経済産業省の駒井友美氏が2016年7月26日に商工会議所を訪問、応対した平田藤義事務局長とブラジル日本商工会議所活動やブラジル政治経済について意見交換を行った。

左から平田藤義事務局長/経済産業省の駒井友美氏
経済産業省の駒井友美氏が2016年7月26日に商工会議所を訪問、応対した平田藤義事務局長とブラジル日本商工会議所活動やブラジル政治経済について意見交換を行った。

左から平田藤義事務局長/経済産業省の駒井友美氏
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2016年7月25日
各位
企業経営・地場企業推進委員長
ワグネル 鈴木
月 例 会
拝啓
時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
当委員会では 7月の月例会を下記の要領で行ないますので、会員各位奮ってご参加いただきますようご案内申し上げます。
会合はポルトガル語で行われ日本語への通訳は付きませんが、経営に有用な情報交換が出来ますので、出来るだけ経営幹部や担当者に出席させ、後日社内報告させることをお勧めします。
参加ご希望の方は下記サイトページ ( http://camaradojapao.org.br/evento/eventos/comissao-de-gestao-empresarial-reuniao-mensal-280716 )より必要事項を記入しご連絡願います。
お申込は自動申込システムを採用することとなりましたのでご協力の程お願い申上げます。申込者には後ほど自動確認メールが届きます。(定員の65名に達し次第お申込み受付を終了と致します。お申し込みは1社2名までとさせて頂きます。)
– 記 –
日時:2016年 7月 28日(木)、16時 ~18時
場所:ブラジル日本商工会議所大会議室 (Av. Paulista, 475 – 13º andar – São Paulo-SP)
Ⅰ. 情報交換 (16時~16時30分)
討論のテーマについてご提案がありましたら、事前に事務局へメールでお知らせ下さい。(secretaria@camaradojapao.org.br )
会員各位が、人事部と企業運営上の労働問題について情報を交換します。
Ⅱ. 講演 (16時30分~17時15分)(討論を含む)
テーマ 「派遣社員採用に伴うリスク、コントロール、反汚職コンプライアンスについて」講演者はStüssi-Neves AdvogadosのEMERSON SIÉCOLA DE MELLO弁護士
Tema:
. A relação das empresas com os seus terceiros no dia a dia do ambiente de negócios sempre foi e será norteada por desafios, especialmente após a edição da Lei 12.846/13 – Anticorrupção, a qual responsabiliza as pessoas jurídicas nas esferas administrativa e civil pela prática de atos contra a administração pública, nacional ou estrangeira. Mas as organizações e as empresas contratam terceiros por quais razões? Realizam diligências adequadas? Confiam, conhecem e monitoram? Sabem de quem é a responsabilidade pela gestão das atividades e serviços prestados? Como detectar que o serviço de um terceiro está sendo ineficaz? E por fim, sabem quanto seu terceiro se utiliza de serviços de outros terceiros? Conhecer os terceiros, sejam pequenos, médios ou grandes, independentemente do segmento de atuação, bem como gerenciar riscos.
Expositor:
EMERSON SIÉCOLA DE MELLO
. Advogado do escritório Stüssi-Neves Advogados
Ⅲ. 講演 (17時15分~18時00分)(討論を含む)
テーマ 「ブラジルにおける入国管理サービス業界-各種労働許可、プロセスの概要、最近の規制等の変更についてAssessoria Técnica Atene Ltda. のMARIÂNGELA MOREIRA 総支配人
Tema:
“Mercado de Imigração no Brasil – Tipos de autorizações de trabalho, visão geral dos processos e recentes alterações” .
. Em razão das recentes mudanças e considerando as diversas modalidades autorizações de trabalho para o Brasil o objetivo é informar as empresas multinacionais estabelecidas no Brasil e empresas que desejam se estabelecer, assim como os profissionais da área sobre os principais pontos que devem ser observados em um processo de expatriação.
Expositora:
MARIÂNGELA MOREIRA
. Diretora-Geral de Assessoria Técnica Atene Ltda.
