Embraport並びに BTPの操業開始でサントス港の生産性が上昇

昨年7月のEmbraport並びに昨年8月のBTPの操業開始で、昨年末からのサントス港ターミナルの1時間当たりの荷扱い稼働率が大幅に上昇してきている。

サントス港ターミナルの1時間当たりの荷扱い量は、オランダのロッテルダム港やドイツのハンブルグ港を上回っており、中国の上海港の水準まで接近してきているとHamburg Sud海上輸送会社の調査で判明している。

昨年のサントス港湾の船体が335メートル以下で9,600TEUsの“Cap San”コンテナ船の1時間当たりの取扱量は60隻と世界平均の80隻を大幅に下回っていたが、Embraport並びにBTPの操業開始で今年の取扱量は104隻まで上昇している。

2014年の1時間当たりの平均コンテナ船取扱量は上海港が122隻でトップ、ハンブルグ港並びに香港が90隻、ロッテルダム港は87隻、ブエノス・アイレス港は76隻、シンガポールは57隻となっている。

Embraportはゼネコン大手のオデブレヒト社が66.7%の資本参加、DP World社が33.3%の資本参加をして23億レアルを投資、BTPはTIL社並びに APM Terminalsが資本参加して20億レアルを投資している。(2014年9月17日付けヴァロール紙)

 

 

7月のサービス部門の実質伸び率はマイナス3.4%

ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、7月のインフレ指数を差引かない名目サービス部門の伸び率は前年同月比4.6%増加、過去12カ月間のサービス部門のインフレ指数は8.44%と全体のインフレ指数6.5%を大幅に上回っているために、7月のインフレ指数を差引いたサービス部門の実質伸び率は、マイナス3.4%とテンデンシア社では試算している。

過去12カ月間のサービス部門の名目伸び率は7.6%増加、実質伸び率はブラジル地理統計院が統計を取り始めた2012年1月以降では最低の伸び率となっており、全国商業連合(CNC)のファビオ・ベントス氏は、今年のサービス部門の伸び率はマイナス成長になると予想している。

ブラジル地理統計院では7月の製造業部門の生産は前年同月比マイナス3.6%、小売部門はマイナス0.9%とそれぞれ減少したために、主に法人向けサービス部門が大きな影響を受けている。

また7月はワールドカップによる営業日数の減少や航空利用客が名目で6月の4.5%増加から一転して2.5%減少したこともサービス部門の伸び率にブレーキをかけた要因となっている。(2014年9月17日付けエスタード紙)

 

経済協力開発機構(OECD)は今年のブラジルのGDP伸び率を0.3%に下方修正

経済協力開発機構(OECD)は、ペトロブラス石油公社の汚職問題が海外からのブラジルへの投資の妨げになると予想されるために、今年のブラジルのGDP伸び率を0.3%に下方修正している。

経済協力開発機構では、ウクライナや中近東の紛争問題やスコットランドの独立問題などで世界経済の停滞につながると予想して大半の国のGDP伸び率を下方修正しているが、今年5月のブラジルのGDP伸び率は1.8%と予想していた。

経済協力開発機構では今年の中国のGDP伸び率を7.4%と予想、2015年は7.3%を予想、今年のインドのGDP伸び率を5.7%と予想、また今年の世界の平均GDP伸び率を3.0%と予想している。

中銀の最終フォーカスレポートによると、今年のブラジルのGDP伸び率は前回予想の0.48%から0.33%に16回連続で下方修正、1ヵ月前のGDP伸び率予想は0.79%であった。

2015年のブラジルのGDP伸び率を1.04%に下方修正、2016年のブラジルのGDP伸び率を2.32%と予想、今年の製造業部門のGDP伸び率はマイナス1.98%、2015年の製造業部門のGDP伸び率は1.5%を予想している。(2014年9月16日付けエスタード紙)

 

ゲルダウはGallatin Steel社の50%の株を放出

ゲルダウ社はアルセロール・ミッタル社と共同で米国ケンターキー州にGallatin Steel社の株をそれぞれ50%所有して圧延鋼を生産していたが、所有する50%の株をNucor社に譲渡してGallatin Steel社から撤退する。

ゲルダウ社はNucor社に7億7,000万ドルで自社所有の株式50%を譲渡して圧延鋼生産から撤退して建設業向け棒鋼並びに自動車向け特殊鋼の生産に集中するが、7億7,000万ドルのうち3億8,500万ドルは運転資金に回す。

