(論評)ブラジルの貿易連鎖

これまでに累積55億ドルという巨大な貿易収支赤字を計上することになったのは、石油の2012年の取引分である輸入額が1月の貿易収支に計上されるというトリックだけに帰するのではない。政府はもしかすると気づいていないようだが、実際のところ、輸出は数量ベースで大きく落ち込んでおり、構造的な問題の存在を示すだけでなく、貿易の中でブラジルの立ち位置を変えるには同様に構造的な対策が求められることも示唆している。財団法人通商研究センター(Funcex)は、2月の輸出が、数量ベースで2012年2月と比較して13.2%下落したことを確認した。それは真摯に受け止めるべき、見落としてはならない大きな落ち込みだ。ギド・マンテガ財務大臣が国際経済危機に原因があると長々と強弁するようなものが原因ではなく、現実は、経済危機の影響を強く受けながらも成長を達成した国々、それも、2012年にブラジルが記録した0.9%の「ピビーニョ(わずかな成長に止まったGDP)」を大きく上回って成長した国に、我が国が市場を奪われているのだ。

貿易政策においてブラジルは、世界の潮流に反する方向へと進んでいる。潮流に乗ろうとする代わりに、孤立した。その孤立から抜け出そうと、見当違いなパートナーを求めている。ラテンアメリカで成長が最も著しい国、チリは、ブラジルとは逆の道を選択した。つまり、輸入関税を引き下げ、自国工業を輸入品との競争の中に置いて品質と価格を向上させ、様々な国と経済圏と個別に協定を締結するという実利的な貿易政策を採用し、その結果、優れた結果を引き出した。2004年に締結された米国との協定は、翌年、早くもチリの輸出を31%拡大した。それと同じ時期、ブラジルは、イデオロギー的な偏見と劣等感から、アメリカ自由貿易圏(FTAA)の交渉継続を拒否した。ブラジルは当時、FTAAが権力と財力を手にした米国に益する一方で米州の他の貧しい国々が損失を被ると主張した。労働者党(PT)はグローバリゼーションについても同じロジックを展開したものだが、現在、経済危機が打撃を与えているのは貧困国ではなく富裕国だ。

2012年の数字を2011年と比較する中で、経済危機は、欧州諸国との貿易が落ち込んだ説明にはなるが(それでも欧州連合として対象を拡大するとその落ち込みは更に小さいかほぼゼロなのだ)、中国とロシア、アルゼンチンとの貿易に関する説明としては不適切だ。2011年から2012年にかけて、この3か国に対するブラジルの輸出の落ち込みは、87億ドル(対中輸出が31億ドル減、対ア輸出が同47億ドル、対ロ輸出が同9億ドル)を下らない。中国経済が後退したと政府は言い訳をするだろう。ところが、だ。そういう事実はなく、同国は2012年に7.8%成長した。理由は別にある。高速道路と港湾における長年の、かつ依然として解決されていないボトルネックはその1つ。この外にも、合意されていながら進捗のない、BRICS(ブラジルと中国、インド、ロシア、南アフリカ)の貿易協定がある。

22日付弊紙のトップを飾った写真は、サントス港で大豆を荷下ろししようと何日も路傍で行列を作って待ち続けるトラックの、果てしなく続く行列を白日の下にさらした。この行列のお陰で、2013年1―2月期の船積みは、40%も落ち込んだ。船積みがこのように大きく遅れていることで、実害も生じている。中国の輸入会社サンライズが、このほど、ブラジルから予定していた200万トンの大豆の購入をキャンセルし、アルゼンチン産大豆に切り替えた。サンライズのシャオ・グォルイ貿易担当取締役はエスタード紙に対して、「大豆が納入されないのであれば、それが例え魅力的な価格であったとしても意味のないことだ」と話す。その結果、ブラジルは10億ドルの取引を失った。

アルゼンチンは保護貿易政策を通じて国を挙げてメルコスルの規定に違反し、ブラジルの対アルゼンチン輸出の落ち込みに貢献した。実際、メルコスルはブラジルに益するどころか害をなす方が多い。欧州連合はその象徴的なケースで、メルコスルは1999年から、両経済圏の自由貿易協定という意欲的な協定の締結に向けて交渉してきた。その数々の交渉は棚上げされ、ブラジル政府は、27か国の市場に対するアクセスに向けて単独で交渉することも阻まれ、手詰まりの状況だ。

世界の潮流は統合に向かっているのであって、鎖国でも排斥でもない。欧州連合は過去数年、カナダとシンガポール、韓国と協定を締結し、日本とベトナム、タイとは協定締結に向けた最後の詰めの段階にある。世界は、そちらを向いて動いている。けんか好きなメルコスルの隣人に、ブラジルが拘束されなければならない言われがあろうか?