これまでの月例会の議事録・資料はブラジル日本商工会議所ホームページをご覧ください。: www.camaradojapao.org.br/jp
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2016年7月25日
会員各位
ブラジル日本商工会議所
総務・企画委員会 委員長 大久保 敦
2016年下期業種別部会長シンポジュームのご案内
拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申上げます。
総務・企画委員会主催で恒例の業種別部会長シンポジュームを下記の通り開催致します。
当商工会議所の11部会(運輸サービス、化学品、機械金属、自動車、金融、建設不動産、コンサルタント、食品、繊維、電気電子、貿易)の各部会長が「2016 年上期の回顧と下期の展望」 副題:『どん底の時期ならではの戦略は?-課題整理と対処方策-』について発表いたします。皆様奮ってご参加下さい。
プログラム詳細は追ってお知らせいたします。
テーマ:「2016 年上期の回顧と下期の展望」
副題:『どん底の時期ならではの戦略は?-課題整理と対処方策-』
日時: 2016年8月25日(木)
13時~18時 シンポジューム(途中コーヒーブレイクが入ります)
18時~19時 懇親会(カクテルパーティー)
会 場: ホテル インターコンチネンタル
(Hotel Intercontinental São Paulo, Alameda Santos, 1123 – Tel.: (11) 3179-2600 Sala Di Cavalcanti )
参加費:
シンポジュームのみ 無料(コーヒーブレイク含む、日ポ語同時通訳付き)
懇親会(カクテルパーティー) おひとり様 80レアル
言語: 日本語(ポルトガル語への同時通訳付き)
シンポジューム(無料)及び懇親会(カクテルパーティー:80レアル)へのお申込は来る8月22日(月)までに以下事務局までお願い申上げます。
参加お申込み先: 事務局カリーナ宛 (secretaria@camaradojapao.org.br )
カクテルにご参加の場合8月22日(月)までに事務局(Av. Paulista, 475 13階)あるいは銀行振り込みでお支払下さい。
※銀行振り込みの場合、E-mail: secretaria@camaradojapao.org.br 又はファックス: (11) 3284-0932 にて振り込み証明書をお送り願います。
口座番号
Banco do Brasil
Agência: 1196-7
C.c: 14650-1
CNPJ : 61.009.031/0001-06
Câmara de Comércio e Indústria Japonesa do Brasil
お願い:会場の駐車場は有料につき、料金は使用者負担となります。
以上
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2016年7月25日
自動車部会会員各位
ブラジル日本商工会議所
自動車部会長 Issao Mizoguchi
『 ブラジル日本商工会議所自動車部会 』 、および懇親会 開催のご案内
皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
標記の件、ブラジル日本商工会議所 自動車部会を、以下のとおり開催させて頂きます。
ご多忙の折、恐縮ですが、ご参加のほど宜しく御願い申し上げます。
会議では、8月25日に開催予定の部会長シンポジウムに向けた「2016 年上期の回顧と下期の展望」について、資料内容の提案をさせて頂きたいと存じます。
また、会議後に部会員の皆様との懇親会も予定しておりますので、是非ご参加頂ければ幸いです。
何卒宜しく御願い申し上げます。
< 記 >
① 会議
日時: 2016年8月12日(金) 16:00-17:00
会場: ブラジル日本商工会議所会議室
(Av. Paulista, 475 – 13o. and. – tel.: 3178-6240)
議題: 部会長シンポジウム「2016 年上期の回顧と下期の展望」資料提案、情報交換
副題 『どん底の時期ならではの戦略は?-課題整理と対処方策-』
② 懇親会
日時: 2016年8月12日(金) 18:00-
