスクを回避するためであったと説明している。

DNIT局は5年間に亘って複線工事をなおざりにしていたために、エスピリット・サント州政府は、連邦政府が責任を持って複線化を行い、落札した道路民営化コンセッションが道路のメインテナンスと運営だけを行うように要請している。

国道262号線の複線化はエスピリット・サントス州内の180キロメートルの国道であり、連邦政府は経済加速プログラム(PAC)で予算を確保している12億レアルを投資する。

連邦政府は11月25日にブラジリアの国道60号線並びにゴイアス州とミナス州の262号線、ゴイアス州とトカンチンス州の国道153号線の入札が予定されているにも関わらず、複数の国道の入札は同時に行われない。

12月20日にはマット・グロッソ州と南マット・グロッソ州間の国道163号線の入札が予定されており、12月27日にはミナス州内の国道40号線と116号線の入札が予定されているが、2014年に実施される可能性がある。(2013年9月17日付けエスタード紙)

 

OGXはエクソンモービルに原油鉱区の権益を譲渡か

実業家エイケ・バチスタ氏のホールディング会社EBX 社傘下の石油・天然ガス開発OGX社は、今年5月に国家原油庁(ANP)の第11回石油・天然ガス鉱区の入札で落札した北大河州の鉱区の権益50%をエクソンに譲渡する可能性がある。

OGX社は再建するために資金調達が急を要しているために、バチスタ氏はEBX 社のグループ企業の放出などを余儀なくされており、唯一同社が100%の権益を擁しているPOT-M-475鉱区の権益50%を1,000万レアルで放出すると見込まれている。

OGX社は第11回石油・天然ガス鉱区の入札で単独で落札した原油鉱区10カ所のうちPOT-M-475鉱区以外の9鉱区を8月末にANP原油庁に返済していた。

OGX社はCE-M-603鉱区並びに CE-M-661鉱区、 POT-M-762鉱区、 POT-M-475鉱区ではエクソン、トータル、QGEPとコンソーシアムを組んで落札していた。

またOGX社はセアラー州のCE-M-603鉱区、北大河州のPOT-M-762鉱区の50%の権益を擁しており、エクソンが原油開発を担当、またセアラー州のCE-M-661鉱区の30%の権益を擁しており、トータル社は45%、QGEP社は25%の権益を擁している。(2013年9月17日付けヴァロール紙)

 

日本法との比較から見るブラジル労働法研究会に160人以上が参加して開催

日伯法律委員会(村上 廣高委員長)と企業経営委員会(黒子多加志委員長)は、会員企業であるPinheiro Neto Advogados及び同提携先の森・濱田松本法律事務所との共催による日本法との比較から見るブラジル労働法・ブラジル子会社管理において必要となる労働法知識等についての研究会は、2013年9月17日午後3時30分から5時30分までPinheiro Neto Advogadosの大会場に160人以上が参加して開催された。

初めに村上 廣高委員長は、開催挨拶で日伯法律委員会並びに企業経営委員会(黒子多加志委員長)の労働問題研究会ではポルトガル語による月例会で企業経営に役立つセミナーを行っているが、日本語・英語によるブラジル労働法研究会の要請が強いのを受けて、Pinheiro Neto Advogados及び同提携先の森・濱田松本法律事務所の弁護士による研究会開催を実現したことを説明した。

またPinheiro Neto Advogadosのルイス・メンデス弁護士は、森・濱田松本法律事務所との共催による日本法との比較から見るブラジル労働法研究会の開催が実現、日本語が話せないので英語によるブラジル国内のアウトソーシング、モラルハラスメント、ストックオプションについて講演、講演終了後、屋上でカクテルパーティがあるので参加して下さいと招待、森・濱田松本法律事務所の松村祐土弁護士は、2002年に設立後日本進出企業のために中国やシンガポールに拠点を設けてM&Aなどでサポートしてきたが、外務省と一緒にどんなサポートができるのか研究しており、今回はブラジルでの労働法研究会開催で進出企業からの参加者は研究会を大いに活用してほしいと結んだ。

森・濱田松本法律事務所の荒井太一弁護士は、日本法との比較から見るブラジル労働法・ブラジル子会社管理において必要となる労働法知識等についての研究会で、初めにブラジルの労働法は労働者保護が強いがコンセプトは日本とあまり違わないので非常識ではないが米国と非常に違うために目立ってしまうと説明した。

ブラジル労働法の諸原則では、「疑わしきは労働者の利益に」と労働者側の解釈をとり、サービス残業の記録がない場合でも訴訟では、労働者に最も有利な条件の適用を行い、労働契約書に書いてある内容と実態が違う場合でも実態を採用、雇用関係継続では有期もしくは無期と解釈できるときは無期を採用する。

日本とブラジル労働法の決定的な違いとしてリーガルシステムの違いとしてインフレ調整の有無、証明は難しいが外資系という弱み、労働条件の硬直性、解雇自由原則が挙げられ、ブラジルの2010年の労働訴訟件数は300万件と新規雇用250万を上回っており、日本とは訴訟件数で100倍以上違う。

リーガルインフラの差として、ブラジルの弁護士は人口2億人で60万人、一方日本は人口1億2000万人で弁護士は1万5000人、ブラジルの労働訴訟ではダメ元訴訟、雇用保障の差、退職合意の無効、日本は雇用保証があるうえに終身雇用が前提となっているが、ブラジルでは雇用保証はなく労働条件は硬直的であり、米国は雇用保証がないが、労働条件の柔軟で変更可能となっている。

