CIR 125/11: 忘年会用プレゼントご提供お願い

CIR-125/11

                           2011119

会員各位

                        ブラジル日本商工会議所

                           会頭 近藤 正樹

忘年会用プレゼントご提供お願い

拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申上げます。

さて、別途開催のご案内を致しますが、毎年恒例の忘年会を来る 12月8日(木)午後7時よりホテルTivoli São Pauloにおいて開催致します。本年も楽しい余興の他「クリスマスプレゼント抽選会」を予定しております。

つきましては、参加者各位から任意でのプレゼントをご準備頂きたく存じます。全参加者間での交換が可能となりますようプレゼントのお値段は特に設定いたしませんので、自社製品のご提供などご協力頂けますようお願い申上げます。(抽選では女性に当たる可能性もありますので、なるべく酒類・ウイスキー以外のものをご用意頂ければと思います)

本年も各位のご協力のもと、楽しい忘年会が開催出来ますよう準備を進めております。

  なおプレゼントは、ご面倒をお掛け致しますが、そのまま当日交換できます様に、ご提供者の会社名とご氏名を貼付(記入)の上包装し、下記の受付票を添付して事務局までお届け下さい。

景品受付:ブラジル日本商工会議所(Av. Paulista 475, 13º)

準備の都合上、誠に恐れ入りますが 12月4日(金)必着でお届け下さい。(担当: アリセチサト℡ 31786233

以上

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                プレゼント受付票

会社名________________________________

内容_________________________________

個数________________________________

ヨーロッパの財政危機はイタリアのベルルスコーニ首相を辞任に追い込む

イタリアのベルルスコーニ首相は議会で審議中の財政安定法案は18日の採決が予定されており、法案成立後に辞任する意向をナポリターノ大統領に伝え、月内にも退陣する可能性が濃厚となってきた。

昨日、下院議会で採決された昨年度の会計報告に関する法案は野党が一斉に棄権したために可決、しかし与党の賛成票は議会の過半数に8票足りない308票にとどまり、今後の政権運営の見通しが立たなくなっていた。

ベルススコーニ首相は連立与党である北部同盟のウンベルト・ボッシ書記長と協議したが、ボッシ書記長らに辞任を強く促されたために、辞任の決意を固めたとみられている。

8日に欧州連合(EU)は財務相理事会を開催、財政不安が高まっているイタリアに「監視団」を送って、今日から財政緊縮策の進み具合を点検する作業を開始予定、財政再建に懸念が高まる中で国際通貨基金(IMF)と連携して監視して、イタリア政府に着実な実行を促させる。

ベルススコーニ首相の辞任の可能性が高まった観測でミラノの株価は一時2.0%以上高騰、その後の下院議会での会計報告法案の可決で終値は0.74%の値上がりに留まった。

昨年のイタリア政府の昨年の債務残高赤字はGDP比118.4%とギリシャの144.9%に次ぐ高率であり、財政債務問題が危険視されているポルトガルの93.3%、アイルランド94.9%、スペインの61%とそれぞれ大幅に上回っている。

8日の10年物のイタリア国債利回りは一時6.7%台半ばに上昇、ユーロ導入後の最高利回りを連日で更新して、財政運営上の「危険水域」とされる7%に迫っていた。

IMFでは2011年のイタリアの財政赤字はGDP比4%を予想しているが、それほど悪くはない。しかし年内に580億ユーロのリファイナンスの必要に迫られており、なおかつ、現在の利回りは利払い負担で債務返済が困難になる危険水域の7.0%に近付いている。(2011年11月9日付けエスタード紙)


 

MMXは南東港拡張に6億レアルを投資

実業家エイケ・バチスタ氏が率いる鉄鉱石生産会社MMX社は、リオ州イタグアイ市の南東港の拡張プロジェクトに6億レアルを投資、現在までの投資総額は18億レアル、今回の拡張プロジェクトを合わせると24億レアルの投資となる。

この拡張プロジェクトは2013年の鉄鉱石の輸出能力5,000万トンを1億トンに引き上げる計画であり、2億レアルは拡張プロジェクト準備、4億レアルは地質調査並びに浚渫工事などでの生産性アップのための改良工事などに投資する。