会場: 決定次第、別途ご連絡させて頂きます。商工会議所付近で予定しております。
依頼事項: ご出欠、およびご参加者お名前の確認
会議、および懇親会へのご出欠・ご出席者のお名前を、8月10日(水) 迄に、ブラジル日本商工会議所事務局カリーナ宛て (Tel 3178-6240、または、secretaria@camaradojapao.org.br) に
ご連絡ください。
建設不動産部会(藤井健部会長)は、2016年7月25日午後4時から6時まで7人が参加、8月25日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見交換を行なった。
2016年上期の回顧として、インフラ受注が始まり始めている案件や止まっている案件こと、民間の工場の案件が減少している中ローカルの学校や病院の引き合いが比較的多いこと、建設業全体の不況感で工場規模が小型化し価格競争が激化していること、リオのおけるアパートの賃貸料の低下傾向がサンパウロでも進み始めていることなどが話題となった。
2016年の展望として、汚職問題が解決しているのか選挙が近づいているのかインフラ案件で動き出している案件があること、ローカル企業や新規企業の開拓をしていくこと、価格競争力をつけるために、施行の効率化や工業化を進めていくこと、オリンピックの終了を受けリオの不動産価格の動向に注意していくこと、新築住宅件数が低迷していることから支払いの遅れに一層注意することなどが議題となった。
副題のテーマ『どん底の時期ならではの戦略は?-課題整理と対処方策-』について、5年前と比較すると業界の数字が落ちている中、各社そして業界としてどのように戦略を持って事業を進めていくかについて意見交換が行なわれた。
参加者は藤井部会長(CGC)、奥地副部会長(戸田建設)、大滝氏(ホス建設)、森口氏(スターツ ブラジル)、西村氏(YKK)、天谷アドバイザー、吉田調査員
Fotos: Rubens Ito/CCIJB
藤井部会長
部会懇談会の模様
7月25日午前、在クリチバ日本国総領事館(池田敏雄総領事)は公邸に於いて駐ブラジル大使館、ルイス・ニシモリ連邦下院議員他の出席下、パラナ州に進出或いは進出に関心のある日本企業13社(11社が当所会員企業)と意見交換会を開催した。
また午後からは場所を州政庁に移動、同州のCida Borghetti副知事はじめCYLLÊNEO PESSOA PEREIRA JUNIOR企画庁長官、Adalberto Netto開発庁総裁などとの意見交換会を開催した。
平田事務局長は午前の部に開催された意見交換会の直後にニシモリ下議と特別面談、8月3日ブラジリアの下院で行われる公聴会に備え、会議所からの発言内容について詳細を説明した。また大城義明パラナ日伯商工会議所会頭と今後の会議所連携強化等について話し合った。
パラナ州政庁では同州の政府関係者6人および日本政府関係者(在ブラジル日本国大使館、在クリチバ日本国総領事館、JETRO、JBIC、JICA、兵庫県ブラジル事務所)6人、ブラジル側からニシモリ下院議員、パラナ会議所会頭、クリチバ市長補佐3人、また同州で展開する民間企業13社15人に加えブラジル日本商工会議所の平田事務局長が参加した。
先ずペレイラ企画長官が歓迎の辞を述べた後に星野公使、ニシモリ下議、アダウベルト総裁が挨拶、その後に収録ビデオを用いて「戦略拠点としてのクリチバ市(メルコスールの臍)」の紹介があった。
クリチバ市の広さ435Km2、市の人口180万人、人口密度4,027人/Km2、人間開発指数0.823、GDP367億ドル(2013年)、2013年度の1人当たり所得19,900ドル(パラナ州14,000ドル、ブラジル12,000ドル)、同市のGDPはサンパウロ、リオ、ブラジリア、ベロ市に次ぐ5番目、2013年GDPR$79.4bi=>US$36.7bi、その構成比はサービス業76%工業24%。
企業数15万4千社、その構成比率はサービス業51.9%、貿易35%、工業12.8% 、農業0.4%の順でうち工業分野では大企業0.1%、中堅企業0.5% 、小企業2.7%、零細企業96.7%。
正規雇用数は94万4千人その構成比はサービ業の従事者65.5%、貿易17.1% 、工業17.2%うち大企業に従事しているのが44.7% 中堅企業15.3%、小企業17.2%、零細企業22.8%。