スエリー・カルダス:ジャーナリスト、リオ・カトリック大学(PUC-RIO)教授 
(2013年3月24日付エスタード紙)

Allied Telesis Brasil社南米地域営業担当のレナート・ロセット取締役が訪問

Allied Telesis Brasil社南米地域営業担当のレナート・ロセット取締役が2013年3月28日に商工会議所を訪問、ロセット取締役は、応対した平田藤義事務局長に商工会議所への入会希望を伝え、またAllied Telesis Brasil社の事業内容や最先端テクノロジーを搭載したイーサーネット製品などを説明した。

左からAllied Telesis Brasil社南米地域営業担当のレナート・ロセット取締役/平田藤義事務局長

インタビュー記事「学界の大多数が革新的であろうとしている」グラウシウス・オリヴァCNPq議長

グラウシウス・オリヴァCNPq議長インタビュー

CNPq議長は、優れた才能を持った人材を国外に派遣することは、ブラジル国内の高等教育の低迷を打破することにつながるだけでなく、安寧な環境の惰性から目を覚ますことにつながると話す。

2011年7月の国境なき科学計画(シエンシア・セン・フロンテイラ)の立ち上げ以来、物理学者のグラウシウス・オリヴァ氏(53)は、イニシアティブの巨大さに相応の、複雑な判断が日常的に求められている。2年前に同氏が議長に就任した政府機関の国家科学技術開発審議会(CNPq)に関する案件だけで、世界中の優れた大学に送り出される生徒数は、2014年までに20倍にも増加する。計画の率いる者として、オリヴァ氏は既に、立ち上げに伴う挫折を克服し、イノベーションが最高度に洗練されている国と個人的に親睦を深めてきた。ロンドン大学で構造生物学の博士号を取得した―この分野はサンパウロ大学(USP)のサン・カルロス・キャンバスで現在も研究を続けている―同氏は、世界の学界のトップとの共生が不可欠だと受け止めている。「私は、よりグローバル化した世代が、ブラジルの大学を良い意味で引っかき回すことを期待している」と、同氏は言う。以下は、ベージャ誌によるグラウシウス氏のインタビューである。

国境なき科学計画が提供する留学枠が候補者不足に陥っているのはなぜでしょう?

その事態は、多くが安寧な環境で過ごしている修士と博士の学生の多く、大学院が中心です。彼らは、既定路線を外れた桁外れの野心を持たず、さほど重要でもない内容を連ねた論文を年に1部か2部ほど発表することで生き長らえようとしています。その集団は安定的で予測可能なルーチンにすがり、自身を駆り立て、外国で学ぶことに大きなインセンティブを持ちません。

世界的に優れた大学に今派遣している人材がブラジルに帰国するに当たり、このような環境を作り、継続することに尽くしてきた身として、どのようなことを期待されますか?

私は、彼らが良い意味でブラジルの大学を引っかき回すことを期待しています。手始めは、もはや古ぼけた、化石のようなモデルに依然として支えられている学位からです。より高い評価を受けている学界、USPのような大学でさえ、取り残されます。私たちは、退屈で説明ばかりの過剰な授業をベースにした極めて長時間の勉強を学生たちに強いています。世界的な学界のトップにおいてまさに私たちとは逆方向に向かって進もうとしていることは、私たちがいる世界の壁から外をのぞき見るだけで十分に理解できます。彼らは、19世紀に張り付いたままの教室から離れ、挑戦的なプロジェクトと、極めて高いレベルの解釈と論議の輪の中に学生を導いています。

最近、国境なき科学計画によるブラジル人留学生の奨学金の遅配問題が表面化しました。しかも、今回が初めてではありません。なぜ、問題が繰り返されるのでしょうか?

