2013年度の連邦予算基本法を承認

国家予算の配分や運用を規定する2013年度の連邦予算基本法(LDO)を成立させるために、エジソン・ロバン鉱山エネルギー相が中心となって、舞台裏で政治の駆け引きを行って成立させた。

成立した予算基本法には、ブラジル マイオール プランなどを含む暫定法が含まれているが、与党はペトロブラス石油公社やエレトロブラスなどの公社が基本入札価格を無視して購入できる法案を加えようとしたにも関わらず、野党の反対で取り下げた。

2013年度の最低サラリーは、インフレ指数の全国消費者物価指数プラス2年前の国内総生産(GDP)伸び率で計算されるために7.35%増加の667.75レアル、今年の国内総生産(GDP)は4.5%、来年のGDPは5.5%、財政プライマリー収支黒字は、GDP比3.1%に相当する1,559億レアル、経済加速プログラム(PAC)向け投資は452億レアルとなっている。

成立した予算基本法は全て与党の思惑通りには成立しなかったが、公務員の給料調整や最低サラリー以上の年金・恩給受給者への支給を保証する必要がない。

また国庫庁から社会経済開発銀行(BNDES)へは450億レアルの貸与が承認され、ノルデステ銀行の資本金を40億レアル、アマゾニア銀行の資本金を10億レアルそれぞれ増加させる。(2012年7月18日付けエスタード紙)

 

クレジットカードの借入年利が約323%

ブラジル消費者保護協会(Proteste)の調査によると、ブラジルのクレジットカードによる借り入れに適用される年平均金利が1月時点の237.9%から5カ月後の6月時点で323.14%に急増している。

中南米諸国との比較では、ブラジルのクレジットカードの年利は2位のペルーの年平均金利55% の約6倍でダントツ、3位はチリの54.24%、4位はアルゼンチンの50%、コロンビアは29.23%となっている。

中銀による政策誘導金利(Selic)が昨年8月以降では4.5%引き下げられて過去最低となっているにも関わらず、ブラジルのクレジットカードの金利が高いのは、デフォルト率が非常に高いためとなっている。

特別小切手と呼ばれる口座借越残クレジットの年利比較では、1999年5月のSelic 金利は29.5%、同クレジット年利は173.27%、13年後の現在のSelic 金利は8.0%と20%以上減少しているにも関わらず、年利は169.45%と僅かに3.82%減少したにすぎない。

Proteste協会のエコノミストのHessia Costilla氏は、Selic 金利の減少に伴ってクレジット金利が減少しなければならないとコメントしている。

同協会では、ブラジル銀行並びに連邦貯蓄金庫、イタウー銀行、ブラデスコ銀行など大手銀行を中心にクレジット金利に関するインタビューを試みたが、応じる銀行はなかった。(2012年7月18日付けエスタード紙)

 

7月初めの15日間の延滞率が急増

サンパウロ商業会(ACSP)の統計によると、7月初めの15日間の30日以上の延滞率は、前年同期比18.5%と6月の同期比の9.8%の約2倍に増加しているために、憂慮される数字となっている。

また7月初めの15日間の支払遅延している賦払手帳の支払再交渉は、前年同期比13.9%増加して6月同期の8.9%から大幅に増加してきている。

7月同期の小売業の売上は、連邦政府が白物家電向け工業製品税(IPI)の減税政策を8月末まで延長したにも関わらず、前年同期比では僅かに1.3%増加、6月同期の5.3%から大幅に減少している。

電化製品専門店のロージャス・コロンボのセザール・アンデルソン営業取締役は、延滞率が大幅に増加してきているが、売上は予想を大幅に下回っているとコメントしている。

ショッピング・テナント協会(ALshop)のルイス・アウグスト・シルヴァ取締役は、ショッピングセンターの小売店での延滞率は増加していないが、バーゲンセールを実施しているにも関わらず、売上が予想を大幅に下回っているとコメントしている。(2012年7月18日付けエスタード紙)

 

GM社はストによる減産で金属労連に損害賠償請求か

米国資本のGM社は、サン・ジョゼ・ドス・カンポス工場で生産していたミニバン型のZafira車の生産中止に伴い、6月初めから希望退職プログラムを開始、それに対して地元の金属労連指導による抜き打ち的な24時間ストによる750台の減産に対して、GM社は損害賠償を請求する可能性がでてきている。

12日にGM社の経営者側と金属労連は、地方労働署(DRT)が仲介して20日もしくは25日に話し合いで合意していたにも関わらず、金属労連はスト入りを宣言して実施した。

米国のGM本社は、世界金融危機の影響を受けたためブラジル国内での新型車の生産開始が大幅に遅れていたが、マーケットシェア回復のために新型車の生産を急いでおり、サンパウロ市近郊のサン・カエタ-ノ・ド・スール市でセダン型コルサ車の後継車種のCobalt車を生産、またZafira車並びにMeriva車の後継車種のSpin車の生産開始をする。