ブラジル労働法における労働契約の硬直性として、労働条件の不利益変更は、不可能で同一労働同一賃金の原則、同じ条件を3年連続で継続した場合権利化する。

ブラジル労働法リスクの全体像の把握として労働者数及び給与額の2/3はブラジル人でなければならない。有期雇用契約は最長2年で1回の更新が可能であるが、日本は5年の有期契約は正社員にしなければならない。派遣契約は3カ月を上限として雇用することが可能となっている。

雇用契約書の作成は義務ではないことは日本も同じであるが、ホワイトカラーに対して雇用契約書の作成が労働訴訟に対して望ましいが、非常に高い雇用コストを避けるために非正規雇用が増加傾向となっており、統計では労働人口の60%以上が非正規雇用となっている。

ブラジルの従業員の超過勤務は50%増し、日本は25%増し、日曜勤務は100%増し、日本は35%増し、深夜就業は20%まし、日本は25%増し、裁判例によって、特定の業種については、より高額な割増賃金が設定可能性があり、コンプライアンスに関する行政では労働省並びに地域労働省オフィス、労働検察官が存在する。

障害者の雇用義務として上行院数が100人から200人は総雇用数の2%、201人から500人は3%、501人から1000人は4%、1001人以上は5%と規定されているが、日本は一律2%ブラジルではEmployment at willが原則であり、回顧は自由にできるが、日本は解雇が無効になった場合は復職となり、金銭では解決できない。

解雇の場合の支払い義務として30日前の事前通知、未払い給与、未消化有給休暇の買い取り+1/3のプレミアム、13カ月サラリー、FGTSの累積積立金+50%の罰金、労働訴訟は契約消滅後2年以内を限度とすることなどブラジルの労働法について詳細に説明して、簡潔で非常に分かりやすい講演に大きな拍手が送られた。

Pinheiro Neto Advogadosのルイス・メンデス弁護士は、英語でアウトソーシング並びにモラルハラスメント、ストップオプションについて講演、アウトソーシングでは主なアウトソーシングの職種として、清掃関連業務並びにガードマン、管理人、建設部門労務者、炊事係、運転手などがあり、契約社員の雇用にはリスクを伴うので、採用前には人材派遣会社を比較、派遣会社のノウハウや歴史、得意な分野、労働訴訟の有無のチェックの必要性、契約後には派遣会社に派遣社員への給料の支払い明細書、休暇、食券やベネ フィットなどの支払い証明書を請求、勤続期間保障基金(FGTS)の積立、定期的なモニタリング、雇用保険や社会保険などの保険関連の支払い、指揮命令権が派遣先企業にあるために、その指示にしたがって起きた損害の派遣先企業の責任・賠償、派遣契約の内容を派遣先の企業が一方的に変更できないことやコアビジネスにアウトソーシングは適用できないことなどについて説明した。
モラルハラスメントではモラルハラスメントのコンセプトとは、加害者は嫌味、皮肉、口調、態度など、ひとつひとつを取ってみればとりたてて問題にするほどのことではないと思えるようなささいな事柄ややり方によって、被害者の考えや行動を支配・コントロールしようと試み、この段階では、加害者は被害者に罪悪感を、周囲には被害者が悪いと思わせ、被害者へ精神的な苦痛を与え職場において損害をもたらす行為を繰り返し行うことであり、モラルハラスメントは職場の品位を下げるばかりでなく、被害者へストレスによる病気をもたらすなど結果として、職務の生産性を下げることにつながり、モラルハラスメントに対する損害賠償金を求めた訴訟ケースは増加傾向にあることなどについて説明した。

ストックオプションでは給与、13カ月サラリー、退職積立金、有給休暇などのベネフィット以外に、取締役や従業員に対して、あらかじめ定められた価額で会社の株式を取得することのできる権利を与え、取締役や従業員は将来、株価が上昇した時点で権利行使を行って会社の株式を取得して売却することで、株価上昇分のベネフィットが取得できる制度であり、ストックオプションプランとストックプランの相違点、税制上の措置を受けられるかどうかで適格と非適格プランがあることなどを説明して講演を終えた。

森・濱田松本法律事務所の荒井太一弁護士

Pinheiro Neto Advogadosのルイス・メンデス弁護士

開催挨拶を行う村上 廣高委員長

Pinheiro Neto Advogadosの大会場に160人以上が参加

 

Fotos: Rubens Ito/CCIJB

イノキ・ゲノム・フェデレーション株式会社顧問の猪木啓介氏が訪問

元プロレス選手のアントニオ猪木参議院議員の弟であり、イノキ・ゲノム・フェデレーション株式会社顧問の猪木啓介氏と兵庫県人会の尾西貞夫会長が2013年9月16日に商工会議所を訪問、ジャングルファイトに3000人の観客があつまり、アメリカへの実況中継も行われて大成功をおさめたために、平田藤義事務局長に対して、ジャングルファイト成功のお礼を述べた。

左から兵庫県人会の尾西貞夫会長/イノキ・ゲノム・フェデレーション株式会社顧問の猪木啓介氏/平田藤義事務局長

 

Foto: Rubens Ito/CCIJB

HISの佐々木伸仁南米地区統括支店長が訪問

HISの佐々木伸仁南米地区統括支店長並びに法人営業チームの中司竜太日系企業担当マネージャーが2013年9月16日に商工会議所を訪問、応対した平田藤義事務局長に入会希望を伝えた。

左から平田藤義事務局長/HISの法人営業チームの中司竜太日系企業担当マネージャー/佐々木伸仁南米地区統括支店長

Foto: Rubens Ito/CCIJB