今回のケースは、給付される奨学金の規模からするときわめて稀ですが、受け入れ難い問題であるのも事実です。この問題は公共部門の官僚的な手続きの産物です。それがどのように機能するのかを見てください。支払いが遅れた資金は、生活コストがより高い都市で生活している学生に対する追加資金でした。追加予算のため、運用される金額を修正するには規定を公示する必要があり、しかも司法のふるいにかけられる必要があります。進捗が見込みよりも遅れるところとなり、学生たちは4か月にもわたり、お金を目にすることができずに過ごすことになりました。壮大な計画の足元をすくいかねないことで、この問題は繰り返してはならないものです。

大学の側からこの計画に抵抗はありましたか?

最初はありました。一部のコーディネーターと教授は、疑問の声を上げたものです。「何ということだ。我々の最高の頭脳を手放すというのか?」と。彼らは、その一歩先を予見できなかったのです。しかし彼らもこの計画に精通することで、みんなにとって良いことだという意見に傾きました。一部は現在も不満を訴えていますが、それは計画に組み入れられなかった人文科学の人たちです。排除する理由を知りたいと質問する反対者からeメールを受け取らない日がないほどです。私は、これらの人たちに、人文科学向けの奨学金が消滅するわけではなくむしろ拡大しているものの、その他の分野ほどの規模ではないというだけだと説明しています。国境なき科学計画で我々は、確かに、適切な分野と生物医学分野を選択しました。というのもブラジルは、イノベーションを起こして国際的な競争に参入するには、この分野で才能ある人材を必要としているのです。

なぜ、世界の技術革新ランキングの最新版でブラジルは58位だったのでしょう?

何よりもまず、これは、先進的な国々と比較した場合の歴史的な後進性の表れであり、ブラジルで最初の大学が設立される数世紀も前から彼らは知識を涵養してきたのです。70年代まで、ブラジルの自然科学は国際舞台では目立たない存在であり、貧弱なインセンティブにもかかわらず知識を探求することに身を投じる、ひと握りの英雄たちの冒険の場でした。科学的生産活動のためにようやく堅固な基盤が整えられた際、別の要因が壁となって立ちはだかりました。その1つは、調査テーマの選択において照準が定まっていないことでした。

それは、イノベーションに対して引き続き不利に働いている要素でしょうか?

大いに改善はされています。一例を挙げましょう。ブラジルの自然科学がまだヨチヨチ歩きをしていた時代、学界の柱はこうでした。曰く、「とにかく生み出せ、それが何であろうと、何のためであろうと」。ブラジルの自然科学は常に極めて売り手の論理であり、まずはどのテーマを研究するかがありきで、そのテーマに誰が関心を持っているのかはその後のこと、という考えが支配的でした。現在では幸運にも、応用することが可能な自然科学を扱う具体的な課題に取り組む研究者が次第に増えています。しかし、大学の中枢で中身のないテーマが消滅しても、一部の人は、自身の信念によりゆがんだビジョンを持ち、依然として古いイデオロギーの御旗の影響を受けています。

そのイデオロギーの御旗とは?

マイノリティーですが、それでも、民間部門に歩み寄ることに依然として共感を抱かない人たちが学術機関にはいます。彼らは、古い題目を常に繰り返し掲げるのです。「資本主義のサービスに公的リソースを割くのはやめよう」とね。イデオロギーに関する議論に対してこのレジスタンスの総本山は、歴史的に学会とブラジルのイノベーションから企業を遠ざけて続ける役割を担い、その結果として、ブラジルがこの分野のランキングで低迷することに貢献してきました。もしあなたが現在、いくつかの教育団体と話をするなら、恐らくは、よく知られた反資本主義者のスローガンを耳にすることでしょう。しかし私は再度、言いたいのです。イノベーションを求める多数派の意見を、もはや彼らは代弁していないのです。

世界的に見てより革新的な国々では、研究開発(R&D)に対する投資の大部分を出資するのは民間部門であり、政府ではありません。ブラジルがこれらの国と異なる理由は何でしょう?