南大河州グラヴァタイ市の自動車工場では、コンパクトカーの後継車種を生産する ために工場を拡張、過去5年間の同社の投資は55億レアルに達するにも関わらず、サン・ジョゼ・ドス・カンポス工場には、ピックアップ型S-10車を生産するために、僅かに8億レアルが投資されたにすぎない。

53年間の歴史を誇る同カンポス工場では、地元の金属労連とサラリーアップ並びに労働時間の短縮で長年揉めていたが、従業員の時間貯蓄システムの採用で合意に達していた経緯がある。

同社は同カンポス工場でのエンジン増産を予定していたにも関わらず、地元の金属労連との合意に至らなかったために、サンタカタリーナ州のジョインヴィーレ市でのエンジン生産を開始する。

GM社のサン・ジョゼ・ドス・カンポス工場には7,500人以上の従業員を擁して影響が大きいために工場の閉鎖は行わないが、ノックダウン方式の自動車、エンジン、トランスミッションの生産だけを継続すると発表していた。

先週中に同カンポス工場では同社が募集した希望退職に356人が応じて工場を去ったが、セダン型コルサ車並びにMeriva車、Classic車の生産が中止になれば1,500人の従業員の退職が余儀なくされる。(2012年7月17日付けエスタード紙)

JICAブラジル事務所の江口雅之次長、石丸卓次長が訪問

JICAブラジル事務所の江口雅之次長、後任の石丸卓次長が2012年7月17日に商工会議所を訪問、江口次長は応対した平田藤義事務局長に帰国挨拶、後任の石丸次長は赴任挨拶を行った。

左から平田藤義事務局長/JICAブラジル事務所の石丸卓次長/同江口雅之次長(Foto: Rubens Ito / CCIJB)

CIR 078/12: 機械金属部会開催ご案内とレポート送付のお願い

CIR-078/2012

2012717

機械金属部会 会員各位

ブラジル日本商工会議所

機械金属部会長 西岡信之

 

機械金属部会開催ご案内とレポート送付のお願い

 

拝啓 各社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

 

さて、商工会議所にて、恒例の業種別部会長シンポジュームが2012821()に開催されます。

 

つきましては、機械金属部会を下記の要領にて開催致し、同シンポジュームの準備をすることと致したく、万障お繰り合わせの上、ご出席くださいますようお願い申し上げます。

 

敬具

 

A. 部会

日時 : 2012 81() 17時~18時半

会場 : 商工会議所 会議室 (Av. Paulista, 475 – 13o. and.)

議題 :

      1.上記の業種別部会長シンポジウムでの報告内容討議。  

 

      テーマ: 2012年上期の回顧と下期の展望』

   

      2.部会活動 (懇親ゴルフ、懇親夕食会など) について

 

資料作成: 皆様方ご多忙のことと存じますが、部会にて討議いたします共通テーマ『2012年上期の回顧と下期の展望』を、各社 A-4 1枚程度(フォーム自由)に取りまとめの上、727()までに 西岡 (<nobuyuki_nishioka@mhib.mhi.co.jp>C.C.: secretaria@camaradojapao.org.br)までお送り下さいますようお願い申し上げます。

なお、シンポジュームでの発表はパワーポイントで行います。

 

ご都合により部会に参加できない方も同様に、727()までにレポートをお送りくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

B. 懇親会

 

部会終了後に下記にて機械金属部会としての懇親会を実施致しますので、奮ってご参加頂くようお願い申し上げます。

日時 : 2012 81() 19時~21

会場 : 「シントリ」または「みやび」(後日連絡申し上げます)

費用 : 「割り勘」でお願い致します。皆様の酒量にもよりますが、200R$/人程度

を想定しております。

 

 

C. 申込み

 

懇親会予約の都合などありますので、部会及び懇親会の出欠を事務局アリセ宛 (secretaria@camaradojapao.org.br又は tel.: 3178-6233)724()までに連絡頂くようお願い致します。

 

以上

CIR 076/12: 2012年下期業種別部会長シンポジュームと 部会懇談会開催について

CIR-076/12

2012717

部会長各位

CC: 会員各位)

ブラジル日本商工会議所

企画戦略委員長    澤田 吉啓

総務委員会委員長 小西 輝久

 

2012下期業種別部会長シンポジュームと

部会懇談会開催について

 

 

総務委員会と企画戦略委員会の共催で恒例の業種別部会長シンポジュームを2012年8月21日(火)に開催致しますので皆様奮ってご参加下さい。

 

 

基調講演:在ブラジル日本大使館  木下義貴政務班長

     講演テーマ:「2014年大統領選の行方全国市長選挙に絡む政党勢力が及ぼす影響」(講演テーマは変更する可能性があります)

 

テーマ:「2012年上期の回顧と下期の展望」

 

 

時間:      13時~13時40分頃            基調講演

②14時~18時 業種別部会長発表(コーヒーブレイク付き)