MMXでは同港湾拡張工事向け投資向けに、社会開発銀行(BNDES)に対して5億5,000万レアルのクレジット枠を申請して、資金調達を予定している。

ミナス州セーラ・アズール地域の鉄鉱石生産開発プロジェクトには4億レアルを見込んでおり、中国や韓国の投資銀行に対して、設備投資用機械などの購入のためのクレジット調達を予定、ヨーロッパですでに資金調達のためのロードショーを実施している。

セーラ・アズールの鉄鉱石鉱山開発では鉄道ターミナルや10キロメートルの輸送道路の建設などで、年間2,400万トンの生産能力引上げを予定、しかし現在の生産能力は870万トンに留まっている。

MMX社ではこの鉄鉱石関連開発向けプロジェクトの建設ライセンスは2012年第1四半期までには認可されると見込んでいるが、環境ライセンスの予備審査はすでに8月に承認されている。(2011年11月9日付けエスタード紙)


 

鉱工業部門は税制改革に照準

企業経営者リーダーは連邦政府に対して、ジウマ政権発足時に連邦政府が約束した鉱工業部門への税制改革の推進を、早急に行うように圧力をかけている。

鉱工業部門の代表者は連邦政府が税制改革拡大路線を放棄して、交渉可能なセクター別の税制インセンチブ政策採用切り替えに集中することに軸足を移したとコメント、批判の的となっている課題は州政府の輸入製品関連税制インセンティブであり、企業経営者は港湾戦争と呼んでいる。

全国工業会(CNI)ではサンタ・カタリーナ州、パラナ、ゴイアス、ペルナンブーコ並びにセアラー州の税制インセンティブに対して司法に訴えているが、判決はまだ出ていない。

連邦政府側ではインセンティブはある問題解決のための企業経営者のクレームに起因していると反撃、輸入製品の急増はジウマ政権では税制改革推進するための要因の一つとなっている。

各州が港湾活動を活性化するために輸入製品に対する商品流通サービス税(ICMS)の減税は国産品の競争力をそぐことにつながっている。ICMSにおけるインセンティブの導入は州政府の歳入減少につながり、州知事は州の負債比率削減のために他のもので補うための法廷闘争につながっている。石油ロイヤリィ分配に関する交渉では結局は結論に至っていないままになっている。

連邦政府は輸入製品急増で大きなダメージを受けているセクターに対する部分的税制改革を採用、家具セクター、履物、繊維セクターに対して、企業側の社会保障院(INSS)への従業員給与額に対する納付率の免税を実施したが、問題解決には至っていない。

ブラジル鉄鋼院のマルコ・ポーロ・デ・メロ・ロペス会長は「ある特定のセクターへの支援だけではなくて、鉱工業部門全体の競争力強化が必要である」とコメントしている。

CNI工業会では2008年に最も新しい税制改革案をコーディネートした財務省のBernard Appy元長官と、連邦政府に対する解決案を作成するために契約を交わした。

CNIのロブソン・アンドラーデ会長は「第一次政権以内での税制改革推進は非常に難しいために、第2次政権末までに改革する案を作成する」と説明している。

先週の木曜日に財務省官僚はブラジリアで臨時の国家財政政策審議会(Cofaz)で港湾戦争について議論を再開、輸入製品だけの規制に関する法令作成は不可能に近いと結論に到った。

連邦政府にとっては州政府間の利害対立の議論は連邦政府の歳出で補填する結末に至ると判断。財務省のネルソン・バルボーザ長官は輸入製品に関するICMS問題は上院での決議決定にゆだねることを強調。バルボーザ長官は「このインセンティブ導入策はブラジル全体に損害を及ぼし、システミックな影響に結びつく」とコメントしている。(2011年11月6日付けフォーリャ・デ・サンパウロ紙)


 