同市の外国貿易には456社が14億ドルを輸出、主な輸出商品構成比はトラクター12.41%、大豆11.13%、液体ポンプ6.11%、自動車5.94%で主な輸出先の割合はアルゼンチン15.9%、中国11.7%、ペルー9.3%、チリ8.5%の順となっている。
1,431社が26億ドル輸入。輸入に占める割合は自動車部品が14.2%、機械部品5.87%、自動データ処理機とユニット4.64%、輸入先は中国33.4%、 米国10.9%、ドイツ5.7%、輸出入共ブラジル国内で第5番目にランキングされている。
クリチバ市は隣のサンタカタリナ州のフロリアノポリス市に次いでブラジルで最も高い識字率97.87(フロリッパ97.91)、科学・技術&イノベーションの分野ではテクノロジー7,600箇所に8万9千人が従事、IT関係は6,500箇所あり3万4千人が従事、ブラジルの州都の中で第4番目。
市内にある空港は小型専用を含め2つあるが、アフォンソペナ国際空港は市内から18Kmに位置、年間730万人の乗客数、 21,900Tonの貨物取扱量、港湾はラテンアメリカ最大の穀物輸出量を誇るパラナグア港があり、2013年の貨物ハンドリングでは国内第3位 主な船荷は大豆、トウモロコシ、粗糖、肥料、コンテナ、冷凍品、石油、アルコール、自動車等がある。
この後に日本企業13社が、それぞれPPTを用いた5分程度のプレゼンを行った。「自社紹介」、「パラナ州における事業展開の現状と今後の見込み」、「パラナ州政府等への要望」、「在クリチバ総領事館及び日本政府機関への要望」からなる非常に簡潔明瞭なプレゼンであった。
参加企業:矢崎ドブラジル、NHフーズドブラジル、NEC LATAM、丸紅ブラジル、JTインターナショナルドブラジル、デンソードブラジル、イグアスコーヒー、ブラジル三井住友銀行、味の素ブラジル、ハリマドブラジル、古河電気工業以外にシスメックスドブラジル、住友ゴムブラジル。
州政府や連邦政府および在ブラジル日本政府機関への要望案件は多岐に及んだ。
税制関連:ICMS税務債権還付の早期促進および日本政府による州政府への働きかけ、輸入税(ICMS)軽減措置の恒久的継続、連邦政府に対し移転価格税制のルール・執行方法を各国と相互協議による二重課税防止が機能する法改正、移転価格税制が定めるマージン率の是正、他州と比較優位な税制優遇措置の導入。
労働関連:労使協定による昇給の見直し、業績に直接関係ないインフレ調整による昇給制度の是正、労務費正常化のための労働組合との交渉への支援。
インフラ関連:パラナグア港の利便性向上(課題:水深11mから14mへの浚渫、海上運賃がサントス港に比べUS$200/コンテナと割高、コンテナターミナルが1社のみでスペース制限があり荷主が敬遠、空コンテナが少ない)鉄道・トラック道路等内陸ロジスティクスの整備、迅速な各種インフラ整備。
農業政策関連:農産品の付加価値向上を図り生産量や世界相場に影響を受けにくい事業の展開、小規模農家を支援し輸出企業に育成、分析技術の強化により迅速で安心な輸出事業の展開、高品質の畜産物を世界に供給する輸出大国の地位向上、様々な肉製品による価値ある市場の形成と市場活性化、農業林業への継続的支援、安定的な生産伸長を促す農家政策。
ビジネス情報のタイムリーな提供、事業用地に関するサポート、資金調達、BNDES、BIDなどによる優遇金利下でのクレジットラインへのアクセス、税金、運用と人材コストに関する情報提供、日本語での企業支援、日本政府機関に対し日本企業のより良い事業環境構築のための州政府への働きかけ。
在留邦人への治安注意喚起情報の継続的発信、治安の改善、セキュリティ(スマートシティ)関係者の紹介、ネットワーキング機会の構築、運転免許証の迅速な交付、パラグアイからの密輸取り締まり強化、工場拡張の各種申請手続きの円滑化、従業員訓練のための財政的支援、人材研修のための両国間のVISA取得の円滑化、日本製医療機器の薬事登録の迅速化、日本に於ける薬事登録の同等性認可、新製造方法の実現に向けた研究開発に対する財政的支援。
平田事務局長は質疑応答のセッションを借りて、私はブラジルに単身で渡伯、来年には半世紀になる50歳のガウショだ。それでも渡伯以来パラナ州と非常に縁が深くニシモリ下議とは旧知の関係にある。アダウベルト総裁とも投融資に関しサンパウロで数回に亘り意見交換した。ニシモリ下議も冒頭あいさつで触れた様に、今ブラジルは企業経営を阻害する税制や労働分野で歴史的に大きな変革期を迎えていると述べた。
