㈱日立製作所電力システム社の西岡勝樹氏が会議所を訪問

2013年3月19日、日立製作所電力システム社国際電力営業本部 西岡勝樹本部長付けが会議所を訪問し、平田藤義事務局長が応対した。2012年12月の訪問以来3ヶ月ぶりの会議所訪問であり、日本及びブラジルの政治経済、またブラジルにおける日本進出企業の動向などについて情報交換を行った。

左から日立製作所電力システム社国際電力営業本部 西岡勝樹本部長付け/平田藤義事務局長

最高裁は石油ロイヤリティ分配方法変更の中止判決をだした

巨大な埋蔵量を誇る岩塩下原油(プレソルト)の石油ロイヤリティ分配方法に対するジウマ・ロウセフ大統領の拒否権行使に対して、国会は承認を否定したために、ロイヤリティ収入で大きな損害を被るリオ州のセルジオ・カブラル州知事は、最高裁判所に提訴していたが、カルメン・ルーシア判事は石油ロイヤリティ分配方法変更の中止判決を下した。

この石油ロイヤリティ分配方法変更の中止判決で、すでに原油生産している油田や5月に予定されていた第11回原油開発向け入札や下半期のプレソルト鉱区の入札に影響がでると予想されている。

カルメン・ルーシア判事が下した石油ロイヤリティ分配方法変更の中止判決で、石油生産州のリオ州、エスピリット・サント州並びにサンパウロ州にとって大きな歳入の減少が避けられる可能性がある。

2020年までのこれら3州の石油ロイヤリティ収入の総額は890億レアルが見込まれており、特に最大の石油生産州である今年のリオ州の石油ロイヤリティ収入は40億レアルに達すると予想されている。

今年の石油・天然ガス鉱区の入札は3回予定されており、国家原油庁(ANP)は入札される鉱区の原油埋蔵量は現在確認されているブラジルの原油埋蔵量157億バレルを上回ると予想している。

5月の11回原油開発向け入札ではアマゾン河口やアマパ州沿岸の原油埋蔵量は300億バレル(in situ)に達すると予想されているが、実際に生産可能な原油生産は75億バレルと予想されている。

また11月のプレソルト原油鉱区の入札ではサントス海盆のリブラ油田の周囲には400億バレルに達する原油の埋蔵量があると見込まれているために、国内外の石油開発会社による激しい入札競争が予想されている。(2013年3月19日付けエスタード紙)


 

在ブラジリア日本大使館の福代書記官が会議所を訪問

2013年3月18日、在ブラジリア日本大使館の福代孝良書記官と在サンパウロ総領事館の坪井俊宣領事が会議所を訪問し、平田事務局長が応対した。福代書記官は日伯科学技術の中でも特に、独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の協力による「しんかい6500共同調査」に日伯間の重要協力案件として取り組んでおり、今年5月にもブラジル沖合いで探査を行う計画があることなどを含め、応対した平田事務局長と情報交換を行った。

左から在サンパウロ総領事館の坪井俊宣領事/在ブラジリア日本大使館の福代孝良書記官/平田藤義事務局長

1月のIBC-Brは1.29%

ブラジル地理統計院(IGBE)のGDP伸び率の発表前に、中銀は先行指標として経済活動指数(IBC-Br)を発表するが、1月のIBC-Br指数は、1.29%と2004年以来の高率を記録している。

1月のIBC-Br指数が1.29%と予想を大幅に上回った要因として、製造業並びに小売業の回復が牽引しており、1月の過去12カ月間のGDP伸び率は0.84%となっている。

Rosenberg&Associadosのチーフエコノミストのタイス・ザラ氏は、1月のGDP伸び率を0.7%と予想していたが、また今年のGDP伸び率を2.5%と予想しており、中銀が4月に政策誘導金利(Selic)を引上げると予想している。

テンデンシア コンサルタント社のエコノミストアレサンドラ・リベイロ氏は、第1四半期のGDP伸び率を0.9%と昨年の第4四半期の0.6%を大幅に上回ると予想、また今年のGDP伸び率を3.0%と予想している。(2013年3月16日付けエスタード紙)


 