CIR 124/11: 「知的財産保護に関する勉強会」のご案内

CIR-124/11

201111月8日

会員各位

ブラジル日本商工会議所 

企画戦略委員長 澤田吉啓

日伯経済交流促進委員長 藤井晋介

在ブラジル日本大使館

日本貿易振興機構 サンパウロ事務所

「知的財産保護に関する勉強会」のご案内

平素より大変お世話になっています。

この度、関係各位のご協力の下、表記勉強会(第5回)を開催する運びとなりました。ブラジルにおける最新の知的財産権保護の取組についてCNCP(海賊品・知的財産問題対策全国評議会)のAna Lucia de Moraes Gomes Soares事務局長及びブラジル軍警察(説明者未定)からご講演いただくとともに、「ブラジルにおける模倣品対策活動の紹介」と題してキャノン・ド・ブラジルの大塚社長様からご講演いただく予定です。

 

知的財産保護に関する情報収集においてまたとない機会ですので、万障お繰り合わせのうえ、是非ご参加いただけますようご案内いたします。

1.日時:20111129日(火) 15:0017:00

2.会場:サンパウロ市内 HOTEL TIVOLI SÃO PAULOMOFARREJ Alameda Santos, 1437Cerqueira Cesar, Sao Paulo – Tel.: (11) 3146-5900 地下Liberdadeの間

3.ホテルの収容人数を超える場合には恐縮ですがお申し込み順とさせていただきます。

4.参加費:無料

5.プログラム

(1)開会挨拶

 ジェトロ・サンパウロセンター 澤田所長

(2)サンパウロ真贋判定セミナー開催結果概要報告

在ブラジル日本国大使館 前田一等書記官

(3)ブラジルにおける知財保護の最近の動向

ブラジル政府海賊品・知的財産問題対策評議会(CNCP

Ana Lucia de Moraes Gomes Soares事務局長

(4)警察機関の模倣品対策制度及び実際活動の紹介と権利者の協力体制について

ブラジル軍警察

(5)ブラジルにおける模倣品対策の紹介と問題点について

キャノン・ド・ブラジル 大塚社長

(6)「中南米流通ルート調査(20103月)」及び日本政府の取組紹介

経済産業省製造産業局模倣品対策・通商室 速水専門官

(7)閉会挨拶

ブラジル政府海賊品・知的財産問題対策評議会(CNCP

Ana Lucia de Moraes Gomes Soares事務局長

注: ポルトガル語でのプレゼンでは日本語への逐次通訳が予定されております。

5.連絡先ブラジル日本商工会議所 チサト宛、e-mailsecretaria@camaradojapao.org.brまたは電話3178-62331125日(金)までお申し込み下さい。

なお、内容についての質問等がある場合には、ジェトロ・サンパウロセンター/深瀬(電話3141-0788)までお問い合わせ下さい。

以上

投資先としてのウルグアイ(2011/10/27、28)

「シンガポールに出来て何故ウルグアイに出来ないか」人口僅か340万人、かつては南米のスイスと持て囃されたウルグアイが今また脚光を浴びている。メルコスールの加盟国の中心に位置、その地の利を活かし国内13地域にフリーゾーンを設定、中国、韓国の自動車ノックダウン生産が始まっている。先般ブラジル政府が国内の自動車産業保護を目的とした輸入品に対する物品工業税(IPI)+30%についてメキシコやアルゼンチン製同様、メルコスール加盟同胞国を理由に適用外になったばかりだ。

ウルグアイ政府はかつてアルゼンチンと紛争を起こした紙パルプの工場一帯をフリーゾーンに指定、工業化政策にも力を入れ注目の的になっている。メルコスールの盟主国ブラジルとアルゼンチンの通商紛争に翻弄されながら両国の短所を長所に置き換える逞しく強かな戦略構築が垣間見られる。ブラジルの多国籍企業が投資の足枷の一つとして移転価格税制を挙げ政府に改善要請しているが、ウルグアイでは既にOECDのガイドライインに沿った解り易く且つ透明性の高い国際標準を採用しているのはその典型例と言える。日本勢も数社が工場展開する一方、既に日本を含む代表的な多国籍企業がゾナ・アメリカ・フリーゾーンに物流、サービス拠点を構え活動している。

識字率は98%と教育レベルが高く、汚職度(透明度)の低い世界順位はチリの21位に次ぎ24位、南米諸国の中ではチリに次いで最も低い。去る7月、佐久間駐ウルグアイ大使は当会議所主催の昼食会に参加、「ウルグアイ概況とビジネスセミナーのお知らせ」と題し講演を行った。