ブラジル企業は、競争が緩やかでイノベーションに対するインセンティブが存在しない、大規模な保護貿易主義の下で発展してきました。財界は、研究機関どころかインフレにより毎日のように価額が修正される通貨にすら強い信頼を寄せることがない状態で、富を生み出すまでに数年も要する新技術の開発に、相応の認識を持つことなどありませんでした。しかし、その状況は変化しています。それも、急速に。

あなたの、このような確信を裏付けるものは何でしょう?

サンパウロ州工業連盟(Fiesp)と全国工業連合(CNI)のような団体と会合を持つと、イノベーションの必要性について国内の実業家のトップが語るのをいつも聞かされる。彼らは、文字通りアクセルを踏んでいるのです。今の世の中では、イノベーションなくして誰も競争力を持ちえないのだということが分かります。ブラジルは、特許を出願する研究機関の中で大学が―この場合はカンピーナス大学(Unicamp)ですが―、トップに立つ、唯一の国です。民間部門こそ、新技術の開発をリードすべきなのです。政府の側は、信用供与と法的安定性、イノベーションに対する税制優遇政策を保証するのが役割で、しかもこの減税措置は世界貿易機関(WTO)において広範囲に適用することが認められているイニシアティブなのです。

ブラジルの博士号取得者の大多数が民間部門ではなく大学に勤務することを好むのは、より先進的な国でも極めて一般的なことでしょうか?

長期にわたって企業内でのチャンスに恵まれていなかったですし、同様に、ブラジルの学識者たちが学術研究の場に止まろうとする惰性を打破しようとする運動もありませんでした。既に話したように、学界においては、わずかな野心、そして快適なエリアを超えて進んで行こうとする意欲のなさが同居している領域があります。大学そのものが、研究者が去っていくことにインセンティブを与えていないのです。ある企業から雇用の申し出があった場合、アドバイザーが、「私の博士を盗んでいく気か?」と話すのを聞くのは、別に珍しいことではありません。偉大な研究者は時に、産業の生産性を高めるためにハイレベルの専門家を育成するという、学界の根源的な役割を忘れてしまうのです。

能力主義の原則は、現在のブラジルの大学に必要ないのではありませんか?

賃金の平等は公共サービスに固有の存在です。迅速に作業を進める裁判官は、行き当たりばったりで訴訟を混乱指せる裁判官と同じ給与を得ているのですが、それと同じ屁理屈が、公立大学にも当てはまります。私の立場は、努力と独創的な才能を確実に見出そうとする試みに、既存のシステムの中で、現実的な方法で道筋をつけることにあります。

CNPqとCapesは研究グループの結果の水準を客観的に評価する優れたメカニズムを構築しており、より高度な成果に報いるための予算も確保しています。この資金は、研究者と研究所に贈られます。能力主義の原則を抑圧するブラジルの法律のあり方が反映していることが問題なのだと思います。

何か例示していただけますか?

もし私が大学の研究グループの主任だとしましょう。1人の欠員があり、その役割に完璧にマッチするある専門家を見出したとしても、その人を雇うことはできないのです。法律で禁じられています。採用には、採用試験を通じた公募が求められます。米国では、規定はより柔軟です。プリンストン大学あるいはハーバード大学の教授を選ぶことができ、しかも、獲得に向けてよりアグレッシブな条件を提示することも可能です。優れた教授がいることが、好循環につながることは誰でも知っています。彼がいることでより多くの学生が集まり、プロジェクトが立ち上げられ、大学に資金がもたらされるからです。

優れたブラジルの科学者たちは、大学における官僚的な過度に煩雑な手続きに不満を表明しています。あなたも、その考えに賛同しますか?

疑問の余地もありません。公立大学に対する民間の寄付がどのような手続きを踏むか、ひとつ、例え話をしてみましょう。これらの予算は、公共サービスの水準に応じて支出される必要があります。言い換えますと、もし私が自身の調査で必要な機器を購入しようとする場合、それ以前に入札を実施しなければなりません。そしてこの場合、常に、最良の価格が提示されたものを優先するという決まりがあり、ご存じのように、それが常に科学的に見て最善の判断を下すのに最適な基準という訳ではありません。しかも悪いことに、寄付金は、それが使用可能になるまでに時には1年を要することもあり、結果として研究プロセスを進めている研究者自身にとって、貴重な知的活動の時間の浪費につながります。

2013年の公立大学採用枠のほぼ半数は、割当制の恩恵を受けた生徒で満たされました。あなたはこのイニシアティブを支持しますか?