③18時~                            懇親会(カクテルパーティー)を予定


会 場:ホテル チヴォリ サンパウロ モファレッジ

Tivoli São Paulo Mofarrej – Alameda Santos, 1437 – Tel: (11) 3146-5900

 

■ 発表要領
発表者の順序や詳細プログラムは追ってご案内します。会員及び一般(両国政府、経済団体、コロニア団体など含む)に公開し、基本的に同時通訳付きとさせて頂きます。

参加費

シンポジュームのみ: 無料

懇親会 (カクテルパーティー): 追ってご連絡致します。

 

* 懇親会 (カクテルパーティー) * シンポジューム後、懇親会(場所は同ホテル内)を開催いたしますので、万障繰り合わせの上、ご出席賜りますようお願い申し上げます。

  出欠確認

8月10日(金)までにお願いします。

事務局担当 チサト電話3178-6233 または secretaria@camaradojapao.org.br

 

 

- 各部会による懇談会開催に向けてのお願い-

 

また、このシンポジュームに先立ち各部会による懇談会を開催頂き、シンポジュームへの準備を進めて頂きますようお願い申し上げます。

2012730日から89まで①午前 9時-11時 ②12時-14時 ③15時-17の時間帯を目安に会議所事務局へ問い合わせ会議室をご予約下さい。

事務局担当 チサトメールsecretaria@camaradojapao.org.br またはTel: 31786233

■ 会議室の予約にあたっては下記の日時はご遠慮下さい。

7月31日 広報委員会午後③

8月   監事会(午前②)

お願い:各部会懇談会終了後、パワーポイントにてシンポジューム発表資料をご準備下さい。またワードの発表原稿も任意でご用意下さい。
8月15日(水)必着で事務局へファイルを送付願います。

(担当:大角 secretaria@camaradojapao.org.br


尚、パワーポイント資料は、当日ペンドライブ(USB)にてバックアップデータをお持ち下さい。また、ワードの発表原稿は、約2千字程度としメールで事前にご提出頂きますようお願い致します。

以上

イタウー銀行も金利引き下げ

ヨーロッパの債務危機や先進諸国の景気後退によるブラジル国内経済の停滞によるインフレ懸念の減少などの要因で、11日に中銀の通貨政策委員会(Copom)は政策誘導金利(Selic)を全会一致で0.5%切下げ8.0%に決定、過去最低の金利を更新した。

昨日、民間最大のイタウー銀行は個人並びに法人向けのクレジット金利や特別小切手と呼ばれる口座借越残クレジットの金利の引き下げを決定、ブラデスコ銀行並びにサンタンデール銀行、ブラジル銀行、連邦貯蓄金庫などは、すでにSelic金利の切下げに伴って金利を引き下げていた。

イタウー銀行は給料振込口座を擁している顧客に対して、個人向けクレジット月利1.95%-4.89%を1.91%-4.85%、口座借越残クレジット月利3.50%-4.89%から3.46%‐4.85%にそれぞれ引き下げた。

イタウー銀行の給料振込口座を擁していない個人向けクレジット月利2.45%‐6.66%から2.41%‐6.62%、口座借越残クレジット月利5.24%-8.85%から5.20%‐8.81%にそれぞれ引き下げている。

サンパウロ消費者保護センター(Procon-SP)の調査によると、銀行の個人向けクレジットの6月の平均月利は5.5%、7月は5.42%と僅かに0.08%減少したにすぎない。

ブラジル銀行の口座借越残クレジット月利は8.27%から5.7%と大幅に減少、連邦貯蓄金庫の個人向けクレジット月利は3.88%、口座借越残クレジット月利は4.27%とそれぞれ最も低金利となっている。(2012年7月17日付けエスタード紙)


 

上半期の連邦政府の支出は406億レアル

今年上半期の連邦政府の支出は406億レアル増加の3,929億5,000万レアルに達して、経済成長加速プログラム(PAC)の大衆住宅建設”私の家、私の暮らし” プロジェクトの予算である426億レアルに相当する大幅な支出増加となっている。

連邦政府の上半期の支出増加は、最低サラリーがインフレ指数を大幅に上回る14.1%の引上げによる社会保障院(INSS)の年金支給が86億レアル、恩給支給が30億レアル、傷害年金支給などに17億レアルとそれぞれ増加している。

また低所得者向けの”私の家、私の暮らし” プロジェクトによる大衆住宅購入向けの補助金総額は、76億レアルと前年同期比162%増加していることも連邦政府の支出増加要因となっている。

上半期の公務員などの人件費の支出総額は1,003億3,000万レアル、INSS保障院を含む補助金などの支出は2,710億8,000万レアル、公共投資の支出は215億4,000万レアルであった。

今年上半期の公共投資は前年同期比11億レアル増加、2010年比では20億レアル減少、公共支出の40.2%が運輸省の支出であった。(2012年7月17日付けエスタード紙)