先ほど参加企業の方から「ブラジルの移転価格税制により二重課税を余儀なくされている」との発言があった。我が会議所は2009年に発足した日伯貿易投資促進合同委員会の場で、常にこの税制が投資を阻害する最大要因となっている事を指摘し、財務省の収税局に対しても国際標準の採用を促してきた。その後、部分的に法令は改正されたが、残念ながらブラジル特有な制度になっている。
多国籍企業にとっては今でも不透明で複雑かつ理解困難な制度であると言わざるを得ない。そのため投資を見送る企業あるいは進出を躊躇する企業があるのは非常に残念だ。ブラジルの経済アナリスト達はこのブラジル特有な制度等を「ジャブチカバ」と呼んでいる。このような制度を継続する間は投資どころか撤退する企業もあると認識している。
労働分野においても同郷人のガウショ、ゼツリオ・バルガス大統領時代に遡る、1943年の労働法(CLT)が未だに企業の経営者を苦しめている。全く柔軟性に乏しく硬直化したこの法令は時代錯誤としか言いようがない。
来月8月3日ブラジリアにおいてニシモリ下議が主導して行われる下院の産業開発委員会による公聴会で当会議所の政策対話活動について発表の場が設けられているが、将来、日本だけに限らず他の国々からの投資を増やしていく為には、これ等の税制と労働改革の2点について強く申し上げる事にしている。国家の発展に協力して行きたいと結んだ。

Vice-governadora Cida Borghetti durate reunião com comitiva de empresários japoneses no GGI – Gabinete de Gestão e Informações. Presentes, o deputado Luiz Nishimori, ministro da Economia da Embaixada do Japão no Brasil, Yoshitaka Hoshino e o cônsul-geral do Japão no Paraná, Toshio Ikeda. – Curitiba/PR, 25.07.2016 (Fotos: Jonas Oliveira)




7月の懇親昼食会は、2016年7月22日正午から午後2時までチヴォリ・モファレッジに約150人が参加して開催、進行役は平田藤義事務局長が務め、初めに特別ゲストのFGV大学経済学部のヴェラ・エレナ・ソーステンセン教授、関口ひとみ在サンパウロ日本国首席領事が紹介された。
村田俊典会頭は会頭挨拶で、今年から立ち上がった全伯会議所連携強化委員会が6月28日にポルトアレグレを訪問し、南伯日本商工会議所と意見交換会を開催したと述べた。意見交換会ではAGIR活動を中心に説明、その後、南伯会議所からワーキンググループに参加するなど交流がはかられ、今後はパラナやベレンとの会議所との連携も行なうようにしていくと語った。7月12日から14日まで行われたアルゼンチンインフラミッションには76名、また7月20日に開催された安全対策セミナーにも70人という大勢の会員が参加したことを歓迎した。今後の活動としては、下期業種別部会長シンポジウムが8月25日に開催され、今回のテーマは上期の回顧と下期の展望、そして、副題はどん底の時期ならではの戦略は?-課題整理と対処方策―となっており、これから開催される部会懇談会で各部会がまとめを発表する大きなイベントであるとし、またブラジルドローバック制度についての説明会が7月27日に開催予定、両イベントとも大勢の会員に参加して欲しいと呼びかけた。次に8月3日の下院議会での公聴会には、会頭と松永政策対話委員会委員長が今までブラジル政府と行なっているAGIR活動を中心に説明する予定であると語り、また、8月終わりから選挙の準備に入る予定であり、来月詳しく説明するが地場企業も積極的に理事会社へ立候補するよう呼びかけた。最後に、現代ブラジル事典は1000冊輸入したうちの半分売れたところであるが、800冊の売上を目標にしているので、会員の協力を要請した。
大久保敦総務・企画委員長は、会頭の説明で触れた業種別部会シンポジウムとアルゼンチン・インフラミッションについて説明、まず各部会懇談会での報告が行なわれる部会シンポジウムの案内は来週配信する予定で、多くの会員が参加するように呼びかけた。また、ジェトロサンパウロ、商工会議所の相互啓発委員会、総務企画委員会共催で開催されたアルゼンチン・インフラミッションには、ブラジルからの参加者がほぼ半数を占め、アルゼンチンへのミッションとしては過去最大規模となったと説明、一行は、ミケティ副大統領との会合を中心に、通信大臣、エネルギー大臣、各分野の副大臣、総裁クラスの官僚からのプレゼンによる事業の紹介とのネットワークを構築、また、製油所、地下鉄、下水道などの現場視察を行なったと説明した。