米入国ビザ免除案件 ブラジル当局による米国の要請拒否という問題に直面

セキュリティー・データの送付にブラジル側が慎重な態度。ブラジル政府が今週にも、5,000人が特典を受けるグローバル・エントリーに加入するかどうかを判断へ

バラク・オバマ大統領の政治的希望にもかかわらず、ブラジルが米入国ビザ免除プログラムに加入するかどうかは、米政府が求める要件をブラジル当局が 履行するかあるいは拒否するかという争点に直面している。入国手続きの簡略化という特典を初期段階でおよそ5,000人にもたらす事前承認プログラム(グ ローバル・エントリー)に加盟するかどうか、今週内にもブラジル政府が判断を下す。

2012年末に両国の当局間で行われた最初の協議の報告書によると、ブラジル国民が米国にビザなし渡航するための条件として求められた7件の要求に対しブラジル側は、相互利益と手続きの定期的な見直しが導入される場合にのみ受け入れるという立場を示した。

エスタード紙が入手した文書によると、「双方ともこの問題が複雑かつ困難な問題をはらんでいることを認識している」と強調。ブラジル側が強く抵抗し ている条件の1つは、諜報データと公安データの提供。ブラジル側は依然として、旅券の紛失と盗難の情報、犯罪あるいはテロリストの脅威となり即時送還すべ きとする旅客に関するデータを、米国と交換する義務があるとの立場に至っておらず、しかも旅券のバイオメトリック・プログラムはまだ端緒についたばかりで ある。

ビザ免除プログラムを推進する上での問題を考慮し、外務省は、入国審査の行列に並ぶ代わりに当局の端末で旅客が事前承認を受けることができるグロー バル・エントリーに署名する必要性があるかを、連邦警察と法務省に評価するよう命じた。同一モデルによるパイロット・プロジェクトをブラジリア空港で、ポ ルトガル国民を対象に導入した。

この問題に関して先週、様々な見地から協議され、今週は政府がこのプログラムに加盟するかどうかを判断する見込み。加盟が決まれば、第1段階とし て、およそ5,000人がグローバル・エントリーの特典を受ける。だが、連邦収税局と連邦警察では、グローバル・エントリーのメンバーとなるであろうブラ ジル人事業家らのデータへのアクセスに関する米国政府の規約について、意見が分かれている。しかも、ブラジルに対するビザ免除プログラムは、米国経済の経 済危機脱出のための切り札の1つと受け止められているという事情もある。

法律問題

ブラジル当局は、これらのすべてのデータ、とりわけ捜査中と起訴中、告発に関する照会には、情報を提供することへの法的な裏付けがないと受け止めて いる。ブラジル側は、有罪のケースと既判事項に関してのみ、情報を提供可能だという立場である。ブラジル政府も同様に、ブラジル国内法で定義されていない テロリズムに関する分類を定めた国土安全保障に関する大統領令(HSPD-6)を含め、情報交換に関して米国とさらに合意の署名を交わすかについても検討 を進めている。

ある情報筋によれば、両国大統領の関係はあくまで良好なものであるが、今回の議論の対象となっている諸条件は議会によって定められていることを強調する。曰く、「2001年のテロ攻撃後、ビザ免除プログラムはアメリカ国内の公安を維持するための手段になった」。

ビザ申請に対する発行拒否問題

プログラム導入のためのもう1つの課題は、現状、ビザ申請に対して却下される比率が高いことだ。資料によると、ブラジルは申請したビザの3.8%に対して発行が拒否されている。観光あるいはビジネスのビザに対して、平常であれば発行拒否の水準は3%未満。
しかし、報告書では同時に、この指標を最大で10%に引き上げる法案をアメリカ国会で審議していることも強調している。米国政府によると、グローバル・エントリーには現在、36か国が参加している。2010年には1,730万人以上が、米国にビザなしで渡航した。
エスタード紙の取材に対して外務省と法務省は、この問題に対してコメントを控えている。

(2013年3月18日付エスタード紙)

米入国ビザ免除案件 ブラジル当局による米国の要請拒否という問題に直面

セキュリティー・データの送付にブラジル側が慎重な態度。ブラジル政府が今週にも、5,000人が特典を受けるグローバル・エントリーに加入するかどうかを判断へ

バラク・オバマ大統領の政治的希望にもかかわらず、ブラジルが米入国ビザ免除プログラムに加入するかどうかは、米政府が求める要件をブラジル当局が履行するかあるいは拒否するかという争点に直面している。入国手続きの簡略化という特典を初期段階でおよそ5,000人にもたらす事前承認プログラム(グローバル・エントリー)に加盟するかどうか、今週内にもブラジル政府が判断を下す。