この政策の効果はポジティブになり得ると考えますが、政府は、必要とされる質が完全に満たされた状態を維持すべく、その結果を注意深く見守る必要があるでしょう。過去に米国でより柔軟なシステムが採用されましたが、これはトップにいなかった学生を励起したのですが、その恩恵を受けた人たちは高等教育に挑戦するに値する成績を納めていました。

私自身、疑問に思いますよ。社会的弱者に一定の定められた比率で入学枠を設ける必要があるのか、と。しかも、その比率が50%であるべきなのかとね。それが20%なら、あるいは30%なら? もし入学基準が低すぎれば、能力主義の原則が崩壊します。それを回避するためにこのイニシアティブの推移を見守る必要があります。

この入学枠制度を修士課程にも拡張すべきと主張する人たちがいます。あなたは、この人たちに賛同しますか?

あり得ませんよ。それは何が不可欠なのか考えるのをやめたアフリカ系市民グループが扇動した運動です。学士課程を修了後、当初の学業における差は、既に消滅しています。もしその差を埋められなかったのであれば、不幸なことですが、これらの人たちは博士課程どころか修士課程も望むべくはありません。この崇高な場所は、イノベーションと富の創出のために高い能力を持ち、知のフロンティアで活動することに対して真に十分な準備を続けてきた人たちのためにあるのです。

2013年3月25日付 ヴェージャ誌

2月の中央政府の財政プライマリー収支は64億1,200万レアルの赤字を計上

2月の中銀、国庫庁並びに社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支は、64億1,200万レアルの赤字を計上して、2月の月間赤字では2009年の78億1,300万レアルの赤字に次ぐ記録となっている。

しかし1月の中央政府の財政プライマリー収支黒字は、261億9,000万レアルを達成して1月の月間記録を更新、また2012年12月の283億2,400万レアルに次ぐ月間記録となっていた。

1月最後の10日間の所得税(IR)並びに工業製品税(IPI)の275億レアルの歳入は、2月初めに地方政府の歳入に移されたために、2月の中央政府の財政プライマリー収支は、大幅な赤字になったと国庫庁のアルノ・アウグスティン長官は説明している。

また1月はタバコ会社並びに金融関連企業が所得税の前払いを行ったために、国庫庁の歳入増加に結びついたことも2月の中央政府の財政プライマリー収支の減少につながっている。

今年初めの2カ月間の中央政府の財政プライマリー収支は、GDP比2.67%に相当する197億7700万レアルを記録、前年同期比では24.5%減少、今年の中央政府の財政プライマリー収支目標は1,080億レアル、また今年のブラジル政府の財政プライマリー収支目標は1,558億5,000万レアルとなっている。

ブラジル政府は経済成長加速プログラム(PAC)向けの公共投資452億レアル並びに200億レアルの減税政策向けの支出は、財政プライマリー収支目標から削除することが許可されている。

今年初めの2カ月間の公共投資は123億レアルで前年同期比28.7%増加、この公共投資には、大衆住宅建設の”私の家、私の暮らし”プログラムの支出が含まれている。(2013年3月28日付けヴァロール紙)

 

3月の労働問題研究会に35人が参加して開催

企業経営委員会(西岡 信之委員長)の労働問題研究会が2013年3月28日午後4時から6時まで35人が参加して開催、司会は破入マルコス副委員長が務め、初めにNK Assessoria Contábil e Fiscal Ltda のヴァンデル・ミズシマ弁護士が「従業員が死亡した際の契約解消手続き」について、従業員が死亡した際にとるべき対処法、主に故人との雇用契約解消に伴う保障金支払い、雇用保険被保険者資格喪失手続き、勤続期間保障基金(FGTS)への積立、社会保険院(INSS)、勤務期間が1年未満並びに勤続期間が1年以上のサラリーの支払い、13カ月サラリー並びに休暇手当の支払い、葬式代補助などについて説明した。