3分間スピーチでは、Sompo Segurosの川部弘明経営審議会副会長、Francisco Caiuby Vidigal Filho社長が、ブラジルで蓄積されたマリチマと安田の経験を生かし、ブラジルではまだ知られていないSompoというグローバルブランドを、日系社会そして日系企業のお客様に満足してもらえるサービスを提供していきたいと述べた。国際交流基金サンパウロセンター深沢陽所長は、リオから東京に繋ぐオリンピック関連で、美術、映像、舞台の3つの事業をリオのセントロを中心に開催される予定で、中平康監督の映画については、リオとサンパウロのブラジル銀行文化センターで開催されると説明した。JCB岡田征泰事業開発マネージャーは、JCBカードはCieloやRedeで活用でき、また2017年には、CAIXA ECONOMICAとパートナーを結んでカードを発行する予定で、オリンピック期間中に行なっているサンパウロとリオでの優待キャンペーンを紹介した。日伯文化連盟(アリアンサ)大城幸夫理事長は、ピニェイロス校にての大型工事の進捗状況を伝え、75%の完了を迎えているもののもう少し会員企業の協力が必要であるとし、また、ブラジル日本移住者協会杓田美代子会長とオイスカブラジル高木オズワルドコーディネーターは、修好120周年の年に会議所の環境委員会と共催で植樹した日伯友好の森の結果報告を行なった。3月に目標の2万本の植樹が完了し、2008年に植樹事業を開始してから14万本に達成し、チャレンジはつきないがこれからも50万本の植樹を目指していきたいと訴えた。
代表者交代挨拶で、NTN DRIVESHAFT DO BRASILの藤井博司社長は、5月末にインボイスすべてがレッドチャネルになる問題を会議所に相談したところ、政策対話委員会の通関WGで対話をしてきている財務省の担当官にレターを提出するよう進められ実行すると、その後全てグリーンに変わったという事例を紹介し、会議所の活動の大切さを感じたと述べ、後任の川井泰之氏は、静岡の本社から6月末に着任したばかりであるが今後積極的に会議所の活動に参加していきたいとした。着任挨拶では、イグアス・コーヒーの前田一郎社長は、6月1日から同社に着任し、今回で4回目計13年のブラジル駐在で、4年ぶりに昼食会に参加することになるが、経済成長率7%の時期とのギャップを感じているとした。イグアスコーヒーはインスタントコーヒーを生産販売しており、パラナ州に世界的に大きな工場があると述べ、平田事務局長は、前田社長は、4年前、丸紅ブラジル会社社長として駐在しており、会議所常任理事も務めていた頃、商用マルチビザの改善提案文章を作成、その改善の実現に敬意を評した。
30年の国際貿易関連の業務についているヴェラ・エレナ・ソーステンセンFGV大学経済学部教授は、今世界やブラジルの経済貿易協定の構造が大きく変動していると強調した。アメリカを含めた世界規模の貿易協定は徐々に拡大してきており、その特徴として、大規模な協定、グローバルチェーンへの配慮、輸入税やアンチダンピングなどの規制の影響の衰退、そして為替変動の影響を指摘した。世界の貿易協定の数は年々増え続けている中、ブラジルはその波に乗り遅れ孤立しているとした。中国の動きに注目すると、ブラジルとアルゼンチンなどの南米諸国の資源事業への投資を積極的に行なっており、南米諸国に目を向けると、チリ、コロンビア、ペルーなど太平洋側諸国で貿易協定が積極的に取り組まれているのに比べて、大西洋側のメルコスール諸国は協定を結んで来ていないと分析した。ブラジル政府は、カルドーソ大統領の時代は開放的であったが、労働党政権のルーラ大統領、ジルマ大統領時代には、イデオロギー主義を通し、世界から隔離する政策を取ってきたことは大きな間違いであると指摘、労働党政権は、大国意識で、BRICSとの協調や南南協定を推進、アメリカに対抗する政策を取ってきたとしたと述べた。そして、ここ2ヶ月で暫定政権へ移行し、ブラジルは変わると信じていると主張した。