Gallatin Steel社の年間の鉄鋼生産は180万トン、ゲルダウ社の50%の株を譲渡したNucor社以外にも実業家ベンジャミン・スタインバック氏が所有するナショナル製鉄所(CSN)も買収劇に参加していた。

Nucor社はGallatin Steel社に50%の資本参加で圧延鋼を年間1,300万トン生産、石油・天然ガス生産向けのマーケットシェア拡大が見込まれている。(2014年9月16日付けエスタード紙)

 

今年上半期の白物家電販売は前年同期比5.0%減少

全国電気電子製品メーカー会(Eletro)のロウリヴァル・キスーラ会長は、今年上半期の白物家電販売は前年同期比5.0%減少したが、下半期には白物家電販売は回復すると予想している。

今年上半期のテレビ販売はワールドカップ開催の需要で前年同期比16%増加、しかしワールドカップ開催の6月から白物家電販売は減少に転じており、6月は前年同月比1.8%減少、7月は9.6%と大幅に減少している。

ブラジル地理統計院(IBGE)の調査によると、5月の白物家電販売は前年同月比7.9%増加したにも関わらず、ワールドカップ開催後の6月並びに7月の白物家電販売は大幅に落ち込んでいる。

Eletroのロウリヴァル・キスーラ会長は、今後ガスオーブン並びに洗濯機、冷蔵庫の販売増加が期待できると予想しているにも関わらず、金融市場関係者は高止まりする金利や景気後退で白物家電販売の先行きの不透明感が増加してきていると見込んでいる。(2014年9月16日付けエスタード紙)

 

マリンガ市・周辺地域コンベンション&ビジターズ・ビューローが訪問

コンサルタントのAndré Ganzelevitch(Sebraeと提携)、マリンガ市・周辺地域コンベンション&ビジターズ・ビューローのJonas Demóstene Ramos 理事長(Gaph Park Hotel), Fabiano Costa Martinez 渉外部門ディレクター(King Konfort Hotel), e Sueli Toschico Yrie 財務ディレクター(Golden Ingá Suíte Hotel)は2014年9月16日に商工会議所を訪問、応対した日下野成次総務補佐にマリンガ市がコンベンションなどビジネス関連のデスティネーションとしてのポテンシャルを説明した。

市長を始め、マリンガ市は数回にわたって商工会議所事務局を訪問、またイベントに参加の際、同市についてプレゼンテーションを行っており、今年5月に開催された日本公園「Parque do Japão」落成式には平田事務局長が出席している。

マリンガ市紹介サイト(日本語ビデオあり): www.visitemaringa.com

左から Sueli Toschico Yrie 財務ディレクター/André Ganzelevitch氏/日下野成次総務補佐/Fabiano Costa Martinez 渉外部門ディレクター/Jonas Demóstene Ramos 理事長

 

今年8カ月間の第一次産品輸出は輸出額の50.4%を占める

通商産業開発省(MDIC)の発表によると、今年8カ月間の第一次産品輸出は輸出額の50.4%を占めて1978年以来では最高を記録、大豆並びに鉄鉱石などの国際コモディティ価格は中国の景気減少に伴って大幅に減少している。

昨年の完成品の輸出は前年比7.0%減少の535億レアルであったが、鉄鉱石並びに大豆、原油、牛肉、トウモロコシなどの第一次産品輸出は、前年比4.7%増加の776億ドルであった。

今年1月の鉄鉱石の国際コモディティ価格は1トン当たり135ドルであったが、先週の鉄鉱石価格は81.9ドルと大幅に減少、資源大手ヴァーレ社の今年7カ月間の鉄鉱石の売上は、前年同期比10.8%減少の128億ドルと前年同期の144億ドルから大幅に減少している。

ヴァーレ社のムリロ・フェレイラ社長は中国の鉄鉱石在庫が減少し始めたために、今年末の鉄鉱石価格は1トン当たり95ドルに回復すると予想、ブラジル貿易会(AEB)では、今年の鉄鉱石輸出は前年比7.5%減少の300億5,500万ドルと予想している。

ブラジル貿易会では今年の1トン当たりの鉄鉱石の平均国際コモディティ価格は80ドル、2015年の鉄鉱石の平均国際コモディティ価格は65ドルを予想している。

国連食糧農業機関(FAO)では、今年の世界の穀物在庫は前年比6.0%増加の6億1,600万トンを予想、通商研究センター(Funcex)では今年のブラジルの貿易赤字を35億ドルと予想している。(2014年9月14日付けエスタード紙)