Ferreira Rodrigues Sociedade de Advogados のヴォルネイ・フェレイラ共営ディレクターは「時間外・社外労働 -  低リスクで行うには、その法規制」について、法令12.551号での変更点、労働時間の裁定、ホームオフィスの勤務時間コントロール、労働時間の計算法、リスク回避、労働裁判回避のためのフレックス制勤務、残業時間のコントロール、労働組合に関わる事項などについて説明した。

NK Assessoria Contábil e Fiscal Ltda のヴァンデル・ミズシマ弁護士が「従業員が死亡した際の契約解消手続き」

Ferreira Rodrigues Sociedade de Advogados のヴォルネイ・フェレイラ共営ディレクターは「時間外・社外労働 -  低リスクで行うには、その法規制」

左からFerreira Rodrigues Sociedade de Advogados のヴォルネイ・フェレイラ共営ディレクター/NK Assessoria Contábil e Fiscal Ltda のヴァンデル・ミズシマ弁護士/アルべルチーニョ・ゴメス氏(ダイキン)/破入マルコス副委員長

 

CIR 033/13: 4月定例懇親昼食会開催ご案内

CIR-033/13

2013年3月28日

会員各位

ブラジル日本商工会議所

新会頭   藤井 晋介 

  

4月定例懇親昼食会開催ご案内

 

 拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申上げます。  

さて、当所ではこの度4月定例懇親昼食会を下記の通り開催致します。

今回は量販卸売り大手企業 Magazine Luiza社のCEOである LUIZA HELENA TRAJANO氏にお越し頂きご講演頂く予定です。第一線で活躍される同氏の、自身の企業ポリシーや事業拡大における経営経験に基づく貴重な講演内容となっておりますので奮ってご参加頂きます様お願い致します。

この懇親昼食会にも日ポ、ポ日の同時通訳が付きますので、対会議所代表者以外の社員の方多数のご参加をお待ちしております。

敬具

 

‐ 記 ‐

 

日時:201312日 () 12 時14 (カクテルは11時30分から)

会場:ホテル ブルーツリー・ファリアリマ (BLUE TREE PREMIUM FARIA LIMA – Avenida Brigadeiro Faria Lima, 3989 Tel.: (11) 3896-7544)

講演テーマ:「今求められる企業像と現代経済におけるプロフェッショナル像

 講師LUIZA HELENA TRAJANO Magazine LuizaCEO

経歴:学生時代より商業に関わる経験を重ね、法律・企業経営学科を卒業、量販卸売企業Magazine Luiza事業拡大の功労者であり、経営から販売まで幅広く指揮を取る。今日「インターネットショッピング」と呼ばれるインターネット上での商品販売をブラジル国内で先駆け的に開始するなど慣例にとらわれない戦略を打ち出し、現在17州に740店舗23000人の従業員を抱える大企業である。FIESP(サンパウロ州工業連盟)の企業戦略上級顧問他、外部機関の役職も多く務め、2016年リオオリンピック実行委員会重役顧問でもある。

 

参加費:お一人 R$170

申込み:下記申込書に参加費を添えて、4月10日(水)までに事務局宛お申込下さい(Av.Paulista,475  13階、担当:テイコ Tel:3178-6233)。

なお、4月10日(水)以降に申込みを取消される場合、参加費は返金できませんのでご了承願います

銀行振り込みの場合、E-mail: secretaria@camaradojapao.org.br 又はファックス: (11) 32840932 にて振り込み証明書をお送り願います。

口座番号

Banco do Brasil
Agência: 1196-7
C.c: 14650-1
CNPJ : 61.009.031/0001-06
Câmara de Comércio e Indústria Japonesa do Brasil

 定例行事:定例行事の際に代表交替(会社代表、対会議所代表)の挨拶をご希望の方は予め事務局まで御連絡下さい。(担当: SEIDI Tel:3178-6233)

 お願い:会場の駐車場は有料につき、料金は使用者負担となります。

以上

  

 ……………….. 切り取り線 ………………….