この反響は予想以上に高く今回ウルグアイ日本大使館公邸で日本との外交樹立90周年を記念に開催したウルグアイセミナーには、当会議所から商社をはじめ企業の関係者30数名が参加、特命担当委員長の伊吹氏(丸紅ブラジル社長)はじめ日伯経済交流促進副委員長の深瀬氏(JETRO次長)および平田事務局長も加わった。

セミナーの概要や現地視察については「ウルグアイセミナーの様子」と題した日伯経済交流促進副委員長の深瀬JETRO次長レポート(※)を御覧下さい。
(※)
「ウルグアイセミナーの様子」

なお詳細に付いては在ウルグアイ日本大使館から当所サイトにリンク承諾頂いた下記アドレスをクリックされ御覧下さい。
https://skydrive.live.com/?cid=2B47A77369C7BDAA&id=2B47A77369C7BDAA%21111


 

10月の自動車生産は前年同月比9.5%減少の26万5,571台

全国自動車工業会(Anfavea)の発表によると10月のバスやトラックを含む自動車生産台数は前月比1.7%増加の26万5,571台、しかし前年同月比では9.5%と大幅に落ち込んでいる。

また10月のブラジル国内の自動車販売は前月比10%減少の28万567台、前年同月比でも7.5%とそれぞれ大幅に減少しており、在庫調整のために集団休暇を採用している自動車メーカーも増加してきている。

今年10カ月間の自動車生産は前年同期比1.9%増加の286万9,679台、また同期間の自動車販売は5.6%増加の296万3,273台、10月の自動車業界の従業員総数は前月比0.2%増加の14万5,391人、前年同月比では7.5%と大幅に増加している。

Anfavea協会の発表によると10月の農業機械などを含む自動車輸出は前月比8.2%増加の14億1,300万ドル、今年10カ月間では前年同期比21.3%増加の127億6,700万ドルを記録している。

全国自動車協会のクレドルヴィーノ・ベリーニ会長は2011年から2015年の自動車業界の投資総額を、ブラジルの国内マーケットの拡大や国産化比率65%以下の輸入自動車に対する工業製品税(IPI)の30%引上げ措置の採用で、新規参入メーカーは国産化比率引き上げのための投資拡大に迫られているために、前回予想の210億ドルから220億ドルと上方修正している。

自動車メーカー系金融会社協会(Anef)の調査によると、今年5月から自動車向けクレジット金利は減少傾向となっているにも関わらず、全国6ヵ月連続で90日以上の延滞率が上昇、9月の延滞率は4.4%に達している。

Anefでは2010年12月の90日以上の延滞率は2.5%に留まっていたが、今では約2.0%増加の4.4%と大幅増加、イタウー銀行の自動車クレジットの延滞率は6月末の5.8%から9月末には6.3%に上昇、ブラデスコ銀行も5.7%から6.0%と延滞率が増加してきている。

大衆向け自動車のクレジットの月間支払が700レアルから800レアルの延滞率は再び減少傾向を示しているが、家庭収入が2,000レアルから3,500レアルで、2009年以降に60カ月間のクレジットを組んだ購入者の延滞率が増加している。

イタウー銀行のロジェリオ・カルデロン取締役はインフレの減速傾向、金利の低下や実質賃金の上昇で、来年の第2四半期から延滞率は減少に転じると予想している。(2011年11月8日付けエスタード氏)


 

南部アフリカへの輸出拡大

連邦政府は欧米などが金融危機や景気悪化で、今後数年間に亘って景気回復が遅れ、一方、新興国やアフリカなどの更新諸国の経済成長伸び率が今後も継続するために、ヨーロッパ諸国が伝統的に北部アフリカとの貿易などを拡大しているために、サハラ砂漠以南の南部アフリカへの輸出拡大や技術協力を進める。

しかし資源確保で形振り構わずに、アフリカ諸国に影響力を拡大してきている中国に対抗するために、連邦政府はアフリカグループに対する戦略性メカニズム構築を進めており、国家輸出新興庁(Apex)は来週、南アフリカ、アンゴラ並びにモザンビークに企業ミッションを派遣する。