2012年末に両国の当局間で行われた最初の協議の報告書によると、ブラジル国民が米国にビザなし渡航するための条件として求められた7件の要求に対しブラジル側は、相互利益と手続きの定期的な見直しが導入される場合にのみ受け入れるという立場を示した。

エスタード紙が入手した文書によると、「双方ともこの問題が複雑かつ困難な問題をはらんでいることを認識している」と強調。ブラジル側が強く抵抗している条件の1つは、諜報データと公安データの提供。ブラジル側は依然として、旅券の紛失と盗難の情報、犯罪あるいはテロリストの脅威となり即時送還すべきとする旅客に関するデータを、米国と交換する義務があるとの立場に至っておらず、しかも旅券のバイオメトリック・プログラムはまだ端緒についたばかりである。

ビザ免除プログラムを推進する上での問題を考慮し、外務省は、入国審査の行列に並ぶ代わりに当局の端末で旅客が事前承認を受けることができるグローバル・エントリーに署名する必要性があるかを、連邦警察と法務省に評価するよう命じた。同一モデルによるパイロット・プロジェクトをブラジリア空港で、ポルトガル国民を対象に導入した。

この問題に関して先週、様々な見地から協議され、今週は政府がこのプログラムに加盟するかどうかを判断する見込み。加盟が決まれば、第1段階として、およそ5,000人がグローバル・エントリーの特典を受ける。だが、連邦収税局と連邦警察では、グローバル・エントリーのメンバーとなるであろうブラジル人事業家らのデータへのアクセスに関する米国政府の規約について、意見が分かれている。しかも、ブラジルに対するビザ免除プログラムは、米国経済の経済危機脱出のための切り札の1つと受け止められているという事情もある。

法律問題

ブラジル当局は、これらのすべてのデータ、とりわけ捜査中と起訴中、告発に関する照会には、情報を提供することへの法的な裏付けがないと受け止めている。ブラジル側は、有罪のケースと既判事項に関してのみ、情報を提供可能だという立場である。ブラジル政府も同様に、ブラジル国内法で定義されていないテロリズムに関する分類を定めた国土安全保障に関する大統領令(HSPD-6)を含め、情報交換に関して米国とさらに合意の署名を交わすかについても検討を進めている。

ある情報筋によれば、両国大統領の関係はあくまで良好なものであるが、今回の議論の対象となっている諸条件は議会によって定められていることを強調する。曰く、「2001年のテロ攻撃後、ビザ免除プログラムはアメリカ国内の公安を維持するための手段になった」。

ビザ申請に対する発行拒否問題

プログラム導入のためのもう1つの課題は、現状、ビザ申請に対して却下される比率が高いことだ。資料によると、ブラジルは申請したビザの3.8%に対して発行が拒否されている。観光あるいはビジネスのビザに対して、平常であれば発行拒否の水準は3%未満。
しかし、報告書では同時に、この指標を最大で10%に引き上げる法案をアメリカ国会で審議していることも強調している。米国政府によると、グローバル・エントリーには現在、36か国が参加している。2010年には1,730万人以上が、米国にビザなしで渡航した。
エスタード紙の取材に対して外務省と法務省は、この問題に対してコメントを控えている。

(2013年3月18日付エスタード紙)

今年の製造業部門の投資は大幅に減少

サンパウロ州工業連盟(Fiesp)の1,200人の企業経営者対象の投資計画調査によると、今年の製造業部門の投資は、昨年の2,180億レアルから9.5%減少の1,973億レアルに減少すると予想されている。

連邦政府の減税政策の導入、一連の景気刺激政策、銀行金利の引き下げやクレジットの拡大、電力エネルギーの引下げ並びに為替の操作などにも関わらず、多くの企業経営者は投資に対して非常に慎重になっている。

昨年の製造業の生産は前年比2.8%減少、また製造業の貿易収支は506億ドルの赤字を計上、また製造業のGDPに占める割合は13.3%と1985年の27%から大幅に減少してきている。

製造業部門の企業経営者の投資意欲を削いでいる要因として、昨年の調査では重税が75%を占めていたが、今年は56%まで減少、しかし低いGDP伸び率が投資意欲を削いでいると回答したのは、昨年の26%から32%に上昇している。