大統領選挙を前に公共投資が拡大

10月の大統領選挙を前に連邦政府の公共投資が拡大してきており、8月の公共投資総額は、68億レアルと今年の月間平均の公共投資47億レアルを大幅に上回っていると連邦行政関係情報一貫システム(Siafi)の調査で判明している。

今年8カ月間の公共投資総額は、今年の予算法で許可されている47.6%に相当する399億レアルに達しているが、昨年同期は31.9%、2012年は30.4%と今年は大幅に上回っている。

Siafiのジル・カステロ・ブランコ事務局長は、今年の財政プライマリー収支黒字は予想を大幅に下回るにも関わらず、大統領選挙を控えているために公共投資は拡大すると予想している。

企業の負債返済額の低減措置を利用したRefis da Criseによる今年の臨時歳入は130億レアルが予想されているが、60億レアルから90億レアルしか国庫庁の歳入として計上されているにすぎない。

今年8カ月間の運輸省の公共投資は、83億レアルで昨年同期の54億レアルをすでに29億レアル上回っており、農務省の公共投資は5万人以下の都市向けのトラクターや農業機械向けに37億レアルの公共投資が実施されている。(2014年9月13日付けエスタード紙)

7月の経済活動指数(IBC-Br)は1.5%増加

ブラジル地理統計院(IGBE)の国内総生産(GDP)伸び率の発表前に、中銀は先行指標として経済活動指数(IBC-Br)を発表するが、7月のIBC-Br指数は前月比1.5%増加と上昇に転じている。

過去5年間のIBC-Br指数は127.23ポイントから131.46ポイントに上昇、昨日のIBC-Br指数は6月の144.14ポイントから146.3ポイントに上昇している。

過去12カ月間のIBC-Br指数は1.17%上昇、今年のIBC-Br指数は0.07%上昇に留まっているが、5月から7月のIBC-Br指数はマイナス0.95%を記録していた。

テンデンシア・コンスルトリア社のエコノミストのシルヴィオ・カンポス・ネット氏は今年のGDP伸び率は僅かに0.4%に留まると予想している。(2014年9月14日付けエスタード紙)

 

CIR?104/14 入札のご案内 サントス港湾視察見学会

CIR–104/14

2014年9月15日

会員各位

ブラジル日本商工会議所

運輸サービス部会 部会長 森田 透

 

入札のご案内 サントス港湾視察見学会

 

平素は当会議所活動にご協力頂き心より御礼申し上げます。

 

昨年に引き続き当部会では2014年10月24日(金)にサントス港湾見学会を計画しております。

 

就きましては以下の条件で入札を致しますのでご関心の当所会員旅行社は見積もりをお寄せ下さいます様お願い申し上げます。

 

 記 

日程: 2014年10月24日(金) (定員50人程度)

10月24日(金)

06:45 : SP 出発

09:20 : BTPターミナルゲートイン

09:3010:30 BTPターミナル視察 (25 x 2グループでプレゼンとバスでの見学)

10:3011:00 : BTP税関裏岸壁に移動、乗船

11:0012:30: サントス港を船上から視察

12:30 : Ponta de Praia(公共岸壁)で下船

12:3013:15 レストラン(Terraço Chopp) 移動

13:3015:00 昼食

15:0017:00 サンパウロ移動解散

見積もり対象

1)移動(バスの手配):

24日(金) 

6時45分 サンパウロ発

~ 日中各所移動(上記スケジュールに基づく) ~

17時  サンパウロ戻り

 

バス: 最新型(2013年以降製でトイレ付き)、45~50人乗り(2階建てではないもの)エアコン並びにマイクつき、コーヒー、ミネラルウォーター(copinho)用意。

 

2)食事(レストラン Terraço Choppの手配):

24日(金) 

レストラン(Terraço Chopp)での食事メニューと料金

 

3)BTPターミナルおよびカタマランボート業者とのコンタクト

24日(金) 

当日に向けての業者との調整と当日のサポート(予め業者は選定、仮予約済み)

 

応札条件

  • 参加する旅行社のスタッフ(添乗員を含む)の人数をお知らせ下さい。

②   バスの収容人数とモデル(年数など)をお知らせ下さい。

③   (昨年は旅行社の提案でバス機内で軽食サービスがありました)

④ BTPターミナルおよびカタマランボート業者のコンタクト先については入札締め切り後、落札企業にお知らせ致します。

 

応札資格者: 当所会員旅行社に限定

 

見積提出先secretaria@camaradojapao.org.br  事務局 セイジ Seidi 9月19日(金)まで

 

※見積受領後、当所運輸サービス部会が応札内容を確認し、必要があれば個別に聞き取り審査を行います。

以上