ブラジルのアフリカ諸国向け輸出は2008年の世界金融危機後に大幅に減少、しかし昨年は102億ドルと記録を更新、今年10カ月間では前年同期比30%増加の99億ドルに達している。

ブラジルのゼネコン大手が南部アフリカでインフラ整備向けにブラジルから建設材料を輸出、社会経済開発銀行(BNDES)やブラジル銀行が輸出クレジットを提供して、後押ししている。

ゼネコン大手のオデブレヒト社はアフリカで1万4,500人の労働者を雇用、アフリカの売上は同社の4%を占めるにすぎないが、建設部門並びにエンジニアリング部門では12%を占めている。

アフリカからブラジルへの輸出の60%は石油派製品であり、今年10カ月間の輸入は輸出を29億ドル上回って、貿易収支赤字となっている。(2011年11月8日付けヴァロール紙)


 

今年のブラジルへの対内直接投資比率は世界の5.4%か

中銀の金融アナリストは今年のブラジルへの海外投資家による対内直接投資は世界全体の5.4%に達すると予想、今年の経常収支赤字予想540億ドルを上回る600億ドルが見込まれている。

今年第2四半期の国内総生産(GDP)に対する総固定資本形成 ( FBCF)比率は、16.1%と2005年と同レベルに回復、昨年は13%、世界金融危機後の2009年は9.9%まで落ち込んでいた。

ブラジル・グローバル・多国籍企業研究会(Sobeet)では来年の直接投資を500億ドルと予想、しかし経常収支赤字650億ドルを下回ると予想している。

サフラ銀行のチーフエコノミストのCarlos Kawall氏は先進国の経済成長が大幅に減速、ブラジル経済成長率が3.0%でも、安定した政治や経済ファンダメンタルズで、海外投資家は継続してブラジルに注目している。

また同氏は連邦政府の経済成長加速プログラム(PAC)による大型インフラプロジェクト、ワールドカップやオリンピック開催などへの直接投資拡大で、来年は730億ドルを予想、経常収支赤字737億ドルと同じ水準に達すると予想している。

2009年のブラジルへの対内直接投資ランクは15位、昨年は米国、中国、香港並びにベルギー2次いで5位であったが、今年は中国、インドに次いで3位が予想されている。(2011年11月8日付けヴァロール紙)

 

ブラジル銀行のクレジット部門は減速

ブラジル銀行の9月のクレジット残高は4,025億レアルと過去12カ月間では18.46%増加しているにも関わらず、6月比では5.0%の伸び率に留まって減速、8月には今年のクレジット伸び率を年頭予想の17%~20%を15%~18%と大幅に下方修正していた。

しかしクレジット部門の伸び率が大きいのは延滞率が小さい部門向けクレジットであるが、収益率も低い。農業部門向けクレジットは予想を上回る12.3%の伸び率を記録している。

第3四半期の農業向けクレジットの延滞率は0.9%と前四半期から安定して低率を維持、しかし個人向けクレジットは傘下のヴォトランチン銀行の自動車向けクレジットの延滞率が大幅に増加したために、3.0%から3.2%に上昇している。

ブラジル銀行では3,000レアル以下の個人向けクレジットの与信審査を厳格に行って、延滞率の低下を図ると予想されているが、ブラジル銀行の全体のクレジットの延滞率は2.1%の大手銀行の平均延滞率3.5%を大幅に下回っている。

ブラジル銀行、イタウー銀行、ブラデスコ銀行並びにサンタンデール銀行の第3四半期の純益総額は104億1,000万レアルと前年同期比13%増加、イタウー銀行が25.48%増加の38億1,000万レアルで、ブラジル銀行の29億2,000万レアルを抜いてトップとなっている。

第3四半期の四大銀行のクレジット総額は1兆1,866億9,000万レアル、ブラジル銀行に次いでイタウー銀行が3,352億8,000万レアルで2位、ブラデスコ銀行は2,604億7,000万レアル、サンタンデール銀行は1,883億9,000万レアルとなっている。

第3四半期のイタウー銀行の延滞率は4.7%とサンタンデール銀行の4.3%、ブラデスコ銀行3.8%と最悪であり、ブラジル銀行の2.1%の2倍以上の延滞率を記録している。(2011年11月7日付けヴァロール紙)