また政策誘導金利(Selic)による投資意欲阻害は昨年の31%から28%に減少、運転資金不足は昨年の28%から25%に減少、輸入製品によるマーケットシェア減少は昨年の36%から21%と大幅に減少、収益性の減少は昨年の30%から21%に減少している。

融資が投資意欲を阻害しているのは昨年の16%から17%と僅かに上昇、レアル高の為替は13%から16%、在庫増加は13%から16%、資金調達は10%から13%とそれぞれ増加している。(2013年3月18日付けエスタード紙)


 

ペトロブラスは2017年までに2,367億ドルを投資

ペトロブラス石油公社の2013年から2017年の5カ年投資計画の投資総額は2,367億ドルを予定しており、これにはマラニョン州並びにセアラー州での石油精製所建設が含まれている。

ペトロブラスでは資金調達のために99億ドルに達する資産の処分を検討しており、石油開発並びに石油生産に投資を集中、前回の投資計画では投資総額の66%を石油開発並びに生産に投資する予定であったが、今回の投資計画ではその比率を71%に引き上げる。

ペトロブラスでは1,475億ドルを石油開発並びに生産などに投資、そのうち石油開発には243億ドル、石油生産には1,069億ドルを投資、2016年の1日当たりの石油生産は250億バレル、2017年は275億バレル、2020年には420億バレルまで引き上げる。

ペトロブラスでは石油の国際コモディティ価格を1バレル当たり100ドル、レアルの為替をR$1.85から R$2.00と予想して投資計画を想定している。(2013年3月18日付けヴァロール紙)


 

3月の懇親昼食会(第63回定期総会及び定例理事会)に140人が参加して開催

3月の懇親昼食会を前に第63回定期総会が開催され、初めに近藤正樹会頭は、2012年度の事業報告で会員数が史上最高を記録、商用マルチビザ並びに日伯社会保障協定の発効、移転価格税制に関する法律12715号の公布、日本産食品の輸入規制緩和の実現、日伯両国政府との意見交換・連携強化、CIPPSの「世界経済とブラジル経済の景気動向調査」に進出企業が参加協力、2年に1回行われる会議所統一選挙の年などについて説明、続いて村田典財務委員長は、配布された報告書をもとに2012年度の収支決算報告並びに2013年度収支予算計画案を説明、藤井敏晴監事は監事意見書として、ブラジル日本商工会議所の2012年度の事業報告並びに貸借対照表、収支決算書、財産目録を監査したところ、適正であると認めたことを報告、近藤会頭は、2013/2014年度ブラジル日本商工会議所の活動方針を説明、その後発表された事業報告や事業方針など全て承認された。

3月の懇親昼食会(第63回定期総会及び定例理事会)は、2013年3月15日正午から2時までインターコンチネンタルホテルに140人が参加して開催、司会は平田藤義事務局長が務め、初めに特別ゲストとして、長崎大学の藤野哲也 名誉教授、リカルド・テーハ(Ricardo Terra)SENAI(工業実習サービス機関)サンパウロ支部技術部長、佐野浩明在サンパウロ総領事館首席領事、木多喜八郎ブラジル日本文化福祉協会長、菊地義治サンパウロ日伯援護協会、園田昭憲ブラジル日本都道府県連合会(県連)会長、中谷アンセルモ 日伯文化連盟(アリアンサ)会長、貞方 賢彦元ブラジル日本商工会議所会頭(13代会頭)、田中 信元ブラジル日本商工会議所会頭(15代会頭)が紹介された。

続いて連絡事項として、中西俊一 渉外広報委員長がブラジル略語集の出版発表について、前回の略語集出版は2002年ですでに10年以上経過しているために更新、特に編纂に携わったサンパウロ新聞社の鈴木雅夫社長、ニッケイ新聞社の堀江剛史記者、PwC社のカロリーナ・サカマ氏、UBIK社の岐部ルイス並びに平田藤義事務局長に感謝を述べ、前回の略語集をフルモデルチェンジして、緑を基調としたデザインは心がいやされると説明、会計用語も付け加えられて会員向けの価格は50レアル、非会員は100レアル、事務局で販売しているので購入を要請した。