また、ブラジルがTPPやTTIPなどの大型貿易協定に参加する場合としない場合の影響を比較、参加していくべきであるとの数字が出ていると分析、ブラジルが貿易協定を進めていく上で、EUとの協定より、アメリカと協定を結ぶことが重要であるとした。もちろん日本との貿易協定にも興味はあるが、カナダや韓国などもブラジルと協定を結ぶことに興味を持っている国があるとした。大型の貿易協定の特徴としては、関税規制ではなく、ルールや基準の集約で、これは政府が決める規制や基準のみならず、業界毎に民間が規制や基準を決めていくことが多くなると述べた。民間基準が、国際標準化してきており、ISO規制や世界統一規準など、新しい規制競争が生まれてきている。例えばフィトサニタリー証明や技術障壁数が増え、ブラジル製品のコーヒーや生肉など、民間企業や研究所などの規準への相互協力が必要となってきているとした。今までのブラジル貿易の特徴は、生産過程の付加価値製造品からはずれ、鉄鉱石などの一次産品に頼り、製造分野の貿易を比較するとブラジルの部品の輸入比率は低く、付加価値の少ない製品の貿易を中心に行っていることから、世界経済から孤立していることが判断できるとした。製造技術が高く製造業の多い日本は、ブラジルに大きな貢献ができると説明した。ブラジルは、政権交代の暫定政権の真っ只中で曇りが晴れ始め、世界の貿易協定に参加する方向で動き始めており、ブラジルがグローバルチェーンに参加していくには、日本の民間企業の役割は計り知れないと講義を締めくくった。会員からは、ブラジルにおける規制の不透明さやインフラの貧弱さ、メキシコとブラジルを比べると日本企業が進出しにくく、まだ心配ごとが大きいとの質問に対して、確かにブラジルは世界貿易構図から外れていたが、変化が起こっていると信じているし、経済危機より政治危機に陥っており、政治・政策危機を乗り越えていく必要があると伝えた。また、今後のブラジルと日本との関係の質問には、TPPは日本とアメリカの2国間での交渉が締結成功への大きな鍵を握っている見ており、両国ともに中国を見ながら貿易協定が進められていると分析、ブラジルは、中国規準の不安定さや中国は需要経済ではないことを意識し、協定結んでいくよう注意を促し、更にはTPPなどアメリカと日本が主導する貿易協定の重要さを述べた。
ソーステンセン教授講演資料「ブラジルの国際貿易におけるチャレンジ-南米諸国、EU、米国あるいはTPPか」:
Apresentação da Palestra (em inglês)

Vera Helena Thorstensen, professora e pesquisadora da Escola de Economia de São Paulo da Fundação Getúlio Vargas (FGV) (Fotos: Rubens Ito / CCIJB)

Toshifumi Murata, presidente da Câmara

Vera Helena Thorstensen, professora e pesquisadora da Escola de Economia de São Paulo da Fundação Getúlio Vargas (FGV), Toshifumi Murata, presidente da Câmara e Hitomi Sekiguchi, cônsul-geral-adjunta do Japão em São Paulo.

Francisco Caiuby Vidigal Filho, presidente da Sompo Seguros, Satoshi Awaya, diretor-executivo da Câmara e Vera Helena Thorstensen, professora e pesquisadora da Escola de Economia de São Paulo da Fundação Getúlio Vargas (FGV).

Presidente da Câmara, Toshifumi Murata (d), faz entrega de placa de agradecimento à
professora e pesquisadora da Escola de Economia de São Paulo da
Fundação Getúlio Vargas (FGV), Vera Helena Thorstensen (e).