  4月定例懇親昼食会参加申込書

  

氏名:……………………………………………………………………………… 

 

会社名:……………………………………………………………………………

 

2月のスーパー・マーケットの売上は1.33%減少

ブラジル・スーパー・マーケット協会(Abras)の調査によると、2月のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)を差引いたスーパー・マーケット業界の実質売上は前年同月比1.33%減少、前月比では3.26%減少、今年2カ月間では0.25%増加している。

2月のスーパー・マーケット業界の売上が前年同月比で減少した要因として、昨年1月に最低サラリーがインフレ指数を大幅に上回る1.41%調整された影響で、昨年2月のスーパー・マーケットの売上が11.58%増加したためとなっている。

昨年のスーパー・マーケット業界の売上トップは、パン・デ・アスーカルで実質売上が8.6%増加の572億レアルを記録、2位はCarrefour で9.4%増加の314億レアル、3位はWalmartで10.5%増加の259億レアルを記録している。

2月のマンジョッカ粉(キャサバ)の価格は前月比19.29%と大幅に増加、トマトは16.17%、玉ねぎは14.3%、ジャガイモは11.82%とそれぞれ大幅に増加、一方、最も価格が下がったのは、米でマイナス2.42%、歯磨き粉はマイナス1.74%、大豆油はマイナス1.68%、粉ミルクはマイナス1.62%であった。

Abras協会の調査によると、昨年のトップ20のスーパー・マーケットの売上総額は、前年比11.3%増加の1,557億レアルと大幅に増加、今年のスーパー・マーケット業界は3.5%増加が予想されている。(2013年3月28日付けヴァロール紙)

 

ジウマ大統領はインフレ抑制を強調

昨日の朝のジウマ・ロウセフ大統領の発言が「インフレ抑制のために経済成長を犠牲にすべきでない」という趣旨に金融スペシャリストに解釈されたのは、誤解であるとジウマ大統領は説明して、インフレ抑制に努めていく姿勢を改めて強調した。

ジウマ大統領は、自分のブログで金融市場は私がインフレに対して許容な姿勢を示した発言だと誤って解釈したことに対して、私の発言を誤解したものであると指摘、インフレ抑制への取り組みはジウマ政権にとって最も重要だと説明した。

ジウマ政権1年目のブラジルの国内総生産(GDP)伸び率は2.7%、昨年は0.9%に留まっており、政策誘導金利(Selic)が過去最低の7.25%、経済活性化政策や減税政策の導入、電力エネルギー料金の値下げにも関わらず、経済成長が滞っていることに対して、ジウマ大統領が苛立ちを募らせていることが誤解を生じる発言につながった。

ジウマ政権の2年にわたった景気減速からブラジル経済が徐々に回復する傾向を示してきているが、インフレ率 が連邦政府の目標中央値4.5%をジウマ政権誕生前から上回っており、最近では許容上限値6.5%に近づいていることもジウマ大統領の苛立ちの原因となっている。(2013年3月28日付けエスタード紙)


 

CIR 034/13: 2013年4月定例常任理事会開催のご案内

CIR-034/13

2013328

常任理事各位

CC監事会議長 / 部会長各位

ブラジル日本商工会議所

新会頭   藤井 晋介

 

2013年4月定例常任理事会開催のご案内

 

拝啓

時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。

さて、定款第51条並びに53条(・・・委任状による常任理事の出席は認められない。)に基づき、下記により定例常任理事会を開催致しますので万障お繰り合わせの上、ご出席頂きます様宜しくお願い申し上げます。

 敬具

― 記 ―

 

日時:2013年 4月12日(金) 10:30~11:30

 

会場:ブルーツリー・ファリア リマ Blue Tree Premium Faria Lima (Avenida Brigadeiro Faria Lima, 3989 Tel.: (11) 3896-7544)

 

議題/報告事項

会議プログラムを作成するにあたり特別な審議・報告事項等がありましたら、4月9日(火)までに事務局長宛メールでご連絡をお願いします。期日までにご連絡がなく必要と判断される議題については、予め決めさせて頂きます事をご了承下さい。

 

出欠確認:4月9日(火)までにアリセ宛お願い申上げます。 (昼食会の出欠とは別に、出来ればメールでご連絡願います) E-mailsecretaria@camaradojapao.org.br 電話: 3178-6233

 

以上

事務局便り JD 020/13: 安全対策情報(被害速報) [在サンパウロ総領事館]

JD-020/13
2013年3月28日

 
会員各位
サンパウロ総領事館から安全対策情報を頂きました。以下転送申上げます。
 
 
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在留邦人の皆様へ

平成25年3月28日
サンパウロ総領事館

サンパウロ安全対策情報(被害速報)