3分間スピーチでは、サンパウロ新聞社の鈴木雅夫社長が2013年版「在ブラジル日系企業における給与・待遇調査」について、日本経済新聞グループの総合調査会社の日系リサーチ社が6年前から毎年、ブラジルの日本進出企業の詳細な給料・待遇調査を実施しており、在ブラジル日系企業における給料・待遇調査2013年版を900レアルで販売しているが、非常に価値があるので購入を勧めた。

エミレーツ航空のCarolina Orichhioシニアセールスマネジャーは、新規フライトについてサンパウロ並びにリオからドバイ経由の日本行き航空便が非常に充実して人気を博しており、世界でもトップクラスの評価を得ているエミレーツ航空の利用を勧めた。

HITACHI HIGH-TECHNOLOGIES DO BRASIL LTDA.の竹島広恭社長は、帰国挨拶として2008年の着任から5年半、サンパウロに勤務、4月に日本に帰国するがブラジルでは素晴らしい思い出ばかりが頭に浮かぶと振り返り、後任の岡崎新社長を温かく迎えて下さいと帰国挨拶を行い、着任したITAÚ UNIBANCO S.A.の横路史生氏は、ブラジル赴任前はインドでカレーばかりの食事であったが、サンパウロの生活は日本食などが豊富で天国であり、大和証券はイタウー銀行と2008年から業務提携しており、仕事はブラジルの経済動向などを纏めて日本に発信していると説明した。

近藤正樹会頭は、特別講師の藤野哲也名誉教授/リカルド・テーハSENAI-SP市部技術部長に対して歓迎の辞を述べ、初めに長崎大学の藤野哲也名誉教授がテーマ「トップマネージメント」と題して、経済学者グレゴリー・マンキュー氏の過去100年間のGDP伸び率の調査では、日本が平均年率で2.81%と世界でトップの伸び率を記録、2位はブラジルの2.46%と意外な結果を公表、20年間大学で教鞭をとっているとメモを取らない学生は、理解力に乏しく成績も悪いと爆笑を誘い、1990年代から日本は失われた20年と小売りや流通業界は再編に見舞われて停滞していたにも関わらず、大手流通グループのイオンは増収、増益を続けているのは、岡田屋から始まった岡田家のトップマネージメントにあり、サラリーマン社長の短期の経営戦力ではなく、長期の創業者のトップダウン経営が効を奏していると説明した。

また藤野哲也名誉教授は国立大学の商工の修士課程でMBAコースがあるのは一橋大学、神戸大学並びに長崎大学だけであり、博士課程でDBAコースがあるのは長崎大学だけであり、現役の社長や会長からトップマネージメントの生の話が聞ける講義を行っていると説明した。

ジャスコの名前のいわれを説明、またGEのジャック・ウェルチ社長は20年間に亘って社長職を務め、同社長は後継の人材育成に力を入れていたが、日本の社長の任期は短すぎるために長期視点に立った経営ができないと指摘、上司は部下に対してほう(報告)、れん(連絡)、そう(相談)の3つあわせて「ほんれんそう」をやめなければいけないと忠告、自分で意思決定できないのはマネージャーとして失格であり、部下からの相談がないのはつらいが、解決する方法として1.仕事を任せられる人材を見つける。2.権限の移譲で権限に似合う給料を与える。3.企業・組織の構成員が自分で設定した目標達成のために努力し、組織の目標達成のために役立てると共に、自らの動機付けを行うシステムMBOの採用を説明して講演を終えて、近藤正樹会頭から記念プレートが贈呈された。

SENAI(工業実習サービス機関)サンパウロ支部のリカルド・テーハ技術部長は「SENAIサンパウロの技術とイノベーション教育」と題して、サンパウロ州内には160校のSENAI校があり、そのうち70校は移動学校であり、食品・飲料、セラミック、建設、電気、エネルギー、宝石研磨、繊維・医療、輸送部門など88コースを網羅、40コースの職業訓練校、機械工学やオートメーション学科などの大学や大学院を擁しており、2012年の学生は約3万人、大学生は4380人、昨年までの卒業生総数は約78万人に達したことなどを説明、近藤正樹会頭から記念プレートが贈呈された。