Membros da Diretoria e demais autoridades com a professora e pesquisadora da Escola de Economia de São Paulo da Fundação Getúlio Vargas (FGV), Vera Helena Thorstensen








Rubens Ito / CCIJB
2016年7月20日(水)16時00分から17時30分、会議所大会議室にて総務・企画委員会(大久保敦委員長)の安全対策チーム(河崎宏一リーダー)によるセミナー「サンパウロの治安情勢と安全対策について」が開催された。
リオオリンピック・パラリンピックを控えているが、当日約70人が参加し、会場は満室となった。始めに河崎リーダーが開会挨拶を行い、つづいて在サンパウロ日本国総領事館の堀井孝史領事が講演を行った。サンパウロの治安情勢、邦人被害の現状・犯罪傾向、防犯に対する心構え・対策、犯罪被害に遭遇した際の対処、被害届の重要性、テロに遭遇した場合の対処方法などが説明された。終わりに大久保委員長より閉会の挨拶が行われた。
Fotos: Rubens Ito/CCIJB
開会挨拶を行う河崎リーダー
セミナーの模様
講演を行う堀井領事
国際通貨基金(IMF)は、今年のブラジル経済の成長率予想(World Economic Outlook)を4月予想のマイナス3.8%からマイナス3.3%と大幅に上方修正、また2017年のGDP伸び率をゼロから0.5%増加に修正している。
国際通貨基金がブラジルのGDP伸び率を上方修正したのは2012年7月以降で初めてであり、ペトロブラスのラヴァ・ジャット作戦汚職問題による政治不信や継続する経済リセッションの影響を受けて、過去4年間連続で下方修正されていた。
180日間の停職となっているジウマ政権に代わってミッシェル・テーメル暫定政権の誕生、エンリケ・メイレーレス財務相経済班の財政再建や経済活性化政策発表への期待などの影響を受けて、ドルに対するレアル通貨上昇やサンパウロ平均株価(Ibovespa)は上昇しており、今年3月からブラジル経済に対する信用は回復傾向となってきている。
汚職蔓延によるブラジル政治不信に伴う海外投資家の信用下落で、2015年のブラジル経済の縮小速度は、加速度的に上昇していたと国際通貨基金調査担当のマリア・フェレチ氏は説明している。
ブラジルのGDP伸び率の上方修正でラテンアメリカ地域の今年のGDP伸び率は、前回予想のマイナス0.5%からマイナス0.4%、2017年のGDP伸び率は1.5%増加から1.6%増加に上方修正している一方で、ジカウイルス感染症をリスク要因として取り上げている。
今年の世界の平均GDP伸び率は英国のヨーロッパ連合からの離脱要因で、4月予想の3.2%増加から3.1%増加、2017年は3.5%増加から3.4%増加にそれぞれ下方修正している。
今年の英国のGDP伸び率は2.0%増加から1.7%増加、2017年は2.1%増加から1.3%増加にそれぞれ下方修正、2017年のヨーロッパ連合のGDP伸び率は1.6%増加から1.4%増加に下方修正しており、またアフリカや中近東の紛争地域からの難民流入やテロによるリスクは避けられない。(2016年7月20日付けエスタード紙)
ラヴァ・ジャット作戦関連汚職で拘束されたオデブレヒトグループのマルセロ・オデブレヒト氏は、1年間にわたって黙秘を貫いてきたにも関わらず、グループ企業存続のために最高裁判所と司法取引証言(報奨付供述)で合意している。
Odebrecht Agroindustrial社は、2007年から積極的にエタノール燃料生産のために大型投資を行ってきたが、インフレ指数を抑制するために連邦政府によるガソリン価格の統制の影響でエタノール価格が低迷、負債を抱えていた多くのエタノールメーカーが倒産していた。
Odebrecht Agroindustrial社の負債総額は70億レアルに達しており、オデブレヒトグループは、企業再生のため銀行団から融資を受けるためグループ内で最も企業価値のあるブラスケン社の株式提供を余儀なくされている。
ブラジル銀行は、オデブレヒトグループに対する融資の担保としてブラスケン社の株式を譲渡されるため、ブラスケン社の持ち株35億レアル相当に上昇して最大の株主となる。
社会経済開発銀行(BNDES)もオデブレヒトグループからブラスケン社の株式譲渡で15億レアル、ブラデスコ銀行並びにイタウー銀行は10億レアル、サンタンデール銀行は2億レアルの株式を所有する。
オデブレヒトグループはブラスケン社の株式譲渡で銀行団から70億レアルの融資を受け、返済開始は5年後からで返済期間は13年間、またOdebrecht Oleo e Gas社の負債170億レアルでも銀行団と交渉している。(2016年7月20日付けエスタード紙)