以下のとおり,今月に入り,サンパウロ市内において,アパート対象の集団強盗事件が発生しております。ご注意ください。

1 集団強盗事件の状況
(1)第1事件
ア 発生日時
平成25年3月1日午前9時50分頃
イ 発生場所
サンパウロ市リベルダージ地区コンセリェイロ・フルタード通り所在のアパート(Rua Conselheiro Furtado, Liberdade
ウ 事件概要
・5人組のギャングが,連邦警察の制服を着てアパートに侵入した。警察によると,犯人らは武装し,門番に対して,「同アパートの一つの部屋に入る必要があ る」と話したという。犯人らは管理人とともにアパートの一室に行き,そこで玄関ドアを壊し,自分たちは強盗であると告げた。

・アパートの責任者の1人は警察への供述の中で,犯人らはアパート住人の携帯電話を盗んだと話した。さらに現金も盗んだが,その金額は公表されていない。被    害届によると,犯人らは,アパートの防犯カメラ画像を写すコンピューターを盗んだ。事件の目撃者の1人によると,犯人らは東洋人系家族を探していて,その家族の部屋番号が書かれたリストを持っていた。

(2)第2事件
ア 発生日時
平成25年3月23日午後10時頃
イ 発生場所
サンパウロ市ジャルジン地区ジャウ通り所在のアパート(Alameda JauJardim Paulista
ウ 事件概要
・犯人グループはアパートの内部に入るために,同アパートに住む者が所有する車両を用意し,同じナンバーの偽造プレートを取り付けた。アパート侵入後,門番を屈服させ,他の共犯者たちの車両を入れた。車庫にいた住人の1人は,アパートの管理人を屈服させることに使われた。
・人質たちは1つの部屋に閉じ込められ,そこから1人ずつ自分の居宅に連れられ,鍵を開けさせられて物色された。物色が終わったら,再度人質たちのいる部屋に戻され,別の人質が選ばれ同様のことをさせられた。23時30分頃に犯人グループは逃げていった。

・最終的に,銀行カード,バッグ,書類,宝石類,携帯電話,腕時計等と,現金は 少なくとも10,500レアル相当額が盗まれた。しかし,警察によると,犯行中に殴られたり縛られた被害者はいなかった。

(3)第3事件
ア 発生日時
平成25年3月24日午後6時30分頃
イ 発生場所
サンパウロ市ジャルジン地区ブリガデイロ・ルイス・アントニオ大通り所在のアパート(Avenida Brigadeiro Luis Antonio, Jardim Paulista)
ウ 事件概要
・武装グループが,偽造プレートを取り付けた車両を使用し(上記第2事件と同様),9階建てアパートに侵入した。そして,門番を屈服させ,その他の共犯者が乗った3台の車両を敷地内に入れた。犯人グループは少なくとも8人以上であった。

・犯人らは,少なくとも4世帯に侵入し,住人の腕時計,携帯電話,現金,家電などを盗んだ。逃走中,彼らはアパートの車庫に1台の車両を置いていった。現地警察は犯人の行方を追ったが,今のところ1人も逮捕されていない。

2 アパート対象集団強盗に対する防犯対策

(1)外出時,部屋を出る前に警備人の門衛所を確認したり,インターホンで警備人に一言かけるなど,安全を確認する。

(2)自宅に家族・同居人がいる場合には,外出先から帰宅する前に電話を入れ,異常の有無を確認する。また,自宅に到着した時にも,門衛所等を注視し,異常の有無を確認する。

(3)もし,自室内で異常に気が付いたら,出入口の施錠を確認し,施錠設備のある寝室などの部屋に身を隠した上,警察に通報する。

(4)各種のサービス業者を装い犯人がアパート内に侵入するケースもあることから,サービス業者の来訪予定がある場合には,事前にプロトコール番号を控え,門衛所に通報しておく。

(5)最近は強盗団の侵入手口が巧妙化していることから,どれだけ防犯対策を講じたとしても絶対安全とは言い切れないため,事件に遭遇してしまった場合には,落ち着いて対処し,身体的被害を被らないよう注意する。

以上

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