新入会員紹介では、KDDI DO BRASIL社の伊藤鉄幸氏が2012年5月の3度目のブラジル勤務を開始、インターネット関連のビジネスを展開すると説明、 MIMAKI BRASIL社の鳴神正氏は、高速インクジェットプリンターを輸入販売を2010年から展開していることなどを説明、代表者交代挨拶では、ブラジル三菱重工の西岡信之社長が商工会議所では企業経営委員長並びに機械金属部会長を担当、ブラジル勤務は3年でこの頃ようやくブラジルの良さが分かり、ブラキチになったのでもう一回ブラジルに来たいと述べ、後任の相原芳彦社長は2012年9月から南米代表として着任、ブラジルには親戚が移住しているので非常に縁が深いと説明した。

伯国三菱商事会社の近藤正樹社長は何をしてもこれが最後だと思うと非常にさみしく、ブラジルの懐の深さを再認識しており、ブラジルは黄金の時代に向かっているが、ブラジルで勝たなければグローバルでは勝てないが、帰国後は大いにブラジルの良さを宣伝すると述べ、後任の黒子多加志社長は近藤社長の後任として着任、1989年から92年までリオ市で勤務経験があり、ブラジルの発展に努力したいと述べた。

会頭交代挨拶では近藤会頭は商工会議所では総務委員を2年、会頭を2年、定款改定などを積極的に行い、官と民の距離が非常に短くなり、また皆の協力のおかげでフランクな雰囲気ができ、また日系社会との結びつきの強化ができたが、3月31日に退任でやり残したことはあるが、満場一致で選ばれた藤井新会頭が新風を巻き起こしてくれると信じており、4年間のサポートに対し丁寧なお礼を述べた。藤井次期会頭は指名により4月1日から会頭に就任予定、2011年から専任理事や日伯経済交流促進委員長を務め、ブラジルの経済界は日本の投資に注目しており、ブラジル造船業界への進出などもあり、日本からの進出企業が増加するようにビジネス環境整備にまい進したいと力強く述べ、近藤会頭の貢献に感謝を述べた。

第63回定期総会資料

SENAI(工業実習サービス機関)サンパウロ支部のリカルド・テーハ技術部長 「SENAIサンパウロの技術とイノベーション教育」

ブラジル略語集の出版案内を行う中西俊一 渉外広報委員長

長崎大学の藤野哲也名誉教授がテーマ「トップマネージメント」と題して講演

リカルド・テーハ(Ricardo Terra)SENAI(工業実習サービス機関)サンパウロ支部技術部長

会頭交代挨拶をする近藤正樹会頭

A-13-03-15-ac-015-380

就任挨拶をする藤井晋介新会頭

 

 

A-13-03-15-ac-017-620

 

左から藤井晋介新会頭/長崎大学の藤野哲也名誉教授/近藤正樹会頭

 

A-13-03-15-ac-018-520

左から近藤正樹会頭/長崎大学の藤野哲也名誉教授

 

A-13-03-15-ac-019-520

左から近藤正樹会頭/リカルド・テーハSENAI-SP市部技術部長

 

A-13-03-15-ac-020-620

近藤会頭並びに藤井新会頭を囲んで記念撮影

A-13-03-15-ac-021-620

懇親昼食会の様子

 

Fotos: Jiro Mochizuki/Fatos BJ e Rubens Ito/CCIJB
Escrito por Rubens Ito/CCIJB

 

事務局便り JD 016/13: 新刊書紹介(Novo Lançamento) 2013年度改訂版ブラジル略語集

事務局便り JD-016/13

2013315

会員各位

新刊書紹介(Novo Lancamento)

2013年度改訂版ブラジル略語集

 

315日の定例昼食会で発売のご案内をしました通り、2002年度からの最新改訂版で2600語を収録した「ブラジル略語集」を会議所事務局で販売しております。見やすく日本語解説、発音表記、日伯会計用語集の付録付きとなっております。ご関心の向きは奮ってご購入下さいます様お願い致します。

 

価格: (会員価格) 1冊50レアル / (非会員価格) 1冊100レアル

 

ご購入は、下記フォームに従い事務局テイコsecretaria@camaradojapao.org.br ) までお願い致します。

 

ブラジル略語集申込み

<会社名>(                          )

<ご氏名>(                          )

<ご希望部数>(         )冊

<お支払方法>  銀行振り込み (    )、会議所事務所払い(    )

  

口座番号(銀行振り込みの場合)

Banco do Brasil
Agência: 1196-7
C.c: 14650-1
CNPJ : 61.009.031/0001-06
Câmara de Comércio e Indústria Japonesa do Brasil

  

その他お問い合わせはTel: (11)3178-6233 テイコまでお願い致します。